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武将名 |
えいせい |
第六代秦王 |
嬴政 |
統一名称:嬴政 生没年:前259~前210
「六国の弱兵など、 俺が咬み殺してやる」
古代中国、戦国時代の秦の第六代王。 人質として趙に送られた子楚の子で、戦乱の中で生まれ育ち即位後は自ら戦地に赴くなどの行動力を見せた。 秦の内乱を鎮圧し、六国に統一戦争を仕掛けると趙国を滅ぼし、中国の天下統一を果たした。 |
勢力 |
蒼 |
時代 |
春秋戦国 |
レアリティ |
ER |
コスト |
2.5 |
兵種 |
弓兵 |
武力 |
7 |
知力 |
10 |
特技 |
防柵 昂揚 技巧 |
計略 |
皇帝の路 |
【陣形】(発動すると陣形が出現し、その中にいる間のみ効果が発生する。陣形は同時に複数発動できない) 蒼の味方の武力が上がる。 さらに覇道が前進するたびに範囲が大きくなり、範囲内の蒼の味方の武力が一定時間上がる。 ただし覇気が溜まる量が減る |
必要士気 |
7 |
効果時間 |
知力時間 |
Illust. |
晩杯あきら |
声優 |
佐々木望 |
計略内容
カテゴリ |
士気 |
武力 |
知力 |
速度 |
兵力 |
効果時間 |
備考 |
英傑陣形 |
7 |
+3 |
- |
- |
- |
25.0c(知力依存0.21c) |
覇道前進ごとに武力+2(7.5c)、範囲が1.2部隊分拡張 覇気増加量-50% |
範囲は直径5.2部隊分(発動時)の自身中心円
(最新Ver.2.1.0C)
調整履歴
修正Ver. |
変更点 |
内容 |
備考 |
Ver.2.0.0C |
計略範囲(発動時)直径 4部隊分 → 5.2部隊分 |
↑ |
- |
Ver.2.0.0H |
覇道が前進した時の武力上昇時間 6.7c → 7.1c |
↑ |
- |
Ver.2.1.0C |
覇道が前進した時の武力上昇時間 7.1c → 7.5c |
↑ |
- |
所感
蒼勢力の2.5コス弓兵。
武力7かつ戦闘関連の特技を持たず、白兵能力は2コスト並み。
一方で防柵・昂揚・技巧とサポート向きの特技3種を備え、高コストかつ知力10と攻城役としては優秀。
計略「皇帝の路」は長時間の英傑陣形。
発動時は武力上昇・効果範囲ともに心もとないが、覇道の前進によって一定時間の追加武力上昇と計略終了までの範囲拡大効果を得られる。
追加効果を発動できなければ士気7には全く見合わないため、いかに効率よく覇道を前進させるかが運用のポイント。
うまく高武力を維持できればそれだけ敵陣に居座れる=覇道も前進させやすくなり、さらに武力上昇が発動と一種のハメに近い状態となる。
一度パターンに入れば攻城と英傑呼応が立て続けに決まることで、一気に落城させることも難しくない。
しかし計略効果に覇気増加量減少がついているため、単独で追加効果を発動させることは困難。
覇道が進む直前に発動することで初動の弱さはカバーできるが、運用にあたっては他の計略や戦器「獣面呑頭鎧」の使用が必須。
幸い第3弾の蒼勢力には覇気上昇をサポートする計略が豊富であり、効果時間の長さと相まって計略コンボは難しくない。
必然的に大量の士気を必要とするため、攻めのタイミングが読まれやすいのも難点。
また、性質上そもそも覇道を進めることが困難な防衛時においては全く使い物にならない計略であることにも留意が必要。
防衛手段も必要だが、前述のように覇気のサポート役も採用しなければならないと、デッキ構築のバランス取りもなかなか難しい。
総じて扱いの難しい武将ではあるが、攻めにおける爆発力は折り紙つき。
強みをしっかりと引き出せるような立ち回りを心がけていきたい。
解説
中国大陸に初めて統一政権を創り、中国史上初めて「皇帝」の位に就いた人物。
秦王朝は英語で中国を指す「China」の語源でもある。
秦王朝では諡号の概念も廃したため、最初の皇帝という意味の「始皇帝」と呼ばれる。
天子の自称として「朕」を始めて名乗り、中国語圏の皇帝や日本の天皇(戦前まで)だけが使用できる一人称として定着した。
その後、朕に代わる一人称として真理を悟った人として「真人」も名乗ったがこちらは定着しなかった。
統一政権の樹立後は各国でバラバラだった度量衡の統一を実施し、法治主義を徹底させるなど様々な統一事業を進めた。
しかし自身の代で完全に根付かせることは出来ず秦王朝は自身の死後わずか4年で滅んでしまった。
嬴政が目指した法治主義は法家主義ともいい、「韓非子」の影響も受けている。
なお、秦は孝王の時代(嬴政の100年ほど前の君主)に登用された商鞅が数々の法を制定し法家主義の下で統治している。
商鞅はその後自分が制定した法によってどうすることもできず無惨な最期を遂げている。
嬴政も、法でガチガチに固めてしまったため荊軻による暗殺事件で鞘から剣が抜けず逃げ回ることになっている。
これは、咸陽の玉座では大王以外は剣を抜くことは許されず破った場合はいかなる理由であれ処刑という法が布かれたため。
こういったこともあり、劉邦が漢を建国した際は法家と儒家のバランスを取ることで安定を図った。
中華統一後は、不老不死になることを望みそのための仙薬を求め水銀を飲む、
「東の海の先に三神山(現在の日本列島)があり、そこに住む仙人が不老不死の仙薬を作っている」
という徐福のガセを信じて送り出すといった奇行も目立つようになる。
焚書坑儒の焚書であらゆる本を燃やしたと解釈されがちだが医薬・卜筮・農事の本については対象から外れていた。
坑儒についても不老不死の仙薬作りを命じられていたある儒家が逃げ出して残虐だと言ったことが原因だった。
失敗した者に対して容赦のない人物だが、楚攻略で項燕にコテンパンにやられた李信は本来であれば粛清されるはずがなぜか許されている。
子孫の一部は日本に渡り、秦氏の祖先になったとの説もある。
自身の正月台詞や
華陽太后において正月が誕生日だとされている。
出自は分からないものの、紀元前259年の旧暦において正月生まれであることだけは確からしい。
また名前も実は定かではなく、「正ではないか」とされる説がある。
嬴政の息子・扶蘇の代で正月を避諱(※皇帝の諱を避ける)し、「正月」を「端月」とした歴譜(カレンダー)が存在するため。
大戦シリーズにおいて
アーケード版には初登場だが、戦国大戦TCGと双には登場済み。
近藤、土方、斎藤、篤姫らと同じくワールドチェイン(セガのスマホゲーム。リンク集参照)の結果的に未実装となった流用イラストである。
統一名称共通武将
台詞
\ |
台詞 |
開幕 |
失うものなど残っていない……だから、喰らい尽くすと決めたのだ! |
└自軍に蒼106_王齮 |
王齮!弱兵どもを叩き潰せ!! |
計略 |
六国を滅ぼし、俺が新たな大地の王となる! |
└絆武将 |
俺は秦王じゃない、新たな時代を支配する秦の皇帝である。 |
兵種アクション |
消えろ! |
撤退 |
貴様の顔を忘れんぞ……! |
復活 |
嫌な夢を見た |
伏兵 |
死の気配、貴様は知るまい |
攻城 |
俺を信じずとも、己が欲望を信じ、戦え! |
落城 |
暴君で構わぬ。狂暴でなければ、凍てついた国々は壊せない…… |
贈り物① |
敵を滅ぼしてこい。 それが一番の貢物となる…… |
贈り物② |
何も与えぬ。 慈悲も……罰も……無論、自由もだ。 |
贈り物(お正月) |
誕生祝いなどしたくはない。俺が生まれた時は 祝福とは無縁だったからな…… |
贈り物(バレンタインデー) |
俺の顔を見て渡さないと気が済まないというか。 なんだというのだ、特別な日でもあるまいし…… |
贈り物(ホワイトデー) |
これ以上俺に近づくな……!! もう誰にも 裏切られたくはないんだ……誰にも……! |
贈り物(ハロウィン) |
仮装した俺は何者でもない。だから、 貴様に感謝をするし、裏切られることもない…… |
友好度上昇 |
嫌な夢を見た |
寵臣 |
誰とも争うつもりはなかった。あちらから盟を破り、欺き、牙を向けたのだ…! |
└特殊 |
- |
贈り物の特殊演出
①
対象武将:蒼102_呂不韋 |
会話武将 |
台詞 |
嬴政 |
仲父は商人だった頃 すべての国を見て回ったのか? |
呂不韋 |
七雄と呼ばれる強国は勿論 小国も数多く渡り歩きましたな。 |
呂不韋 |
実際に見る国は書物で見るよりも広く 多くの情報が頭に入ってきますからな。 |
嬴政 |
そうか……それならば、この大地すべてを 手にした時、この目でしかと見る事にしよう。 |
②
対象武将:琥010_勾践 |
会話武将 |
台詞 |
勾践 |
秦王嬴政といったな。 お前の剣もなかなかの出来ではないか。 |
嬴政 |
六国を滅ぼす意志をこの剣に込めた。 |
勾践 |
なるほど。一国の執念を込めた我が剣とは 規模が違うと言うのだな。 |
勾践 |
六は四方天地を表す六極と繋がり、お前は秦の 六代目の王……その極みは帝か神か? |
嬴政 |
すべて禽滅した後に、その答えを示そう。 |
情報提供・誤った点に気付いた等、何かありましたら気楽にコメントしてください。
最終更新:2025年02月19日 08:22