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武将名 |
どよ |
杜武庫 |
杜預 |
統一名称:杜預 生没年:222~284
「立ち塞がってみろ! 我らは地を蹴り、天を駆る!」
字は元凱。司馬昭に取り立てられた武将で、 統率能力に優れる一方、諸学に通じ「春秋左氏伝」を研究する学者でもあった。 呉軍を打ち破った際は自軍を「破竹の勢い」と称し、 およそ四ヶ月で呉を滅ぼすなど、大いに活躍した。 |
勢力 |
琥 |
時代 |
三国志 |
レアリティ |
SR |
コスト |
3.0 |
兵種 |
騎兵 |
武力 |
9 |
知力 |
9 |
特技 |
昂揚 技巧 |
計略 |
山河睥睨 |
【琥煌:最大消費3】(計略発動時に消費した琥煌ゲージに応じて効果が変わる。発動後に琥煌ゲージが増加する) 武力と移動速度と突撃ダメージが上がる。 3消費:さらに突撃を敵に当てるたびに兵力が回復する |
必要士気 |
6 |
効果時間 |
知力時間 |
Illust. |
西野幸治 |
声優 |
杉田智和 |
計略内容
カテゴリ |
士気 |
琥煌 |
武力 |
知力 |
速度 |
兵力 |
突撃ダメージ |
効果時間 |
備考 |
琥煌 |
6 |
0 |
+3 |
- |
+40% |
- |
+4 |
22.5c(知力依存0.42c) |
- |
1 |
+4 |
+50% |
+6 |
2 |
+5 |
+60% |
+7 |
琥煌 超 |
3 |
+6 |
+70% |
+10 |
突撃を当てるたびに兵力20%回復 |
(最新Ver.2.5.0F)
調整履歴
修正Ver. |
変更点 |
内容 |
備考 |
Ver.2.1.0B |
武力上昇値 琥煌ゲージ0消費時 +2 → +3 琥煌ゲージ1消費時 +3 → +4 琥煌ゲージ2消費時 +4 → +5 琥煌ゲージ3消費時 +5 → +6 |
↑ |
- |
Ver.2.5.0F |
効果時間 20c → 22.5c |
↑ |
- |
所感
琥勢力の3コスト騎兵。
高武力・高知力に昂揚・技巧持ちと、単体で見れば隙の無い高スペック。
計略は琥煌系の単体強化。士気が重いため基本的には3消費での使用になる。
武力・移動速度・突撃ダメージが上がるうえ、突撃時に兵力回復があるため継戦能力も高い。
なにより効果時間がかなり長く、しっかり突撃を決められれば長時間戦場を支配できる計略。
騎兵にとって欲しい要素が詰まった効果で、突撃ダメージ上昇により十分な火力を確保しつつ多少の消耗なら突撃時の兵力回復でリカバリーが効く。
素武力の高さにより乱戦もそれなりにこなせるうえ、減らした兵力は突撃で回復可能。
超絶騎馬の天敵である速度低下妨害も、高知力かつ長時間計略であるためある程度の耐性を備えている点も優秀。
敵の計略を引き出し速度上昇値を活かして一旦引き、その後に効果時間差で逆襲といった立ち回りも可能。
また騎兵同士でぶつかり合う場合、速度上昇と突撃時の回復でほぼ一方的に打ち勝てる。
総じて非常に制圧力の高い計略。
一方で武力・速度上昇値は士気6にしては控えめで、琥煌ゲージの消費も考えると瞬発力という点では若干見劣りする。
複数の敵部隊に囲まれて突撃するスペースを潰されると、兵力回復もできず簡単に沈んでしまう事も。
また自身が高コスト騎兵であり攻城向きでないのも悩ましく、琥煌を溜める間に大幅リードを取られると、その後に取り返すことが難しくなる。
効果時間を活かした押し引きによる柔軟な立ち回りが基本。
中央突破するのは難しいため、しっかりと準備をして臨みたい。
解説
「破竹の勢い」の故事で知られる晋の名将。
祖父の代から
曹操に仕える名門で、妻は
司馬懿の娘。
しかし父は司馬懿と折り合いが悪く、遂には幽死させられており、前半生は不遇をかこっていた。
表舞台に出てくるのは義兄である
司馬昭が政権を握ってからになる。
元々は官僚として取り立てられ、
賈充らとともに律令の制定に与るなどしていた。
また博学でも知られ、史書・経典に詳しい学者でもある。特に『春秋左氏伝』を愛読したとされている。
しばらくはそのまま文官として働くが、異民族討伐などで指揮能力を買われ、徐々に軍事にも携わるようになる。
しかし杜預自身は
馬に乗れなかったと言われており、根っからの頭脳派・知性派である。
武官としては、
鄧艾の蜀漢征伐に従軍するなど着実に実績を積み重ねる。
そして対呉総司令であった
羊祜が病になると、後任として杜預を指名。対呉最前線の重鎮となる。
その後の呉征伐では総大将として連戦連勝、ほんの数ヶ月で呉都・建業の喉元にまで迫った(この時杜預は59歳)。
初春に始めた呉遠征は夏に差し掛かろうとしており、配下からは雨季の長雨や風土の違いを警戒した慎重論も出たが、杜預は
「今、我らの勢いは竹を割るが如し(竹は丈夫だが、一度繊維に沿って裂け目が入ってしまえば簡単に割れることから)」
として慎重論を一蹴。
その言葉通り、杜預率いる晋軍はそのまま一気に孫晧を降伏させた。
これが「破竹の勢い」の語源とされる。
彼の子孫が唐代の「詩聖」・杜甫である。
蛇をモチーフにしたようなカードイラストには元ネタと思われる逸話がある。
荊州に赴任していた頃、宴で酔いのまわった杜預は部屋に戻り横になっていた。
しばらくすると部屋から嘔吐する声が聞こえてきたため、外にいた者が覗いてみるとそこに杜預の姿はなく、1匹の大蛇が頭を垂れて吐いていたという。
大戦シリーズにおいて
三国志大戦2から参戦。
旧版では魏勢力の1.5コスト騎兵で、計略名は「破竹の勢い」。
新版では晋勢力追加に伴い所属が変更されたが、計略は相変わらず「破竹之勢」。
その後「幕引きの時」「終幕の神速号令」の2枚が更に追加された。
それぞれ違いはあるが、破竹の勢いのイメージ再現か「非常に高い速度上昇計略を持つ」という点は常に共通している。
馬に乗れなかったという史実をスルーして全て騎兵というのもお馴染み。
過去作では単体強化の場合、速度上昇はいずれも当時の上限である+200%(3倍速)に達していた。
一方、本作では歴代杜預の中ではかなり控えめな上昇値になっている。
台詞
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台詞 |
開幕 |
我が軍略は千の矛、万の剣。止めてみろ! |
計略 |
立ち塞がってみろ!我らは地を蹴り、天を駆る! |
└絆武将 |
我は大蛇!山河を呑み、天命を改める! |
兵種アクション |
恐れよ! |
撤退 |
筋目はつけるぞ……! |
復活 |
まだ遅くはない |
伏兵 |
食い破る! |
攻城 |
目を凝らせ……お前の死だ! |
落城 |
夢を追って死んだ者たちを踏み越え、俺は行く! |
贈り物① |
武器でも俺の知恵でも、好きに持っていけ。 値踏みをしても構わん。俺も自由にさせてもらう。 |
贈り物② |
史跡巡りに興味があるなら、次は共に来るか? 最初はやはり襄陽だな、あそこの山はいい。 |
贈り物(お正月) |
あまり酒は飲ませてくれるな…… めでたい正月に、恐ろしいものを見たくはないだろう。 |
贈り物(バレンタインデー) |
何事も言葉と行動、両方が揃わねば人は動かせない。 さて、お前は俺に何と言う? |
贈り物(ホワイトデー) |
俺の目が怖いか。このまま見つめ合って、 どちらが先に魂を吸われるか、競ってみるか? |
贈り物(ハロウィン) |
菓子でも何でも買ってやるから、襟巻を引っ張るな! こればかりは本気で怒るぞ……! |
友好度上昇 |
まだ遅くはない |
寵臣 |
本日の左伝の授業を始めるぞ。最後まで読んだら最初に戻る。実に良い本だな |
└特殊 |
- |
贈り物の特殊演出
対象武将:碧108孔子 |
会話武将 |
台詞 |
杜預 |
『春秋左氏伝』の基である『春秋』を記した 孔子が、目の前に……!? |
孔子 |
おや、私のことを知っているのですね。 ご意見、ご質問でしょうか? |
杜預 |
意をお尋ねしたい箇所は、山のように…… いや……そのようなことよりも…… |
杜預 |
この木簡に一筆いただけないでしょうか……! それだけで……満足です……! |
情報提供・誤った点に気付いた等、何かありましたら気楽にコメントしてください。
最終更新:2025年02月28日 22:25