カードリスト > > 第4弾 > 緋122_真田信幸

武将名 さなだのぶゆき 信濃の獅子
真田信幸 統一名称:真田信幸
   生没年:1566~1658

「ただ一花燃え残った大輪の為、
      桎梏に鎖されようとも生き残る」

真田昌幸の長男、幸村の兄。
父の下で武功を挙げ真田家が家康に与力大名として属すると、知遇を得て本多家の娘婿となる。
第二次上田合戦で秀忠に従い豊臣方の父弟と対陣。
大坂の陣後も真田家存続のため、長年徳川の幕下で忠節を尽くした。
勢力
時代 戦国
レアリティ SR
コスト 2.5
兵種 鉄砲隊
武力 8
知力 9
特技 防柵 狙撃
計略 熾焔の鼓動(しえんのこどう) 武力と射程距離が上がる。さらに以下の短計を発動できる。
ただし効果終了時に一定時間計略を使用できなくなる
短計・桎梏【2】:接触した敵の武力と移動速度を下げる波紋を発生させる
必要士気 4
効果時間 知力時間
Illust. Tomatika
声優 梶裕貴

計略内容
カテゴリ   士気   武力   知力   速度   兵力   効果時間   備考  
鉄砲強化 4 +4 - - - 22.1c(知力依存0.4c) 射程距離+2部隊分
効果終了後計略封印5c(12秒)

カテゴリ   士気   武力   知力   速度   兵力   効果時間   備考  
短計 2 -4 - 0.7倍 - 4.2c(固定時間) 波紋発生4.2c
再発動まで5.4c
(最新Ver.2.6.0E)

調整履歴
修正Ver.   変更点 内容   備考  
Ver.2.5.0C 武力上昇値 +3 → +4 -
Ver.2.5.0F 短計・桎梏 武力低下値 -3 → -4 -
Ver.2.6.0E 短計・桎梏 再度発動できるまでの時間 4.2c → 5.4c -

所感
緋の2.5コスト鉄砲隊。
バランスの取れた数値に防柵・狙撃の2特技を備える優秀なスペック。

計略「熾焔の鼓動」は士気4の特殊な単体強化。
武力と射程距離が上がり、効果時間中に士気2で接触した敵の武力と移動速度を下げる波紋を発生させることができる。
ただし効果終了時に一定時間計略を使用できなくなるデメリットを持つ。

士気4と軽く効果時間も長めに設定されており、士気フロー対策として使っても損はない。
短計も足止めしつつ武力を下げるという鉄砲隊と相性の良い効果であるため、士気2を払う価値は十分にある。
自身より武力が高い敵に対しても狙撃ダメージとノックバックで十分に対抗しうるため、そのまま盤面を制圧することも難しくない。

一方で武力上昇値自体は並なので、これ一つで号令や超絶強化を凌ぐのは難しい。
短計も使用すると士気6は使うことになるので、使い過ぎると肝心の計略が打てないこともありうる。
士気管理はしっかり心がけていきたい。

解説
真田昌幸の長男で、村松殿の弟で幸村(信繁)の兄。
また正室は小松姫であり、本多忠勝の婿にあたる。
真田信之の別名を持つ武将で、信之に改名したのは関ヶ原の戦い以降。
第二次上田合戦の結果、父昌幸と弟信繁が九度山(現和歌山県九度山町)に配流された後、西軍に着いた昌幸との決別を意味するために『幸』の通字を捨て、信之と名乗ったと言われている。

第1次上田合戦の後、本多忠勝の娘である小松姫(稲姫)と婚姻。
小松姫が徳川家康の養女として嫁いだ事もあり、真田家は事実上家康と婚姻同盟を結んでいる。
政略結婚とは言え二人の仲は睦まじかったようであり、小松姫が病死した際に信之は『真田の光は消えたり』と言い、彼女の死を惜しんだという。

また九度山に配流された昌幸・信繁に対して援助を行い続け、敵対した後もその絆は変わらなかった(実際に信繁側が酒を強請るなどの手紙が残っている)。
大坂冬の陣及び夏の陣では病気により出陣ができず、子の信吉・信政が参陣した。

関ヶ原の戦いの後、2代将軍秀忠の代になると信州川中島松代に転封される。
先祖代々の所領からの転封命令に信之は激怒したと伝えられ、検地資料などの重要書類を焼き払い、庭の草木に至るまで引っこ抜いて持ち去ったとも言われる。

これまで振り回されてきた昌幸・信繁のふたりが逝去し、転封の混乱も一段落してようやく平和が訪れると思いきや、晩年には家督を巡る御家騒動が勃発。
この時には息子の信吉・信政両名共に信之に先立って死去しており、どちらの系統が跡を継ぐかを巡って最終的に幕府を巻き込むほどの大騒動に発展。
結局、信之が幼い孫の後見人として藩政に復帰し、真田家は松代藩(信政系)と沼田藩(信吉系)に分裂した。

お家騒動が結着した後、役目を終えたかの様に明暦元年(1658)年に没する。
享年93歳であり、当時としては異例の長寿であった。
信之は善政を行っていたため、死去した際には家臣だけでなく領民も大いに嘆き、家族の制止を振り切り出家する者が続出したと伝わる。

なお余談ながら、松代藩には家康から拝領した短刀が入っているとされる長持(木箱)が伝わっており、不寝番を付けてまで大切に保管していた。
ところが明治時代に入り中を改めてみると、中には短刀ではなく石田三成からの書状を中心とする、真田家にとって危険な重要書類が保管されていた。
実は信之も西軍武将との関わりは深く、石田三成や前田利益(前田慶次)とも深い交流があったと言われている。

結果的に家族を救うことは出来なかったが、関ヶ原前の戦では幸村との戦闘を避け、西軍で敗戦した幸村と昌幸の命を救い、その後も家を守るために尽くし続けていた。
更に史実で無敗であり、内政手腕も高く。転封された場所も石高こそ大きく下がるが、幕府の要所であったという見方もされている。
真田家の中で英雄的でなくとも、最も堅実で家を守るために戦ったという意味では真田信幸が最も貢献したと言えるだろう。


大戦シリーズにおいて

台詞
台詞
開幕 血を流し、骨肉相食むとも、散り果てさせはしない
├自軍に緋123_真田幸村 我が生を以てお前を語り、真田は盤に天下を賭ける。行こう、幸村
└自軍に緋094_真田昌幸 父上は采配を。私が眼となり神算鬼謀を助けます
計略 何処までも苛烈に、それが真田たる所以
└絆武将 滅び行く運命(さだめ)を焼け、我が血に宿る獅子の火よ!
短計 逃がすものか
└絆武将 灰となるまで
兵種アクション 焼け失せよ
撤退 たとえ光が見えずとも…
復活 忘れはしない
伏兵 これよりは、我らが領域
攻城 そのまま崩れ落ちてゆけ
落城 身命燃やして咲かせた花に、後の人々は夢を見る
贈り物① 私に慈悲や容赦は要らない。肉親を捨て、桎梏に繋がれ
矜持を売り、大樹に縋って永らえる者になど……
贈り物② 不用意に獣に触れるな。次郎丸は幸村が躾けた。
知らぬ臭いが寄れば、首を食い千切られるぞ。
贈り物(お正月) 九度山にも行くなら、年賀の焼酎を届けてくれるか。
目一杯詰めるがこぼさぬように。拗ねられては困る。
贈り物(バレンタインデー) 空の鳥籠を眺めていた私にとって、お前は光のような思い出だ。
いずれ過ぎ去ろうと、この胸に燃え残る。
贈り物(ホワイトデー) 過日の礼に信州の名所を案内しよう。美しい地だ。
お凌ぎに冷や飯を握るから、少し待っていろ。
贈り物(ハロウィン) 薩摩へ行くのか。戯れに付き合う気はないが……
一時の夢ならば、共に見てもかまわない。
友好度上昇 忘れはしない
寵臣 ただ一花燃え残った大輪の為に、私は憂いの闇の中で生きている
└特殊 -

贈り物の特殊演出
対象武将緋123真田幸村
会話武将 台詞
緋123真田幸村 取り替える前に、次郎丸は病気がちの兄上を
お支えする器用な狼に仕込んでさしあげよう。
緋122真田信幸 ならば私は、お前の深酒が過ぎたら九度山の
酒壺を全て叩き割るよう三郎丸を教育するか。
緋123真田幸村 いやいや、なにもそこまでせずともいい。
三郎の名だけで俺は身が引き締まる。
緋122真田信幸 折々に真田秘蔵の焼酎を送ってやるが、
三郎丸、この男に憐れみを垂れるな。
緋123真田幸村 徳川に下り、牙を抜かれたかと思えば……
俺の兄上は相変わらず厳酷なお人だ。
対象武将碧042小松姫
会話武将 台詞
碧042小松姫 本多家の婿が生半可な武人ではいけません!
次、ひ弱そうですね…顔を見せてみなさい!
緋122真田信幸 ……誉れ高き本多殿の息女ともあろう方が、
婿選びで髪を引き掴み、面で品定めなさるか。
碧042小松姫 なっ……!? か、か、かっ…
碧042小松姫 カッコいい!! 咎められたのは初めてです!
非礼を詫びますお名前は結婚しましょう!!
緋122真田信幸 ……あの父にして、この姫武者ありか。

情報提供・誤った点に気付いた等、何かありましたら気楽にコメントしてください。

  • 戦国大戦での統一名称は真田信之だったがその名称でカードが刷られることは無かった - 名無しさん (2024-10-26 14:26:45)
  • 野球せよ - 名無しさん (2024-10-01 20:13:39)
  • 計略台詞は真田家で登場した版のリメイク。当時は自城内外のコントロールが真田家の特徴で、城内部隊数が多いほど威力の上がる火計であった。 - 名無しさん (2024-09-21 17:48:30)

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最終更新:2025年04月23日 10:19