カードリスト > > 第4弾 > EX129_森長可

武将名 もりながよし 鬼武蔵
森長可 統一名称:森長可
   生没年:1558~1584

「人間無骨の前じゃ
      てめえは肉の塊よ⋯⋯」

森可成の子。若くして織田信長に重用された。
名槍・人間無骨を愛用し、長島一向一揆や武田家との戦で数々の戦功を挙げる。
信長死後は豊臣秀吉に従い、小牧・長久手の戦いでは白装束を羽織り決死の覚悟で井伊直政軍と争うが、討死した。
勢力
時代 戦国
レアリティ R
コスト 1.5
兵種 槍兵
武力 6
知力 2
特技 気合
計略 琥煌の槍舞(ここうのそうぶ) 【琥煌:最大消費3】(計略発動時に消費した琥煌ゲージに応じて効果が変わる。発動後に琥煌ゲージが増加する)
武力が上がり、槍撃の発生間隔が短縮される
3消費:さらに槍撃ダメージが上がり、槍撃が複数部隊に当たるようになる
必要士気 4
効果時間 知力時間
Illust. ケロケロ齋藤
声優 小野大輔

計略内容
カテゴリ   士気   琥煌   武力   効果時間   備考  
琥煌 4 0 +4 9.2c(知力依存0.4c) 槍撃発生間隔0.X倍(約0.X秒で槍撃可能)
1 +5 槍撃発生間隔0.X倍(約0.X秒で槍撃可能)
2 +6 槍撃発生間隔0.X倍(約0.X秒で槍撃可能)
琥煌 超 3 +7 槍撃発生間隔0.X倍(約0.X秒で槍撃可能)
槍撃ダメージ+3
槍撃が複数部隊に当たるようになる

(最新Ver.2.5.0E)

調整履歴
修正Ver.   変更点 内容   備考  

所感
コスト比高武力に気合を備えた武闘派スペックの1.5コスト槍兵。
知力も最低値を回避しており総じて優秀なスペックだが、それでも低知力には変わりないので注意。

計略「琥煌の槍舞」は士気4の琥煌系単体強化。
自身の武力上昇に加え槍撃の発生間隔が短縮され、さらに琥煌3消費時には槍撃ダメージが上昇し槍撃が複数部隊に当たるようになる。

元々のコスト比高武力に加え0消費の時点での武力上昇値もまずまずのため、琥煌溜め要員として有用。
槍撃発生間隔短縮効果もやや地味ではあるが、各種兵種強化や知力ダメージ付与と組み合わせることで火力増強が可能。

3消費時には高い武力上昇・槍撃ダメージ上昇に加え槍撃発生間隔短縮効果と複数部隊に槍撃が当たるようになる効果により、高威力の槍撃を短い間隔で複数部隊に一気に叩き込めるようになる
これにより、1.5コストの単体強化とは思えないほどの殲滅力を有するカードへと変貌する。

ただし火力こそ非常に高いものの速度上昇や槍長さ上昇といった効果を持ち合わせないため、強化された槍撃を当てにくいのが最大の欠点
距離を取られたり乱戦を強いられ続けるような状況では戦果を挙げにくいため、計略を使用する際は敵との距離感を常に意識するようにしたい。

逆説的に、速度上昇や槍長さ上昇と組み合わせることで高火力かつ扱いやすい計略に早変わりする。
長可を主体に戦う際には、これらの効果のある計略や戦器とのコンボを考えたいところ。

解説
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戦国屈指のDQN暴れ者として知られる、森可成の次男。
父と長兄が信長包囲網との戦で戦死したために13歳の若さで家督を継ぎ26歳の若さで討死するという短くも劇的な生涯を送った。
妻は池田せんであり、岳父の池田恒興とは小牧・長久手の戦いで共に戦死した仲。
自ら先陣を切って数十人を討ち取る猛将である同時に、度々軍令違反を犯す問題児でもあり、また一揆勢や人質を撫で斬りにする容赦の無さから「鬼武蔵(守)」として敵からも味方からも畏怖されたと伝わる。
(戦死した際に味方からも大いに喜ばれたという逸話もあるが、これは流石に誇張と考えられている。)

武勇だけが取り柄の暴れ者のように語られることが多いが、実際には文武両道に優れた器量人だった。
若くして家督を継ぎながらも大過なく大領を治め、後年には海津城主として対上杉家を任されるほどの優れた内政手腕を持っており、さらに能筆で茶道を趣味とする文化人の一面も持ち合わせていた。

また戦死した際の遺言状では、妻のせんに宛てて「娘は武将ではなく町人や医者に嫁がせよ」「優れた茶器は秀吉様に贈り、残った物を弟の千丸(後の忠政)に与える」と伝える一方で、家臣や秀吉宛てには「千丸は(まだ若く領主としては未熟なので)秀吉様のお側に奉公すべし」「領地の(美濃)金山は秀吉様に返上するので、(秀吉様が)信頼する武将にお任せしたい」と伝えるなど、各方面に細やかな心遣いをしている。
長可には男児がおらず、また多くいた兄弟もこの時には既に末弟の忠政のみになっていたため、忠政が家督を継ぐことになり、領地も結局そのまま忠政に与えられた。
(先述の長兄と末弟以外の兄弟、有名な森蘭丸を始めとする三人の弟は本能寺の変で討死してしまっていた。)

開幕セリフの元ネタは、「(鬼)武蔵守」を名乗ることのキッカケになったとされるエピソード。
長可が京都に向かっていた際、瀬田(京・近江の境目)の門番に下馬して名乗るように求められた。
長可は急いでいるからとそのまま押し通ろうとしたが、そうはいかないと門番が立ちふさがってきた。
これに長可は激昂し、「信長公の御前ならともかく、この勝蔵(長可の通称)に下馬を強いるとは何事だ!」と(職務に忠実だっただけの)門番を切り捨て、さらに「このまま止めるなら町ごと焼き払うぞ!」と叫んで脅し、門を開けさせた。
後で流石にマズいと思ったのか長可は信長に顛末を報告したが、信長は笑いながら、以下のように語ってこれを許した。
「昔、武蔵坊弁慶は五条橋で人を討ったが、勝蔵は瀬田の唐橋で人を討った。ならば今後は(弁慶にあやかって)武蔵守と名乗るがよい」

カード裏および落城台詞で言及している「人間無骨」は彼の愛用する十文字槍で二代目和泉守兼定(之定)の作。
この他に「百段」と呼ばれる名馬にまたがっていた。

大戦シリーズにおいて
戦国大戦において、織田家所属の2コスト槍兵「人間無骨」と豊臣家所属の2コスト軽騎馬(戦国独自のタッチ突撃ができない騎兵)「鬼の狂騒」の2枚が登場。

英傑大戦への影響として、琥(豊臣家)所属という点は後者の影響も考えられるが、他の多くの点は前者の影響が見受けられる。
「人間無骨」とは兵種の他にもイラストレーター・声優が同一であり、特に英傑でのカード裏テキスト及び落城セリフ「人間無骨の前じゃ〜」は戦国大戦での計略セリフと同一。
また攻城セリフや復活セリフも戦国と同一であり、やはりこのカードは「人間無骨」のリファインと言えるだろう。(ただし、戦国の頃は全てのセリフにかなりエコーが掛かっていた)

なお余談ではあるが、戦国大戦の頃から「豊臣家所属の森長可」という点については違和感を持つ人物が多かった。
というのも、長可は人生の大半を織田家の武将として過ごしており、秀吉の配下として戦ったのは「賤ヶ岳の戦い」〜「小牧・長久手の戦い」までのわずかな期間でしかなかった。
しかも配下というよりは同盟者に近い扱いであり、さらに長可が討死した際には秀吉はまだ「羽柴秀吉」を名乗っていた
(カード裏では思い切り「豊臣秀吉に従った」と書かれてしまっているが⋯)

台詞
台詞
開幕 信長公の御前ならともかく、俺がこの程度で止まると思うのかぁ!?
└敵軍に蒼008_織田信長 まさか信長公と戦うことになるとはよぉ、ツイてないぜ
計略 全部俺の獲物だぁ!どきやがれ!
└絆武将
兵種アクション
撤退 スッキリしたぜぇ
復活 斬り崩してやる!
伏兵 俺を満たしてみやがれ!
攻城 壊せ、壊せえ!
落城 人間無骨の前じゃ、てめえは肉の塊よ⋯⋯
贈り物①
贈り物②
贈り物(お正月)
贈り物(バレンタインデー)
贈り物(ホワイトデー)
贈り物(ハロウィン)
友好度上昇
寵臣

琥煌掛け声
台詞 ひとーつ! ふたーつ! みっつぅ! - - -

贈り物の特殊演出
対象武将
会話武将 台詞

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最終更新:2025年05月12日 13:30