カードリスト > > 第2弾 > 玄068_源義朝

武将名 みなもとのよしとも 上総御曹司
源義朝 統一名称:源義朝
   生没年:1123~1160

「高潔なる源氏の血を、
   人間世界の高みへと引き上げる」

源為義の嫡男。
坂東で育ち鎌倉を本拠として、源氏再興のため在地豪族を服属させた。
保元の乱では敵方の父弟を処刑し誹謗を受けながらも、東国武士団を率いて戦功を挙げる。
この権力基盤は、のち子の頼朝による鎌倉幕府成立の礎となった。
勢力
時代 平安
レアリティ ER
コスト 2.5
兵種 騎兵
武力 8
知力 6
特技 昂揚 先陣
計略 野望の果て 武力と移動速度が上がる。
さらに一定回数突撃をするたびに覇道が前進する。
ただし、効果終了時に撤退する
必要士気 6
効果時間 知力時間
Illust. 塚本陽子
声優 小野大輔

計略内容
カテゴリ   士気   武力   知力   速度   兵力   効果時間   備考  
超絶強化 6 +8 - +120% - 8.8c(知力依存0.4c) 2回突撃すると覇道が一段階前進
効果終了時に撤退
(最新Ver.2.5.0D)

調整履歴
修正Ver.   変更点 内容   備考  
Ver.1.5.0E 効果時間 7.9c → 8.8c -
Ver.1.5.0H 効果時間 8.8c → 8.3c -
Ver.2.5.0D 効果時間 8.3c → 8.8c -

所感
玄勢力の2.5コスト騎兵。
数値は平均的なものの特技に先陣と昂揚を備え、試合前半において主導権を握りやすい。

計略「野望の果て」は士気6の超絶強化。
武力上昇値・速度上昇値ともに高く、さらに2回突撃するたびに覇道が一段階前進する
速度上昇はかなり高めで、乱戦中でも迎撃対象になるので扱いは慎重に。
連続突撃を続けられれば相手に押し込まれている状況下で英傑呼応だけでも防いだり、逆に攻勢時には普段よりも圧倒的に早いスパンで連続で争覇を奪ったりといった動きが可能。

ただし、これらの強力な効果ゆえに計略終了時に撤退するという強烈なデメリットも抱えている。
士気6と2.5コストの喪失というリスクに見合った戦果を挙げられる状況かどうかは、しっかりと吟味したいところ。
幸い計略の殲滅力自体は高いうえに、連続突撃ができていれば覇道がかなり前進しているはずなので、撤退までに問題のない盤面を整えることはさほど難しくないだろう。
また、由良御前は敵の移動速度低下計略への備えになるほか、義朝の計略終了時までに流転計略を使うことで撤退を回避することができる。
オマケに移動速度も上昇するため、高速騎馬を戦場に残し攻勢を継続することが可能とかなりの好相性。
しかし合わせて士気9を使うコンボとなるため、利用は計画的に。

解説
上総御曹司は、ライバル・清盛同様ERで堂々の参戦。
関東に源氏の礎を築いた、初代征夷大将軍頼朝や九郎判官義経らの父。
平清盛のライバルとも言われ(近年では否定気味)、保元の乱で共闘した後に平治の乱で敗北する形となった。

ちなみに、カードテキストやセリフで幾度となく「源氏」の再興を主張しているが、正確には彼の家である「河内源氏」の再興が彼の悲願。
河内源氏は英傑大戦にも登場している頼信から始まる源氏の一派で、京の政界(中央)や畿内で勢力を広げた兄たち摂津源氏や大和源氏と異なり、関東や東北に勢力を広げた後に、戦功によって中央でも名を上げた一族だったが、内紛で没落しつつあった。

それを再興しようとしたのが、義朝とその父為義だった。
為義は中央で天皇や摂関家と繋がりを深めることで家格を高めようとしたのに対し、義朝は幼少から坂東に下り(この時の異名が二つ名の「上総御曹司」)、坂東で強大な武士団を形成し地力を高めることで再度中央に進出しようとした。
結果としては義朝の戦略が功を奏し、義朝は急速に中央でも存在感を増していく。

しかし、鳥羽院に近い義朝と摂関家に近い為義は対立する様になり(そもそも為義から廃嫡されて関東に向かったので元々不仲とも)、関東では弟義賢を義朝の長男義平が討ち取るという武力衝突にまで発展。
最終的には保元の乱にて親子兄弟が激突し、義朝自ら父や弟を処刑する結末を迎える。

しかし、骨肉の争いを制してまで家格高揚を目指した義朝も、平治の乱の敗北によって38歳の若さで非業の死を遂げることとなる。
一方でカードテキストにもある通り、彼の坂東での勢力拡大が、後の息子頼朝の基盤となった。

撤退時の台詞は、入浴中に長田忠致の家人に殺害された際に、「せめて木刀1本あれば…」と言い残したのが元ネタであり、解釈としては「助けを呼べた」か「刺客を返り討ちに出来た」で別れるが本作では後者が採用されている。

贈り物(新年の挨拶)台詞「正月は好まぬ」というのは自らが謀殺され、鎌田政清と共に獄門にかけられた月が正月(1月)だったからか。
また、ハロウィン台詞の「桶をかぶり手ぬぐいを巻いた姿」は河鍋暁斎が描いた「狂斎百図」のひとつ「をんヲあだでなす」が元ネタと思われる。

台詞
台詞
開幕 天下に示そう。源氏こそが真の武士だという事を
└敵軍に緋063_平清盛 清盛、生温い理想から貴様を救い出してやる
計略 果ては殺戮、果ては冷たき星…全ては源氏の天下の為に
└絆武将 気高き怨念は、再び源氏の天下をのぞむ
兵種アクション 死ね
撤退 貴様を殺す道具があれば…
復活 行って参る
伏兵 この程度で挫ける貴様ではあるまい
攻城 源氏の力を、愚か者どもに知らしめよ
落城 争いではない。腐り果てた者たちの膿を出したまで
贈り物① 聖戦に備え、穢れを洗い流したい。
膳もありがたいが、まずは風呂に……
贈り物② 空に輝く星の如き不変の誇りを持つ。
それが源氏の在り方なのだ。
贈り物(お正月) 正月は好まぬが……
お前が餅をついてくれたというなら、いただくか。
贈り物(バレンタインデー) かたじけない。ともに東国を統べ
源氏の血を天下に残してゆこう。
贈り物(ホワイトデー) 我が愛刀・友切を受け取れ。
ん、不吉な名か?ならばお前が新しき名をつけよ。
贈り物(ハロウィン) 桶をかぶって顔を隠し
手ぬぐいでも巻いておけばいいだろう。
友好度上昇 行って参る
寵臣 高潔なる源氏の血を、人間世界の高みへと引き上げる

贈り物の特殊演出
対象武将玄059_鎌田政清
会話武将 台詞
玄059_鎌田政清 命乞いの頃になって祈り出す奴の多いこと。
人殺しはまた殺し合う地獄に落ちるんだろ?
玄059_鎌田政清 今も地獄と変わらないのに、怖いもんかね。
ちょっと遠出するみたいなもんだ、なあ?
玄068_源義朝 生死がまことに旅のようなものなら、
執着を持つ必要はない。帰り、また旅立てる。
玄059_鎌田政清 淡泊だな。だがあんたの宗教、信じるぜ。
天下を信じたんだ、何が増えようと変わらん。

対象武将緋063_平清盛
会話武将 台詞
玄068_源義朝 六が出ただけ……何かと思えば双六か。
天下三不如意を語るとは恐れを知らぬことだ。
緋063_平清盛 難しいことは全然考えないで言った
台詞なんだけどな。お前、双六嫌いか?
玄068_源義朝 逆に聞くが、貴様は天運に全てを委ねて
心地よいと感じる人種か?
緋063_平清盛 あー、なんと言うかお前、運悪そうだもんな。
……なんでそんなに怖い顔してるんだ?

情報提供・誤った点に気付いた等、何かありましたら気楽にコメントしてください。

  • 絆武将での計略台詞は「気高き怨念は、再び源氏の天下をのぞむ」でした。 - 名無しさん (2023-01-31 00:26:55)

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最終更新:2025年02月25日 23:26