「アビゲイル・ウィリアムズ/性能」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る

アビゲイル・ウィリアムズ/性能 - (2017/12/25 (月) 01:53:21) の編集履歴(バックアップ)


「亜種特異点IV 禁忌降臨庭園 セイレム」にて初登場した、新クラス「 降臨者 (フォーリナー)」の☆5サーヴァント。
事前情報では外見とレアリティ、キャラクター詳細以外の全てが秘匿されており、セイレム開幕から1週間後の2017年12月6日に秘匿されていた情報が解禁されると共に期間限定で実装された。
フォーリナーはバーサーカーに対して攻防共に相性有利にあり、逆にアルターエゴに対しては不利となる。
さらにフォーリナー同士では受けるダメージも与えるダメージも増え、その他のクラス相手はルーラーも含めて攻防共に等倍となる非常にユニークなクラスとなっている。
スター集中率に関してはアーチャーと同等で、ATKのクラス補正は無い。

カード構成はB1A3Q1にバスター宝具。hit数はA:6hit、Q:4hit、B:4hit、EX:5hit。
全カードが多段hit攻撃であり、特にhit数の多いアーツはスター発生率を上げるとかなりのスターを回収できる。
一方、N/Aは0.25という全サーヴァント中最低値。
hit数の多いアーツのNP回収具合はやや低い程度なものの、アーツよりhit数の少ない他カードでの回収量はかなり少ない。
NPの回収はスキルやアーツチェイン、クリティカルなどを駆使しパーティ単位で補う必要がある。幸いにもAカードを3枚持ち、素のスター集中率も高いためチェイン、クリティカルのどちらも狙いやすい。
クラススキルには神性の他に「領域外の生命」、「狂気」という固有スキルを持つ。
領域外の生命EX:毎ターンスター2個獲得と弱体耐性アップ。スター2個はそれだけでは苦しいがスター獲得礼装やスキル等を組み合わせることでクリティカル発生のダメ押しになる。
狂気B:名前こそ固有だが性能は狂化と同等。Bカード性能上昇なのでスキルのバフデバフに対して乗算となる。


保有スキルはいずれもサポート寄りだが、全てCTが7~9とやや長め。
スキルレベルを上げるために秘石等を要求せず、素材アイテムを少量ずつ使っていくタイプなので比較的育成は楽である。

【スキル1】信仰の祈り C
味方全体に毎ターンNP10増加状態を付与&宝具威力アップ(3T)
NP獲得は固定で、宝具威力アップは20~30%となる。
味方全体に作用する効果としては非常に優秀で、特に「全体」宝具威力アップは倍率持続共にトップクラス。
アビゲイルのスキルとしては最も育成順位が高い。

【スキル2】正気喪失 B
敵全体に恐怖(3T持続、スタン判定1回)&全体の防御力をダウン(3T)
毎ターン確率で一度だけスタン状態を与える。ほぼ発動するがそのタイミングはランダムなため、宝具対策よりは防御ダウン並びに通常攻撃回数の減少を主軸に置こう。
防御ダウンは「カリスマ A」に相当するレートであり、中々の性能となっている。

+ 恐怖の仕様


恐怖状態とは効果が持続している間ターン終了時に確率(弱体耐性無視)のスタン判定を行い、一度スタンすると効果が切れるという弱体状態である。

例えば正気喪失B(スキルレベル10)を敵に使用した場合、
1. 恐怖状態が敵にかかるかどうかの判定が行われる(この時点では弱体耐性および弱体無効が有効)
弱体耐性50%を持つステンノエウリュアレなどに撃った場合弾かれることもあったので少なくとも恐怖判定は150%未満(おそらく100%※要検証)
2. 敵が恐怖状態となる。
3. 敵ターン終了時にスタン判定(この場合は弱体耐性を無視し、仮に弱体耐性50%を持つステンノが相手であってもスタンの確率は50%となる)。
4. 仮に敵がスタンにならなかった場合、恐怖状態の持続ターンが1減り 3. に戻る。
5. 敵がスタンになった場合は残りの持続ターンに関係なく恐怖状態は消え、仮に一回もスタンしなかったとしても持続ターンが終了した場合も恐怖状態は消える。
という流れとなる。

注意事項としては、
①持続ターンに関係なく、恐怖状態によるスタンは最大でも一回しか起こらない。
②恐怖状態にかかった後のスタン判定は弱体耐性を無視する(同時に仮に弱体耐性ダウンをかけてもスタン判定の確率は変わらない)。
等が挙げられる。


【スキル3】魔女裁判 A+
単体のチャージ減少&攻撃力をダウン(3T)
チャージ減少は確定の為、確実に1ターン宝具を遅延出来る。
さらに最大20%の攻撃力ダウンが3ターン持続するので、被ダメージを確実に抑える事が出来る。


【宝具】
敵単体へ強化解除後に超強力な単体Buster攻撃&クリティカル発生率ダウン(1T)
「単体版天草四郎」とでも言うべき性能であり、解除不可のバフ以外をすべて引き剥がしてダメージを与えられる。
天草と違い単体宝具である事に加え、クラススキルも含めた3種類の乗算バフを保持している為、ダメージソースとしても期待値が高い。
反面、宝具チェインの後ろに持ってOCを得る価値は薄いので、宝具チェインを狙う際は出来るだけ先頭に持っていきたいところ。


基本的には味方と相互に支援をやりとりしつつアーツチェインやクリティカルからの宝具を狙っていくアタッカー。
スキル1がNP配布火力バフ両面で優秀なため周回用サポートとして置くこともできる。
単体では難点を多く抱えるが、パーティ単位での噛み合わせを考慮する事で(主に高難易度にて)真価を発揮しだす。
弱点は前述の通りスキルのCTの長さとNP効率の低さ。特にNP効率については、相性有利であるバーサーカークラスへの攻撃時NP獲得量が0.8倍になる隠し補正が存在しているため、一層重くのしかかってしまう。
また、スキルに回避等の宝具を完全に受け流す手段が無い点も注意。

パートナーとしては、支援スキルとAカードを多く持ち積極的にアーツチェインを狙えるようにしてくれる高レアサポートキャスターとの相性が申し分無い。
また、アサシンなどのスター生産要員と組み合わせたり、術ギルなどのスター発生率UPスキルによって自力でスターを生産したりしてクリティカル運用に持ち込むのも一興である。

+ 具体的なパーティ構成例


玉藻+マーリン
アタッカーに高性能なサポートを固めるという点では定番の組み合わせだがアビーとの相性は連射速度と耐久の両面で抜群。
Aチェインがし易く宝具・スキルともにNP獲得手段が豊富な二騎だがさらに信仰の祈りが加わることで全員の宝具発動が実に容易。
初動が早いうえに宝具によるCT短縮・NP獲得の繰り返しで全員の宝具・スキルの使用間隔が加速していく。
アビーの宝具がBusterのためどうしてもAチェインが途切れてしまうがそれを余裕で補うことができ、純粋なA編成に並ぶ或いは上回るスピードで宝具・スキルの再使用が可能である。
アビー→マーリン→玉藻の順で宝具チェインをするとB宝具によるAチェインの途切れを無くなる、OCによりマーリンのスター獲得量と玉藻のNP配布量を増える良いことづくめなので宝具タイミングは出来れば揃えたい。
正気喪失(恐怖)、魔女裁判(チャージ減少)、呪術(チャージ減少)、幻術(無敵)と敵の宝具を捌くスキルも充実しているため耐久性も高い。

玉藻+BB
上記の組み合わせに近くNPの溜まりやすさからのCT短縮で加速していくタイプだがパーティの主軸はややBB寄りになる。
アビー、BBともにエクストラクラス故に等倍火力で戦うことが多いがバフの乗った単体宝具が連続で入りまくるため火力は高い。
無敵で敵の宝具をしのぐことはできなくなったが黄金の杯(スタン)もあるのでチャージ減と合わせて相手に宝具を撃たせないようにして攻め切るスタイル。

術ギル+柳生orナイチンゲール
アビー、術ギルともにAが多段ヒットするので王の帰還の効果中はスターの生産及びクリティカルが可能。
また、マーリンでは対処できない無敵貫通やダメージ前に強化解除してくる宝具をほぼ無効化できる。
魔女裁判(攻撃力20%ダウン)+術ギル宝具(防御力20%アップ)+無刀取り(攻撃力50%ダウン)+柳生宝具(攻撃力20%ダウン)
もしくは魔女裁判(攻撃力20%ダウン)+術ギル宝具(防御力20%アップ)+ナイチンゲール宝具(宝具威力ダウン50%&攻撃力50%ダウン)
ただしチャージ減少が入るため魔女裁判使用ターンにうっかり他のスキルや宝具を使わないように注意。
編成から玉藻が外れるため長いスキルCTが重くのしかかってくる上に宝具の回転も遅くなる点が厳しい。
あくまでも変則的な一例である。

サモさんシステムへの組み込み
サモさんにNP効率アップやA性能アップのバフをかけて主に宝物庫で宝具を連射させるサモさんシステム。
信仰の祈りで毎ターン10%NPを獲得できるのでリチャージが微妙に足りない場合に入れることができる。
宝具威力アップもつくのでオーバーキルからのNP回収もしやすくなる。



オススメ礼装
低いNP効率を補うプリズマコスモスアフタヌーン・パーティーといった毎ターンNP獲得礼装。
クラススキルと合わせてスターを獲得できる2030年の欠片。スター獲得とクリティカル威力アップを両立する月の湯治
バーサーカーに対する壁役としてぐだぐだ看板娘等のターゲット集中礼装。
短期決戦を狙うならばゴールデン相撲~岩場所~聖夜の晩餐といったNP初期チャージと火力強化を併せた礼装も良い。

不向きな礼装
NP効率アップ系の礼装は本人のN/Aが低いためあまり恩恵を受けられない。毎ターンNP獲得系を上回るNPの増加を恒常的に発揮するのは難しい。
スター発生率アップ系は全くと言っていいほど機能しない。
これはアビゲイルにかかわらずスター発生率の仕様上の注意点といえる。
アーツカードの素のスター発生率は0%である。アビーはアーツが大半で、NP効率の観点からもアーツ主体で選択することになる。
ゆえに、いかに多段ヒットとはいえ、獲得個数の期待値は大きく変わらない結果になる。