ダルシン
トラキア776の4章で登場するアクスアーマー。
レイドリックの部下でマンスター城の牢番。
ディアナとユベルという妹弟がおり、3章で子供狩りに遭った弟を家へ帰していると、その話に憤って
リーフ軍に加わる。
牢番などという暗い仕事の割りには人情派。家族の事を何より心配している。
自軍唯一の下級アーマーであることが彼のアイデンティティであり最大の不幸。
移動のままならない兵種ゆえ、登場時からしばらく置き去りの危険と戦い続けなければならない。
そこを何とかしのいでも、斧しか装備出来ないため命中にハンデがあり、復帰してきた
オーシン・
ハルヴァン等と競合。
挙句の果てに、敵にはやたら
ハンマー持ちが現れる。味方は終盤までダルシンしか被害を負わないのに。要は捕獲前提で持たされているのだろうが。
成長率も褒められたものではなく、力と技が高いだけ。速さや幸運は劣悪、それどころか守備も伸びが微妙だったり(初期値とCC補正が高いので
カンストは期待できるが)。
数少ない長所は
ジェネラルになれば屋内で槍を扱えることなのだが、CCして槍Eから育てるという苦行を超えなければならない。
しかもまさかの兵種で
大盾習得なし。鍛えた頃には即戦力の
ゼーベイアも待っている。
……ゼーベイアの説得よりはダルシンを育てる方が楽かもしれないし、早くCCさせれば槍Lv上げは楽ではあるが。
一番硬いはずの兵種が最も柔らかいという、逆説的な状況のイケニエ第1号となった哀しき人物(聖戦と同じくトラ7はダメージの扱いが特殊)。
殺られる時はサクッと殺られてしまうのだから、使うのであれば、いっそ速さと移動には目をつぶり
キラーアクス等を持たせて一撃に賭けた方が建設的かも知れない。怒りMがあれば尚良し。
それでも、魔法主体の後半にはまず連れて行けない筈である。
昔の四コマ漫画に出てきそうな愛嬌ある団子っ鼻と、たてがみの如き髪型、堅実そうで男臭い三白眼には好感が持てるのだが…
EDでは故郷ケルベス付近の守備を任され、日夜山賊と戦い続ける。
ついでに海賊のいる島々を制圧する事になるのだが、この時
リフィスが関わっていたのではないかと推測される描写が彼のEDに残っている。
最終更新:2025年04月03日 16:07