マイ
「ご…めん。戦うのは、怖くて…足が震えて、立ってられないんだ」
概要
「レゲネラツィオン計画」五番目の個体。
既に死亡した女性の肉体を使って作られた生体兵器。
黒髪を後ろで束ね、赤いスーツを着せられたヒノモト系の女性。
このスーツは死体として発見され、身元捜索後に改造を施された上で与えられたモノであり、彼女が元々着ていたものではない。
デスポートの能力の一つである、「デスプレッシャー」及び「デスゲイズ」の能力を与えられた個体である。
ヤヌアールが能力ある身元不明の遺体を計画の為の素体とするのは、全てを失った人間を戦いの道へと再誘導し易くする為である。
その中で彼女の戦闘参加が諦められ、単なる能力再現のテスト個体として留められたのは、彼女が死の記憶のショックによるトラウマで戦えなくなっていた為。
その身に秘められた法力と炎の力は洗練された強力なものであったが、強烈なトラウマが彼女から闘う力を奪ってしまっている。
それでも自らのおぼろげな記憶から「自分は闘わなければならない立場にあった」と考えており、責任感に押し潰される毎日を送る。
現在はヤヌアールの研究とその記録編纂を手伝っており、戦いの代わりに彼(彼女)の手足となっている。
性格はトラウマのせいでナーバス、臆病なものにはなっているが基本的に善良で慈悲深い。
現在世界に渦巻く理不尽な暴力には憤りたいが、自分の臆病さを前に「その資格は無い」と無気力になっている。
戦闘スタイルは
メルツの使う徒手空拳と非常に似通っており、技量においては彼のそれより上を行く。
しかし戦場に出る機会が無く、メルツともあまり戦いの話題を交わさない事から彼、彼女に何の関連が有るのかは不明。
推定年齢20代前半。身長167cm、体重58kg。
能力・技
「法力」
邪悪な者を打ち払う法力。
彼女のそれは訓練によって得たものと見られており、高い素質から育てられた技らしい。
アイテム
「アキヒボシ」
マイの身体に発見当初から埋め込まれていた赤い宝玉。
強力無比・神聖な炎を操る力を持つ者に与える。
ショック語録
「ご…めん。戦うのは、怖くて…足が震えて、立ってられないんだ」
戦場に立つと足どころか全身が震え、痺れ、吐き気を催し立つ事も出来なくなる。
ヤヌアールが彼女を戦場に立たせる事を諦めた理由。
「何でだろうね、戦わなきゃ、って思ってるんだけどさ…」
おぼろげな生前の記憶から、「自分は戦わなければならない」と感じている。
彼女の身に何が有ったのかは定かではない。
「私…生き返った意味、有るのかな」
戦えない自分を卑下して放った言葉。
ヤヌアールから「私の身の回りの世話をしてくれている。それではいけないかな?」と返される。
由来
ドイツ語の「五月」から。
エグゼナの偉い人とは関係無いんです…信じてください!!
最終更新:2015年05月08日 22:47