ニュースアーカイブ > 2010年5月

  • 2010/05/27
【コラム】本当に「マストバイ」?
今週より新たな戦場となった、ダリーヤ遺跡での戦闘は激化する一方だ。重要な文化遺産をも戦地に変えてしまうほどGRFとEUSTの衝突は強くなっていき、トラザ山岳基地のように地形を破壊してしまう二の舞を演じるのではと筆者は案じている。
さて今回のタイトルについて、ボーダーブレイクの宣伝マンである牛マンは新しいパーツ、武器が登場するたびに「マストバイっすな~」との宣伝文句で我々ボーダーの購買意欲を掻き立てる。そんな紹介されたパーツの中に「索敵センサー」がある。今では支援兵装の多くが「広域索敵センサー」を使い、日々敵のコア凸を防ぎ勝利へと導く、まさに「マストバイ」な装備だ。

しかし、少し考えてほしい。この装備は本当に我々のために支給されたものなのか…?
「索敵センサー」、特に「広域索敵センサー」が登場してから、自軍敵軍ともに単機スネークやプラント奇襲といったコア凸の成功率が大きく減少してしまっただろう。特に第3採掘島やダリーヤ遺跡のような進行ルートがお互いに被っている戦場では狙撃兵装の光学迷彩による単機スネークも見破られるほどである。これにより、コア破壊による戦闘終了が起きにくくなり600GP全て消費する戦闘が多くなった。つまり一回の戦闘で出来るだけ多くのGPを消費させ、手に入れる報酬の数を少なくしているのでは、と筆者は思ったのである。また、判定による勝利ならばコアを破壊した場合よりもメタモチップのような貴重な素材が出にくくなる…。これは我々にとってとても都合の悪い事である。さらに最新パーツである「エンフォーサー」、「EDG」の3つ目のパーツの購入条件には今では狙いにくい「奇襲章」が含まれている。前者なら5個、後者に至っては10個も必要なのだ。旧ブロア市街地なら比較的奇襲が狙いやすいが、先ほども述べたとおり進行ルートがお互い被る戦場では絶望的だ。これでは、これらを入手したければ相当の時間を要するだろう…。

ここで記しておくが、筆者は決して索敵センサーを使うボーダーを悪者扱いにしたいわけではない。自分自身も支援兵装を使う場合はほぼセンサーを使っている。(最も今は紅白カラー欲しさに弾薬箱を積んでいるがなかなかうまくいかないorz)
ただ、あまりにも強力すぎる兵器というものは使ってはならないものではないだろうか…。現実世界における「核兵器」がそうであるように…。

  • 2010/05/24
演習関連ニュース
EPカルテル発覚。一斉摘発へ
警視庁ブロワ署は20日、大規模なEPカルテルを形成していたとして、演習に参加していたボーダー集団を一斉摘発したと発表した。
ブロワ署の調査によると、17日より実施されているブロワ合同演習において参加報酬となる景品のセットと交換ができるポイント、「EP」の釣り上げに加担していたというもの。これにより、参加していたボーダーには不当に過剰なEPが配分され、交換した景品で不当な利益を上げていたと警察は見ている。
これに関して演習を統括しているマグメルは「最新装備をボーダーの皆さんに試用していただき、導入の参考にしていただこうと開催した演習でこのような行為が行なわれるとは大変遺憾。対策の強化につとめたい。また、演習の景品を金品に交換することによる賭博行為をしているとの噂もあるが、断じてそのようなことはない」としている。
  • 2010/05/23
旧ブロア市街地ニュース
時計塔の上で大爆発!サタデーナイトの珍事件。
最新武装合同演習がおこなわれている旧ブロア市街地で、昨日夜11時半ごろ大爆発が発生し、当時戦場に出ていた20機のブラスト全てが行動不能に陥った。

同市当局によると、事件のあった時刻に旧ブロア市街地の時計塔の上に立って『サタデーナイトフィーバー!』などと叫んでいたGRF側のブラストに向かって、EUST側のブラスト10機すべてがほぼ同時にプラズマカノンを撃ち込んだことが爆発の原因とのこと。時計塔のの上にいたブラストは大破、残るブラストもダメージを受け撃沈。EUST側のブラストにはもれなく【自爆-10】と【味方機を誤射-10】が付いたとのこと。

心理学の専門家によると、深夜にボーダー達が集まって敵味方問わず禁断の遊びを繰り広げるいわゆる【丑三つ時症候群】が旧ブロアで発生したのがこの事件の発端ではないかと指摘している。深夜の時間帯で異様にテンションが上がったボーダー達がお絵かきをしたりするのがこの症候群の特徴だが、新装備の中でプラズマカノンが比較的使いやすいため、EUST側ボーダーが全員重火力で出撃したのではないかと推測される。

なお、機体が大破した時計塔の上にいた少女ボーダーのエイリアス氏は奇跡的に軽いやけどで済んだ。なぜ時計塔の上にいたかという本誌の取材に対し、「夕方頃【談合】に巻き込まれ、ムシャクシャしてやった。後悔はしていない。」と供述。一部のボーダーが引き起こし問題視される【談合】が少なからず影響していることが判明した。

なお同氏は「自分がヴァルキュリア人の末裔でなければ命が危なかった。」とも供述。プラズマカノンの安全性に疑問符がついたが、開発者代表は「普通に使用している際には問題はないが、今回の事件は想定の範囲外であり見直しの必要もあるかもしれない」とコメントしている。

  • 2010/05/20
【コラム】合同演習の支給武装に癒着のにおい
17日より開始された最新武装合同演習、楽しんで頂いているであろうか。
筆者は事情により、まだ出撃できる状況ではない。
だが、知人から演習の様子を記した便りが届くことがあり、楽しみに読ませてもらっている。

さて、この演習、試作段階の武器、パーツをボーダーに使ってもらい、意見を聞くために行われているとマグメルは宣伝しているが、果たしてそうだろうか。
というのも、最新武装以外の武器、パーツに低性能なものが多いのである。
例えば強襲兵装M91サブマシンガンは装弾数が最大であるものの、その他の性能については競合のパーツに大きく遅れをとっていることで有名である。M99サーペントを使いたいが素材が足りず購入できない突撃隊がコア攻撃用の繋ぎとして利用しているのが現状である。
また、重火力兵装ウィーゼル機関銃Rというパーツも人気がない。開発当初は「オーバーヒートが全く起こらない」として大いに宣伝されたものだが、オーバーヒートを防ぐ冷却装置は重く、かつ反動を抑えるパーツを外してしまっているため、大きく銃がぶれる。また、冷却装置を増設した関係で口径の小さい弾丸しか装填できず、結果として火力低下を招いてしまった欠陥品とされているのだ。

これらの具体例からある仮説が私の中に立ち現われてきた。すなわち「マグメルは各メーカーから余った欠陥品を処分するためにこの演習を企画したのではないか」ということだ。
元々いらないパーツであり、買ってもらえる見込みはとうの昔に絶たれているため、パーツメーカー側は欠陥品を供出することには抵抗を感じない。また、試作武装のテストを前線に出ているボーダーを使って行えるのだ。これ以上に嬉しいことはないであろう。
マグメル側も、パーツメーカーが用意した新型武装を釣り餌にボーダーを引き寄せることができる。一部では報酬として与えられる「EP」とそれと引き換えられる景品を利用して賭博行為を行っているのではないかという指摘もある。演習登録時に登録料などの手数料が発生しているため、可能といえば可能であろう。
  • 2010/05/17
旧ブロア市街地観光NEWS
旧ブロア市街地で「祭り」始まる
5月17日お昼から、旧ブロア市街地では祭りが開催される。
今回行われる祭りは、宇宙空間で行われている『戦場の絆』大戦で稀に開催される「同機体祭り」を輸入したもの。
『戦場の絆』大戦では、全兵士が同じ機体で出撃するアッガイ祭りガンダム祭りなどが好評であり、
これをパk……いや、インスパイアして全ボーダーが『頭:E.D.G-α 胴:ケーファー44 腕:エンフォーサーⅢ 脚:ケーファー44』という
大変キモイ機体で出撃するというものだ。
会場では、ブロア川を挟んで多装GランチャーとエアバスターT-10の祝砲が飛び交い、
ロングスピアを片手にブロア川の底に隠された淫鉄塊を探す「取ったどー!釣り大会」、
プラズマカノン、アヴローラーβ、LZ-ディライトの綺麗な光を使ったイルミネーションや、
レヴェラーMP20、M91サブマシンガンを使った豆まき、リムペットボムSを使った「爆殺鬼ごっこ大会」、
AC-マルチウェイを用いたステップの華麗さを競う「イェーイダンス大会」、
偵察機の美しい飛ばし方・偵察の丁寧さを競う「偵察機ジャンプ・ラーク型」などが行われている。
祭りの参加者には特別なポイトン「EP」が与えられ、これを集める事で祭り専用のペイントやコスプレグッズが入手できる仕組み。
中でもシークレット特殊機体ペイント「オペ子(盗撮ver.)」は1000000EPという超高額でありながら、一番人気の賞品となっており、
祭り初日の今日から全国のボーダーはこぞってEP集めに大忙しだ。
祭りに参加したボーダーからは「這いスピード」「廃人仕様」「新装備微妙じゃね?」「クーガーⅠ型限定戦マダァ-? (・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン 」「マストバイっす」と概ね好評の模様。
祭りは5月23日23時まで行われる予定で、今後は「シュラゴン限定戦」「41型強化手榴弾最強伝説戦」などが予定されている。
  • 2010/05/08
第三採掘島NEWS
採掘島でシュラゴン衝突、36機破損
第三採掘島で8日午前9時ごろ、シュラゴンが岸壁に衝突する事故が発生し、同市当局によると、少なくとも36機のブラストが破損した。
この衝突事故について、マグメルは同日、ブースターの故障で減速できなかったことが原因との見方を示した。 
マグメルによると、シュラゴンは事故当時ACを使用して採掘島給水塔に向かっていた。
  • 2010/05/08
BORDERBREAK総合NEWS
調子に乗りひき逃げ容疑 牛マンを逮捕
調子に乗って牛を暴走させ、ブレちゃんをはねて逃げたとして、
トラザ署は8日、ベコ運転過失傷害とBB交通法(調子乗りベコ運転、救護義務)違反の疑いで、
東京都大田区羽田、牛マン容疑者(ビーストハーフ・年齢不詳)を逮捕した。
同署によると、牛マン容疑者は容疑を認めている。

トラザ署の調べでは、同容疑者は最近調子に乗り「マストバイ」と叫びながら牛を暴走させ、4月16日午後7時25分ごろ、同区でブレちゃんに接触。
転倒した彼女を救助せずに逃げた疑いが疑いが持たれている。
  • 2010/05/02
今週のコラム
ボーダー達に歴史ブーム到来! 大河ドラマの影響か?
近年、ボーダー達の間で歴史がブームになっている。

ボーダー達の間では以前より歴史に興味があるものも少なくなかったが、とくに最近では登録名を本名ではなく歴史に残る人物と同名にしたり、歴史上の偉人のコスプレをしてブラストを操縦したりと、かなり熱狂的な『歴ボーダー』達が増えているとのことである。

大手ボーダー斡旋会社が自社に所属するボーダー達にアンケートを行った結果、およそ2割に当たる677人が歴史上の偉人のコスプレをして戦場に出たことが分かっている。

ボーダーを含めた数多くの歴史好きの中で最も人気があるのが3世紀ごろの中国三国志時代なのであるが、最近のブームはどうやら20世紀ごろのヨーロッパの伝統ある国家「ガリア公国」が中心となっている。

当時のガリアは2つの大国に挟まれた小国家にすぎなかったが、1935年の第二次ヨーロッパ大戦におけるガリア戦線および1937年のガリア内戦では歴史的に見ても貴重な事件が数多く発生しており古くからの歴史好き達の間でも根強い人気を持っていた。

近年のブームの火付け役はこの二つの戦争をテーマに作られた歴史大河ドラマだと思われる。08年にガリア戦線を描いたドラマが放送されたが、その反響が予想以上だったため、その続編としてガリア内戦を描いたドラマが今年に入って放送を開始した。

今回のブームについてこの時代の歴史に詳しい考古学教授は「この時代は伝説として語り継がれてきたヴァルキュリア人が実在したことを証明したことなどとても興味深い時代であり、この時代のことをもっとよく知ってもらうことは誠に喜ばしいことである」とコメントしている。

なお、このブームにあやかってガリア内戦時のガリア軍制服のレプリカなどを販売した某会社では、今後のブームの傾向を見てガリア戦線時代の軍服などの新しい商品を販売していくとのことである。



最終更新:2010年07月17日 22:28