大攻防戦講座X-ZEROPLUS版

独占か、完封か

ここでは、イベントバトルのモードのうちのひとつである大攻防戦、特に本講座では時報戦を中心に解説していく。

大攻防戦講座との相違点

  • 本講座は時報戦向けです。基本的な事は大攻防戦講座のページを見てください。

まずやったらダメなこと

攻撃側

  • 全凸行為
大攻防戦はプラント占拠に応じて作戦時間が延長される。そしてその為にはプラントを順番に占拠しないといけない。
完全無視してコア凸すると、その抜けた枚数分の時間を防衛側に渡しているようなものである。
「防衛側のランクが自分より上だから、凸でカバーするぜ!」ならまだしも「知るかバカ、そんな事より全凸だ!」
と言う考え方で挑むなら、自分の行為が勝利を遠ざける事を認識してほしい。

「全凸で俺割ってるし、関係ないね」「集団で行きゃいいだけじゃんwww」

大多数の凸屋がこの考え方だと思う。だがしかし……これらをやった後、部屋はどうなった?

「全凸いるから大攻防戦ツマンネ」「もうやらなくていいよこのクソイベント」「ユニオンの方がマシ」

大体の部屋は崩壊し、収益が悪化。最悪「大攻防戦イベントそのもの」が開催されない事に繋がってしまうのだ。
プレイヤーがルールを理解していない結果、開催されなくなったスクランブルバトルの二の舞である。
そこまで意識しなくても、EP収支がよろしくないと言う事は認識して欲しい。
因みに開幕全凸で割ると貰えるEPは300前後、それに対しちゃんとプラント独占した上で割ると900~1200EP前後とどちらがいい条件か、歴然の差である。

防衛側

  • 放置
まず論外。大体全凸する人間が防衛側に配属された時に多い。もし、この講座を見ている人がいるならば……。
「蛇の道は蛇」と言う言葉がある。この場合は「凸の事なら凸屋が詳しい」と言う意味だ。
凸ルートを塞ぎ、防衛・遊撃麻に転じてくれればまだ救いがある。

  • ベースニート
先の全凸行為をぶちのめす為にアンブッシュ(待ち伏せ)する、それを確実とする為にベースから出ない。
防衛ご苦労。君のおかげでベースの守りは盤石だ……だが、君がいない分の不足はどこに響くか分かるか?
そう、前線である。ましてや「ベースに入られたら防衛失敗」とまで呼ばれる事もある。
凸屋をベースインされるまでに迎撃し、撃破まで行かなくとも最悪消耗させねばいけないのだ。
その為のアンブッシュであり、ベースから出ないと言うのはみすみす前線を攻撃側に譲る様なもの。
前に出る事を恐れてはいけない。

した方がいいこと

攻撃側

プラントを賢く、全力で踏め

  • プランA『真上と真下……フフフ、脆いものよのう』
防衛と言うものは正面には強いが、側面や上面、背後からの攻撃には案外脆い。そこから持ちうるだけの火力を投射し殲滅、その後プラ踏みと言う策。
占拠も同様であり、進攻ルートを複数利用する事で占拠の難易度も大きく変わる。我々はユニオンバトルの強化機兵共(=CPU)とは違う事を忘れないでほしい。
主に重装砲やNelis持ち、その他爆発物持ちがこのプランを選択し、目標プラントやや後方の敵機を片付ける。
爆発物の代わりにANやECMグレネードをプラントに投げ込み防衛を弱らせたり、或いはインパクトボムで強制的に追い出すなど攻撃させない手も有効である。

  • プランB『頭と頭を合わせ、どちらが先に退くかの真剣勝負!』
プランAもいいが、そもそも開幕凸以外の全員で最初のプラントに飛び込むのが鉄則ではある。バリ重やガチムチ支援がこのプランに向いている。
だが、ミニマップを見た時間差攻撃も視野に入れた方が良い。と言うのも防衛側に重火がいた場合、高確率で爆発物かNelisをもらう可能性がある為だ。
MAPによっては「カタパルトで飛んだら防衛側の対空砲火で全員焼かれました」なんて事もある。
これでは殴り合い勝負になる前に、1個もプラントを踏めないで終わるなんてことにもなりかねない。
そのためにできるだけ多数でプラントを踏みに行く必要があるのだ。
「何? フル路地EVEリペフィSBIIガードで意地でも踏み抜くぜ?」大いに結構、是非ともやってくれ。

  • プランA/B両方に言える事
殲滅後は合流しプラ踏み、また中盤以降でもできるだけ踏みに行く人数は多めにしよう。8枚以上いればモアベター。
凸をやるならばプラント組のおかげで凸が出来ることを視野に入れておこう。ただ、基本的には麻で全凸やる位ならプラ踏みや陽動した方が喜ばれる。

凸について

先の話で全凸に触れたと思うが、最終プラント占拠まで全く凸に向かわない、というのも実は問題である。
最終プラントを占拠するのに多少なりとも時間がかかるとゲージ50%以上残ったコアを削るのに時間が足りないこともある。
査定の関係上、時間一杯まで使うとEPがあまり稼げない一面もあり適時コアを削るほうが良いだろう。

比較的後方がお留守な開幕凸がかなり有効で、施設破壊した上でゲージを1割前後持って行くことも可能。
また防衛側が守りに入ったとしても、それだけ前線プラントで敵側の枚数が減っていると考えることも出来る。
プラント戦が膠着している時、誰も凸に向かっていない場合などで囮役がいると、攻撃側に状況が傾くことも結構ある。
ただし、凸屋はプラ戦に参戦しないので高い戦績が要求される。防衛2人以上釣ってコアストくらいが最低限か。コアブレくらい削れば最高ではあるが削り過ぎたら早割れしてしまうのでコアストくらいで自重すること。
敵コア強襲のカットインが入ればよいのだが、そこまで到達するのにはバラージ3マガが必要。麻なら最低でもゆかりおにぎりを3回天井落としせねばならない。
幸い全国と違い序盤ならベースに敵がいることは少ないはず。麻で凸るなら確実にゆかり天井落としができる訓練を積んでおこう。
ただしセンサーに引っかかって要撃され、天井落としできなかったとしても責任は負いません。
蛇凸は序盤なら全国より通るが、ガチムチで凸に行くとかはNG。また、削りすぎてうっかり割ってしまわないように気をつけること。
一方でベース前を取った状況ならばあえて蛇に乗り防衛と戦いながら凸を刺す選択肢もあるという事は頭の片隅に入れておいて損はない。
遊凸は火力不足なのであまりお勧めできない。素敵Vだろうが絶火や紅蓮だろうが対コアは強襲や重火より劣る。
妹先生をコアに置いてくれば話は変わるが、それでも非難は避けられない。
支凸はヒヤシンススタイル/ざりがにでも論外である。支援はプラント戦に参加するのが前提の兵装である。
支援に乗ったからには徹底的に再起を回してあげよう。再起が回れば上手く行く事だってある。
ベース前を取った時はこれまた話が代わる。傘下で死んだ味方を起こすのは大攻防でも勿論有用であり、自身が囮になれれば削りを更に加速できる。

支援は死遠兵送を目指せ

大攻防戦の攻撃側にはコアがない。ということはいくら死んでも問題ないということである。
躊躇せずにプラントやら敵ベースやらに突っ込んだほうが味方のためになる。
勝ち目のない状況で突っ込んで10秒無駄にするのも考えものではあるが、中立化しているプラントなら僅かでも人が欲しい。
特に支援と重火は味方と足並み揃え、積極的に前へ出ていこう。前線で再起を回せば勝利が寄ってくる。
支援以外の兵装は味方支援が近寄れる位置で粘り、修理要請チャットで再起を促すと良い。
支援は再起する際、極力多めにリペア量を回してあげるといい。デバイスなら一基多く回したり、ショットなら一発多めに打ち込んだり。
因みにガチムチ支援が2枚いようなら防衛側にとって悪夢の本格的♂プラント占拠が始まり、下手すりゃ2枚だけで全プラント占拠までこぎ着けるレベルの強さである。

最終プラント付近まで強襲兵装はお休み

前述したとおり大攻防戦ではプラント占拠が中心となる。プラ戦での強襲兵装はどうしても他の兵装に劣りがち。
強襲をメインにしてきた人以外は、無理して強襲に乗るより他の慣れた兵装に乗ったほうがよい。
ただしプラント独占時や時間が厳しい場合は別。麻に乗りまくってひたすらコアへ突っ込もう。

プラントが占拠できてもリペアポッドにすぐに行かない

仮にトイレのあるプラントの占拠に成功したとしよう。全国対戦ならすぐにトイレに行きたくなるところだが、大攻防ではそれは控えたい。
その分だけ前線の枚数が減ってしまうからだ。後続の為に強行軍も時には必要である。
トイレに行くのは周りに他に支援がおらず瀕死の時と弾薬が足りない時ぐらいにしよう。

自動砲台とガンタレは目に入ったらすぐに壊せ

防衛側ベースにはいつもより自動砲台が多く設置されており、凸ルート上などベース外にも7~8機自動砲台が置かれている。
ある程度は処理しないと累積ダメージのせいで後続ベースやプラントに居座れる時間が短くなってしまう。
目に見える自動砲台だけでも壊しておこう。
ただし壊しすぎると自身の侵攻ルートがバレるので壊し過ぎは禁物。
ガンタレも大事な要素になる。どちらの陣営も奪えば味方が有利になるし、壊せば少なくとも一定時間の間は使えなくなり攻めやすくなる。
その点を見越してマインVと言う名のブービートラップを仕込むのも手ではある。

榴弾は味方を妨害している可能性もある

榴弾は敵殲滅に非常に便利だが、味方に当たると軽量機ならほぼノックバックさせてしまうという危険もある。
そのノックバックのせいで防衛に付け入るスキを与えてしまうこともある。
誤射-10ptも痛いがそのせいで割れなかったなんてことになると戦犯にもなりかねない。
特に最終プラント付近での榴弾の着弾地点には気を配ろう。
使いたい場合は各種重装砲やギガノト/ネフィリム・T25/TSL等の単発/斉射型の榴弾砲を使った方が比較的やり易い。

どこでコアを落とすか?

もちろん作戦時間600秒とベース前プラントがあったほうが攻撃側にとって有利だしEPも美味しいのだが、
最終プラントの一歩手前でも十分ベースに届き、事前にコアを削っており、かつ最終プラントを攻めていたら時間が足りなくなるという状況下ならば
最後までプラントを踏まずとも決着させる、という方法も残っている。
ver4.0からの査定の変更で、600秒フル参戦での獲得EP量も減っている。
具体的には全プラ占拠かつ残り200秒で割ると最大になる。
ハイスコアを狙うのであれば状況に応じた動きを特に検討したい。
ただし最前線プラントと凸の二正面作戦になり、各個撃破されてどっちも進まない、という事態は避けたい所。

ベース前プラントを取れたら

ここまでの進軍ご苦労様。もうベース前まで来れば後は敵ベースを落とすのみ。
軽量でもガチムチでも余裕でコアに攻撃が届くはずである。
「重量蛇だからコア攻撃は任せますね^^」とか言いながら最後のプラントから動かない・・・なんてことはしないように。

基本的には強襲兵装に乗り換えての凸がベターだが、支援で味方を起こしにいったり、防衛を倒すのも兼ねてガチムチ蛇もあり。きゅうきなら普通に蛇凸してもいいがそもそも大攻防にいるか怪しい
自信のある凸方法で向かおう。
もちろん敵もベース内にたむろっているので、設置物破壊も兼ねて周辺を爆発物で散らすのもありだ。

ところでこのタイミングで「待って」チャットが飛び交った覚えはないだろうか。
時報戦の場合、高EPを目指すためコアを割るタイミングを計算している人が多い。
で、前述の通り「残り200秒を切った直後が一番EPが稼げる」
もし、物凄く早く全プラント占拠した状態で「待って」チャットが飛び交っている状況なら今一度残り時間を見てほしいところである。
残り230秒でコアが割れてしまい、せっかく一位取ったのに獲得EPが一気に減ってしまう・・・というのは泣くに泣けない。
ただ、コアも当然すぐに割れるわけではない。残りゲージが2、3割くらいになるまでは適時攻撃してもいいだろう。

え?残り100秒なのに「待って」チャットが飛び交ってる?
そのままコア割ってEP美味しかったのに「NG」チャットを連打してた?
……きっと、その人の筐体はまだver3.5までなんだ、そっとしておこう。
(ver3.5までの旧査定は制限時間ギリギリで割るのがベターだった)

防衛側

防衛側は1mmでもコアゲージが残れば勝ちである。そのため、攻撃陣営とは違ってできるだけ大破は避けたい。
しかしベースニートは悪手。相手にプラントを踏ませるスキを与えてしまうからだ。
ベースは気にしないで、目の前のプラントの防衛に専念するのが吉。

当然コア凸は論外である。というか攻撃側ベースまでたどり着いてもそこに見慣れたコアは無い。ただ台座がたたずむのみ。
「いつでもコア凸したい!」という方は素直に個人演習n(ry

凸に釣られ過ぎない

こちら側のプラント防衛力が高いと敵は凸に向かうだろう。
コアゲージが削れるし敵を複数枚釣れば枚数差でプラントを取れるかもしれないからだ。
全国なら染められても取り返せば済むが大攻防では取り返せ無い。
だからこそ、防衛に回る枚数は最小限に抑えねばならない。
防衛は凸の枚数より少なくしよう。そして強襲が優先的に回ろう。機動力に優れる強襲を追えるのは同じ強襲のみである。
他兵装は出来ればプラント戦に専念してもらいたい。
但し、味方に再始動された際にベース防衛チャットを打たれた時は緊急退避で一回戻る手もある。
前線への復帰はベース内換装エリアの使用で重量機でも素早く復帰しやすい。

大攻防戦の凸防衛イロハ

1.基本は強襲兵装で守ること。
大鉄則。強襲を追えるのは強襲のみである。
ただ、遊撃兵装で出て偵察してから迎撃するというのも悪くない。
通常の全国大戦と違って大攻防戦では後方の索敵装置はまず存在しないと考えるべきである。
そんな時、ロビン偵察機やアウル偵察機は非常に役に立つ。
凸の位置が明確であれば対策もしやすいだろう。
あと、全凸するような人員が敵側にいた場合にも、適所に偵察機があると非常に有効だったりする。

2.何人も戻りすぎないこと。
前述の通り。
全国大戦では「凸屋の人数+1」が正解だったが大攻防戦では「凸屋の人数と同じ」でいい。


3.おにぎり一個くらいでクヨクヨしない。
防衛側はコアが無事なら勝ちだし、コアの損傷軽微を目指すにしても41型おにぎり一個分のダメージは実質大したことはない。
流石にコア猛攻を受けてしまうダメージだと問題だが、副武器一個分のダメージくらいは大攻防戦ではそこまで気にしなくてもいいだろう。
そもそも防衛人数を減らしているのだから、そんなことも起こり得る。
「仕方ないね♂」の精神で、そういうものと割り切って次へ向かおう。

1ドットでも占拠ゲージが灰(青)なら再占拠のチャンスはある

とにかく向こうに完全に占拠させなければよいので、プラント円外でプラントの中に爆発物撃ってるよりは自分もプラント内に入って前線戦闘していたほうが勝ちやすくなる。
遊撃のPHユニットによる占拠支援もバカにはならないので見つけたら壊す事。
また、支援もできるだけ円内の味方を再起させるようにしよう。
瞬間再起できるリペアショット系や、URデバイス系(βかγがおすすめ)、リペアポストγなら前線人数をあまり減らさないで済む。

常にプラント円内にいる必要はない

敵がプラントを踏んでいるならただちに自分も踏みに行かねばならないが、最大限自軍に染まっているプラントの円内でうろうろすることにメリットは何も無い。
その状態で踏んでも占拠ゲージはそれ以上上がらないのだから。榴弾とかで事故死してその隙に踏まれたら今までプラントにいた意味がなくなる。
プラント円内は銃弾と爆発物の飛び交う危険エリアだ。
踏むべきときと踏まなくてもいいときがある。

芋るくらいならプラントを踏め

そうは言ったところでプラントを全く踏まないというのは論外。
防衛なのだから芋ってもよいという勘違いがたまにいるのでここで断言しておこう。
防衛における芋も攻撃によるそれと同じくらいの利敵行為である。
榴弾や狙撃だけでプラントの色は維持できない。
常に円内にいる必要はないが、ゲージで押されて色が変わりそうなプラントに攻め込むのは当然である。

次のプラントへ退くかは味方の有無を確認してから

一度攻撃側に取られたプラントはもう取り返せないのだから次のプラントを全力で守ろう!という気持ちはわかる。
しかし、だからと言って全員がすぐ次のプラントの防衛へ向かうというのはそれだけ戦線を下げることであり、
たった今落ちたプラントから次のプラントまでの距離と時間を無償で敵に譲り渡すということだ。
プラントが落ちたらすぐにミニマップを確認し、次のプラントに味方が十分にいた場合だが、自分は敵のリスポン地点や次プラントまでの道中に居座り攻撃側の進攻自体を阻止、遅延させるように動こう。
味方がいなければプラントの防衛に回ろう。
貴方の機体が恐竜とかの超火力装備を持ったガチムチ重火なら居座ってやると攻撃側としてはたまったもんじゃない。
ただし支援は居座りをお勧めしない。支援は味方との協調が第一の兵装だからだ。
支援は時間稼ぎ役が削ってくれた敵を次のプラントで料理する役に専念しよう。

(わふーMAP限定)わふーポートには近づかせない

わふーは基本復活しないとはいえ取れば大攻防戦でも高い戦力になる。防衛側が取れば定期的に修復していればそのまま敵を寄せ付けずに勝つことも可能だ。
逆に攻撃側に取られると撃墜時にはプラントが2つ踏まれているという可能性もある。というかほぼ1つは落ちてる。
何としてでもわふーポートのあるプラントには近づけないようにしよう。
敵側にわふーポートがあるなら寝取りに動き、万が一取られたらネオやNelisを撃って速攻でスクラップにしよう。そうすればある程度被害が抑えられる。
因みにわふーでの占拠は運転席のみ有効。砲手席は効果がないので占拠する際は降りた方が良い。

全力でベースを守るコツ

自分ベースの目の前のプラントが踏まれたら、敵全員がベースに向かってくる。
その前にも全凸がプラントを無視してベースに突っ込んで来る。
その過程で自動砲台やレーダーが壊されているかもしれないが、直さないで無視したほうがよい。
施設を直している間に傘下に敵を入れてしまう可能性があるからである。
(但しリペアポスト・URデバイスγ持ちは別。復旧効率が他より良い為、レーダー以外なら短時間で復旧が可能)
傘下に敵を入れたら実質防衛失敗している、と言われるようにベースに入られる前の防衛をよく考えたい所。
ここでロビン/アウル持ち遊撃の出番である。これらを積んだ機体なら凸屋を照らし、ベースインのリスクを減らせる。
その上でトラップやターレットのフル活用のほか、カタパルトでベース前プラント近辺へ飛び、後ろから敵の邪魔をしまくるのも中々有効。
リスポン直後から敵の装甲を削っておくだけでも大きいし、リスポン地点をかき回しまくることで「あいつうぜえ倒そうぜ」と敵に思わせれば陽動成功とも言える。
ただブンブンでベース前プラントへ行くのは考え物。むしろスルーされて防衛の人数を減らしてしまう。
足止めをする場合ベース防衛役が減るということを忘れずに。

プラント防衛で止めるのが理想

とはいえベース総攻撃をされると如何にベストな動きをしても防衛側が圧倒的に不利。
60秒もあればコアゲージが2~3割くらい減らされることだって十分ありうる話。
自ベース前プラントを踏まれる前に決着を付けてしまいたいところ。
攻撃側からの逆転要素としてコアシールド機能障害が起こる事がある今、もはやベース前プラントを踏ませる理由も無い。
(例えばプラント数が5つなら3つ目か4つ目のプラントを守り切る方がよい。もちろん、あくまで勝つことだけ考えるのであれば完封してしまっても良い……のだが、時報戦ともなるとそうはいかない場合もある。次項参照)
+ 実は……

プラント防衛で完封し過ぎるとEPがまずい

最初の防衛プラントをプラントAとしプラントEまであるマップを想定してほしい。
防衛が非常に順調であったため、完封ペースで残り1分になった……そんな時、こんなチャットが飛び交った覚えはないだろうか。
「プラントBを守ろう!」そしてプラントBから動かない味方。

一見すれば戦犯に見えなくもないがそうではない。
EP量を考えるとプラントAで守り切ってしまうと残り時間が300秒なので1位で勝ってもポイントが美味しくないのだ。
だからもう少し奥のプラントで勝利しようという呼びかけなのである。

もちろん意図的に後退した結果トントン拍子にプラントを取られるのはよろしくない。
残り60秒くらいを目安に後退をお勧めする。
最終的に3つ目のプラント(今回の例の場合プラントC)で勝利すれば、あとはコアの残りゲージやポイント次第でEP大量獲得も狙えるので、ここで止め切ることを目指そう。

無論、相手も最後の抵抗に必死なので運悪くプラントCが落ちるかもしれない。
だが、最高の戦績でなくてもプラントDで止めれば結構なEPは稼げるので諦めずに頑張ろう。
プラントE以降は少々厳しいか。

え? プラントCで守り切れそうなのに「プラントDを守ろう」チャットが飛び交ってる?
そのまま守り切ってEP美味しかったのに「NG」チャットを連打してた?
……きっと、その人の筐体はまだver3.5ま(ry
(ver3.5までの旧査定はベースで守り切るのが正解だった。)

共通事項

味方が変なチャットをしていたら時報部屋と思え

防衛側なのに「敵ベース進攻」「プラント進攻」だったり「弾薬補給」など妙なチャットが連続しているのを目にしたら、大体は時報部屋です。
特に参加者が全員フルHGベテランの場合は間違いなく時報部屋です。
ツイッターで開催時に「このチャットが合図です」と指定することが多い。

MAP把握は重要

大攻防戦はとにかくカタパルトが多い。
攻撃側はそのままMAP中央より少し奥のあたりまで行けるし、防衛側は自分ベースから敵ベース前プラント手前までカタパルトで接続してるなんて事もある。
防衛側なら前線リスポンな上にカタパルト完備なため移動には困らずMAPが分からなくてもどうにかなる。
ただ、攻撃側ならカタパルトは途中までしかないので道に迷うと大問題。
別にプラ戦だけするなら問題ないが凸に向かうならいつも以上に時間の無駄は避けたい。

防衛側は自分ベースから敵ベース前プラント手前までカタパルトで接続してるなんて事もある。
攻撃側はもちろんだが、防衛側もカタパルトを有効利用しよう。重量機ならエリチェンするよりも早く目的地に着くことができる。
とにかく全国よりも前線の数が重要なので前線の数を減らさないためにも活用したほうがよい。
当然凸屋を追うために凸パルトに乗るのも有効だ。
ただしベース前が踏まれているときは別。ベース防衛に専念しよう。

しかしイベントMAPなので個人演習は出来ない。
幸い公式サイトにPDFMAPが公開されているのでチェックしよう。
戦場に出たらまずは味方と足並み揃えてプラント戦をしよう。そうすれば大体の構造は把握できる。

要請兵器は使えないものだと思え

基本的に大攻防戦では要請兵器×仕様になっていることが多い。マデルロンド大攻防戦で大先生が猛威を振るったせいであると推定される。
とにかく要請は使えないのだから要請を使う事前提のアセンは役に立たない。
要請ゲージ促進チップを積むなど論外である。

決闘その他ネタプレイをしていても目をつぶってあげよう

大攻防戦は査定に影響しない為、決闘を挑んでいたり珍獣がいたりしても珍しくない。
そんな人を見てFFしたりNG連打するのは控えよう。むしろ珍獣がいた場合は伊達と酔狂でやって来ていないので積極的に起こしてもいい位。
但し上述したように全凸だけはお勧めしない。見つけたら何をされるか分からない事を念頭に入れておく事。

支援がいなけりゃ自分で乗れ

特に大攻防戦では、全国以上に少支化が進んでいる。2枚以下の可能性が大きい。
しかも大攻防戦は査定にも影響がないので、支援がいてもここぞとばかりに弁当箱やスタナー持ちだったりセンサー持ちでもまさかの注射器を持ってきている光景がよく見られる。
そんな状態だから偵察や再起が回らなくとも味方の支援のせいにするのはよろしくない。支援乗りが「修理要請→援護要請」とチャット打っていたら支援不足の可能性大。
その際は自ら支援に乗り換えることも考えよう。むしろ支援で占拠スコア・総合一位を狙っても何の問題も無い。



最終更新:2019年12月01日 18:54