重火-主2


機関砲系統


クーガーS型と同時期に発表された第三の重火力用主武器。
取り回しを重視した「機関銃」、弾幕密度に拘った「ガトリング」に対して今回は単発重視型
Aボタン押しっぱなしで連射できる。もちろん、一発ごとにクリックして精度を上げる事もできる。
今までのボーダーブレイクのボーダーを割った別ゲー。
徹甲弾らしいガクンガクン来る反動、射撃ごとに後退する砲身など、素敵性能も備える。

秒間火力は高く、装甲・AIM力が互角ならサーペントにも撃ち負けない。
空転時間も無いので副武器も併せたフルスケールアタックで他の系列に水をあけることができる。

ただし、発射サイクルに合わせてAIMしないと命中率がガタ落ち、結果、小火器に撃ち負けるケースはよくある。
単発の精度に頼るため、HG頭ではCSがままならない。毛45、ノヴァ頭、久我S頭で射撃補正の強化を検討されたし。
OH!も早めでマガジン弾数も少ない(OH!した時点で残弾が1/3)。リロードを想定してカバーしながら戦いたい。

OH!に関して、熱蓄積はトリガーを押している時間に比例するため、
単式、単式改は発射をボタン押しっぱではなくクリック連打にすると、長時間火力を継続させることが可能
単式は連打が速過ぎるとOH!してしまうが、単式改はOH!前にリロードへ突入するためOH!がほぼ無縁にできる。
瞬間火力より継続火力が欲しいときは試してみて欲しい。

有効射程距離は公式MAPを定規で測定したところ、およそ300m~350m程度。芋砂にさえ気をつければ、遠距離から驚異的な速度での敵施設の破壊が可能。
ぶっちゃけると、画面に自動砲台の映像が映れば、そこから射撃して破壊可能(要射撃補正&反動吸収)

機砲「単式機関砲」

秒間火力4400、5.1秒連続発射(17発)でOH!を起こし、
OH!まで連続掃射した時の総火力は22440、マガジン総火力39600。

明確に弾頭の軌跡がわかる大型砲弾を連続発射する武器。
単発の威力が高く、CSすれば装甲C+以下の頭部の機体、つまり、HG・ケーファー・プロト・ノヴァ以外はよろけ誘発。
弾速も速いのでボディショットも取りやすく、AIMにもよるが遠~中距離からの援護能力もそこそこ。
体力ミリ残りの敵が逃げるのが遠くに見えたらとりあえず狙っておくとおいしい。

反面、この単式機関砲は三種中最も連射速度が遅いため、マルチイェイに振り回されるような、至近距離~格闘戦間合いでの戦闘はあまり得意としていない。
大抵の機体はCS×4発であの世送りだが、1秒で4発も撃てない、という点が壁。
とはいえ、相手の全身がサイトに収まる程度の距離の攻撃力はかなり高く、その距離ならば接近してくる相手の頭を狙いやすい。
その距離を軸に戦うようにすれば他の主武器に対して見劣りすることは無いだろう。

改砲「単式機関砲・改」

秒間火力4063、6.26秒連続発射(24発)でOH!を起こし、
一度にOH!まで掃射した時の総火力25440、マガジン総火力42400。

機関砲シリーズで唯一、初期ガトやラピッドに瞬間火力で劣る。
代わりに集弾性がよく、OH!耐性も良好で、さらに修羅Ⅱ腕の立ち撃ちでもかなりの制御が可能なほど反動が低い。
GAXウッドペッカーに比べても連射精度の高さが有利に働くため、照準のズレは小さい。
発射レートの関連からラピッドよりも軽量級腕部での狙撃に適する。

重量さえ気にしなければ総じて、取り回しが楽。
低反動による有効射程の広さを武器に先制を取り、減った攻撃力をCSで賄っていける武器。
なんだかんだでOH!までの総火力は高く、CSを粘り強く狙ってゆくことできる。
重量さえ飲めればウィーゼル・ラピッドよりも取り回しを失わずにワンランク戦闘射程を広げることが可能となるだろう。

CSすれば、修羅・役者・刃・セイバーの頭なら、よろけ誘発。

双砲「双門機関砲」

秒間火力4667、4.11秒連続発射(24発)でOH!を起こし、
一度にOH!まで掃射した時の総火力19200、マガジン総火力51200。

象よりは瞬間火力で劣るが、この威力で空転なし。ガトリングでは困難な体力差不利なんて容易に覆し得る。
但し、重量は象と比べて+100、ラピッドと比べて+180。なんとダイナソアよりも40重い。
かつ、OH!耐性はラピッド級。OH!復帰時間とマーカー減少時間は並とはいえ、OH!までの掃射火力もラピッドに迫る低さ。
反動も大きめ、連射精度もいい訳じゃない。かなりのじゃじゃ馬

発射サイクルが速い分、当たりやすく軽量機相手=強襲機に強く、戦果が安定しやすい。
しかしそれが反動の増大につながり、発射口が左右に分かれているため弾道は不安定である。
CSよりもボディショットを重視すると割り切った使用が重要と言える。

メタモチップを5個使用するだけあってかなりのクセモノ。
以上踏まえて、強襲メインのボーダーにはともかく、癖の強い武器に親しみの深い、生粋の重火力ボーダーには是非おすすめしたい逸品。

怒砲「双門機関砲・怒竜」

秒間火力4133、6.5秒連続発射(44発?)でOH!を起こし、
一度にOH!まで掃射した時の総火力27280、マガジン総火力43400。

単式機関砲・改の双門版とでも言うべき、OH!耐性や射撃精度の向上および反動の軽減、それと引き換えの威力低下など、マイルド方向の調整がなされた連装機関砲。
連射速度と、OH!までの掃射火力は系列トップ。弾幕と当てやすさに関しては、機関砲では随一。
外見的には双門の砲口に単式改と同型のフラッシュハイダーが付いた他、機関部右サイドに給弾ベルトで繋がれた弾タンクらしきものが追加されており
ブラストの胴体ほどもあろうかという、非常にゴツい見た目になっている。
その高めの発射音とも相まって、連射する姿はいかにも機関砲といった風情が漂う。 のだが・・・

最大の問題は、見た目にたがわぬその重さ。双門を30上回り、実装時点で全兵装の主武器における最重記録を更新。
単式改は、反動の軽さから反動吸収が低めの腕でも扱えるという意味で軽量腕と相性が良かったが、ここまで重いと軽量化のために軽量腕の採用を考えさせられてしまう。
また、それなりの精度で遠くまで狙えるのは利点だが、やはり機関砲の宿命で、他系列より比較的強めの反動・低めの連射精度のために
中~遠距離の援護射撃や弾幕では、速射性と精度を兼ね備えたガトリング系列に遅れを取ってしまいがちであり、
接近戦では、双門の強みだったあっという間に敵機を溶かしきる瞬間火力も、単発威力の低下の影響をモロに受けて
同じく空転なしで重量は半分近いウィーゼル・ラピッドに肉迫されるレベルに落ちてしまっている。またCSでのひるみも当然望めない。
クセがなく使いやすいとも言えるが、クセの強さが特色の機関砲系列の最終段階としては、中途半端で物足りない感も。
それでこの重量、要求素材、消費GPとくれば、流石に厳しいと言わざるを得ない・・・
せめて重量さえまともだったなら、精度と引き換えにOH!耐性を伸ばしたラピッドとしての需要もあったのかも知れない。
ただ、単発の精度は高いので、発射サイクルに合わせてクリック連打すればHG頭でも中距離から
CSを狙えるのは特筆すべきところ。タップ打ちならば長所の連続射撃時間もさらに延びる。

( 電)<また、こーいう見解もあるのだとかー
名前や双門のイメージから反してしまう事になるが、
実際は単式機関砲・改の改定版というのが、この武器に対する正しいイメージではないだろうか。
単式改に比べ、連射速度で勝っているので安定した撃破を望める。
機関砲独特の「敵を溶かす」程の強さを手軽に体感できる武器と言えるだろう。
ウィゼラピと比べるなら遠距離対応できないが、OH!までの時間が大幅に改善されたと考えればいい。
そのうえで、もっと火力が欲しいと感じるのなら初期機関砲や双門機関砲の出番となる。

通称はもぐら。怒竜→どりゅう→土竜(もぐら)の音合わせによる。もっとも土竜は「どりゅう」とは読まないが。
大仰な名前に比して控えめな性能に対しての揶揄も含んでいるような、いないような。
結局のところ「怒れる竜(笑)」になるか、「静かに怒れる竜」になるかは使い手次第である。

+ ...

           いやキレてない、キレてないっすよ、ええ。
              私をキレ させたら大したモンですよ。

             r、
            9,j |            ,. -===ァ、
          f'、)'セ`〉         ,/;;f, -  -、;ヽ
           ヽ/,,-'1         ,j;;;/ ´゚`・・゚`l;;;!
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ヴルカン系統

重火力初のニュード属性主武器。強襲のVOLTに遅れること一月で念願の獲得と相成った。

低い連射速度と低反動もあって制御性がよく、精度の高い射撃を反動吸収に劣る腕部で実現することができるという
従来の威力重視・反動軽視の重火力の路線とは真逆のコンセプトを進む武器である。
OH!という概念がない初の重火力主武器でもあり、回避さえきちんとすればマガジン総火力で力押しできる一品である。
また、重量もウィーゼル機関銃と同程度であり、軽量。まさしく軽量重火力のための装備であると言える。

欠点は瞬間火力が劣ること。
最終的な反動はウィーゼルラピッドの半分程度であるが、やはり長く打ち続けると大きくブレる
OH!管理の代わりとして、意識的に蓄積した反動をトリガーを切ってリセットすることで持ち前の精度を活かせるだろう。
またニュード系連射火器の特性か、連射精度は頭部の射撃補整に比較的依存している様子。
重量級の頭部では取り回し辛いため、出来るだけ補整の高い頭部を積みたい。
それでも射撃補正による伸び率は実弾系に劣り、LG2でも撃ち始めはウィーゼル・ラピッドよりもバラけてしまう。

強襲のVOLTと同じく対設置物以外への戦力は劣る傾向にある。対ブラスト戦を意識するなら実弾のほうがよい。
とはいうものの、フルオート火器である、コア凸を主任務としない兵装であることを加味すればVOLTよりも有用。
単純に機関銃の属性互換としてのアセンブルが有効と言える。

検証によると、蛇の主武器の中でワフトローダーを破壊するまでの速度はトップのようだ。
ただし機動中はバラける(?)特性がある為、多少弱点が狙いにくい。しゃがみ撃ちでは充分に収束し、遠距離からでもニュードを浴びせることもできるが、油断すると主砲やボマーの餌食になってしまう。
生粋の重火力乗りも、対ワフー装備として採用するのは悪くないが、位置取りには十分注意しよう。

光銃「ヴルカンLG1」

秒間火力3840、約5.6秒連続発射で弾切れ、マガジン総火力21600。
重量・秒間火力・マガジン総火力・集弾性能は初期ウィーゼルに似ている。
但しウィーゼルはOH!が発生するが、こちらはリロードが発生する。OH!まで・リロードまでの時間もほぼ同等。
リロード自体は初期ウィーゼルのOH!復帰・リロードよりも早い。
ニュード兵器らしく反動が少ないため、CSを狙い易くなっているのがいい点か。

なおシリーズ中唯一、瞬間火力がM99サーペントに肉薄しているがやっぱり負けている。
マガジン総火力は一致しているが、リロード速度で負け。あくまで榴弾や副武器の隙を埋めるサイドアームといった役目だろう。
タイトなCSを狙うならLG2へ、それでも良いから総火力で押したいならばMCへ切り替えよう。

光砲「ヴルカンLG2」

秒間火力3640、約6.8秒連続発射で弾切れ、マガジン総火力24960。
重量・秒間火力などほぼウィーゼルRに近い搭載負荷。
マガジン総火力(OH!までの掃射火力)で負けてるが、集弾性能は上。

低サイクルのお陰で反動に関しては重火の主武器中最小。フルバーストしてもサイト内に収まる。
そしてCSしたときの単発1300を超える大打撃も含め、CSを狙える主武器といってよいだろう。
OH!総火力を武器にタップ撃ちという小技で攻める機関銃Rとは使い味が異なる。

光弾「ヴルカンMC」

秒間火力3600、9秒連続発射で弾切れ、マガジン総火力32400。
秒間火力はウィーゼルR以下で最下位。マガジン総火力は象のOH!までの掃射火力以上。

空転時間がなくなった代わりに、性能もマイルドになったウッドペッカー、というところか。
ただし上方向の反動の蓄積はウッドペッカー以上なので、近距離での撃ち合いでリロードというストレスを排除した武器と言える。
尋常ではない発射時間が利点だが、やはり反動蓄積を忘れてしまいがち。
しっかりと定期的なリセットを繰り返さないと「サイトに入っているのに手足にばかり当たる」こともある。

用法としてはウィーゼル機関銃Rと同じく、リロードの遅い副武器や腕部と併せ、集団戦をスタミナで制する武器。

最終更新:2011年06月23日 23:26