doll(後編) ◆UcWYhusQhw
あかん。
ああ。
……やってしもうた。
うちが。
彼女は乗ってはおらへんかった。
感情に任せておっただけで。
うちが。
彼女は乗ってはおらへんかった。
感情に任せておっただけで。
不幸な事故やかもしれない。
せやけど歴然とした事実。
せやけど歴然とした事実。
そう
うちが。
殺した。
「キョウ……? そんな……息をしてない」
「……っ。最悪だ」
「……っ。最悪だ」
二人の悲痛の声が響く。
せやね、死ぬとはおもわらへんもの。
せやね、死ぬとはおもわらへんもの。
せやけど……。
死んだんや。
これは変えようがない事。
これは変えようがない事。
どないしよ……。
……もう。
ひけないのや。
ひけないのや。
罪もあらへん子を殺した。
さあ、うちは?
さあ、うちは?
うちの選択は?
……選ぶも何もひとつしかあれへんやないか。
戻れへんもんね。
……私は。
足の傷ももう無理や。
治せる人がおれへんもん。
……私は。
足の傷ももう無理や。
治せる人がおれへんもん。
……ああ。
なつき、会いたかった。
戻りたい。
でも戻れるわけがあらへんから。
うちはなつきの為にこの選択をとるんや。
うちはなつきの為にこの選択をとるんや。
血塗れた手は洗っても取れへん。
……せやから。
……せやから。
「堪忍なあ」
私は殉逢を出してクリスはんの頭を狙った。
「!? クリス君危ない!」
「っ!? わあ!?」
「っ!? わあ!?」
ユイコはんがクリスはんを押して、殉逢の軌道から外れた。結果空振り。
中々察しがいいやなあ。
中々察しがいいやなあ。
「……シズル? どうして?」
クリスはんは困惑しておる。
当たり前か。
当たり前か。
「もう……もどれへんのや。なら残りの命、なつきの為につかいまひょ」
「……そんな!? そんな事ないよ絶対! 戻れる」
「戻れたらいいやね……せやけどこれが現実や。手は汚れた……せやからうちは引けんのや」
「……そんな!? そんな事ないよ絶対! 戻れる」
「戻れたらいいやね……せやけどこれが現実や。手は汚れた……せやからうちは引けんのや」
そいうこと。
クリスはんかんに……
クリスはんかんに……
「違う……シズル……違う」
「?」
「そんな事ナツキ望まない……もし僕が同じ立場だったら絶対望まない……悲しむだけだよ」
「……な、何をいっておりますのん?」
「?」
「そんな事ナツキ望まない……もし僕が同じ立場だったら絶対望まない……悲しむだけだよ」
「……な、何をいっておりますのん?」
わかってるがな……そんな事。
でも、でも引けないのや。
なつきがどんなに悲しもうと。
最終的になつきが幸せならそれでええのやから。
でもクリスはんが言った事はさらにうちの考えを凌駕した。
でも、でも引けないのや。
なつきがどんなに悲しもうと。
最終的になつきが幸せならそれでええのやから。
でもクリスはんが言った事はさらにうちの考えを凌駕した。
「それに……シズル自身が不安なんでしょ?」
「は……そんなことあらへん」
「ううん……わかるシズル自身この選択が正しいか不安なはず……確認できる人が近くいないから……僕がそうだったから……アルが遠くて心細かった」
「違う……不安な訳あらへん。後悔などせえへんし」
「は……そんなことあらへん」
「ううん……わかるシズル自身この選択が正しいか不安なはず……確認できる人が近くいないから……僕がそうだったから……アルが遠くて心細かった」
「違う……不安な訳あらへん。後悔などせえへんし」
せや。
不安なんてある筈がない。
私が自分自身で決めた事や。
だから絶対あらへん。
後悔などあら……
不安なんてある筈がない。
私が自分自身で決めた事や。
だから絶対あらへん。
後悔などあら……
「じゃあ……シズル。何で泣いてるの?」
「え……?」
「え……?」
な……いて?
頬を触る。
そこには一筋だけ。
そこには一筋だけ。
けれど確かに。
冷たいような温かい涙が流れていた。
……あ。
どうしてや?
え?
「苦しんだ……間違って殺して。止めて欲しいんだ。きっと。そのナツキって人に救って欲しいと思う」
「ちが……」
「違うくなんかない……だから戻ろうよ。そんな事、望まないよ。キョウも皆……だからシズル」
「ちが……」
「違うくなんかない……だから戻ろうよ。そんな事、望まないよ。キョウも皆……だからシズル」
クリスはんが手を伸ばす。
戻るようにと。
戻るようにと。
いや。
違うんや。
ぜったいちがうんや!
そんな事あれへん。
認めるわけあらへん。
うちは!
うちは!
「うちは―――!」
勢い良く殉逢を振るった。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
僕は手をさしのばした。
まだきっと彼女は戻れるとそう信じて。
きっと不安なだけだと思う。
大切な人が傍にいなくて。
きっと不安なだけだと思う。
大切な人が傍にいなくて。
僕も不安だった事が何度もある。
アルとの、恋人との距離が遠すぎて。
彼女と僕を結ぶのはたった一つの手紙だけ。
アルとの、恋人との距離が遠すぎて。
彼女と僕を結ぶのはたった一つの手紙だけ。
だから時に気持ちが判らなくてどうすればいいか判らない事が多かった。
今のシズルはきっとそうだと思うから。
だから僕はナツキって人に会うまでその手助けをしたいと思った。ユイコもきっとそう。
少なくとも殺し合いに乗るなんかナツキって人はきっと喜ばない。
僕が同じ立場になったら、トルタもファルさんもリセもアルも喜ばないだろし。
だから僕はナツキって人に会うまでその手助けをしたいと思った。ユイコもきっとそう。
少なくとも殺し合いに乗るなんかナツキって人はきっと喜ばない。
僕が同じ立場になったら、トルタもファルさんもリセもアルも喜ばないだろし。
だから手をさしのばす。
大丈夫。
明日は希望に満ち溢れているから。
でも彼女は迷って迷って。
そして
「うちは―――!」
その後の言葉は良く聞こえなかった。
彼女は鞭を振るった、僕に向かって。
彼女は鞭を振るった、僕に向かって。
蛇の如く襲い掛かる鞭。
僕はそれを呆然と見てるしかなくて
僕はそれを呆然と見てるしかなくて
「クリス君!」
「……っ」
「……っ」
ユイコが急に僕の手を引っ張って鞭の軌道から外れる。
思ったよりもスピードが遅くて難なく避けられた。
思ったよりもスピードが遅くて難なく避けられた。
「……シズル!」
「……もういいんや……せやから」
「……もういいんや……せやから」
シズルは振り切るように鞭を振る。
でもそれは何処か遅く僕にでも避けられるレベルだった。
でもそれは何処か遅く僕にでも避けられるレベルだった。
だから僕とユイコは左右にわかれて飛びよけた。
だけど。
だけど。
「くっ!? しまった!?」
ユイコが避けた先は後ろが崖で逃げ場がなかった。
まずい。
まずい。
このままじゃユイコが……
シズルがさらに手を染める。
シズルがさらに手を染める。
ダメだ。
もう失いたくないし殺させたくない。
「……堪忍なぁ」
シズルがそう口に出した時もう僕の体は動いてた。
殆ど無意識のうちに。
殆ど無意識のうちに。
空を舞う鞭。
僕は駆けた、ユイコの元へ。
「ユイコ……しっかり僕を押さえて!」
「な!?……なあああ!?」
「な!?……なあああ!?」
僕はユイコを掴んで跳んだ。
向かうは崖の先。
向かうは崖の先。
鞭は空を切りはずれ、僕達は奈落へ。
見えるのは深い青。
助かるか分からないけど。
これが最善だと思ったから。
助かるか分からないけど。
これが最善だと思ったから。
「……なあ、クリス君。君は馬鹿だな」
「……そうだね」
「……ふぅ……まあ、いいか」
「……そうだね」
「……ふぅ……まあ、いいか」
そんなやり取りがあった瞬間、視界は青に染まった。
バッシャーンと。
派手な水飛沫をあげ、僕達は落ちた。
派手な水飛沫をあげ、僕達は落ちた。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
あの2人はそのまま湖に落ちていきおった。
あの2人がどないならはったかは運次第やね。
にしても。
あの2人がどないならはったかは運次第やね。
にしても。
「何迷ってるや、うちは」
こないなかてクリスはんの言葉に揺さぶられへんとは。
迷ってはいけへんのにや……
……まあとりあえず殺し合いに乗った人間から優先的に排除しましょか。
迷ってはいけへんのにや……
……まあとりあえず殺し合いに乗った人間から優先的に排除しましょか。
……なつき。
今のうちを見たらどう思いやすやろか?
悲しむやろか?
怒るやろか?
怒るやろか?
喜びはせえへんね。
だから会ってはあかんのよ。
もう二度と。
もう二度と。
崩れるやろうからうちが。
修羅のうちが。
修羅のうちが。
だからさいなら。
なつき。
愛してる。
生きてや。
せやから
歩ませよ我が修羅の道を。
【C-4湖付近/朝 一日目】
【藤乃静留@舞-HiME 運命の系統樹】
【装備:殉逢(じゅんあい)、。コルト・ローマン(3/6)】
【所持品:支給品一式、虎竹刀@Fate/stay night[Realta Nua]、玖我なつきの下着コレクション@舞-HiME 運命の系統樹】
【状態】疲労(中)、左手首に銃創(応急処置済み)、左の太股から出血(布で押さえていますが、血は出続けているが少量に)
【思考・行動】
基本:なつきを探す なつきの為に殺し合いに乗る
0:なるようにしかならんわ……
1:なつきの為に殺し合いに乗る、しかし殺し合いに乗った人間を優先的に排除
2:殺し合いに乗る事に迷い(特に力なき人間を殺すことにためらい)
3:太股の傷を治療する為の道具を探す
4:なつきに関する情報を集める
【備考】
※下着コレクションは使用可能です。
※理樹を女だと勘違いしてます。
※詳しい登場時系列は後続の書き手さんにお任せします
※死者蘇生に関して否定。
【装備:殉逢(じゅんあい)、。コルト・ローマン(3/6)】
【所持品:支給品一式、虎竹刀@Fate/stay night[Realta Nua]、玖我なつきの下着コレクション@舞-HiME 運命の系統樹】
【状態】疲労(中)、左手首に銃創(応急処置済み)、左の太股から出血(布で押さえていますが、血は出続けているが少量に)
【思考・行動】
基本:なつきを探す なつきの為に殺し合いに乗る
0:なるようにしかならんわ……
1:なつきの為に殺し合いに乗る、しかし殺し合いに乗った人間を優先的に排除
2:殺し合いに乗る事に迷い(特に力なき人間を殺すことにためらい)
3:太股の傷を治療する為の道具を探す
4:なつきに関する情報を集める
【備考】
※下着コレクションは使用可能です。
※理樹を女だと勘違いしてます。
※詳しい登場時系列は後続の書き手さんにお任せします
※死者蘇生に関して否定。
―――こうして一人の人間は自らの心を殺そうとして人形になろうとする―――
「……はぁはぁ……なんとか……なったね」
「……なんとかな……はぁー」
「溜め息つかないでよ……」
「つきたくもなる……まったく……助かったからよかったものの」
「……なんとかな……はぁー」
「溜め息つかないでよ……」
「つきたくもなる……まったく……助かったからよかったものの」
あの後僕らは落ちた後そのまま流れに任せて川を下っていった。
そして何とか川岸に。
そして何とか川岸に。
……うん、ユイコが無事でよかった。
「……シズル」
「やはり心配かい?」
「……ん。まあ」
「やはり心配かい?」
「……ん。まあ」
やっぱり気がかりなのはシズルの事。
あのままじゃきっと殺し合いに乗る。
悲しみを背負ったまま。
あのままじゃきっと殺し合いに乗る。
悲しみを背負ったまま。
……なんで僕は彼女にそこまで気にかけるのだろう?
似てるせいかな?
似てるせいかな?
……それともリセの影響を受けたのかな?
わかんないや。
わかんないや。
「しかし……恐らく私たちの説得じゃ彼女は話を聞かないぞ。どうするんだ?」
「……そうだね」
「……そうだね」
困った事に僕たちの説得じゃ無理そうだ。
ならどうしよう?
……僕が困った時誰が助けてくれた?
……アルだ。
ならどうしよう?
……僕が困った時誰が助けてくれた?
……アルだ。
あの週一回の手紙で僕を助けてくれた。
励ましたくれた。
なら
励ましたくれた。
なら
「ナツキって人を探そう。ナツキに説得してもらう……大切な人の言葉なら……きっと」
「そうか……でも確証はあるのか? それで静留君が戻る確証は?」
「ないけど……でもきっとシズルに影響を与えられるから」
「ふむ……」
「そうか……でも確証はあるのか? それで静留君が戻る確証は?」
「ないけど……でもきっとシズルに影響を与えられるから」
「ふむ……」
ナツキって人を探そう。
それがきっと一番シズルに効果的だとおもう。
だから……それが一番いい手だと思うから。
僕ならそれを願うから。
それがきっと一番シズルに効果的だとおもう。
だから……それが一番いい手だと思うから。
僕ならそれを願うから。
ユイコは暫く考えていた。
ユイコは反対かな?
……なら。
ユイコは反対かな?
……なら。
「ユイコ……嫌なら僕一人で……」
「何馬鹿言ってるんだ……私も行こう」
「いいの?」
「ああ君を信じる……それに君一人じゃ危ないしな。見ててはらはらする」
「何馬鹿言ってるんだ……私も行こう」
「いいの?」
「ああ君を信じる……それに君一人じゃ危ないしな。見ててはらはらする」
ユイコは溜め息つきながらも笑った。
そうか……よかった。
……僕一人じゃない。
そう思っただけで何故か心が落ち着く。
じゃあこれから何処に行こうか。
聞いてみよう
そうか……よかった。
……僕一人じゃない。
そう思っただけで何故か心が落ち着く。
じゃあこれから何処に行こうか。
聞いてみよう
「じゃあこれから……ハクション!」
「……クリス君……そうか川に入ったからか……服もお互いびしょびしょだしな」
「うん……ちょっと寒いかな」
「うん……ちょっと寒いかな」
川にずっと浸かってたせいか結構寒い。
雨に打たれなれてるというのに情けないな。
雨に打たれなれてるというのに情けないな。
「ふむ……ではおねさーんのなぞなぞターーーーイム!」
「?」
「上は洪水下は火事。それは何でしょう?」
「……さあ」
「真面目に返されると困るのだが……答えは風呂だ」
「?」
「上は洪水下は火事。それは何でしょう?」
「……さあ」
「真面目に返されると困るのだが……答えは風呂だ」
お風呂?
こんな場所にお風呂なんてあったけ?
何故今そんな事?
こんな場所にお風呂なんてあったけ?
何故今そんな事?
「いいか……私たちは流されて北西部にいる。そこにある温泉旅館で体をあっためよう」
「成程……いいねそうしよう」
「決まりだな……ふむ。混浴とかしてみるか?」
「ええ!? ちょ、ちょっとユイコ!?」
「冗談……」
「何だ驚かせないでよ」
「かもしれない」
「えー!?」
「成程……いいねそうしよう」
「決まりだな……ふむ。混浴とかしてみるか?」
「ええ!? ちょ、ちょっとユイコ!?」
「冗談……」
「何だ驚かせないでよ」
「かもしれない」
「えー!?」
ちょっとユイコ……。
なんだか顔に血が昇ってくる。
凄く恥ずかしい。
ユイコを見る。
なんだか顔に血が昇ってくる。
凄く恥ずかしい。
ユイコを見る。
そこには服が水にぬれて透けかかっている。
胸がすけて……大変な事に。
……って何やってるんだ僕は!
「……ふむ。安心した」
「何がさ?」
「クリス君も健全な男のこだなと」
「安心しなくていいよ……」
「何がさ?」
「クリス君も健全な男のこだなと」
「安心しなくていいよ……」
……はあ。
また変な誤解を。
なんだかなあ……
また変な誤解を。
なんだかなあ……
「これも川でびしょ濡れになったせいだ」
「何言ってるんだクリス君」
「ん?」
「何言ってるんだクリス君」
「ん?」
何ってびしょ濡れじゃないか。
川に落ちたせいで。
川に落ちたせいで。
「元々雨でびしょ濡れだろう?」
ああ……
そうだった。
何を忘れていたんだろう?
まったく。
僕はそう思い苦笑いした。
―――そして彼は気づかない。人形なみたいな欠陥を――――
私たちは濡れた体のまま歩いていた。
しかし一つ気がかりな事がある。
しかし一つ気がかりな事がある。
彼らの思いの強さ。
静留君のなつきへの思いへの強さ。
杏君の朋也の思いの強さ。
クリス君のリセやアルの大切な人への思いの強さ。
静留君のなつきへの思いへの強さ。
杏君の朋也の思いの強さ。
クリス君のリセやアルの大切な人への思いの強さ。
それをさっき目の当たりにして。
私ははどうしてそこまで強く思う事ができるのだろうかと疑問に思う。
わからない、壊れているのか。
私ははどうしてそこまで強く思う事ができるのだろうかと疑問に思う。
わからない、壊れているのか。
「なあクリス君……君たちはどうしてそんな人を強く思う事ができる? 私には理解できない感情だよ」
「……そんなことないよ。ユイコもそういう人が出来ればきっとわかるから……」
「……ふむ……そうか」
「……うん。きっと」
「……そんなことないよ。ユイコもそういう人が出来ればきっとわかるから……」
「……ふむ……そうか」
「……うん。きっと」
ふむ。
……本当だろうか?
第一そんな人出来るのだろうか?
……本当だろうか?
第一そんな人出来るのだろうか?
こんな殺し合いの場所で。
まあ生きてれば判るかもしれない。
そうだといいな。
そう思って私は歩き始めた。
【C-4北西部の川岸/一日目 午前】
【クリス・ヴェルティン@シンフォニック=レイン】
【装備】:刀子の巫女服@あやかしびと -幻妖異聞録-、防弾チョッキ フォルテール(リセ)
【所持品】:支給品一式、ピオーヴァ音楽学院の制服(ワイシャツ以外)@シンフォニック=レイン
ロイガー&ツァール@機神咆哮デモンベイン
【状態】:Piovaゲージ:70%、中程度の肉体疲労、軽度の精神疲労、びしょ濡れ巫女服
【思考・行動】
基本:無気力。能動的に行動しない。ちょっとだけ前向きに。
0:元々びしょびしょか……
1:温泉旅館に向かう
2:ナツキを見つけ出しシズルを説得する
3:ユイコは不思議な人だ
4:あの部屋に帰れるのだろうか
5:トルタ・ファル・は無事なんだろうか
6:あの少女(なごみ)が誰と会ったのか気になる
7:それでも他人とはあまり関わらない方がいいのかもしれない
【備考】
※雨など降っていません
※Piovaゲージ=鬱ゲージと読み替えてください
※増えるとクリスの体感する雨がひどくなります
※西洋風の街をピオーヴァに酷似していると思ってます
※巫女服が女性用の服だと気付いていません
※巫女服の腹部分に穴が開いています
※千羽烏月、岡崎朋也、椰子なごみの外見的特長のみを認識しています
※なごみがトルタ・ファル・リセのいずれかに何かしたのかもしれないと不安に思っています
※リセの死を乗り越えました。
※記憶半覚醒
※静留と情報交換済み
【装備】:刀子の巫女服@あやかしびと -幻妖異聞録-、防弾チョッキ フォルテール(リセ)
【所持品】:支給品一式、ピオーヴァ音楽学院の制服(ワイシャツ以外)@シンフォニック=レイン
ロイガー&ツァール@機神咆哮デモンベイン
【状態】:Piovaゲージ:70%、中程度の肉体疲労、軽度の精神疲労、びしょ濡れ巫女服
【思考・行動】
基本:無気力。能動的に行動しない。ちょっとだけ前向きに。
0:元々びしょびしょか……
1:温泉旅館に向かう
2:ナツキを見つけ出しシズルを説得する
3:ユイコは不思議な人だ
4:あの部屋に帰れるのだろうか
5:トルタ・ファル・は無事なんだろうか
6:あの少女(なごみ)が誰と会ったのか気になる
7:それでも他人とはあまり関わらない方がいいのかもしれない
【備考】
※雨など降っていません
※Piovaゲージ=鬱ゲージと読み替えてください
※増えるとクリスの体感する雨がひどくなります
※西洋風の街をピオーヴァに酷似していると思ってます
※巫女服が女性用の服だと気付いていません
※巫女服の腹部分に穴が開いています
※千羽烏月、岡崎朋也、椰子なごみの外見的特長のみを認識しています
※なごみがトルタ・ファル・リセのいずれかに何かしたのかもしれないと不安に思っています
※リセの死を乗り越えました。
※記憶半覚醒
※静留と情報交換済み
【来ヶ谷唯湖@リトルバスターズ!】
【装備】:デザートイーグル50AE(6/7)@Phantom -PHANTOM OF INFERNO-
【所持品】:支給品一式、デザートイーグル50AEの予備マガジン×4
【状態】:中程度の肉体疲労、脇腹に浅い傷(処置済み)、びしょ濡れ
【思考・行動】
基本:殺し合いに乗る気は皆無。面白いもの、興味惹かれるのを優先
0:できるのか?……。
1: 温泉旅館に向かう
2:なつきを見つけ出し静留を説得する
2:クリスは面白い子だ、ついでに保護
3:いつかパイプオルガンを完璧にひいてみたい
4:リトルバスターズのメンバーも一応探す
【備考】
※クリスはなにか精神錯覚、幻覚をみてると判断。今の所危険性はないと見てます
※千羽烏月、岡崎朋也、椰子なごみの外見的特長のみを認識しています
※静留と情報交換済み
※混浴するかどうか後継の書き手次第です
【装備】:デザートイーグル50AE(6/7)@Phantom -PHANTOM OF INFERNO-
【所持品】:支給品一式、デザートイーグル50AEの予備マガジン×4
【状態】:中程度の肉体疲労、脇腹に浅い傷(処置済み)、びしょ濡れ
【思考・行動】
基本:殺し合いに乗る気は皆無。面白いもの、興味惹かれるのを優先
0:できるのか?……。
1: 温泉旅館に向かう
2:なつきを見つけ出し静留を説得する
2:クリスは面白い子だ、ついでに保護
3:いつかパイプオルガンを完璧にひいてみたい
4:リトルバスターズのメンバーも一応探す
【備考】
※クリスはなにか精神錯覚、幻覚をみてると判断。今の所危険性はないと見てます
※千羽烏月、岡崎朋也、椰子なごみの外見的特長のみを認識しています
※静留と情報交換済み
※混浴するかどうか後継の書き手次第です
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
う……ううん。
目の前には輝かしい太陽。
あれ……生きてる?
あれ……生きてる?
生きてた。
死んだかと思ったのに。
あの女に押されて。
あの女に押されて。
クリス、来ヶ谷、あの女は?
……いない。
はは。
見捨てられたんだ。
酷いな。
仲間じゃなかったのかな?
見捨てて自分たちばっか逃げて。
酷いな。
仲間じゃなかったのかな?
見捨てて自分たちばっか逃げて。
酷い。
やっぱり。
やっぱり。
私は一人ぼっち。
アハ。
何かが私の中で弾けた。
もう……いい。
私は一度死んだんだ。
なら……なら。
なら……なら。
微塵も思わなくていい。
罪悪感なんて。
罪悪感なんて。
朋也。
朋也。
朋也。
彼を生き返らせる。
他なんていらない。
私の明日の希望は朋也だけ。
だから……
だから……
あはははははははははははははははははははははははは!
「あははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは
はははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは
はははははははははは!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
はははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは
はははははははははは!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
笑えるわ。
信頼なんて。
この島ではいらないんだから。
信頼なんて。
この島ではいらないんだから。
なんて妄想に囚われていたのかしら私。
信じていいのは私だけ。
クリスも来ヶ谷も私を捨てたんだから。
いいよね?
もう?
私は好きに生きるわ。
だから。
だから。
だから。
「殺す!殺す!殺す!殺す!殺す!殺す!殺す!殺す!殺す!殺す!殺す!殺す!殺す!殺す!殺す!殺す!殺す!殺す!殺す!
殺す!殺す!殺す!殺す!殺す!殺す!殺す!殺す!殺す!殺す!殺す!殺す! 皆殺して! 殺しつくしてやる!」
殺す!殺す!殺す!殺す!殺す!殺す!殺す!殺す!殺す!殺す!殺す!殺す! 皆殺して! 殺しつくしてやる!」
殺すわ!
皆!
そして得るのは朋也だけでいい。
皆!
そして得るのは朋也だけでいい。
あははははははははは!
……うん煙が見える。
人が焚き火してるのかな。
……愚かね。
人が焚き火してるのかな。
……愚かね。
殺してやるわ。
私は走り出す。
欲しいのは朋也だけでいいのだから。
「朋也朋也朋也朋也朋也朋也朋也朋也朋也朋也朋也朋也朋也朋也朋也朋也朋也朋也! 待っててむかいにいくから!」
――――壊れた人形は壊れたままただ同じ行動を行なうだけ――――
【C-4湖付近/午前 一日目】
【藤林杏@CLANNAD】
【装備】:コルト M1917(6/6)、秋生のバット
【所持品】:支給品一式、予備弾28、桂の携帯@アカイイト
【状態】:右手首に重度の捻挫(ある程度治療済み)、掌と膝にひどい擦過傷(応急処置済み)、後頭部出血、顔に細かい擦り傷、極めて強い復讐心
【思考・行動】
基本:誰も信じない。皆殺し。朋也の復活を狙う
0:殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す!
1:煙の見えるほうにいく
2:どんな手を用いてでも椰子なごみを殺害する
3:死者蘇生を信じ朋也の復活を願う。
【備考】
※ティトゥス、ドライを警戒
※ウェストとお互いの世界や知り合いについて情報交換しました。
突っ込み連打の甲斐もあり、魔術やロボについても一応納得しました。
※トーニャと真人と情報交換しました
※クリスはなにか精神錯覚、幻覚をみてると判断。今の所危険性はないと見てます
【装備】:コルト M1917(6/6)、秋生のバット
【所持品】:支給品一式、予備弾28、桂の携帯@アカイイト
【状態】:右手首に重度の捻挫(ある程度治療済み)、掌と膝にひどい擦過傷(応急処置済み)、後頭部出血、顔に細かい擦り傷、極めて強い復讐心
【思考・行動】
基本:誰も信じない。皆殺し。朋也の復活を狙う
0:殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す!
1:煙の見えるほうにいく
2:どんな手を用いてでも椰子なごみを殺害する
3:死者蘇生を信じ朋也の復活を願う。
【備考】
※ティトゥス、ドライを警戒
※ウェストとお互いの世界や知り合いについて情報交換しました。
突っ込み連打の甲斐もあり、魔術やロボについても一応納得しました。
※トーニャと真人と情報交換しました
※クリスはなにか精神錯覚、幻覚をみてると判断。今の所危険性はないと見てます
――4つの人形がある。
欠陥に気付かずただ人形に墜ちた人を取り戻そうとする人形……己が人形である事にに気付かず。
ただ心欲して人間になりたい人形……もう人間である事に気付かず。
愛すべき人の為に戻れないと思ったが為に墜ちた人形になった人形……人間でいたいと思っていることに気付かず
すべてを捨てただ愛しいものの為にただ同じ行為を繰り返そうとする人形……壊れてる事に気付かず
4つの人形の未来は果たして―――
欠陥に気付かずただ人形に墜ちた人を取り戻そうとする人形……己が人形である事にに気付かず。
ただ心欲して人間になりたい人形……もう人間である事に気付かず。
愛すべき人の為に戻れないと思ったが為に墜ちた人形になった人形……人間でいたいと思っていることに気付かず
すべてを捨てただ愛しいものの為にただ同じ行為を繰り返そうとする人形……壊れてる事に気付かず
4つの人形の未来は果たして―――
092:doll(前編) | 投下順 | 093:これより先怪人領域(前編) |
時系列順 | 093:これより先怪人領域(前編) | |
094:記憶の水底 | ||
藤乃静留 | 110:希望の星 | |
クリス=ヴェルティン | 097:コンプレックス・イマージュ | |
来ヶ谷唯湖 | 097:コンプレックス・イマージュ | |
藤林杏 | 104:禽ノ哭ク刻-トリノナクコロ- |