満ちる季節の足音を(後編) ◆wYjszMXgAo
手の平が熱くて、痛い。
――――でも。
そうせざるを得なかった。
叩かずにはいられなかった。
そうせざるを得なかった。
叩かずにはいられなかった。
「……恭介、確かにあなたはずっと頑張ってきた。
じゃあ聞くよ、あなたの幸せはどこにあるの……?
あなたの想いは、どうやったら報われるの!?」
じゃあ聞くよ、あなたの幸せはどこにあるの……?
あなたの想いは、どうやったら報われるの!?」
止まらない。
感情がどんどん溢れ出てくる。
……理由は簡単、単純に恭介が許せない。
感情がどんどん溢れ出てくる。
……理由は簡単、単純に恭介が許せない。
「あなたの言うとおり、あなたは一度死んでしまったのかもしれない。
だけど、……だけど!」
だけど、……だけど!」
……なんで諦めてしまうんだろう。
頑張って、頑張って頑張って頑張って。
その果てにあるのが変えられない死なんて、あまりに惨い。
頑張って、頑張って頑張って頑張って。
その果てにあるのが変えられない死なんて、あまりに惨い。
「……今ここにいる恭介は、生きてる。
生きて、私の側にいて、私を護ろうとしてくれてる。
……あの人たち、言ってたよね。死んだ人を生き返らせられるって」
生きて、私の側にいて、私を護ろうとしてくれてる。
……あの人たち、言ってたよね。死んだ人を生き返らせられるって」
でも、今は違う。
……あなたは確かにここにいるの。
たとえそれが命を弄ばれた結果でもいい。
今のあなたには、まだまだ先がある。
報われることを諦める必要なんて、少なくとも目の前にいるあなたにはない。
……あなたは確かにここにいるの。
たとえそれが命を弄ばれた結果でもいい。
今のあなたには、まだまだ先がある。
報われることを諦める必要なんて、少なくとも目の前にいるあなたにはない。
「……ああ」
――――だから、最初から諦めてしまう必要なんてない。
私が伝えたいのはそれだけだった。
私が伝えたいのはそれだけだった。
「……ただ、あなたは生き返った。それでいいと思うし、それを知っていて欲しいの」
ゆっくりと手を恭介の左胸へと持っていく。
そして反対の側では同じ様に恭介の手を取り、私の胸に。
そして反対の側では同じ様に恭介の手を取り、私の胸に。
「少なくとも今は、私と同じ世界にいる。夢の中じゃない、私のいる世界に。
それは確かなことで、誰にも否定できないはずよ」
それは確かなことで、誰にも否定できないはずよ」
私と恭介の鼓動が、確かにそこにある。
重なったりしている訳じゃない。
だけどそれでも、同じ様に確かに命を刻み続けている。
重なったりしている訳じゃない。
だけどそれでも、同じ様に確かに命を刻み続けている。
恭介は戸惑いの表情を浮かべて、うわ言のように口を動かしている。
まるで、さっきの私のように。
まるで、さっきの私のように。
「……でも、俺はあいつらとお前を――――、」
……だから、私はさっきの恭介のように事実でそれを切り捨てる。
それがきっと、彼のためになると信じているから。
それがきっと、彼のためになると信じているから。
「……独り善がりだよ、恭介。今のあなたは確かにここにいる。
今わの際の夢の中じゃないのなら、生きているのなら、」
今わの際の夢の中じゃないのなら、生きているのなら、」
――――なんで私たちって、こうまで似てるんだろうね、恭介。
「……あなただって、幸せにならなくちゃいけない。
報われない想いなんて、私は認めない!」
報われない想いなんて、私は認めない!」
……きっと。
私は多分、恭介に。恭介は多分私に自分を見ていて。
……自分が報われないからこそ、お互いの事を救われてほしいと思っている。
私は多分、恭介に。恭介は多分私に自分を見ていて。
……自分が報われないからこそ、お互いの事を救われてほしいと思っている。
……だったら、私のしたい事は一つだ。
「…………トルタ」
不意に俯いたまま、恭介はぽつりと呟いた。
「……恭介、あなたは……、」
……何を言えばいいんだろう。
ただ何となく返事をしたものの、続く言葉がなくて少し戸惑う私に恭介が届けたのは想定外のものだった。
ただ何となく返事をしたものの、続く言葉がなくて少し戸惑う私に恭介が届けたのは想定外のものだった。
「く……、はは、あはははははは、はははははははははははははは……!」
「……はい?」
何で笑うの?
……何か私、変なこと言ったかな。
く、くさい台詞だと言えば確かにそうだけど……。
……何か私、変なこと言ったかな。
く、くさい台詞だと言えば確かにそうだけど……。
……だけど、彼が笑う理由はまったく別のものだった。
「全く、俺がずっと思い詰めてた事を一蹴かよ、あはははははははははは、ははははは……!
……どいつもこいつも大切だからこそ、誰にも聞かせられなかったのにってーのに。
何故かお前には話しちまって、そしてお前は簡単にそれを張り倒しちまった。
大した奴だよ、たはは、ははははははははははは……」
……どいつもこいつも大切だからこそ、誰にも聞かせられなかったのにってーのに。
何故かお前には話しちまって、そしてお前は簡単にそれを張り倒しちまった。
大した奴だよ、たはは、ははははははははははは……」
――――そこにどんな意味が込められているのかは、分からない。
もしかしたら私なんかが口を出してはいけないことだったのかもしれないし、
どこか間違っていれば逆鱗に触れていたのかもしれない。
……ただ、一つ分かるのは当たり前の事。
もしかしたら私なんかが口を出してはいけないことだったのかもしれないし、
どこか間違っていれば逆鱗に触れていたのかもしれない。
……ただ、一つ分かるのは当たり前の事。
恭介は、笑いたい気分だった。
私が彼の中の何かを否定したことが、きっと痛快だったのだと、それだけだ。
私が彼の中の何かを否定したことが、きっと痛快だったのだと、それだけだ。
そこにさっきまで張り付いていた表情はない。
ひときしり笑い終わった後。
どこか安心したようにも見える顔で、恭介は私に問いかける。
ひときしり笑い終わった後。
どこか安心したようにも見える顔で、恭介は私に問いかける。
「……なあ、トルタ。ひとつ……いいか?」
「……うん。私でいいなら聞くよ?」
何度目かの同じ台詞に苦笑しながらも、それでも私は恭介の言葉を待つ。
……彼の本音の一部かもしれない、その言葉を。
……彼の本音の一部かもしれない、その言葉を。
「――――俺は色々、許されないこともやってきちまったけど。
それでも……報われていいと思っていいのかな。
実際に報われることはないとしても、……思い描くくらいは許されるのかな」
それでも……報われていいと思っていいのかな。
実際に報われることはないとしても、……思い描くくらいは許されるのかな」
だけど、さっきのように、恭介自身のように、やっぱり私は事実を突きつける。
「……分からないよ」
だって、私は恭介本人じゃない。
あなたの中にある想いがどれほどで、どう育まれてきたのかを知らないから。
あなたの中にある想いがどれほどで、どう育まれてきたのかを知らないから。
……そう、だから。
「私は分からない。あなたがどんな事をやってきたのかも、どんな人に囲まれて、どう育ってきたのかも。
だから――――、」
だから――――、」
私はだから、あなたの大切に想う仲間たちをもっと知ってみたい。
あなたと言う人の核にいる人たちを、もっともっと。
あなたと言う人の核にいる人たちを、もっともっと。
「……聞かせてくれる? 恭介の大切な仲間たちの事を、全員分。
さっきの謙吾って人の話ももう一度最初から聞いてみたい。
……知ってみたいの、恭介」
さっきの謙吾って人の話ももう一度最初から聞いてみたい。
……知ってみたいの、恭介」
「……ああ、そんなんで良かったらいくらでもするぞ。
聞いて驚け、どいつもこいつも馬鹿ばっかりでさ。
本当に最高の奴らなんだよ。大馬鹿な俺には勿体ないくらい、最高なんだ……」
聞いて驚け、どいつもこいつも馬鹿ばっかりでさ。
本当に最高の奴らなんだよ。大馬鹿な俺には勿体ないくらい、最高なんだ……」
――――本当に、心の底から嬉しそうな、楽しそうな顔で。
恭介は一人一人の事を語っていく。
恭介は一人一人の事を語っていく。
眠り病を患っていて、少し頼りなげだけど恭介が誰よりも目をかけている『普通の少年』。
彼が夢の中のような世界で、少しづつ強くなっていくのは聞いていて私まで嬉しくなった。
彼が夢の中のような世界で、少しづつ強くなっていくのは聞いていて私まで嬉しくなった。
いつも独特なペースで周囲を自分色に染め上げる『憎めない筋肉馬鹿一直線』。
誰よりも純粋な彼は、今もどこかで誰かを呆れさせながらも楽しませているのかな。
誰よりも純粋な彼は、今もどこかで誰かを呆れさせながらも楽しませているのかな。
実直で、一番の仲間想いで、色々な意味で躊躇いのない『最強の男児にして真人のライバル』。
……強いからこそ弱さを併せ持つ彼の最期は、どうだったんだろう。会ってみたかった。
……強いからこそ弱さを併せ持つ彼の最期は、どうだったんだろう。会ってみたかった。
愛くるしくて、何かしでかしてもくすりと笑って許してしまえそうな『なかなか人に懐かない気高き仔猫』。
どこか放っておけないのに人を寄せ付けない彼女なら、恭介が過保護になってしまうのも納得だ。
どこか放っておけないのに人を寄せ付けない彼女なら、恭介が過保護になってしまうのも納得だ。
他にも、他にも。
『ほんわかきゅーとなメルヘン少女』。
『えきぞちっく(自称)なマスコット』。
『お気楽 極楽 騒がし乙女』。
『日傘を差した物静かな天然素材』。
『ちょっぴりお茶目な姉御肌』。
『えきぞちっく(自称)なマスコット』。
『お気楽 極楽 騒がし乙女』。
『日傘を差した物静かな天然素材』。
『ちょっぴりお茶目な姉御肌』。
こんな人たちの織り成す日常は、聞いているだけでも楽しそうで。
――――この人たちの輪の中に私がいないことに一抹の寂しさを覚えてしまうくらいだった。
――――この人たちの輪の中に私がいないことに一抹の寂しさを覚えてしまうくらいだった。
……ただ、来々谷という人の話を聞いた時、少しだけ、怖いと言う感情が滲み出した。
聞くからに面白い人で、飄々としながらも面倒見がよく、尚且つ自分の趣味を忘れないというまさしく姉御肌な人だ。
そんな人がクリスの側にいるということを思い出す。
聞くからに面白い人で、飄々としながらも面倒見がよく、尚且つ自分の趣味を忘れないというまさしく姉御肌な人だ。
そんな人がクリスの側にいるということを思い出す。
怖さを見つめてみれば、クリスの顔が頭に浮かんだ。
……私は、クリスの側にそういう人がいるから怖いんじゃない。
クリスの側に魅力的な人がいるのに、それにあまり不安を覚えない自分自身が怖いんだ。
……私は、クリスの側にそういう人がいるから怖いんじゃない。
クリスの側に魅力的な人がいるのに、それにあまり不安を覚えない自分自身が怖いんだ。
……自分自身が知らない何かに変わっていくような錯覚を押し込めて、恭介の話に耳を傾け直す。
……私の何かが軋み続けている。その事実からまるでそれから逃げるように。
……私の何かが軋み続けている。その事実からまるでそれから逃げるように。
クリス、無事でいて。
とってつけたようにそんな事を思い、しかしすぐに頭の中はまた恭介の仲間たちに流されていく。
とってつけたようにそんな事を思い、しかしすぐに頭の中はまた恭介の仲間たちに流されていく。
……顔すら見ていない、名前しか知らない全くの他人。
そんな人たちにこんな想いを抱くのは、生まれて初めての事だった。
そんな人たちにこんな想いを抱くのは、生まれて初めての事だった。
できれば全員無事でいてほしい、……ううん、違う。
……お願いだから、誰一人死なないでください、と。
……お願いだから、誰一人死なないでください、と。
私自身がその人たちに会ってみたいし、恭介に悲しんでもらいたくもないから。
だけど、考えたくないけど事実は残酷かもしれない。
……もしもまた、大切な人が命を落としたら、今もまだ張り詰めている彼の心はどうなってしまうのだろう。
……もしもまた、大切な人が命を落としたら、今もまだ張り詰めている彼の心はどうなってしまうのだろう。
私は卑怯だ。
考えたくないといいながらその事を考えて、都合のいい想像をしてしまう。
だけどそれでもだ。
……それでも、確かな想いはここにある。
考えたくないといいながらその事を考えて、都合のいい想像をしてしまう。
だけどそれでもだ。
……それでも、確かな想いはここにある。
……せめて、私は側にいよう、って。
彼の心が限界を超えて溢れ出してしまっても、それを受け止める先になれればいい。
私では役不足かもしれないけど、そもそも彼自身がそれを許すかも分からないけど。
彼の心が限界を超えて溢れ出してしまっても、それを受け止める先になれればいい。
私では役不足かもしれないけど、そもそも彼自身がそれを許すかも分からないけど。
……彼が涙を流せる場所があると、知っていてほしいから。
◇ ◇ ◇
――――残念だが、少女よ。
誰一人欠けないという君の願いは叶わない。
誰一人欠けないという君の願いは叶わない。
そして、だ。
君の願いは確かに尊いものだ。
だが、気付いているのだろう?
君の願いは確かに尊いものだ。
だが、気付いているのだろう?
……君の中には確かに存在しているはずだ。
その青年の悲しみに明け暮れる姿を見てみたい、という歪んだ感情が。
ああ、単なる私の推測だ、否定する材料は充分あるだろう。
しかしだ。
彼の見せる弱さに付け込んで、自分自身の側に惹き止めておきたいと、そんな邪な思いが存在していないと言い切れるかね?
君のエゴイズムが言動や行動の端に息づいているという、私の妄言を否定する材料もないのではないかね?
その青年の悲しみに明け暮れる姿を見てみたい、という歪んだ感情が。
ああ、単なる私の推測だ、否定する材料は充分あるだろう。
しかしだ。
彼の見せる弱さに付け込んで、自分自身の側に惹き止めておきたいと、そんな邪な思いが存在していないと言い切れるかね?
君のエゴイズムが言動や行動の端に息づいているという、私の妄言を否定する材料もないのではないかね?
……ああ、君にこの言葉を聞かせられないのが実に残念だ。
だが、来るべき時には君が強く強く彼への感情を育んでいることを私は祈ろう。
君の思いの丈が強ければ強いほど、欺瞞が大きければ大きいほど。
邂逅し、切開を施すまさにその時が待ち遠しくなるのだよ。
だが、来るべき時には君が強く強く彼への感情を育んでいることを私は祈ろう。
君の思いの丈が強ければ強いほど、欺瞞が大きければ大きいほど。
邂逅し、切開を施すまさにその時が待ち遠しくなるのだよ。
それまで生き延びられれば――――、の話ではあるが、な。
◇ ◇ ◇
――――そして、誰かが待ち望んだ時は訪れる。
【G-6/カジノのセキュリティコントロールルーム/1日目/昼(放送直前)】
【チーム:BOY DOESN'T CRY MEETS LIAR GIRL】
共通方針
1:カジノを拠点として近郊の施設を探索。
2:他の対主催のメンバーと接触。
3:そこから情報を得る。
4:自分に危害が出ないように、相手のプロファイリングを元に他の対主催の悪評、もしくは真実を伝える。
5:十分な情報を得たらそのメンバーと別れる。もし理樹、クリスがいるメンバーなら合流。その後隠れながら邪魔な対主催メンバーを排除。
6:もし中々合流できない場合、もっとも安全だと思われるチームに合流。(戦力の面で、信頼関係も含め)
7:序盤は積極的には人を殺さない。基本同士討ちを狙う。情報最優先。終盤は対主催の中心になりなるべくマーダー排除。のち疲労した対主催から狙う。
8:最悪クリス、理樹、鈴がどちらかが死亡した場合は片方のサポートに徹する。両方死亡した場合は互いに優勝を狙う。二人になった場合一騎打ち。
9:ただし、完璧に脱出ができる状況になったらそのまま対主催に変更。
10:また、主催の動向や信憑性次第でも対主催に変更。
11:カジノ近郊を行動範囲にしていることを信頼できる人間に託し、理樹、鈴、クリスに伝えてもらう。
12:脱出や首輪、主催者の目的についても真剣に考察する。
13:信頼できる対主催を見つけた場合、カジノに集め、絶対の信頼関係を築く。
14:携帯電話を利用し、不認知の参加者と接触。その際はカジノを拠点にしている事は告げない。
15:双七を斥候及び護衛として上手く利用。思惑を悟られないようにする。
16:双七と恭介が3時間ごとに交代しつつ、周辺地域探索を行なう。なお、上記の2~5は恭介の探索時のみ実行。
17:カジノの景品の確保。特にUSBメモリを狙う。
18:羽藤桂を見付けたら保護。但し残り人数が二桁を切った場合や、止むを得ない理由がある場合はその限りで無い。
共通方針
1:カジノを拠点として近郊の施設を探索。
2:他の対主催のメンバーと接触。
3:そこから情報を得る。
4:自分に危害が出ないように、相手のプロファイリングを元に他の対主催の悪評、もしくは真実を伝える。
5:十分な情報を得たらそのメンバーと別れる。もし理樹、クリスがいるメンバーなら合流。その後隠れながら邪魔な対主催メンバーを排除。
6:もし中々合流できない場合、もっとも安全だと思われるチームに合流。(戦力の面で、信頼関係も含め)
7:序盤は積極的には人を殺さない。基本同士討ちを狙う。情報最優先。終盤は対主催の中心になりなるべくマーダー排除。のち疲労した対主催から狙う。
8:最悪クリス、理樹、鈴がどちらかが死亡した場合は片方のサポートに徹する。両方死亡した場合は互いに優勝を狙う。二人になった場合一騎打ち。
9:ただし、完璧に脱出ができる状況になったらそのまま対主催に変更。
10:また、主催の動向や信憑性次第でも対主催に変更。
11:カジノ近郊を行動範囲にしていることを信頼できる人間に託し、理樹、鈴、クリスに伝えてもらう。
12:脱出や首輪、主催者の目的についても真剣に考察する。
13:信頼できる対主催を見つけた場合、カジノに集め、絶対の信頼関係を築く。
14:携帯電話を利用し、不認知の参加者と接触。その際はカジノを拠点にしている事は告げない。
15:双七を斥候及び護衛として上手く利用。思惑を悟られないようにする。
16:双七と恭介が3時間ごとに交代しつつ、周辺地域探索を行なう。なお、上記の2~5は恭介の探索時のみ実行。
17:カジノの景品の確保。特にUSBメモリを狙う。
18:羽藤桂を見付けたら保護。但し残り人数が二桁を切った場合や、止むを得ない理由がある場合はその限りで無い。
【棗恭介@リトルバスターズ!】
【装備】SIG SAUER P226(15/15)@現実、トンプソンコンテンダー(弾数1/1)
【所持品】:支給品一式×3、SIG SAUER P226の予備弾3@現実、コンテンダーの弾44発、デジタルカメラ@リトルバスターズ!、アサシンの腕、首輪(ティトゥス)、カジノの見取り図、ゲーム用のメダル(500枚)
【状態】:脇腹に深い切り傷(処置済み)、胸部に軽い打撲、肉体的疲労(大)
【思考・行動】
基本方針:共通方針の通りに行動し理樹、鈴を優勝させる。トルタの生存に力を尽くす。ただし慎重に慎重を期す。
0:――――俺自身の、救い……。
1:しばらく休息、カジノのセキュリティを利用して周辺を警戒。景品の確保。
2:3時頃から双七と偵察を交替、他の参加者と交流する。近郊の施設を探索する。
3:筆談などを用いて殺し合いや首輪についてトルタと考察する。
4:トルタの過去に興味。
5:『トルタの好意に気付いている』フリをし、親密にしても怪しまれないようにする。
6:トルタを見捨てない。
7:『首輪の設計図』をとりあえず集める。その為にデジタルカメラやUSBメモリを閲覧できる機器を探す。
【装備】SIG SAUER P226(15/15)@現実、トンプソンコンテンダー(弾数1/1)
【所持品】:支給品一式×3、SIG SAUER P226の予備弾3@現実、コンテンダーの弾44発、デジタルカメラ@リトルバスターズ!、アサシンの腕、首輪(ティトゥス)、カジノの見取り図、ゲーム用のメダル(500枚)
【状態】:脇腹に深い切り傷(処置済み)、胸部に軽い打撲、肉体的疲労(大)
【思考・行動】
基本方針:共通方針の通りに行動し理樹、鈴を優勝させる。トルタの生存に力を尽くす。ただし慎重に慎重を期す。
0:――――俺自身の、救い……。
1:しばらく休息、カジノのセキュリティを利用して周辺を警戒。景品の確保。
2:3時頃から双七と偵察を交替、他の参加者と交流する。近郊の施設を探索する。
3:筆談などを用いて殺し合いや首輪についてトルタと考察する。
4:トルタの過去に興味。
5:『トルタの好意に気付いている』フリをし、親密にしても怪しまれないようにする。
6:トルタを見捨てない。
7:『首輪の設計図』をとりあえず集める。その為にデジタルカメラやUSBメモリを閲覧できる機器を探す。
【備考】
※トルタを信頼し、共感を抱いてます。
※トルタとの間に符丁をいくつか作りました。
『時間』と『動詞』の組み合わせで意思疎通を行います。
(『分』:名簿の番号の人間、『待つ』:怪しい など。
『秒』や『時間』、その他の動詞の意味については詳細不明です)
※トルタとはぐれた場合の合言葉は『トルタの知り合い全員の名前』です。
※参戦時期は鈴ルートの謙吾との野球対決後、リフレイン以前です。
故に、リトルバスターズメンバー、特に謙吾に申し訳なさを感じています。
※羽藤桂、浅間サクヤ、神宮寺奏、プッチャンの細かい特徴を認識しています。
※黒幕がいると思ってます。
※参加者によっては連れてこられた世界や時代が違うと思ってます。
※双七と情報交換しました。
※首輪のカメラの存在について知りました。
※監視は『上空』『重要施設』『首輪』の3つから、カメラ及び盗聴器によって行なわれていると考えました。
※この殺し合いは、『神々のゲーム』であり、自分達はその駒であると考えました。
ゲームの終了は、『優勝』『優勝以外の何か』を満たした時だと推測しています。
ただしゲーム終了後の駒の扱いについては疑念を持っています。
ある程度の信憑性を得るまで、これを誰かに話すつもりは今のところありません。
※デジタルカメラに収められた画像データのうちの一つは、『首輪の設計図-A』です。
外見から分かる範囲での首輪の解説が記されていますが、内部構造については一切言及はありません。
また、デジタルカメラで閲覧した場合画像が縮小され、文字の殆どが潰れて見えます。拡大はできません。
記されたデータの信憑性は不明です。
他に首輪の設計図があるかどうかは不明です。
※トルタを信頼し、共感を抱いてます。
※トルタとの間に符丁をいくつか作りました。
『時間』と『動詞』の組み合わせで意思疎通を行います。
(『分』:名簿の番号の人間、『待つ』:怪しい など。
『秒』や『時間』、その他の動詞の意味については詳細不明です)
※トルタとはぐれた場合の合言葉は『トルタの知り合い全員の名前』です。
※参戦時期は鈴ルートの謙吾との野球対決後、リフレイン以前です。
故に、リトルバスターズメンバー、特に謙吾に申し訳なさを感じています。
※羽藤桂、浅間サクヤ、神宮寺奏、プッチャンの細かい特徴を認識しています。
※黒幕がいると思ってます。
※参加者によっては連れてこられた世界や時代が違うと思ってます。
※双七と情報交換しました。
※首輪のカメラの存在について知りました。
※監視は『上空』『重要施設』『首輪』の3つから、カメラ及び盗聴器によって行なわれていると考えました。
※この殺し合いは、『神々のゲーム』であり、自分達はその駒であると考えました。
ゲームの終了は、『優勝』『優勝以外の何か』を満たした時だと推測しています。
ただしゲーム終了後の駒の扱いについては疑念を持っています。
ある程度の信憑性を得るまで、これを誰かに話すつもりは今のところありません。
※デジタルカメラに収められた画像データのうちの一つは、『首輪の設計図-A』です。
外見から分かる範囲での首輪の解説が記されていますが、内部構造については一切言及はありません。
また、デジタルカメラで閲覧した場合画像が縮小され、文字の殆どが潰れて見えます。拡大はできません。
記されたデータの信憑性は不明です。
他に首輪の設計図があるかどうかは不明です。
【トルティニタ=フィーネ@シンフォニック=レイン】
【装備】:Sturm Ruger GP100(6/6)@現実
【所持品】:支給品一式、Sturm Ruger GP100の予備弾4@現実、刹那の携帯電話@School Days L×H、医療品一式 、恭介の機械操作指南メモ、カジノの見取り図
【状態】:肉体的疲労(中)、右脚に貫通射創(処置済み)、左脚に盲管射創(処置済み)、モルヒネによる下半身の感覚の麻痺
【思考・行動】
基本方針:共通方針の通りに行動し、クリスを優勝させる。恭介のサポートに徹する。ただし慎重に慎重を期す。
0:……どうか、恭介の仲間が無事でありますように。
1:カジノで待機し、セキュリティを利用して周辺を警戒。景品の確保。
2:双七を含めた参加者から信頼を勝ち取れるように演技する。
3:道中、筆談などを用いて殺し合いや首輪について恭介と考察する。
4:恭介に対して――――?
5:『恭介に好意を抱いている』フリをし、親密にしても怪しまれないようにする。
6:恭介を見捨てない。
【備考】
※恭介を信頼し、共感してます。
※恭介との間に符丁をいくつか作りました。
『時間』と『動詞』の組み合わせで意思疎通を行います。
(『分』:名簿の番号の人間、『待つ』:怪しい など。
『秒』や『時間』、その他の動詞の意味については詳細不明です)
※恭介とはぐれた場合の合言葉は『恭介の知り合い全員の名前』です。
※登場時期はアルルートのアルが復活した頃です。
※羽藤桂、浅間サクヤ、神宮寺奏、プッチャンの細かい特徴を認識しています。
※黒幕がいると思ってます。
※参加者によっては連れてこられた世界や時代が違うと思ってます。
※双七と情報交換しました。
※怪我の為に走る事はできませんが、時間がたてば多少は歩けるようになる可能性があります。
※携帯電話とコントロールルームの操作方法を恭介から聞きました。
※首輪のカメラの存在について知りました。
※監視は『上空』『重要施設』『首輪』の3つから、カメラと盗聴器によって行なわれているという考察を恭介から聞きました。
※刹那の携帯電話には禁止エリア進入アプリがインストールされています。
※恭介の過去の話を聞きました。
【装備】:Sturm Ruger GP100(6/6)@現実
【所持品】:支給品一式、Sturm Ruger GP100の予備弾4@現実、刹那の携帯電話@School Days L×H、医療品一式 、恭介の機械操作指南メモ、カジノの見取り図
【状態】:肉体的疲労(中)、右脚に貫通射創(処置済み)、左脚に盲管射創(処置済み)、モルヒネによる下半身の感覚の麻痺
【思考・行動】
基本方針:共通方針の通りに行動し、クリスを優勝させる。恭介のサポートに徹する。ただし慎重に慎重を期す。
0:……どうか、恭介の仲間が無事でありますように。
1:カジノで待機し、セキュリティを利用して周辺を警戒。景品の確保。
2:双七を含めた参加者から信頼を勝ち取れるように演技する。
3:道中、筆談などを用いて殺し合いや首輪について恭介と考察する。
4:恭介に対して――――?
5:『恭介に好意を抱いている』フリをし、親密にしても怪しまれないようにする。
6:恭介を見捨てない。
【備考】
※恭介を信頼し、共感してます。
※恭介との間に符丁をいくつか作りました。
『時間』と『動詞』の組み合わせで意思疎通を行います。
(『分』:名簿の番号の人間、『待つ』:怪しい など。
『秒』や『時間』、その他の動詞の意味については詳細不明です)
※恭介とはぐれた場合の合言葉は『恭介の知り合い全員の名前』です。
※登場時期はアルルートのアルが復活した頃です。
※羽藤桂、浅間サクヤ、神宮寺奏、プッチャンの細かい特徴を認識しています。
※黒幕がいると思ってます。
※参加者によっては連れてこられた世界や時代が違うと思ってます。
※双七と情報交換しました。
※怪我の為に走る事はできませんが、時間がたてば多少は歩けるようになる可能性があります。
※携帯電話とコントロールルームの操作方法を恭介から聞きました。
※首輪のカメラの存在について知りました。
※監視は『上空』『重要施設』『首輪』の3つから、カメラと盗聴器によって行なわれているという考察を恭介から聞きました。
※刹那の携帯電話には禁止エリア進入アプリがインストールされています。
※恭介の過去の話を聞きました。
【刹那の携帯電話@School Days L×H】
清浦刹那の持つ携帯電話。何人かの人間の電話番号が登録されている他、禁止エリア進入アプリがインストールされている。
このアプリを作動させた場合、このアプリがインストールされた携帯電話から
半径2mまでに存在する首輪は禁止エリアに反応しなくなる。
ただし、効果の持続時間は1時間、3時間、6時間の3種類あるが、それぞれ1回ずつしか使用できない。
このアプリを作動させた場合、このアプリがインストールされた携帯電話から
半径2mまでに存在する首輪は禁止エリアに反応しなくなる。
ただし、効果の持続時間は1時間、3時間、6時間の3種類あるが、それぞれ1回ずつしか使用できない。
※カジノのコントロールルームからは、カジノ内の監視を行なうことができます。
また、隔壁や消火ガスの操作も可能です。
※カジノ内では、
支給品1つ(複数個支給されたものは、250に現在の個数/支給時の個数をかけた枚数):250枚
首輪1つ:500枚
のレートでコインの交換ができます。
※スロット以外のカジノのゲームは、ディーラーロボ“メカコトミ”を起動させることでプレイ可能です。“メカコトミ”の形体その他性能は不明です。
※現在判明している景品は、防弾チョッキ(1000枚)、USBメモリ(10000枚)です。それ以外は詳細不明。
景品は自動販売機に酷似した機械によって入手可能です。
また、隔壁や消火ガスの操作も可能です。
※カジノ内では、
支給品1つ(複数個支給されたものは、250に現在の個数/支給時の個数をかけた枚数):250枚
首輪1つ:500枚
のレートでコインの交換ができます。
※スロット以外のカジノのゲームは、ディーラーロボ“メカコトミ”を起動させることでプレイ可能です。“メカコトミ”の形体その他性能は不明です。
※現在判明している景品は、防弾チョッキ(1000枚)、USBメモリ(10000枚)です。それ以外は詳細不明。
景品は自動販売機に酷似した機械によって入手可能です。
◇ ◇ ◇
「……よしよし、もっと食うか?」
とりあえず恭介とトルタが何か込み入った話をしているみたいなので、俺はとりあえずスターブライトと一緒に周囲を見張ることにした。
ついでにスターブライトに俺の飯として支給されたニンジンを幾つかあげている。
……生の人参が俺の食料に入ってたのは、最初っからこうする為だけになんだろう、きっと。
あの部屋には雰囲気的にもこう……何というか、入りづらかったし。
間違ってないよな、俺の選択肢。
もうすぐ放送だし、それを聞いた後には恭介の提案通り3時くらいまで周辺を偵察することにするつもりだ。
トルタの脚を考えると何かあったら動きづらいだろうから、とりあえずスターブライトは彼らに任せておくのがいいかもしれない。
ついでにスターブライトに俺の飯として支給されたニンジンを幾つかあげている。
……生の人参が俺の食料に入ってたのは、最初っからこうする為だけになんだろう、きっと。
あの部屋には雰囲気的にもこう……何というか、入りづらかったし。
間違ってないよな、俺の選択肢。
もうすぐ放送だし、それを聞いた後には恭介の提案通り3時くらいまで周辺を偵察することにするつもりだ。
トルタの脚を考えると何かあったら動きづらいだろうから、とりあえずスターブライトは彼らに任せておくのがいいかもしれない。
「……スターブライト、トルタと恭介を頼んだぞ」
力強く、尚且つ優雅に嘶きをあげるスターブライトに片手を挙げ、俺はひとまずぼんやりと空を見上げることにする。
……ところで俺、忘れられてる訳じゃないよな?
【G-6/カジノ裏手従業員用入口/1日目/昼(放送直前)】
【如月双七@あやかしびと -幻妖異聞録-】
【装備】:クサナギ@舞-HiME 運命の系統樹、双身螺旋刀@あやかしびと -幻妖異聞録-
【所持品】:支給品一式×3(食料-2)、予備弾丸18、首輪(リセ)、刹那の制服と下着、ファルの首飾り@シンフォニック=レイン、良月@アカイイト
【状態】:強い決意、肉体疲労(中)、精神疲労(中)、右膝と右肩に貫通射創(処置済み)、左肩裂傷(処置済み)
【思考・行動】
基本方針:仲間の確保と保護。
0:いい天気だなあ……。
1:恭介たちと同行、とりあえず提案は受け入れる。
2:九鬼先生と合流する。
3:向かってくる敵は迎撃。必要なら手を血で汚すことにも迷いはない。
【装備】:クサナギ@舞-HiME 運命の系統樹、双身螺旋刀@あやかしびと -幻妖異聞録-
【所持品】:支給品一式×3(食料-2)、予備弾丸18、首輪(リセ)、刹那の制服と下着、ファルの首飾り@シンフォニック=レイン、良月@アカイイト
【状態】:強い決意、肉体疲労(中)、精神疲労(中)、右膝と右肩に貫通射創(処置済み)、左肩裂傷(処置済み)
【思考・行動】
基本方針:仲間の確保と保護。
0:いい天気だなあ……。
1:恭介たちと同行、とりあえず提案は受け入れる。
2:九鬼先生と合流する。
3:向かってくる敵は迎撃。必要なら手を血で汚すことにも迷いはない。
【備考】
※双七の能力の制限は使い続けると頭痛がする程度です。
※首輪装着者の行動は主催者に監視されていると思っています。
※恭介達と情報交換しました。得たのは偽情報ではありません。
※首輪のカメラの存在について知りました。
※監視は『上空』『重要施設』『首輪』の3つから、カメラと盗聴器によって行なわれているという考察を恭介から聞きました。
※双七の能力の制限は使い続けると頭痛がする程度です。
※首輪装着者の行動は主催者に監視されていると思っています。
※恭介達と情報交換しました。得たのは偽情報ではありません。
※首輪のカメラの存在について知りました。
※監視は『上空』『重要施設』『首輪』の3つから、カメラと盗聴器によって行なわれているという考察を恭介から聞きました。
※スターブライト@Strawberry Panic! はカジノの裏口に係留されています。
133:満ちる季節の足音を(前編) | 投下順 | 134:交錯する雄と雌~綺麗な雫~ |
時系列順 | 137:UNDERWORLD | |
棗恭介 | 150:絶望と救い、そして憎悪 (前編) | |
トルティニタ・フィーネ | 150:絶望と救い、そして憎悪 (前編) | |
如月双七 | 142:生きて、生きて、どんな時でも |