託された希望(4)◆dGUiIvN2Nw
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「駄目です!! ぜったいに行っちゃ駄目です!!」
「もう…どっちも……終わった。さっさと……結果だけ…でも」
必死でレミリアを押さえていたアドレーヌは、その言葉で我に返ったかのように振り返った。
死屍累々。そんな言葉がこの場所ほど似合う所もないだろう。家具はもちろん、天井、壁、地面、どれもボロボロ。
そして、それよりも酷いのが、そこに散らばる死体の山だ。
腕、足、胴体。斬り刻まれたそれが一帯に散らばっている。その中で膝をついたまま微動だにしない騎士が一人いた。力を振り絞り、その命をも使い果たして放った一閃は、確かにこの戦いを終結させた。
もう一方では、未だ爆煙が舞っている。敵が潜伏していてもわからない状態だが、幽香が少しふらついた足取りでこちらに歩いて来ていることから、勝負は決したのだろう。
「幽香さん! 無事だったんですね」
心の底からほっと溜息をつく。
「…あら。……ボロ…ボロ……じゃない。…最強の…妖怪じゃ……なかった……の?」
「……あんたの方がよっぽどボロボロでしょ」
二人の悪態にも、前ほどの元気はなかった。
「シルバーは死んだわ。完全な不死ではなかったようね。彼についての事情は…まぁ、だいたいわかる」
幽香はあっさりとその死を口にした。不死であったシルバー。デデデに致命傷を負わせた、本当なら憎むべき敵。しかし、最後には改心し、味方になってくれた。
アドレーヌは、複雑な感情を抱きながらも、ちゃんとその冥福を祈ることができた。
「肝…心…の……奴は?」
レミリアの問いに、幽香はしばらく黙り、そして言った。
「もう…どっちも……終わった。さっさと……結果だけ…でも」
必死でレミリアを押さえていたアドレーヌは、その言葉で我に返ったかのように振り返った。
死屍累々。そんな言葉がこの場所ほど似合う所もないだろう。家具はもちろん、天井、壁、地面、どれもボロボロ。
そして、それよりも酷いのが、そこに散らばる死体の山だ。
腕、足、胴体。斬り刻まれたそれが一帯に散らばっている。その中で膝をついたまま微動だにしない騎士が一人いた。力を振り絞り、その命をも使い果たして放った一閃は、確かにこの戦いを終結させた。
もう一方では、未だ爆煙が舞っている。敵が潜伏していてもわからない状態だが、幽香が少しふらついた足取りでこちらに歩いて来ていることから、勝負は決したのだろう。
「幽香さん! 無事だったんですね」
心の底からほっと溜息をつく。
「…あら。……ボロ…ボロ……じゃない。…最強の…妖怪じゃ……なかった……の?」
「……あんたの方がよっぽどボロボロでしょ」
二人の悪態にも、前ほどの元気はなかった。
「シルバーは死んだわ。完全な不死ではなかったようね。彼についての事情は…まぁ、だいたいわかる」
幽香はあっさりとその死を口にした。不死であったシルバー。デデデに致命傷を負わせた、本当なら憎むべき敵。しかし、最後には改心し、味方になってくれた。
アドレーヌは、複雑な感情を抱きながらも、ちゃんとその冥福を祈ることができた。
「肝…心…の……奴は?」
レミリアの問いに、幽香はしばらく黙り、そして言った。
「生きてる」
短い言葉。ただそれだけを。
ガン
次いで、メタナイト達が闘っていた辺りから音が聞こえた。瀬多が、悔しさのあまり地面を殴りつける音だった。
「……何で、見つからないんだ。あるはずなのに。……どこかにあるはずなのに…!!」
「瀬多……さん…?」
嫌な予感を、そんなはずはないと打ち消しながら、アドレーヌは呟くように言った。
「他の奴の死体はあるんだ。デデデや、スネークや、メタナイトの死体は。最後の、自滅覚悟の攻撃でバラバラになったが、それでも周りに落ちてる。……なのに! あの二人の死体が、どこを捜しても見つからない!!」
絶望。その言葉以外に、今のこの状況を的確に表現できる言葉はなかった。
「見たんだ。最後の最後、攻撃が決まる瞬間、地面に何か魔法陣のようなものが浮かび上がるのを。あれは……『リワープ』だ。瞬間移動する杖だ」
攻略本に載っていたアイテムの一つ。瞬時に場所を移動することができるという魔法の杖だ。
レミリアが歯を軋らせ、アドレーヌがその場にへたり込む。
「ギリギリのところで、逃げられた。……畜生。……ちくしょおおおお!!!!」
瀬多の咆哮は、留まることを知らなかった。
ガン
次いで、メタナイト達が闘っていた辺りから音が聞こえた。瀬多が、悔しさのあまり地面を殴りつける音だった。
「……何で、見つからないんだ。あるはずなのに。……どこかにあるはずなのに…!!」
「瀬多……さん…?」
嫌な予感を、そんなはずはないと打ち消しながら、アドレーヌは呟くように言った。
「他の奴の死体はあるんだ。デデデや、スネークや、メタナイトの死体は。最後の、自滅覚悟の攻撃でバラバラになったが、それでも周りに落ちてる。……なのに! あの二人の死体が、どこを捜しても見つからない!!」
絶望。その言葉以外に、今のこの状況を的確に表現できる言葉はなかった。
「見たんだ。最後の最後、攻撃が決まる瞬間、地面に何か魔法陣のようなものが浮かび上がるのを。あれは……『リワープ』だ。瞬間移動する杖だ」
攻略本に載っていたアイテムの一つ。瞬時に場所を移動することができるという魔法の杖だ。
レミリアが歯を軋らせ、アドレーヌがその場にへたり込む。
「ギリギリのところで、逃げられた。……畜生。……ちくしょおおおお!!!!」
瀬多の咆哮は、留まることを知らなかった。
「大丈夫か? セシル」
心配そうなカインの声。しかし、セシルは至って平静だった。
「心配ない。関節を外されただけだ」
ゴキッ、という音と共に腕が元に戻る。ぐるぐると回して状態を確認するも、行動に支障はなさそうだった。
「この貴重なアイテムをこうも早く消費してしまうとはな」
「だが、代わりに三人も殺した。俺達の夢への大きな前進だ」
「そうだな」
一時休息を取る為に、二人は近くにあった切り株に腰を下ろした。
「しかし、何故奴らの近くにワープして再戦しなかった? 奴らを全滅させる絶好のチャンスだったじゃないか」
「もう一方の戦い。あっちも決着がつきそうな気配だった。そうなればあの狂王と女、どちらかと戦わなければならなくなる。それを避けたかった。まだまだゲームは序盤だ。功を焦ることもない。こんなところで下手な怪我をしても、他の奴らを喜ばせるだけだ」
「なるほど」
セシルはデイバックから参加者名簿と地図を取り出した。
「もうすぐ放送が始まる。カインも用意しておいた方がいい」
「……セシル。お前は不安を感じないのか? あれほど強い奴がいて、しかも主催者に反抗する奴らは簡単に徒党を組んでくる。俺達だけで、本当に勝ち残れるのか?」
「徒党を組むという点では、僕達だってそうさ。今回の戦いも、大した怪我もなく切り抜けた」
「ああ。だが、あの狂王も仲間を連れていた。俺達も、もっと戦力を強化しなくてはならないんじゃないか?」
セシルはじっとカインを見つめた。
「ゴルベーザのことを言っているのか?」
「そうだ。彼が仲間になってくれれば、部下であるバルバリシアとルビカンテも仲間になるだろう。そうなれば、もはや怖いものなど何もない」
「……僕達の目的は彼らにとって何のメリットもないものだ」
「そんなことはない! セシル。お前がいるだろう。ゴルベーザとお前は、実の兄弟だ。二人が生き残る唯一の道だと言えば、きっと」
「…………」
確かに、ゴルベーザを味方にできればこの殺し合い、勝ったも同然だ。しかし、セシルは出来ればゴルベーザと会いたくなかった。
今の自分を見られるのが嫌というわけではない。もしかしたらゴルベーザを殺さなければならないということを恐れているわけでもない。
ただ、再びゴルベーザに、殺戮を強要したくなかったのだ。ゼムスによって長い時間を憎悪の念で操られていたゴルベーザ。
せめて、この殺し合いでは自分の意思で行動を決めて欲しかった。自分の存在で、ゴルベーザを縛りたくなかった。思い出も、何も覚えていないセシルにとって、それがせめてもの兄への思いやりであった。
「……そうだな。そうなるといいな」
できれば、ゴルベーザには今度こそ正義の道を進んで欲しいと思う。仲間と共に戦い、主催者を打倒し、自分に代わって英雄に……。
セシルは自嘲気味に苦笑した。
馬鹿な妄想だ。もしそうなったとして、自分とゴルベーザは戦う運命にある。どちらか一方の願いしか叶わない。そして自分は、自分の願いを譲る気など毛頭ない。
相反する願いを携え、セシルは放送の時を今か今かと待ち構えていた。
心配そうなカインの声。しかし、セシルは至って平静だった。
「心配ない。関節を外されただけだ」
ゴキッ、という音と共に腕が元に戻る。ぐるぐると回して状態を確認するも、行動に支障はなさそうだった。
「この貴重なアイテムをこうも早く消費してしまうとはな」
「だが、代わりに三人も殺した。俺達の夢への大きな前進だ」
「そうだな」
一時休息を取る為に、二人は近くにあった切り株に腰を下ろした。
「しかし、何故奴らの近くにワープして再戦しなかった? 奴らを全滅させる絶好のチャンスだったじゃないか」
「もう一方の戦い。あっちも決着がつきそうな気配だった。そうなればあの狂王と女、どちらかと戦わなければならなくなる。それを避けたかった。まだまだゲームは序盤だ。功を焦ることもない。こんなところで下手な怪我をしても、他の奴らを喜ばせるだけだ」
「なるほど」
セシルはデイバックから参加者名簿と地図を取り出した。
「もうすぐ放送が始まる。カインも用意しておいた方がいい」
「……セシル。お前は不安を感じないのか? あれほど強い奴がいて、しかも主催者に反抗する奴らは簡単に徒党を組んでくる。俺達だけで、本当に勝ち残れるのか?」
「徒党を組むという点では、僕達だってそうさ。今回の戦いも、大した怪我もなく切り抜けた」
「ああ。だが、あの狂王も仲間を連れていた。俺達も、もっと戦力を強化しなくてはならないんじゃないか?」
セシルはじっとカインを見つめた。
「ゴルベーザのことを言っているのか?」
「そうだ。彼が仲間になってくれれば、部下であるバルバリシアとルビカンテも仲間になるだろう。そうなれば、もはや怖いものなど何もない」
「……僕達の目的は彼らにとって何のメリットもないものだ」
「そんなことはない! セシル。お前がいるだろう。ゴルベーザとお前は、実の兄弟だ。二人が生き残る唯一の道だと言えば、きっと」
「…………」
確かに、ゴルベーザを味方にできればこの殺し合い、勝ったも同然だ。しかし、セシルは出来ればゴルベーザと会いたくなかった。
今の自分を見られるのが嫌というわけではない。もしかしたらゴルベーザを殺さなければならないということを恐れているわけでもない。
ただ、再びゴルベーザに、殺戮を強要したくなかったのだ。ゼムスによって長い時間を憎悪の念で操られていたゴルベーザ。
せめて、この殺し合いでは自分の意思で行動を決めて欲しかった。自分の存在で、ゴルベーザを縛りたくなかった。思い出も、何も覚えていないセシルにとって、それがせめてもの兄への思いやりであった。
「……そうだな。そうなるといいな」
できれば、ゴルベーザには今度こそ正義の道を進んで欲しいと思う。仲間と共に戦い、主催者を打倒し、自分に代わって英雄に……。
セシルは自嘲気味に苦笑した。
馬鹿な妄想だ。もしそうなったとして、自分とゴルベーザは戦う運命にある。どちらか一方の願いしか叶わない。そして自分は、自分の願いを譲る気など毛頭ない。
相反する願いを携え、セシルは放送の時を今か今かと待ち構えていた。
【E-4 一日目 早朝】
【チーム 赤き翼】
【セシル・ハーヴィ@ファイナルファンタジーⅣ】
[状態]疲労(中) 暗黒騎士
[装備]銀の大剣@ファイアーエムブレム 蒼炎の奇跡
[道具]支給品一式×4 キラーボウ(15/15) 不明支給品1~3
[思考]基本方針:カインを優勝させ、ローザを含む全ての参加者を救済する
1. カインと共に参加者を一掃する。特に瀬多は優先して殺す
2. ゴルベーザには、自分の道を……
[状態]疲労(中) 暗黒騎士
[装備]銀の大剣@ファイアーエムブレム 蒼炎の奇跡
[道具]支給品一式×4 キラーボウ(15/15) 不明支給品1~3
[思考]基本方針:カインを優勝させ、ローザを含む全ての参加者を救済する
1. カインと共に参加者を一掃する。特に瀬多は優先して殺す
2. ゴルベーザには、自分の道を……
【カイン・ハイウィンド@ファイナルファンタジーⅣ】
[状態]疲労(大) 胸に軽度の火傷
[装備]グングニル@ファイナルファンタジーⅣ
[道具]支給品一式
[思考]基本方針:優勝し、ローザを含む全ての参加者を救済する
1. セシルとの約束を果たし、この殺し合いを共に勝ち進む
2. ゴルベーザには仲間になってもらい、戦力強化を計りたい
[状態]疲労(大) 胸に軽度の火傷
[装備]グングニル@ファイナルファンタジーⅣ
[道具]支給品一式
[思考]基本方針:優勝し、ローザを含む全ての参加者を救済する
1. セシルとの約束を果たし、この殺し合いを共に勝ち進む
2. ゴルベーザには仲間になってもらい、戦力強化を計りたい
「ぐっ……」
体中が痛む。やはり最後の爆発が効いた。
「あの小僧。最後の最後にこんな置き土産を残すとは」
鎧のおかげで致命傷は受けずに済んだが、あのまま幽香と戦って勝てる可能性は極端に低くなってしまった。不死の薬で多少なりとは使えるものになったが、やはり子供は精神的に弱過ぎる。
「我の配下は、相応の強さを持った人間でなければな。…そう。あの風見幽香のような」
今思い出しても震えが止まらない。
あの強さ。
あの狂気。
メダリオン使用状態の自分と対等に渡り合えるような女が他にいるか。
いない。いるわけがない。よってあの女は自分の妃だ。妃にしなければならないのだ。
「それに瀬多総司。あとはあの二人組。ククク。本当にこの殺し合いは退屈しない」
この四人を配下に加えればこの殺し合いでも自分は王になれる。デイン軍を率いる狂王として、この殺し合いを制覇することができる。
「何とかして我の配下共はデインへと持ち帰りたいものよ。そのためにも、瀬多には頑張ってもらわねばな。クククク」
アシュナードにとって、もはや彼らが自分の部下となることは決定づけられたこと。否定するというのなら、どこまで追い詰めて無理やりにでも頷かせるまでだ。
良心も慈愛もかなぐり捨てて、王の座さえも奪い取って来たアシュナード。狂王とまで呼ばれるほどの彼の欲望は留まることをしらない。
「それに……ククク。わざわざ我が手を出さずとも、いずれあの集団は解体される。我としては、幽香があのアドレーヌとかいう小娘を八つ裂きにしてもらえれば言う事はないな」
アシュナードは笑う。際限なく笑う。
おかしくて堪らない。楽しくて堪らない。
彼の様な狂王にとって、バトルロワイアルというものほど、面白いものなどこの世にないのだ。
体中が痛む。やはり最後の爆発が効いた。
「あの小僧。最後の最後にこんな置き土産を残すとは」
鎧のおかげで致命傷は受けずに済んだが、あのまま幽香と戦って勝てる可能性は極端に低くなってしまった。不死の薬で多少なりとは使えるものになったが、やはり子供は精神的に弱過ぎる。
「我の配下は、相応の強さを持った人間でなければな。…そう。あの風見幽香のような」
今思い出しても震えが止まらない。
あの強さ。
あの狂気。
メダリオン使用状態の自分と対等に渡り合えるような女が他にいるか。
いない。いるわけがない。よってあの女は自分の妃だ。妃にしなければならないのだ。
「それに瀬多総司。あとはあの二人組。ククク。本当にこの殺し合いは退屈しない」
この四人を配下に加えればこの殺し合いでも自分は王になれる。デイン軍を率いる狂王として、この殺し合いを制覇することができる。
「何とかして我の配下共はデインへと持ち帰りたいものよ。そのためにも、瀬多には頑張ってもらわねばな。クククク」
アシュナードにとって、もはや彼らが自分の部下となることは決定づけられたこと。否定するというのなら、どこまで追い詰めて無理やりにでも頷かせるまでだ。
良心も慈愛もかなぐり捨てて、王の座さえも奪い取って来たアシュナード。狂王とまで呼ばれるほどの彼の欲望は留まることをしらない。
「それに……ククク。わざわざ我が手を出さずとも、いずれあの集団は解体される。我としては、幽香があのアドレーヌとかいう小娘を八つ裂きにしてもらえれば言う事はないな」
アシュナードは笑う。際限なく笑う。
おかしくて堪らない。楽しくて堪らない。
彼の様な狂王にとって、バトルロワイアルというものほど、面白いものなどこの世にないのだ。
【D-4 一日目 早朝】
【アシュナード@ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡】
[状態]メダリオン使用状態 疲労(中) 全身を軽い火傷 鼻、頬骨骨折 顔は痣だらけ(全て回復中)
[装備]ヴァーグ・カティ@ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡
[道具]支給品一式 書店で取った本を何冊か
[思考]基本方針:戦を楽しむ
1. 幽香を妃にする
2. 瀬多を軍師として起用し、鎧の二人(セシルとカイン)も部下にする
3. 上記二つを叶えるため、脱出方法も一応考える。しかしほとんど瀬多頼り
4. 弱者は滅する
5. イゴールを見つけたら殺す
【アシュナード@ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡】
[状態]メダリオン使用状態 疲労(中) 全身を軽い火傷 鼻、頬骨骨折 顔は痣だらけ(全て回復中)
[装備]ヴァーグ・カティ@ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡
[道具]支給品一式 書店で取った本を何冊か
[思考]基本方針:戦を楽しむ
1. 幽香を妃にする
2. 瀬多を軍師として起用し、鎧の二人(セシルとカイン)も部下にする
3. 上記二つを叶えるため、脱出方法も一応考える。しかしほとんど瀬多頼り
4. 弱者は滅する
5. イゴールを見つけたら殺す
もはや古ぼけたどころか崩壊寸前となった別荘。遺体を埋葬し、生き残った四人は呆然としていた。
レミリアはあの後すぐに気絶してしまい、ずっと眠った状態だ。回復するのに少なくとも二三時間は掛かるだろう。
瀬多はアドレーヌからシルバーやデデデ達の事を聞き、どう反応していいか分からず放心している。
アドレーヌは未だ悲しみから立ち直れずにいて、逃げ切ったマーダー達のことを考えては恐怖に慄いていた。
そして幽香は……
「さて。それなりに体力は回復したし、私はそろそろ行くわ」
突然、幽香はそう言って立ち上がった。
「ど、どうしたんですか? いきなり。瀬多さん達と一緒に行動するんじゃないんですか?」
「最初はそのつもりだったけど、気が変わった」
そう言ってスタスタと歩いていってしまう幽香。アドレーヌは慌ててその後を追おうとして、
「言っとくけど、アドレーヌ。あんたともお別れよ」
「……え?」
それはアドレーヌにとって、あまりにも突然な話だった。
「何を言ってるんだ! レミリアが気絶している今、頼れるのは幽香しか──」
「怖くなかったの?」
幽香の言葉に、瀬多は首を傾げ、アドレーヌは下を向いた。
「そっか。あんたはその間おねんねしてたんだったわね。……じゃ、アドレーヌに聞くか。あなた、私が怖くなかった?」
怖くなかったかどうか。そう聞かれれば、アドレーヌの答えはYESだ。
本気の幽香。戦闘を心の底から楽しみ、破壊を愉悦としか考えていない闘争心の権化。いつもどこか余裕のある幽香とは似ても似つかない姿だった。
あれが妖怪の本気。風見幽香の全力。
岩を砕き、肉を引き裂く圧倒的な力がこちらにまで及ぶのではないか。そんな恐怖が、アドレーヌの中にないわけではなかった。
負の気の極端に強い幽香が、メダリオンの瘴気に触れた結果だということを知らない二人は、あの暴走が再び起こることを危惧していた。
「いつああなるか、私にもわからない。案外、これが私に科せられた制限なのかもしれない。それでも、あなたは私と一緒にいる? あなたを殺してしまうかもしれない私を」
幽香の言う『ああなる』というのがどういうものなのか、瀬多は知らない。だからこそ何も言えずに押し黙った。今ここで何か言う権利を持っているとしたら、それはアドレーヌだけだ。
「安心して。別行動は取るけど、基本的にはあんたたちの味方になってあげるから。殺し合いに乗った奴がいたら殺してやるし、瀬多の言うイゴールってやつのことも他の参加者に伝えとくから。ま、もう弱者の保護なんてまっぴらだけど」
そう言ってひらひらと手を振り、少しだけびっこを引きながら歩き出す。
一度も振り向きもしない。一切スピードを緩めもしない。何の未練もなく、幽香はその場を立ち去ろうとした。
「約束!!」
その言葉に、幽香の足はピタリと止まる。
「約束、まだ守ってない。私まだ、カーくんと会ってない!」
走り寄り、幽香の腰にしがみつく。涙で服がぬれるのも構わずアドレーヌは叫んだ。
「私、もうやだよ。もう誰とも別れたくない。…たとえ殺されるとしても、幽香さんと離ればなれになりたくない!!」
幽香はただ黙って、アドレーヌに揺らされていた。
知り合いを一気に二人もなくしたアドレーヌ。自分の無力さを十分に噛み締めたアドレーヌ。しかしそれでも、誰かと一緒に共に過ごし、笑ったり、泣いたり、怒ったりしたかった。
たとえそれが自分の我儘だとしても、メタナイトが最後に残した『自分はそれでいい』という言葉を信じたかった。
突然、アドレーヌの両頬がむんずと掴まれる。
「ふぃ、ふぃふぁいー!! ふぃぎれる~!!」(い、いたいー!! ちぎれる~!!)
「はぁ。まったく、しょうがない駄々っ子ね。……レミリアが起きるまで。それまでは一緒にいてやるわ。奴が起きたら、また考える。……あんたも考えときなさい」
その言葉に、瀬多はほっと溜息をつき、アドレーヌは顔をほころばせた。
「で、瀬多。あんた、イゴールの居場所に見当はついてるの?」
「ひょ、ひょっほ!! もうひょろひょろはらひてくらはい~!!」(ちょ、ちょっと!! もうそろそろ離してください~!!)
まるで餅のようにアドレーヌの頬を伸び縮みさせながら、幽香は言った。
「……ないわけじゃない。可能性としては低いが」
攻略本を取り出し、ぱらぱらとページをめくる。そこから出てきたのは、先程見ていた隠しアイテムの欄だ。
四つのクリスタルを集めることで首輪を解除できるというもの。最初に瀬多がフェイクだと言った情報だった。
「首輪解除というところだけを見れば、この情報とイゴールの契約には似通った部分がある。まさかとは思うが、もしかしたらという可能性も」
「じゃ、当面はそのクリスタル探し?」
「そうだな。どうやら施設に置いてあるらしいが、詳しい場所までは記載されてない。直接行って探すしかなさそうだ。他にも何か情報がないか、レミリアが起きるまで攻略本を読み漁るつもりだ」
自分はもう契約した身だ。どの程度の割合で、イゴールの探索を続ければいいのかは分からないが、それでも出来るだけ手持無沙汰で過ごすことは止めておいた方がいい。
「……悪いな。契約内容を聞いたことで、幽香達も被害を被るかもしれないのに」
イゴールの言葉は、そっくりそのまま二人に伝えてある。自分が死ねば契約が誰か移ること。自分が下手なことをすれば、契約について知っている者が死んでしまうこと。
「ま、あの状況じゃ一番適切な行動だったし、なによりイゴールを潰さなきゃいけないってのは私も同感だしね。あんたが死なないで、イゴールを突き止めればそれで済む話よ」
「そうですよ。仲間なんですから、危険は分かち合ってとうぜんです」
二人の言葉に、苦笑と感謝の言葉で返し、瀬多は攻略本に目を向ける。
希望は見えた。しかし、その希望はまだまだか細いものだ。それに必死でしがみつくことしか瀬多にはできない。
(そうだ。俺は俺のできることをやろう)
死んでいった仲間達の為にも、自分に出来る最大限のことを。
瀬多はそう強く自分に言い聞かせた。
『キャハハハハ!!!』
甲高く、不愉快な笑い声がどこからともなく聞こえた。
この腐ったゲームを主催した敵。人々を死に追いやり笑っている悪魔。
マルクの声が今この場に響き渡る。
夜は明け、最初の放送が始まった。
レミリアはあの後すぐに気絶してしまい、ずっと眠った状態だ。回復するのに少なくとも二三時間は掛かるだろう。
瀬多はアドレーヌからシルバーやデデデ達の事を聞き、どう反応していいか分からず放心している。
アドレーヌは未だ悲しみから立ち直れずにいて、逃げ切ったマーダー達のことを考えては恐怖に慄いていた。
そして幽香は……
「さて。それなりに体力は回復したし、私はそろそろ行くわ」
突然、幽香はそう言って立ち上がった。
「ど、どうしたんですか? いきなり。瀬多さん達と一緒に行動するんじゃないんですか?」
「最初はそのつもりだったけど、気が変わった」
そう言ってスタスタと歩いていってしまう幽香。アドレーヌは慌ててその後を追おうとして、
「言っとくけど、アドレーヌ。あんたともお別れよ」
「……え?」
それはアドレーヌにとって、あまりにも突然な話だった。
「何を言ってるんだ! レミリアが気絶している今、頼れるのは幽香しか──」
「怖くなかったの?」
幽香の言葉に、瀬多は首を傾げ、アドレーヌは下を向いた。
「そっか。あんたはその間おねんねしてたんだったわね。……じゃ、アドレーヌに聞くか。あなた、私が怖くなかった?」
怖くなかったかどうか。そう聞かれれば、アドレーヌの答えはYESだ。
本気の幽香。戦闘を心の底から楽しみ、破壊を愉悦としか考えていない闘争心の権化。いつもどこか余裕のある幽香とは似ても似つかない姿だった。
あれが妖怪の本気。風見幽香の全力。
岩を砕き、肉を引き裂く圧倒的な力がこちらにまで及ぶのではないか。そんな恐怖が、アドレーヌの中にないわけではなかった。
負の気の極端に強い幽香が、メダリオンの瘴気に触れた結果だということを知らない二人は、あの暴走が再び起こることを危惧していた。
「いつああなるか、私にもわからない。案外、これが私に科せられた制限なのかもしれない。それでも、あなたは私と一緒にいる? あなたを殺してしまうかもしれない私を」
幽香の言う『ああなる』というのがどういうものなのか、瀬多は知らない。だからこそ何も言えずに押し黙った。今ここで何か言う権利を持っているとしたら、それはアドレーヌだけだ。
「安心して。別行動は取るけど、基本的にはあんたたちの味方になってあげるから。殺し合いに乗った奴がいたら殺してやるし、瀬多の言うイゴールってやつのことも他の参加者に伝えとくから。ま、もう弱者の保護なんてまっぴらだけど」
そう言ってひらひらと手を振り、少しだけびっこを引きながら歩き出す。
一度も振り向きもしない。一切スピードを緩めもしない。何の未練もなく、幽香はその場を立ち去ろうとした。
「約束!!」
その言葉に、幽香の足はピタリと止まる。
「約束、まだ守ってない。私まだ、カーくんと会ってない!」
走り寄り、幽香の腰にしがみつく。涙で服がぬれるのも構わずアドレーヌは叫んだ。
「私、もうやだよ。もう誰とも別れたくない。…たとえ殺されるとしても、幽香さんと離ればなれになりたくない!!」
幽香はただ黙って、アドレーヌに揺らされていた。
知り合いを一気に二人もなくしたアドレーヌ。自分の無力さを十分に噛み締めたアドレーヌ。しかしそれでも、誰かと一緒に共に過ごし、笑ったり、泣いたり、怒ったりしたかった。
たとえそれが自分の我儘だとしても、メタナイトが最後に残した『自分はそれでいい』という言葉を信じたかった。
突然、アドレーヌの両頬がむんずと掴まれる。
「ふぃ、ふぃふぁいー!! ふぃぎれる~!!」(い、いたいー!! ちぎれる~!!)
「はぁ。まったく、しょうがない駄々っ子ね。……レミリアが起きるまで。それまでは一緒にいてやるわ。奴が起きたら、また考える。……あんたも考えときなさい」
その言葉に、瀬多はほっと溜息をつき、アドレーヌは顔をほころばせた。
「で、瀬多。あんた、イゴールの居場所に見当はついてるの?」
「ひょ、ひょっほ!! もうひょろひょろはらひてくらはい~!!」(ちょ、ちょっと!! もうそろそろ離してください~!!)
まるで餅のようにアドレーヌの頬を伸び縮みさせながら、幽香は言った。
「……ないわけじゃない。可能性としては低いが」
攻略本を取り出し、ぱらぱらとページをめくる。そこから出てきたのは、先程見ていた隠しアイテムの欄だ。
四つのクリスタルを集めることで首輪を解除できるというもの。最初に瀬多がフェイクだと言った情報だった。
「首輪解除というところだけを見れば、この情報とイゴールの契約には似通った部分がある。まさかとは思うが、もしかしたらという可能性も」
「じゃ、当面はそのクリスタル探し?」
「そうだな。どうやら施設に置いてあるらしいが、詳しい場所までは記載されてない。直接行って探すしかなさそうだ。他にも何か情報がないか、レミリアが起きるまで攻略本を読み漁るつもりだ」
自分はもう契約した身だ。どの程度の割合で、イゴールの探索を続ければいいのかは分からないが、それでも出来るだけ手持無沙汰で過ごすことは止めておいた方がいい。
「……悪いな。契約内容を聞いたことで、幽香達も被害を被るかもしれないのに」
イゴールの言葉は、そっくりそのまま二人に伝えてある。自分が死ねば契約が誰か移ること。自分が下手なことをすれば、契約について知っている者が死んでしまうこと。
「ま、あの状況じゃ一番適切な行動だったし、なによりイゴールを潰さなきゃいけないってのは私も同感だしね。あんたが死なないで、イゴールを突き止めればそれで済む話よ」
「そうですよ。仲間なんですから、危険は分かち合ってとうぜんです」
二人の言葉に、苦笑と感謝の言葉で返し、瀬多は攻略本に目を向ける。
希望は見えた。しかし、その希望はまだまだか細いものだ。それに必死でしがみつくことしか瀬多にはできない。
(そうだ。俺は俺のできることをやろう)
死んでいった仲間達の為にも、自分に出来る最大限のことを。
瀬多はそう強く自分に言い聞かせた。
『キャハハハハ!!!』
甲高く、不愉快な笑い声がどこからともなく聞こえた。
この腐ったゲームを主催した敵。人々を死に追いやり笑っている悪魔。
マルクの声が今この場に響き渡る。
夜は明け、最初の放送が始まった。
【D-4 一日目 早朝】
【瀬多総司@ペルソナ4】
[状態]疲労(大)
[装備]お祓い棒@東方project
[道具]基本支給品一式×5 攻略本 トンプソンM1921(30/30) サプレッサー付きナガンM1895(6/7) どせいさんの像@カービィSDX レミントンデリンジャー(2/2) 銃の弾(残り15発) 緋想の剣
[思考]基本方針:レミリアを手伝いながら、仲間と合流し殺し合いを脱出する
1. イゴールを見つけ出し真実を問いただす。
2. 放送を聞く
3. 半信半疑だが、攻略本に書いてある『クリスタル』を探してみる。
4. 元の世界の仲間に会いたいが、足立は警戒する
5. 殺し合いに乗る気はまったくないが、正当防衛はする
6. 死んでいった者のためにも、誇りをもって生きる
※ペルソナ4の主人公です
※使えるペルソナはイザナギのみです
※真ENDルート、イザナミと出会う前からの参戦です
※イゴールと『血の契約』を交わしました。瀬多は「イゴールを探索する」という目的を最優先しなければなりません。なお、瀬多が死ねば契約を知る者に契約権が譲渡されます。誰になるかはランダムです
※瀬多は、イゴールが参加者を拉致した者であり、この殺し合いの元凶だと考えています
【瀬多総司@ペルソナ4】
[状態]疲労(大)
[装備]お祓い棒@東方project
[道具]基本支給品一式×5 攻略本 トンプソンM1921(30/30) サプレッサー付きナガンM1895(6/7) どせいさんの像@カービィSDX レミントンデリンジャー(2/2) 銃の弾(残り15発) 緋想の剣
[思考]基本方針:レミリアを手伝いながら、仲間と合流し殺し合いを脱出する
1. イゴールを見つけ出し真実を問いただす。
2. 放送を聞く
3. 半信半疑だが、攻略本に書いてある『クリスタル』を探してみる。
4. 元の世界の仲間に会いたいが、足立は警戒する
5. 殺し合いに乗る気はまったくないが、正当防衛はする
6. 死んでいった者のためにも、誇りをもって生きる
※ペルソナ4の主人公です
※使えるペルソナはイザナギのみです
※真ENDルート、イザナミと出会う前からの参戦です
※イゴールと『血の契約』を交わしました。瀬多は「イゴールを探索する」という目的を最優先しなければなりません。なお、瀬多が死ねば契約を知る者に契約権が譲渡されます。誰になるかはランダムです
※瀬多は、イゴールが参加者を拉致した者であり、この殺し合いの元凶だと考えています
【レミリア・スカーレット@東方project】
[状態]気絶中 疲労(極大) 額に裂傷 右目損傷 腹が抉れている 右手損傷 左膝損傷(全て回復中)
[装備]なし
[道具]基本支給品一式
[思考]基本方針:主催者を倒し、どちらが支配者かを思い知らせる
1. 気絶中
2. 手下を作って脱出する。邪魔立てする奴は殺す
3. さっさと傷を治して、これ以上部下を殺させないようにする
※時間さえかければ傷は治癒しますが、休息を取らなければ疲労感は回復しません
※弾幕を撃つのに溜めが必要。威力も制限されています
[状態]気絶中 疲労(極大) 額に裂傷 右目損傷 腹が抉れている 右手損傷 左膝損傷(全て回復中)
[装備]なし
[道具]基本支給品一式
[思考]基本方針:主催者を倒し、どちらが支配者かを思い知らせる
1. 気絶中
2. 手下を作って脱出する。邪魔立てする奴は殺す
3. さっさと傷を治して、これ以上部下を殺させないようにする
※時間さえかければ傷は治癒しますが、休息を取らなければ疲労感は回復しません
※弾幕を撃つのに溜めが必要。威力も制限されています
長い長い戦いは終わった。全員が全員、しばしの休息を迎えていた。
幽香はけっきょく、しばらくアドレーヌと行動を共にするようだ。いつまた暴走が起きるとも分からないが、それでもアドレーヌは幽香と共にいることを望んでいる。
しかしである。
果たしてメダリオンを使用した人物からメダリオンの瘴気は出るものなのだろうか。
出るとしても、幽香が自分を制御できないほどに暴走するものだろうか。
「……あれ? 私、こんなメダル持ってたっけ? なんだか光ってるけど…」
放送が始まり、慌てて自分のマップと名簿を取り出していると、中から小さなメダルが現れた。アドレーヌの手の中で、まるで水を得た魚のように青く爛々と光るメダリオン。
少し離れたところで瀬多と幽香がペンを握り、マルクの放送を聞いている。
それを見て、アドレーヌはすぐにそれを仕舞い込んだ。今は放送を聞くことに集中しなければならない。そう判断したアドレーヌは、マップと名簿を取り出して、皆のところに駆けて行った。奇妙なメダルのことは既にアドレーヌの頭から消えていた。
アドレーヌが極端に正の気が強くなければ。瀬多にそのメダルのことを話していれば。幽香を引き止めていなければ。
最悪の未来の可能性は、閉ざされていたかもしれない。
幽香はけっきょく、しばらくアドレーヌと行動を共にするようだ。いつまた暴走が起きるとも分からないが、それでもアドレーヌは幽香と共にいることを望んでいる。
しかしである。
果たしてメダリオンを使用した人物からメダリオンの瘴気は出るものなのだろうか。
出るとしても、幽香が自分を制御できないほどに暴走するものだろうか。
「……あれ? 私、こんなメダル持ってたっけ? なんだか光ってるけど…」
放送が始まり、慌てて自分のマップと名簿を取り出していると、中から小さなメダルが現れた。アドレーヌの手の中で、まるで水を得た魚のように青く爛々と光るメダリオン。
少し離れたところで瀬多と幽香がペンを握り、マルクの放送を聞いている。
それを見て、アドレーヌはすぐにそれを仕舞い込んだ。今は放送を聞くことに集中しなければならない。そう判断したアドレーヌは、マップと名簿を取り出して、皆のところに駆けて行った。奇妙なメダルのことは既にアドレーヌの頭から消えていた。
アドレーヌが極端に正の気が強くなければ。瀬多にそのメダルのことを話していれば。幽香を引き止めていなければ。
最悪の未来の可能性は、閉ざされていたかもしれない。
【アドレーヌ@星のカービィ】
[状態]深い悲しみ
[装備]なし
[道具]基本支給品一式 メダリオン@ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡
[思考]基本方針:ゲームには乗らない。できれば人も殺したくない
1. カーくんを見つけ出し、みんなで脱出する
2. もう人が死ぬのは見たくない
※メダリオンを所持していますがアドレーヌは正の気が強い為、暴走状態になりません。
※アドレーヌはメダリオンを見落としていました。よって、メダリオンのことはアドレーヌしか知りません
[状態]深い悲しみ
[装備]なし
[道具]基本支給品一式 メダリオン@ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡
[思考]基本方針:ゲームには乗らない。できれば人も殺したくない
1. カーくんを見つけ出し、みんなで脱出する
2. もう人が死ぬのは見たくない
※メダリオンを所持していますがアドレーヌは正の気が強い為、暴走状態になりません。
※アドレーヌはメダリオンを見落としていました。よって、メダリオンのことはアドレーヌしか知りません
【風見幽香@東方project】
[状態]疲労(大) 顔を中心とした打撲 足の指損傷
[装備]なし
[道具]基本支給品一式 不明支給品0~2
[思考]基本方針:向かって来る敵は排除する。自分から殺し合いにはいかない。
1. レミリアが起きるのを待って、それから身の振り方を考える
2. アドレーヌの友人を探す。アドレーヌもついでに適当に守ってやる
3. 絵の具と筆を探す。
[状態]疲労(大) 顔を中心とした打撲 足の指損傷
[装備]なし
[道具]基本支給品一式 不明支給品0~2
[思考]基本方針:向かって来る敵は排除する。自分から殺し合いにはいかない。
1. レミリアが起きるのを待って、それから身の振り方を考える
2. アドレーヌの友人を探す。アドレーヌもついでに適当に守ってやる
3. 絵の具と筆を探す。
【攻略本】
ゲーム攻略の必需品。今回の殺し合いに関する様々な情報が載っている。参加者やアイテムの簡単な説明等。詳しい内容は他の書き手さんに任せます。
なお、クリスタルは計四つあり、どこかの施設に隠されています。どの施設に隠されているか、諸々の詳細などは他の書き手さんに任せます。
ゲーム攻略の必需品。今回の殺し合いに関する様々な情報が載っている。参加者やアイテムの簡単な説明等。詳しい内容は他の書き手さんに任せます。
なお、クリスタルは計四つあり、どこかの施設に隠されています。どの施設に隠されているか、諸々の詳細などは他の書き手さんに任せます。
【メダリオン@ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡】
デイバックに入れていれば軽減されますが、戦闘に呼応してその場の負の気が増大されます。しかし一般人ならば何の効果もありません。メダリオンに触れれば負の気に冒され、暴走状態になります
デイバックに入れていれば軽減されますが、戦闘に呼応してその場の負の気が増大されます。しかし一般人ならば何の効果もありません。メダリオンに触れれば負の気に冒され、暴走状態になります
【デデデ大王@星のカービィ 死亡】
【メタナイト@星のカービィ 死亡】
【スネーク@メタルギアシリーズ 死亡】
【シルバー@ポケットモンスター 死亡】
【アーボ@ポケットモンスター 死亡】
【メタナイト@星のカービィ 死亡】
【スネーク@メタルギアシリーズ 死亡】
【シルバー@ポケットモンスター 死亡】
【アーボ@ポケットモンスター 死亡】
【残り28人】
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| Back:愛しさは、腐敗につき/友達を殺してまで。 | 瀬多総司 | Next:いるはずのない真犯人(1) |
| Back:愛しさは、腐敗につき/友達を殺してまで。 | レミリア・スカーレット | Next:いるはずのない真犯人(1) |
| Back:愛しさは、腐敗につき/友達を殺してまで。 | デデデ大王 | GAME OVER |
| Back:強い妖怪と弱い人間 | アドレーヌ | Next:いるはずのない真犯人(1) |
| Back:強い妖怪と弱い人間 | 風見幽香 | Next:いるはずのない真犯人(1) |
| Back:意地と誇り | セシル・ハーヴィ | Next:Shadows and Regrets(1) |
| Back:意地と誇り | カイン・ハイウィンド | Next:Shadows and Regrets(1) |
| Back:venom | アシュナード | Next:Shadows and Regrets(1) |
| Back:venom | シルバー | GAME OVER |
| Back:PANIC FANCY | ソリッド・スネーク | GAME OVER |
| Back:PANIC FANCY | メタナイト | GAME OVER |
| Back:PANIC FANCY | アーボ | GAME OVER |