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BEFORE:第六弾「神と魔王」
BEFORE:第六弾「神と魔王」
収録カード一覧はカードリスト:「戦士達に祝福を」を参照。
第七弾「戦士達に祝福を」とは2024年8月9日(金)に発売予定のブースターパック。
商品内容
通常セット
1パック 5枚入 495円
1BOX 22パック入り 10,890円
1BOX 22パック入り 10,890円
また、1カートン購入特典としてGPR-159版の葉竜姫 シンが封入されている。
このカードの紹介に際し、丁寧に(ようりゅうひ)とフリガナ付きで紹介しているが、カードには「ようりゅうき」と書かれている。
このカードの紹介に際し、丁寧に(ようりゅうひ)とフリガナ付きで紹介しているが、カードには「ようりゅうき」と書かれている。
今までの通常ブースターに存在していたハイレアリティパックは今弾は発表されていない。
概要
(公式サイト製品紹介記事から引用)
第7弾は、様々な属性やデッキタイプを可能な限り多く強化することがテーマになっています。全てのカードが「強化のためのボーナスカード」であり、全てがチート級のカードパワーを持っていますが、全てのデッキが強化されるためゲームバランスはむしろ安定し、更にエキサイティングなものになる事が期待できます。
第7弾は、様々な属性やデッキタイプを可能な限り多く強化することがテーマになっています。全てのカードが「強化のためのボーナスカード」であり、全てがチート級のカードパワーを持っていますが、全てのデッキが強化されるためゲームバランスはむしろ安定し、更にエキサイティングなものになる事が期待できます。
今弾のカードによりゲームのカードパワーが大きく底上げされるようで、平たく言えばゲームのインフレを示す説明文となっている。
ゲートルーラーは製作総指揮の意向により特にインフレというゲームバランスを嫌うような傾向がある発言が見られたが、今弾からゲームバランスを底上げする方向にシフトしたとみられる。
ゲートルーラーは製作総指揮の意向により特にインフレというゲームバランスを嫌うような傾向がある発言が見られたが、今弾からゲームバランスを底上げする方向にシフトしたとみられる。
- 販売価格等の推移
BOX価格が第六弾からほぼ据え置きに見えるが、これはパックの入数が2パック減少している為。パック単価は更に上がっている。
以前の弾との価格やBOX入数等は以下の通り。
以前の弾との価格やBOX入数等は以下の通り。
第五弾「叫べ、誓いを胸に」 (全118種、SEC未収録、この弾よりウーバーレア廃止)
1パック 330円
1BOX(16パック入り) 5,280円
(他の弾の基準に合わせると、実質32パック入り10,560円)
1パック 330円
1BOX(16パック入り) 5,280円
(他の弾の基準に合わせると、実質32パック入り10,560円)
第七弾「戦士達に祝福を」 (全80種、SEC未収録、レアリティ★★無し)
1パック 495円
1BOX(22パック入り) 10,890円
1パック 495円
1BOX(22パック入り) 10,890円
1パック275円だった第四弾までと比較すると、価格は495円と倍近くになった上にレアリティや種類数が減少の一途を辿っている。
近年どのTCGも物価上昇による値上げが行われているが、この価格の変遷はその範疇を大きく超えており、生産頻度や生産数の減少が大きな影響を受けていると思われる。
近年どのTCGも物価上昇による値上げが行われているが、この価格の変遷はその範疇を大きく超えており、生産頻度や生産数の減少が大きな影響を受けていると思われる。
また3~4割程度だった既存イラストの使用率も、第5弾は5割以上、第6弾は6割以上と増加傾向にあり、イラストにかかる工費も削減している動向が見られる。
そして今弾の既存イラストは全80種中65種と8割を超えることとなった。
メインデッキに入らないゲッシュとルーラーを除くと、描き下ろしイラストは10種しかない。
そして今弾の既存イラストは全80種中65種と8割を超えることとなった。
メインデッキに入らないゲッシュとルーラーを除くと、描き下ろしイラストは10種しかない。
- 変わる販売形態と発売日
商品概要予定ツイートにてパック販売の形態を行わないことが発表され、併せて2024年春発売と予定を発表していたものの、結果的に夏となる8月に発売を変更、販売形態は今までと同じくパック形式となった。
発売日は今までのイベントや商品でも散々告知なしで延期をしていたため今回も同様となるわけだが、発売日に関しては第六弾発売前のコラムにて作中キャラのレヴァンと製作総指揮の池田氏とのインタビュー形式の対談にて発売予定日が明かされるという方式で告知を早い段階で行っていたが、結局今回も延期となった。
発売日は今までのイベントや商品でも散々告知なしで延期をしていたため今回も同様となるわけだが、発売日に関しては第六弾発売前のコラムにて作中キャラのレヴァンと製作総指揮の池田氏とのインタビュー形式の対談にて発売予定日が明かされるという方式で告知を早い段階で行っていたが、結局今回も延期となった。
+ | 該当の掛け合い |
ここで発売日ペースの遅さの欠点や春発売の理由なども述べていたが、結果的に遅すぎるとしている年に一回ペースの発売となる。
事前に商品概要なども告知していた為に今まで以上に全く異なる情報を事前発表していたことになるが、(いつも通りだが)延期や変更に関して一切の理由の発表や断りは無い。
事前に商品概要なども告知していた為に今まで以上に全く異なる情報を事前発表していたことになるが、(いつも通りだが)延期や変更に関して一切の理由の発表や断りは無い。
製品の発売ペースに着目すると、第五弾「叫べ、誓いを胸に」と第六弾「神と魔王」の間には『竜型決戦兵器VS覚醒アリス』やベストブースター、『外道ビート』といったスターターや再録パックが発売されていたものの今回は無いため、製品発売ペースは大きく落ちている。
- 発売まで情報が未公開予定のカード
カードの事前公開期間において、約20種のカードが未公開のまま発売されると発表された。
しかし、未公開カードについての続報や直前の情報によりどうやら未公開カードの範囲が「テキストが全公開されていない」という形に撤回されており、一部モザイク加工の施されたカード公開を行うようになった為、発売直前でイラスト自体不明となっているカードは5種類程度だった。
「知らないカードが飛び出してくるワクワクを思い出すための仕様」とのことだが、イラストはさておいてテキストの幾らかが見えている状態のものを「知らないカード」と呼ぶのかは怪しい。
しかし、未公開カードについての続報や直前の情報によりどうやら未公開カードの範囲が「テキストが全公開されていない」という形に撤回されており、一部モザイク加工の施されたカード公開を行うようになった為、発売直前でイラスト自体不明となっているカードは5種類程度だった。
「知らないカードが飛び出してくるワクワクを思い出すための仕様」とのことだが、イラストはさておいてテキストの幾らかが見えている状態のものを「知らないカード」と呼ぶのかは怪しい。
未公開カードを作るという発表に、以前に池田芳正氏が手掛けた他社製品のTCG「バディファイト」のキャラクターに酷似している(*1)ことが指摘され権利元も声明を出した事で製品に使用されることが無かったキャラクター(参考:該当公開ツイートの二枚目のイラスト)を非公開枠として秘匿したまま再登場させる予定なのではないか?と疑問視されていた。
その後、そのキャラクターと強い関連性のあるキャプテン・ダウトが公開され、この推察は非常に可能性が高いことものとなる。
キャプテン・ダウトのイラストにはその該当の使用されなかったイラストと対になるように描かれており(*2)、今弾のために描き下ろされたのではなく当時公開されずにいたイラストである可能性が非常に高い。
キャプテン・ダウトのイラストにはその該当の使用されなかったイラストと対になるように描かれており(*2)、今弾のために描き下ろされたのではなく当時公開されずにいたイラストである可能性が非常に高い。
結局、他社製品キャラクターに酷似しており取り下げられたはずのイラストはジ・ソルバーと名前を変え、未公開カードの一枚で登場した。
能力もバディファイトでのキャラクターのセリフや語句を少し変化させただけである。
未公開だったカードの中で描き下ろしイラストはこれ一枚のみであり、これが発売前に公になる事を避ける意味もあるプレビュー戦略ならば、あまりにも姑息な方法としか言いようがない。
能力もバディファイトでのキャラクターのセリフや語句を少し変化させただけである。
未公開だったカードの中で描き下ろしイラストはこれ一枚のみであり、これが発売前に公になる事を避ける意味もあるプレビュー戦略ならば、あまりにも姑息な方法としか言いようがない。
- 再使用イラストの規模拡大
今弾より「百分の一:ハンドレッス」というリリース予定のゲームのイラストを数枚使用する発表がされている。
イラストレーター欄はCommandeerTCGと同じく担当イラストレーターではなく「1/100」と製品名がそのまま使用されるようだ。
しかし元の作品側は1/100という表記は一度もしたことが無い上に、©BUICHI TERASAWA/ART TEKNIKAのようなコピーライトマークも無くこれでは作家のペンネームのように見えてしまう為、ややこしい。
ちなみに発表ではイラストは数枚の使用とされているが、プロモも含めると10枚となる。
イラストレーター欄はCommandeerTCGと同じく担当イラストレーターではなく「1/100」と製品名がそのまま使用されるようだ。
しかし元の作品側は1/100という表記は一度もしたことが無い上に、©BUICHI TERASAWA/ART TEKNIKAのようなコピーライトマークも無くこれでは作家のペンネームのように見えてしまう為、ややこしい。
ちなみに発表ではイラストは数枚の使用とされているが、プロモも含めると10枚となる。
百分の一:ハンドレッス自体はコラボ発表時には全くと言っていいほどゲーム情報が公開されておらず一見開発初期段階でのイラスト使用権の許諾に見えるが、以前は「百分之一」という名称のゲームとして中国圏で展開されていたようで、イラスト等は既に過去に存在しているものから使用している。
なお、イラスト使用の発表から一切コラボ側の宣伝に関与せずアカウントフォローすらもしていないため、ゲートルーラー公式アカウント側はおおよそ協力体系には見えない関わり方をしている。
なお、イラスト使用の発表から一切コラボ側の宣伝に関与せずアカウントフォローすらもしていないため、ゲートルーラー公式アカウント側はおおよそ協力体系には見えない関わり方をしている。
第一弾から「Force of Will TCG」のイラスト再使用及び各イラストレーターが個人製作として発表しているオリジナルイラストの使用、またForce of will TCG製作会社が開発していたが中止となったTCG「ARCTHTECT」のイラストからも幾らか使用していたが、第五弾からタイで展開されていた「Commandeer TCG」のイラストに加え今弾更にイラスト再使用規模拡大となり、ゲートルーラーとして書き下ろされたイラストの割合は更に少なくなることが予想される。