歴史

本作のみのゲスト。
絶滅した古代種という設定の為、残念ながら敵専用である。*1

鎧を着たヒゲクジラのようなガウストで、背中の台座?にはウルティモノーズドラン&ヘルサウスザークと似た磁水晶らしきものが乗っている。
彼らとの関係は不明だが、太古の時代に磁霊界の海(=磁海)を支配していた「磁海神」であり、セイレーヌはこのラムウダスを奉る神殿の巫女(通称「ラムウダスの巫女」)の一人であった。

ストーリーで登場するのはデスドレッドが自身の能力で復活させた個体であり、言うなればゾンビに過ぎない。そのせいか完全にデスドレッドの言いなりになっており、彼の指示でガウスハザードを起こし、逆らうガウスト達を始末したり人間界を少しずつ浸食したりしながら、計画の総仕上げとして地球すべてを飲み込むガウスホールを生成。
混沌の新世界となった磁霊界で主人公達と対峙する。

デスドレッドが倒されたことで消滅したが、その直前にセイレーヌの願いに応えて最後のガウスハザードを発動し人間界と磁霊界を分離。
そして世界が元に戻ると共に再び永遠の眠りについたのだった。

何気に「絶滅種」と明言されている唯一のガウストなのだが、パートナーは「ラムウダスは大昔のガウストで今は一匹もいないはず」と言っている。
「今はもういない」ではなく「一匹もいない」と言っているということは、かつてこいつが生きていた時代にはこんなのが何体も存在していたのだろう。そんなのが絶滅した理由は不明。

ちなみにイタズラは「サーフィンに適した波を起こす」というもの。攻略本では「?」とだけ書かれており確認できないが、コロコロではイタズラが紹介されていた。*2

情報

属性は霊、バトルタイプはサカナ、基本弾はきこう。ヘルサウスザークと被りまくっているが、どうせ敵専用だからということかパラメータはオール★5。
特にHPは凄まじく、レベル31にして4312と並のガウストのカンスト値に匹敵する。有志の調査によると、上限値は
HP:7079
格攻:411
格防:411
弾攻:397
弾防:425
掴:506
速:74
となるらしい。ちなみに性格は「ごうたん」。
豪胆は掴みと素早さが上がるのだが、こいつの素早さはどんな鈍足ガウストよりも低く、完全に死んでいる。★5とは…?
なおこいつの掴みのカンスト値はあのエンペラーギルファより高く、HPも次点のカイザーガウルス&セントギルガドラン(約5600)に1500近い大差をつけている。
敵専用なんだからレベル31時点のステータスだけ設定しておけば十分だし、おそらく無振りだろうからどんなに高く見積もってもHP3200、それ以外も精々230程度が妥当なのだが。

対するヘルサウスザークは……
HP:4319
格攻:380
格防:379
弾攻:387
弾防:408
掴:380
速:408
※補正無しの基本値

どうせ敵専用ならその分コイツに分けてやれよ。

必殺技の「ガウスディザスター」は固有モーションで、炎、電撃、瘴気のトライアタックを繰り出す遠距離タイプの技。
コストは84とゼロゴンフライ(クリティカルボム:99)に次ぐ2位の重さ。
デスドレッドで56、セント/エクスの超必殺技でさえ75である。いかにぶっ飛んだ数値かお分かりいただけるだろう。
チェンジコストは前代未聞の80とのこと。

セント/エクスの究極技でさえ「大きくのけ反ったあとに口からビーム発射」という動きが完全に共用だというのに、一度しか戦えない上に敵専用のこいつ(とデスドレッド)は固有モーション。製作陣が何を思ってこいつを敵専用にしたのか、そもそもなんでこんなに上限値が高いのかは不明だが、高いステータスといい、固有モーションの必殺技といい、敵専用で終わらせるにはあまりにも勿体無さすぎる。
図鑑に載らないくせにフィギュアは存在しており、ガウスネットを読み返す以外では唯一全身像を見れる。まあただそれだけなのでなんの代替にもなっていないが。
フーダはクリア後のオペレーターのお姉さんと勝負して勝つともらえる一点モノ。素早さ以外はかなり上がる。

どうせなら捕まえたいと思うダイバーも多いだろうが、残念ながらホカク可能なバグ技等は発見されていない(この先開拓される可能性も限りなくゼロに近い)為、素直に諦めよう。悪いのは一重にこんな意地悪仕様を通した開発陣だ。*3

対策

前座だというのに4312というふざけたHPと掴みで回復する特性を持つので地味に鬱陶しい。
加えてサブショットにたましいだまを搭載しており、ノロイでロックられると厄介。

ブルー版ではヘルサウスザークが似たようなことをやっていたが、あっちと違って前座なのでここで力尽きないように。
こいつやガウルス兄弟でパートナーがやられるとデスドレッド登場を待たずして詰み確定になるため、大将のお出ましまで温存するのが安全。
どうしても先鋒で出撃させるつもりなら、回復効果付きのフーダでもつけておくといい。
どうせ捕獲できないので手加減は無用。サンドバッグにしてやろう。

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最終更新:2025年07月11日 01:04

*1 その為ホカクは出来ず、どんなに強力なダイバーガンでも一瞬でワイヤーが引きちぎられてしまう。なのにしっかり能力上限(明らかにボス戦時の推定ステータスより高い)や個体名などは設定されていて、敵として出てくる時はそのまんま「ラムウダス」名義なのが、ホカクすると名字候補は「らむうした」、名前候補は「ほえるすけ」などがある。デバッグ用のお遊びか、元々は入手可能だったのを敵専用に変更する事情でもあったのかは不明。

*2 内部データによると磁幽能力は波の形を自在に操る能力で、イタズラは10年に一度の大波を起こすことのようだ。

*3 念のため言っておくが、有名な「マジコン」だけでなく、PAR等のチートツールも譲渡自体が禁止になってしまった(このソフトが発売された頃は所謂「法の抜け穴」だった為にグレー止まりだった)。改造依頼もアウトで、新しく改造しての横流しもできない……と完全に外堀を埋められており、どうしても欲しいダイバーは、出回ってるROMの中で改造済みのチップでも引き当てるしかない(改造されたROM自体は罪にならない)。まあ、玄米やメイド、土ヘラ、コロドラゴンといった、正規入手可能だが希少価値激高な連中ですら引ければ奇跡と言っていいレベルなので、そんなもんがあればの話だが。