とある辺境の島。北端の大地に氷晶宮と呼ばれる神秘の宮殿が秘されており、古来よりクリスタリアという冷気を放つ種族が住んでいる(オープニング)。島には他にも人間やスヴァルと呼ばれる亜人が住んでおり、クリスタリアとは三つ巴で何百年もの間対立している(第2話、第3話)。
千年ほど前は、クリスタリアとスヴァルは領土を分割して平和に暮らしていた。しかし、覇空戦争を経て空の民が島に植民を始め、増えた人間とスヴァルとの間に食糧問題が生じた。人間に反発するスヴァルに対し、人間はスヴァルが弱点とするクリスタリアの「氷の心臓」を武器に利用した。クリスタリアがこれに抗議すると、人間は今度はスヴァルの「炎の背骨」を利用してクリスタリアの領地を焼き払った。こうして、種族間に芽生えた憎悪は膨らんでいった。(第4話)
歴史の中で人間と亜人達は何度か歩み寄ろうとしたこともあったが、全て酷い失敗に終わっている。(第5話)
都市国家トロワ
トロワ市とも呼ばれる。騎空艇の港を擁する旅の玄関口であり、人間達が住まう、辺境の島において最大の街(第1話)。市議会が存在し、意思決定を行っている。
酒場の常連によると「この街の住民は旅の者が好き」であるらしい(第1話)。一方で同じ島に住むクリスタリアやスヴァルといった亜人達を恐れている。
この国の人間達は何百年にも渡って、同じ島に住む亜人種のクリスタリアやスヴァルと三つ巴で対立している。これまで何度も大小の戦を繰り返しており、そのため島の情勢は緊張状態にある。トロワの人間達には「亜人をふたり見たら逃げろ」「亜人がひとりなら駆逐しろ」という言葉が伝わっている。(第1話)
酒場の常連によると「この街の住民は旅の者が好き」であるらしい(第1話)。一方で同じ島に住むクリスタリアやスヴァルといった亜人達を恐れている。
この国の人間達は何百年にも渡って、同じ島に住む亜人種のクリスタリアやスヴァルと三つ巴で対立している。これまで何度も大小の戦を繰り返しており、そのため島の情勢は緊張状態にある。トロワの人間達には「亜人をふたり見たら逃げろ」「亜人がひとりなら駆逐しろ」という言葉が伝わっている。(第1話)
中央平原
島の中央に広がる平原。氷晶宮はこの平原の丘を越えた先の森に存在する。(第1話)
状況から察するに、トロワ市、氷晶宮、狼炎府の間を最短距離で行き来するには、必ずこの中央平原を通らなければならない模様。
冷気の漂う森
氷晶宮
クリスタリア達の住まう宮殿。島の北端に位置する(オープニング)。中央平原の北に冷気の漂う森が存在し、その中にある祠を下った地下道の先にある(第1話)。
狼炎府(ろうえんふ)
スヴァル達の住処(第2話)。とても険しい山の頂にある(第3話)