しばらくの間、特定の牌をツモる確率に影響を与える能力をもったキャラクターをまとめました。
「失敗することもある」表記は、特定の牌が山に1枚も存在しないと失敗することを示しているようだ。
パチュリー・ノーレッジ
「この局の間、字牌のツモ確率が低下する」
平和、タンヤオ系の手牌では、字牌をツモりにくくなる分、聴牌速度が向上する。
字牌が安牌になるときは、振り込むリスクが増える。
字牌が安牌になるときは、振り込むリスクが増える。
配牌で能力を使い、字牌を引いた回数を数え、牌を引いた回数で割った結果は以下のようになった。
<四麻>
- 能力使用時 字牌ツモ率 7.21% (8/111 実測値)
- 通常時 字牌ツモ率 20.59% (7/34 理論値)
<三麻>
- 能力使用時 字牌ツモ率 11.76% (16/136 実測値)
- 通常時 字牌ツモ率 25.93% (7/27 理論値)
フランドール・スカーレット
「4巡の間、風牌のツモ確率が上昇する」
風牌が山に残っていても、ツモるとは限らない。また、白発中のツモ確率は上昇しない。
染め手、七対子系の手を早めたり、他家の聴牌に対して安牌を引いたりする使い方がある。
染め手、七対子系の手を早めたり、他家の聴牌に対して安牌を引いたりする使い方がある。
八雲 藍 (やくも らん)
「リーチ後3巡の間、和了牌のツモ確率が上昇する (単騎は効果アップ;徐々に効果ダウン)」
初心者にもオススメ!
リーチした時のアガリ率アップにつながる能力。特に立直一発ツモチートイがねらい目。ただし山にないものはツモれない。
リーチは麻雀の基本であるから、自然と上達につながるだろう。単騎待ちの時は本来、手替わりを待った方が得なことも多いのだが、なかなか難しいので、取り敢えずリーチしてしまおう。
リーチは麻雀の基本であるから、自然と上達につながるだろう。単騎待ちの時は本来、手替わりを待った方が得なことも多いのだが、なかなか難しいので、取り敢えずリーチしてしまおう。
リーチ後の放銃リスク回避に重点をおくなら、橙という選択肢もある。
八意 永琳 (やごころ えいりん)
「5巡の間、1種類の数牌ツモ確率が上昇する」
マンズ、ピンズ、ソーズのどれが選ばれるかはランダム。フランやパチュリーの能力と違い、山にある限り「必ずツモ」する。
染め手を狙うと決めたときに発動するのがいいかと思いきや、その場合いらない色が指定されるとかなり不利になる。
それよりも、最後の字牌を切る直前に発動し、発動した色以外のパーツを切り飛ばしていく使い方が強力で、裏目ることなく手ができてしまう。効果中に立直できれば一発ツモも期待できる。
染め手を狙うと決めたときに発動するのがいいかと思いきや、その場合いらない色が指定されるとかなり不利になる。
それよりも、最後の字牌を切る直前に発動し、発動した色以外のパーツを切り飛ばしていく使い方が強力で、裏目ることなく手ができてしまう。効果中に立直できれば一発ツモも期待できる。
<例>













-
→能力発動、打













-
→



と切っていく
↓↓↓













-
→リーチ

































↓↓↓














さらに、ゲージ速度が早く、博霊神社ですら毎局使えてしまう。アップデートで6巡から5巡へ修正されたが、未だに最強クラスである。
ただし三麻では萬子が指定されることもあり迷惑である。
ただし三麻では萬子が指定されることもあり迷惑である。
蓬莱山 輝夜 (ほうらいさん かぐや)
「3巡の間、ドラ表示牌によるドラ牌のツモ確率が上昇する(赤ドラは引けない、徐々に効果ダウン);ツモ和了・リーチ・カンが出来ない」
打点と速さの両立が可能なツモ操作能力。
山になければ引けない。序盤で発動したのに1回もドラを引けないならすでに持たれていると考えるのが妥当か。
山になければ引けない。序盤で発動したのに1回もドラを引けないならすでに持たれていると考えるのが妥当か。
姫海棠 はたて (ひめかいどう はたて)
「手牌から指定した牌を次のツモで引く(赤ドラは引けない、失敗もある);この牌ではツモ和了・リーチ・カンができない」
対子を暗刻にしたいとき、七対子の手を進めたいときに有効。表ドラを指定すれば、ドラを増やすことも可能。
失敗した場合は他家の手にあるため、対子に見切りをつける時にも有効。
赤ドラが多い卓では使いづらい。
失敗した場合は他家の手にあるため、対子に見切りをつける時にも有効。
赤ドラが多い卓では使いづらい。
星熊 勇儀 (ほしくま ゆうぎ)
「ドラ表示牌によるドラ牌を次のツモで高確率で引く;この牌ではツモ和了・リーチ・カンができない」
初心者にもオススメ!
打点と速さの両立が可能なツモ操作能力。文章だけみれば輝夜の下位互換に見えるが、1巡しか無い分とても高い確率で引けるようだ。ゲージ速度もやや上回る。
「ドラが欲しい」ときに使えばいいので、分かりやすいだろう。ドラ表示牌の次の牌が、明らかに手牌に不要な牌でないか確認して発動しよう。
赤ドラが引ける点も強みである。
「ドラが欲しい」ときに使えばいいので、分かりやすいだろう。ドラ表示牌の次の牌が、明らかに手牌に不要な牌でないか確認して発動しよう。
赤ドラが引ける点も強みである。
ナズーリン
「聴牌してから5巡の間、あがり牌のツモ確率が上昇する;リーチをすると効果が消える」
リーチをしない前提ならば、聴牌するだけで和了が目前となる能力。
安い鳴きで局を回すなど、打点の必要ない場面ではほぼデメリットを無視できる。鳴いて高い手もそうだ。
安い鳴きで局を回すなど、打点の必要ない場面ではほぼデメリットを無視できる。鳴いて高い手もそうだ。
安目のあがり牌をツモ切りしても効果は続くと思われる(チートイで上がっている状態から、フリテン地獄単騎の東待ちに取ったところ、次巡即座に東を引いたことがある)
村紗 水蜜(むらさ みなみつ)
「山が4枚以下で聴牌している場合、あがり牌ツモ確率が大きく上昇する(山になくても作成してツモる)」
山牌が12枚以上のときに発動可能。立直中は発動できない。
あがり牌が残っていなくても強制的に作成するため、国士で1種類枯れてしまっても無理やり上がることができる。
他家にあがり気配がなければ安目を見逃して高めをツモる戦法もとれる。
あがり牌が残っていなくても強制的に作成するため、国士で1種類枯れてしまっても無理やり上がることができる。
他家にあがり気配がなければ安目を見逃して高めをツモる戦法もとれる。
幽谷 響子 (かそだに きょうこ)
「発動直前のツモ牌を次のツモで引く(赤ドラは引けない、失敗もある);この牌ではツモ和了・リーチ・カンができない」
同じ牌をツモりたいのは対子ができた直後や、



のような二度受けの
などが考えられる。腐りにくく無難だが少し迫力に欠ける能力だ。





高麗野 あうん(こまの あうん)
「聴牌していないときに限り発動可能;手牌の孤立牌と同一牌を次のツモで高確率で引く;その前に副露すると効果が消える」
孤立牌が何を指しているか検証しようとしたが良くわからなかった。効果がバグで発動していない可能性あり。
玉造 魅須丸(たまつくり みすまる)
「山牌の残数が8枚以上のとき、一局1回のみ発動可能;自分のツモ筋にいくつか筒子を引き寄せる」
筒子待ちで立直するときに効果が最も大きいか。
他家は鳴きでツモをずらせば、魅須丸の効果を防ぐことができる。逆にブラフでの発動を混ぜれば、他家は無理に鳴いてまでツモをずらすか悩むことになるかもしれない。
他家は鳴きでツモをずらせば、魅須丸の効果を防ぐことができる。逆にブラフでの発動を混ぜれば、他家は無理に鳴いてまでツモをずらすか悩むことになるかもしれない。
詳細データ
キャラクター | 初登場 作品 |
ゲージ 速度 |
最大 スト ック |
発動 タイミング |
持続 | 評価 |
パチュリー | 紅魔郷 | 1.2 | 1 | 局 | ||
フラン | 紅魔郷 | 1.2 | 1 | 4巡 | ||
藍 | 妖々夢 | 2 | 1 | リーチ | 3巡 | |
永琳 | 永夜抄 | 2.4 | 1 | 5巡 | ||
輝夜 | 永夜抄 | 1.6 | 1 | 3巡 | ||
はたて | 文DS | 1.8 | 1 | 1巡 | ||
勇儀 | 地霊殿 | 2 | 1 | 1巡 | A | |
ナズーリン | 星蓮船 | 1.6 | 1 | 第一ツモ | 局 | A+ |
水蜜 | 星蓮船 | 2.2 | 1 | 山12枚以上 | ||
響子 | 神霊廟 | 2.2 | 1 | 1巡 | ||
あうん | 天空璋 | 1.0 | 2 | ノーテン | 1巡 | |
魅須丸 |