弁えろと言ったぞ兵隊。分際を知れよ、おまえの出る幕ではない

発言者:スィリオス
対象者:フェルドウス

黒白のアヴェスターの第七章におけるスィリオスの台詞。

聖王領の危機に百人余りの同胞らと出撃したフェルドウスだったが、タルウィードの繰り出した斬撃を見切ることすらできず、一瞬で首以外を細切れにされ敗北する。

その後、(彼の戒律の加護に加え何らかの外的要因が働いたため)奇跡的に生還するが、重傷のため継戦不可能な状態だった。
そんな彼を挟むようにしてタルウィードとスィリオスが対峙し、フェルドウスも必死に参戦を申し出るが、この台詞によってバッサリと切り捨てられてしまう。
しかしなおも引き下がらず懇願するものの、「小人に係っている暇はないのだ。これ以上何か吐かせば、おまえから斬り捨てるぞ」と、無慈悲に突き放される。
それきり、フェルドウスは完全な部外者となってしまった。

実に非情な扱いではあるが、タルウィードとフェルドウスの実力差を鑑みれば至極当然の判断で、「厳格だが常に正しい判断を下す」スィリオスの人物像を如実に表す一幕と言える。

なお、直前にスィリオスは兵隊呼ばわりするにも関わらず「フェルドウスか」と彼の名前を覚えていたのだが、これは戒律によるものなので、特別フェルドウス個人を意識していたわけではないだろう。


  • 文章上では「弁えろ言ったぞ」になってるけど、「と」が入るのが正しいよね? -- 名無しさん (2020-04-03 06:31:27)
  • ↑本当だ。まあミスだろうしこのタイトルでいいよね? -- 名無しさん (2020-04-03 06:59:28)
  • 今回実はフェルさんの事もスィリオスはちゃんと意識してたと判明 -- 名無しさん (2021-02-28 23:07:18)
  • この戦いで表面上、愚民共の命など知った事か精々身代わりになれと使い捨ててた聖王様の心中を察する -- 名無しさん (2021-02-28 23:15:28)
  • 心底では「すまない、すまない・・・」って謝ってたんだろうな、何処が無慙無愧だよと -- 名無しさん (2021-02-28 23:24:12)
名前:
コメント:

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2021年02月28日 23:24
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。