和合荼枳尼髑髏尊

カーマ・スートラ

降身(アヴァターラ
使用者 ピナカ・マナス
発動方法 条件発動型 能力系統 類感系
能力 他者のアヴァターラを使う

能力詳細

下記条件を満たすことで発動する条件型類感系能力。
①対象のアヴァターラの詳細をピナカが「理解」すること
②ピナカが対象から「信頼」されていること(運命共同体と思われるレベル)
これらは①の時点でかなりの難度であり、②に関しては自分の立場(敵国の軍人であること)などを隠した上で対象と接触しなければ完全には成立しないなど時と場合を選ばければならず、使用者の手に余るようなアヴァターラになっている。
理解は事前情報がゼロに近いほどよく、ピナカが単独で解き明かせるならさらによい。
信用は厳密に言うと、相手からの警戒度を下げることを指している。そのためピナカが相手から甘く見られると言う場合でも成立する。しかしその条件から能力がバレると終わる。

条件の成立度合いで効力も変化する。
第一段階として能力を分譲させる「共用」、第二段階として短時間独占する「借用」といった具合いで強力になっていき、条件達成の出来によって分譲の割合、使用持続可能時間や使用回数、精度なども変わる。
条件を満たしておけば後はピナカの任意のタイミングで強制的に他者の能力を行使できるため、相手の力を一時的に減衰及び使用不可にさせるハッキングとして運用可能。さらに共用の段階に限り、アヴァターラを七つまで同時に使用できる。
ピナカのカーマ族としての特性と合わせれば、情報系能力を察知した上で、相手の能力を一部借用し情報を上書きすることが出来る。

理論上は第三段階として相手の能力を完全に自分のものとし返す必要がなくなる「奪取」すら可能になると推察されるが、これを成せたことは一度も無い。そのため実質的には借用が切り札扱い。
なお、ピナカは部下の能力を完全に把握しているが、彼らも無能力者にはなりたく無いため心の中ではある一線を引いているのに加えて、ピナカも部隊で動く力を維持するために部下から能力は奪うつもりはない。必要に応じて部下から能力の共用や借用をする。


第七章では殆ど信用されていない状態でサヴィトリから瞬間移動能力を一部共用することに成功している。しかし本人が思ったよりも移動の精度は悪く、部隊の一部しか連れてこられず移動先もバラけてしまったし、使用限度も三回程度。さらに、ピナカがサヴィトリに疑われたことから、使用するたびにシェアの割合も低下していく。
第九章ではマルトとアニラを拷問し、新世代として目覚めた彼らのアヴァターラを完全に奪うことに初めて成功した。条件の達成として、①は自身の経験と拷問により噴出する感情から覚醒した能力を導き出すことで達成、②は双子からの自他の境すら消す強い怨念により「自分達と同じく壊れてしまえ」と思われることで達成した。しかし慣れていないためか混線により双子の記憶を垣間見ている。


備考

荼枳尼(だきに、ダーキニー)とは仏教の神であり、起源となるインドでは人肉を食らう魔女である。髑髏を持つ女神の姿で描かれることもある。
カーマ・スートラは古代インドの性愛論書のこと。


  • 「あなたの能力を貸してください、お願いします」 ま、真っ当すぎる…!ワルフラーンとかくれよそれだったのに -- 名無しさん (2023-06-05 04:25:53)
  • 対象の信頼の度合いが条件なら奪取というより譲渡みたいな形になるんだろうか -- 名無しさん (2023-06-05 22:22:40)
  • ピナカ、アイラブユーぐらいまで行くと奪えるのかな -- 名無しさん (2023-06-06 09:45:14)
  • 生い立ちを考慮すると、これ本質的には仲間のかわりに自分一人で背負うための能力じゃね? -- 名無しさん (2023-06-24 10:47:10)
  • それっぽいな。「自分に心を許してくれた人ほど自分が(一方的に)背負いたい」ってのはピナカちゃんのいじらしさが見えていいね。なお、それを弄ぶ気マンマンの主とサティーたそ… -- 名無しさん (2023-06-24 11:46:17)
  • この先を予想するに、幼馴染み達のアヴァターラを奪うと言うより譲渡されそうだが。なおその時の彼らの命運は…… -- 名無しさん (2023-06-24 22:00:42)
  • 和合に髑髏となるといわゆる立川流か -- 名無しさん (2024-06-13 05:42:48)
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最終更新:2024年12月02日 23:06
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