件の場所と思しき河へと到着すれば、
河に流れる血を見て、目的の人物が其処にいた。
オフィエルが向かった先にあったのは、全てが終わった後だ。
容態を見るまでもない。頭を撃ち抜かれて死んでいるのは彼でなくともわかる。
道着姿の男は、彰が伝えていた助けてもらった人物の情報と一致する。
河に流れる血を見て、目的の人物が其処にいた。
オフィエルが向かった先にあったのは、全てが終わった後だ。
容態を見るまでもない。頭を撃ち抜かれて死んでいるのは彼でなくともわかる。
道着姿の男は、彰が伝えていた助けてもらった人物の情報と一致する。
「人を救う間に人は死ぬ。」
自分達が彰から話を聞いてる間に彼は命を落とした。
彼が憂いだように、人を救えばその間に人は死んでいく。
この殺し合いはまさに世界の縮図だ。権力争いが物理になっただけ。
今もこうしている間により多くの命が、争いによって消えていく。
何も変わらない。こういう犠牲を出さないために彼は人類再編(パラダイムシフト)を望んだ。
人は人である以上争いを繰り返す。人間はさらにその先へ行かなければならない。
彼が憂いだように、人を救えばその間に人は死んでいく。
この殺し合いはまさに世界の縮図だ。権力争いが物理になっただけ。
今もこうしている間により多くの命が、争いによって消えていく。
何も変わらない。こういう犠牲を出さないために彼は人類再編(パラダイムシフト)を望んだ。
人は人である以上争いを繰り返す。人間はさらにその先へ行かなければならない。
(首輪だけでも回収しておこうか。)
彰の性格を考えるに首輪の為と言えども、
切断などと言う死者の尊厳がない行為を忌避するはず。
なので今の内に斬撃を飛ばし、カンフーマンの首を刎ねる。
何かあってもヘルメットの男がやったと主張すれば何も問題はない。
鮮血をまき散らしながら首は河へと転がっていき、首輪を取り外す。
機械に関しては特別明るくはないが、解除には何かと必要になるだろう。
必要なものを回収し終えたので後は彰たちを迎えに来るだけ───とは思わなかった。
切断などと言う死者の尊厳がない行為を忌避するはず。
なので今の内に斬撃を飛ばし、カンフーマンの首を刎ねる。
何かあってもヘルメットの男がやったと主張すれば何も問題はない。
鮮血をまき散らしながら首は河へと転がっていき、首輪を取り外す。
機械に関しては特別明るくはないが、解除には何かと必要になるだろう。
必要なものを回収し終えたので後は彰たちを迎えに来るだけ───とは思わなかった。
背後へと振り向いたのと同時に銃声が放たれる。
迫りくる弾丸。当たれば肉体を抉るのは容易な一撃だが、
同時に青い箱状のものに覆われたオフィエルは数メートル横へと移動する。
彼が使う具現武装『隔離術式』による空間転移の類であり、故に無傷だ。
弾丸は地面と死体を撃つだけでダメージには至らない。
迫りくる弾丸。当たれば肉体を抉るのは容易な一撃だが、
同時に青い箱状のものに覆われたオフィエルは数メートル横へと移動する。
彼が使う具現武装『隔離術式』による空間転移の類であり、故に無傷だ。
弾丸は地面と死体を撃つだけでダメージには至らない。
「チッ、気付いていやがったか。」
近くの茂みから出てくるヘルメットの男───ジャギ。
カンフーマンとの激闘を繰り広げたが、彼はダメージが大きかった。
故に彼は隠れながら休息を図っていたら、続けてオフィエルの登場。
短い休息で確認唯一確認したカンフーマンの支給品である、
黒を基調とした篭手を装備したうえで構えていた。
指の先端が怪物の如き紅い爪により、外見の凶暴さを増していく。
カンフーマンとの激闘を繰り広げたが、彼はダメージが大きかった。
故に彼は隠れながら休息を図っていたら、続けてオフィエルの登場。
短い休息で確認唯一確認したカンフーマンの支給品である、
黒を基調とした篭手を装備したうえで構えていた。
指の先端が怪物の如き紅い爪により、外見の凶暴さを増していく。
「人間は時に、本人とはあり得ない反応をすることも多い。
医者は想定外の出来事にも対応する……反省と言う面もあるがな。」
医者は想定外の出来事にも対応する……反省と言う面もあるがな。」
再度振り返りながら、オフィエルは冷静に語る。
心臓は止まってから十分を過ぎれば確実に死に至るのが常識。
一分につき10%死亡率が上がる。故に事実上十分がリミットとなる。
だが。世の中には十五分以上の心臓マッサージで息を吹き返した例も存在していた。
想定外のことに対応するのは茶飯事であり、隔離術式もあって不意打ちには相応に強い。
もっとも、これは僅かながら以前マザー・クラスタに属してい時期に、
同じくマザー・クラスタの火の使徒ファレグに襲われたと言う過去の経験もあるのだが。
あの不意打ちは隔離術式もできず、冗談抜きで殺されていたかもしれない一撃。回避できたのは奇跡に近い。
来ると分かっている身構えた攻撃であれば、冷静に行動がある程度できるようにはなっている。
再教育される未来に至ってない彼が魔人から受けた、数少ない教訓だ。
心臓は止まってから十分を過ぎれば確実に死に至るのが常識。
一分につき10%死亡率が上がる。故に事実上十分がリミットとなる。
だが。世の中には十五分以上の心臓マッサージで息を吹き返した例も存在していた。
想定外のことに対応するのは茶飯事であり、隔離術式もあって不意打ちには相応に強い。
もっとも、これは僅かながら以前マザー・クラスタに属してい時期に、
同じくマザー・クラスタの火の使徒ファレグに襲われたと言う過去の経験もあるのだが。
あの不意打ちは隔離術式もできず、冗談抜きで殺されていたかもしれない一撃。回避できたのは奇跡に近い。
来ると分かっている身構えた攻撃であれば、冷静に行動がある程度できるようにはなっている。
再教育される未来に至ってない彼が魔人から受けた、数少ない教訓だ。
「彼を殺したのは君か。」
「あ? ってことはてめぇ、あの長髪のガキの仲間か?」
なるほど、疑ったつもりはないが情報通りの存在だ。
この世界における奪う側の人物。世界を腐らせる病巣の一部。
どれだけ救おうともこんな輩がいるから争いは未だ続いている。
この世界における奪う側の人物。世界を腐らせる病巣の一部。
どれだけ救おうともこんな輩がいるから争いは未だ続いている。
「質問を質問で返すものではないな。言葉を返すと、
彼はまだ仲間とは限らないが……此処では都合が悪い。
三対一をされるのは君にとっても望ましくないことだろう。
私にも個人の事情がある。特別に一対一で話させてもらおうか。」
彼はまだ仲間とは限らないが……此処では都合が悪い。
三対一をされるのは君にとっても望ましくないことだろう。
私にも個人の事情がある。特別に一対一で話させてもらおうか。」
ここで三人で相手すれば余裕で蹂躙できるのは間違いない。
オフィエルは医療器具がなくとも相手の脈拍や心拍を把握できる。
見た目の古傷以上に疲弊してる姿がよくわかり、それならなおさら蹂躙が可能だろう。
だがそれだけでは意味がない。ある程度自分にとっての有利な状況へと持ち込む必要がある。
故に彼はジャギと自身を隔離術式で、数メートルその場から離れた。
さらに数メートル、少ししたらもう一度数メートル。隔離術式では首輪による制限で、
超長距離移動も短時間の連発も不可能になってるが回数が制限されてるわけではない。
オフィエルは医療器具がなくとも相手の脈拍や心拍を把握できる。
見た目の古傷以上に疲弊してる姿がよくわかり、それならなおさら蹂躙が可能だろう。
だがそれだけでは意味がない。ある程度自分にとっての有利な状況へと持ち込む必要がある。
故に彼はジャギと自身を隔離術式で、数メートルその場から離れた。
さらに数メートル、少ししたらもう一度数メートル。隔離術式では首輪による制限で、
超長距離移動も短時間の連発も不可能になってるが回数が制限されてるわけではない。
どんどん離れていき、二人はその場から姿を消した。
「そんな……」
戻ってみればこの有様に、彰は膝をつく。
首のないカンフーマンの死体を前に、妖刀村正を握る手を強める。
あの時感じた予感が的中してしまった。あの時無理にでも加勢すれば、
彼は無事だったかもしれない可能性はあったのだから。
首のないカンフーマンの死体を前に、妖刀村正を握る手を強める。
あの時感じた予感が的中してしまった。あの時無理にでも加勢すれば、
彼は無事だったかもしれない可能性はあったのだから。
「……オフィエルは何処へ行ったのか。先程聞こえた銃声から、
交戦か追走して何処かへ行ってしまったとみるべきだろうか。」
交戦か追走して何処かへ行ってしまったとみるべきだろうか。」
彼を余所に、日ノ元は近くに転がる首を拾う。
話によればバトルジャンキーで狂人な面は伺えるものの、
野心に満ちた北ノ城や下衆な風見のような男でもなさそうだ。
少し惜しくもあるが、死んでしまったのでは仕方がないと割り切る。
話によればバトルジャンキーで狂人な面は伺えるものの、
野心に満ちた北ノ城や下衆な風見のような男でもなさそうだ。
少し惜しくもあるが、死んでしまったのでは仕方がないと割り切る。
「蒔岡君。このような言い方は酷ではあるが、
目的である彼の救援は果たせず、その敵も現状は見当たらない。
なので此処は一先ず、タブレットで名簿を見てもらいたいが、大丈夫だろうか?」
目的である彼の救援は果たせず、その敵も現状は見当たらない。
なので此処は一先ず、タブレットで名簿を見てもらいたいが、大丈夫だろうか?」
「……はい、わかりました。」
自分の信念を貫き通す。
彼の死を無駄にしない為にも、彰はタブレットを開く。
名簿を確認している間に、首を本来あるべき位置へと戻しておく。
首を戻すころには名簿の確認は終わっていたが、余り芳しくない様子だ。
彼の死を無駄にしない為にも、彰はタブレットを開く。
名簿を確認している間に、首を本来あるべき位置へと戻しておく。
首を戻すころには名簿の確認は終わっていたが、余り芳しくない様子だ。
「知り合いがいるのだな?」
「はい。間違いでなければ、四人。」
シークレットゲームに関わる(恐らく)四人の知り合い。
もしかしたら此処に来てるとは思っていたが、ソフィア以外がいるとは思わなかった。
ひょっとしたら、ソフィアにやられた軍服の男と言うのがあの時の彼かもしれないので、
一先ずは四人と言うことで彰は話しを進めていた。
もしかしたら此処に来てるとは思っていたが、ソフィア以外がいるとは思わなかった。
ひょっとしたら、ソフィアにやられた軍服の男と言うのがあの時の彼かもしれないので、
一先ずは四人と言うことで彰は話しを進めていた。
「殺し合いのゲームか。それは災難だったな。」
まさに愚民のやる滑稽な催しであり、
オフィエルが聞けばさぞ憤慨するだろう内容になる。
燦然党で言えば、先ほど挙げた二名や死亡した芭藤は嬉々として楽しみそうだ。
日ノ元にとって四人の中でとりわけ惹かれる部分があるとするなら、三島英吾になる。
市民を守る警察官ではあるが、必要とあらば躊躇せず銃で相手を撃てるところは、
彼がこの場で欲しい人材としてみるなら、それなりに水準があると言えるものだ。
オフィエルが聞けばさぞ憤慨するだろう内容になる。
燦然党で言えば、先ほど挙げた二名や死亡した芭藤は嬉々として楽しみそうだ。
日ノ元にとって四人の中でとりわけ惹かれる部分があるとするなら、三島英吾になる。
市民を守る警察官ではあるが、必要とあらば躊躇せず銃で相手を撃てるところは、
彼がこの場で欲しい人材としてみるなら、それなりに水準があると言えるものだ。
「君が答えた以上、私も言わなければならないな!
私の知り合いは名前で気づいてるやもしれぬが、娘の───」
私の知り合いは名前で気づいてるやもしれぬが、娘の───」
念のため名簿を見返していると、
日ノ元が急に喋らなくなって不審に思って顔を向ける。
視線は彰へと向けられておらず、別の方角を見ていた。
日ノ元が急に喋らなくなって不審に思って顔を向ける。
視線は彰へと向けられておらず、別の方角を見ていた。
「……いや、まっこと早い! 早すぎる!」
何処を見てるのかと、自身の背後である方角を見やる。
視線の先には、自分達と同じ首輪をつけた参加者の姿。
だが何が早いのか。彼には分かりかねる。
視線の先には、自分達と同じ首輪をつけた参加者の姿。
だが何が早いのか。彼には分かりかねる。
「久しいと言うべきか、もうと言うべきか───」
「出会ってしまったか───ドミノ・サザーランド!!」
現王ゴアにより、富士山の噴火以前より存在する、
三人のヴァンパイアたる『真祖』が一人、ドミノ。
戦う寸前だったはずの相手と箱根以来の久方ぶりにして、
わずか数時間程度でこの舞台にて邂逅を果たすことになる。
三人のヴァンパイアたる『真祖』が一人、ドミノ。
戦う寸前だったはずの相手と箱根以来の久方ぶりにして、
わずか数時間程度でこの舞台にて邂逅を果たすことになる。
「……まさか、こんな早く鉢合わせするとはね。日ノ元士郎。」
ヴァンパイアの姿で腕を組んで立つ、威風堂々の姿。
奇抜な恰好に、子連れに、全裸の青年を背負ってると、
酷く不格好ではあるが異様な殺気を彰は気取って村正を構える。
ピリピリとした感覚。シークレットゲームでも感じたそれらとは比にならない。
『仕方ないから殺し合いをする』で纏っている殺気を持っていなかった。
先のヘルメットの男の殺気などとは、比べるまでもないようなものだ。
奇抜な恰好に、子連れに、全裸の青年を背負ってると、
酷く不格好ではあるが異様な殺気を彰は気取って村正を構える。
ピリピリとした感覚。シークレットゲームでも感じたそれらとは比にならない。
『仕方ないから殺し合いをする』で纏っている殺気を持っていなかった。
先のヘルメットの男の殺気などとは、比べるまでもないようなものだ。
「おじちゃんと、おねーちゃん?」
「うむ! 七原君達に劣らぬ珍妙な仲間を連れているではないか!
しかしその様子、どうやら随分とダメージを受けているようだな!」
しかしその様子、どうやら随分とダメージを受けているようだな!」
(やはり虚勢になるか。)
今の状態は燦然党の介入により、堂島を仕留め損ねた時と同じ。
見た目だけ取り繕ってはいるもののダメージは洒落にならない。
以前よりもずっと成長してるのでどうしようもないとは思わないが、
流石に同じ真祖を相手にして勝てるかどうかと言われたら、厳しいものになる。
しかも厳しいのは一人で戦う場合。気絶した充、連れてるしおを守るのは容易ではない。
あの怪物が戻ってきたら厄介だと、少し無理をしてでも南下し続けたが、
まさかこんなところで鉢合わせになるとは思わなかった。
見た目だけ取り繕ってはいるもののダメージは洒落にならない。
以前よりもずっと成長してるのでどうしようもないとは思わないが、
流石に同じ真祖を相手にして勝てるかどうかと言われたら、厳しいものになる。
しかも厳しいのは一人で戦う場合。気絶した充、連れてるしおを守るのは容易ではない。
あの怪物が戻ってきたら厄介だと、少し無理をしてでも南下し続けたが、
まさかこんなところで鉢合わせになるとは思わなかった。
(あの男が私と同じ考えならまだ殺しには来ないはず。
一方で私を殺すだけに留めると言う選択肢もある……此処からは賭けよ。)
一方で私を殺すだけに留めると言う選択肢もある……此処からは賭けよ。)
負けるつもりはないが、二人の身の安全を考えるとそれは難しく、
可能ならば穏便に済ませられるルートを考えたいところだが、それは最早運だ。
一触即発。互いの視線が火花を散らせて今にもこの舞台の最強格がぶつかり合う。
可能ならば穏便に済ませられるルートを考えたいところだが、それは最早運だ。
一触即発。互いの視線が火花を散らせて今にもこの舞台の最強格がぶつかり合う。
グゥ~~~……
「あのー……一先ず此処は食事にしませんか?」
気の抜けるような空腹の音と共に、彰が申し訳なさそうに手を挙げる。
カンフーマンの死を目の当たりにして言うことではないし殺気も感じた。
勿論こればかりについては空気が読めていないと言う自覚はあるが、
死後の世界で待ってた時と違い、肉体があるし腹は空くものだ。
久々の空腹は慣れないのと、腹の虫はどうやっても止められない。
張りつめていた空気の中に響いた音と発言に、思わず二人の真祖も困惑する。
カンフーマンの死を目の当たりにして言うことではないし殺気も感じた。
勿論こればかりについては空気が読めていないと言う自覚はあるが、
死後の世界で待ってた時と違い、肉体があるし腹は空くものだ。
久々の空腹は慣れないのと、腹の虫はどうやっても止められない。
張りつめていた空気の中に響いた音と発言に、思わず二人の真祖も困惑する。
「ハッハッハ! 真祖を前にしてそれが言えるとは、やるではないか!」
背中をバシバシと叩かれ、威力の強さに思わず彰が前のめりになる。
「ドミノ、元より交戦する気はその様子を見てないと決めていたが、
此処は蒔岡君の提案に乗って、食事による会談と行こうではないか!」
此処は蒔岡君の提案に乗って、食事による会談と行こうではないか!」
「───そうね。同じ意見なら断る理由もないでしょうし。」
彰のお陰、と言うわけではないが何とか賭けは乗り越えれた。
死体のそばに書き置きを残して、五人は近くにある教会のようなホテルへと向かう。
充はドミノが寝室へと連れて行き、彰はドミノに頼まれてしおを風呂場へ連れていくよう頼んでおく。
日ノ元は彰と同様に風呂場が何処かの捜索へと駆り出され、捜索が終わって一階のフロアにてドミノを待つ。
ほどなくしてドミノが戻り、互いに基本支給品の飲み物を片手に言葉を交わす。
死体のそばに書き置きを残して、五人は近くにある教会のようなホテルへと向かう。
充はドミノが寝室へと連れて行き、彰はドミノに頼まれてしおを風呂場へ連れていくよう頼んでおく。
日ノ元は彰と同様に風呂場が何処かの捜索へと駆り出され、捜索が終わって一階のフロアにてドミノを待つ。
ほどなくしてドミノが戻り、互いに基本支給品の飲み物を片手に言葉を交わす。
「お互い同じことを思ってるでしょうけど念の為聞いておくわ。殺さないの?」
「うむ、本当はそうしたいところではあるが理由は二つ。
一つは殺し合いの中で争うことは余り賢くない……これは同じ意見のはずだ。」
一つは殺し合いの中で争うことは余り賢くない……これは同じ意見のはずだ。」
互いが思ってること。
真祖同士が戦えばどうなるか。
勝敗の結果の話ではない。誰が一番利益を得るか。
真祖同士が戦えばどうなるか。
勝敗の結果の話ではない。誰が一番利益を得るか。
「三人目の真祖、奴が一番利益を得るからよ。」
この殺し合いには真祖が関わってると言う考えを二人は持つ。
現王ゴアはまずありえない。次代の王を選ぶための真祖を一人にする、
そういう目的であれば三人目の真祖がいるべきだが此処にはいない。
となれば、残る最後の真祖。此処でドミノと日ノ元が共倒れになってしまえば、
ゴアに挑戦できる真祖は一人だけになる。何より真祖二人を罠に嵌めるなど、
それぐらいの格を持った相手でもなければ、まず不可能と言うのが二人の推察。
現王ゴアはまずありえない。次代の王を選ぶための真祖を一人にする、
そういう目的であれば三人目の真祖がいるべきだが此処にはいない。
となれば、残る最後の真祖。此処でドミノと日ノ元が共倒れになってしまえば、
ゴアに挑戦できる真祖は一人だけになる。何より真祖二人を罠に嵌めるなど、
それぐらいの格を持った相手でもなければ、まず不可能と言うのが二人の推察。
(でも、あのユーベンが此処でするのかどうかよ。)
ゴールデン・パーム社長、ユーベン・ペンバートン。
財力もあるしドミノとは共闘を持ち込んでも後で争う間柄。
もしユーベンがメフィス達と共謀するのならばあり得る話だ。
此方の方が真祖二人を確実に仕留められると思えば、社員も残せて楽になる。
とは言え、その割には燦然党は日ノ元だけと言うのは少々気になるが。
燦然党の何人かを巻き添えにしてしまえばより有利になるはず。
そこまでの権限がないから、この人数になったのだろうか。
財力もあるしドミノとは共闘を持ち込んでも後で争う間柄。
もしユーベンがメフィス達と共謀するのならばあり得る話だ。
此方の方が真祖二人を確実に仕留められると思えば、社員も残せて楽になる。
とは言え、その割には燦然党は日ノ元だけと言うのは少々気になるが。
燦然党の何人かを巻き添えにしてしまえばより有利になるはず。
そこまでの権限がないから、この人数になったのだろうか。
「三人目の真祖が一番得をする状況で、
争うのは思うツボ。まあ、此処は同じようね。」
争うのは思うツボ。まあ、此処は同じようね。」
互いに三人目の真祖が関わってると言う推察。
確かに同じで違和感なく会話を続けているが、
実は二人の想像している人物は、別々の存在だ。
ドミノにとって三人の真祖とはドミノ、ユーベン、日ノ元の三人。
日ノ元にとっての三人はドミノ、日ノ元、もう一人の構図になっている。
日ノ元はユーベンを知らない。ならば何も問題ないのでは? と思われるが、
日ノ元は『ユーベン以外に存在する真祖』の存在をすでに知っていた。
真祖は四人いる。この事実を燦然党との戦いの前で推測していたのは三人だとユーベンだけで、
確信を持ったのもあるべき未来にてユーベンが日ノ元と相対したときだけのことだ。
二人とも四人目の真祖がいると言う事実を、まだ知らないのだ。
確かに同じで違和感なく会話を続けているが、
実は二人の想像している人物は、別々の存在だ。
ドミノにとって三人の真祖とはドミノ、ユーベン、日ノ元の三人。
日ノ元にとっての三人はドミノ、日ノ元、もう一人の構図になっている。
日ノ元はユーベンを知らない。ならば何も問題ないのでは? と思われるが、
日ノ元は『ユーベン以外に存在する真祖』の存在をすでに知っていた。
真祖は四人いる。この事実を燦然党との戦いの前で推測していたのは三人だとユーベンだけで、
確信を持ったのもあるべき未来にてユーベンが日ノ元と相対したときだけのことだ。
二人とも四人目の真祖がいると言う事実を、まだ知らないのだ。
(奴が何かするとも思えんが。)
奴は何もしない。そう思ってるので、
正直なところ真祖が関与してるのはドミノ程考えてはいない。
だが真祖以外にいるとも思えないため、一先ずとして仮定していた。
正直なところ真祖が関与してるのはドミノ程考えてはいない。
だが真祖以外にいるとも思えないため、一先ずとして仮定していた。
「遺灰物(クレイメン)だけでも手にしておく、その可能性もあったけど……」
確かに利益を得るのは三人目の可能性はある。
だがドミノを倒すだけであれば可能だったはずだ。
首輪の制限がある中で真祖の遺灰物など取り込めば、
どうなるか分かったものではないのも理由としては十分。
だが、そうだとしても殺すだけに留めて首輪を何とかした後に、
安全な状況で遺灰物を取り込めばいいだけの話でもある。
だがドミノを倒すだけであれば可能だったはずだ。
首輪の制限がある中で真祖の遺灰物など取り込めば、
どうなるか分かったものではないのも理由としては十分。
だが、そうだとしても殺すだけに留めて首輪を何とかした後に、
安全な状況で遺灰物を取り込めばいいだけの話でもある。
「真祖を以てしても互角に戦える存在がいては別だからな!」
『ドミノ、元より交戦する気はその様子を見てないと決めていたが───』
先ほど、彼は食事を誘った際に『様子を見てから』判断した。
真祖と戦えると言うことは、自分とも戦える可能性が十分にある。
真祖をヴァンパイアか、或いはそれ以外の存在でも殺せる可能性がある中、
それと同じく敵対する間柄であるドミノを先に潰すのは良しとすることはできない。
真祖と戦えると言うことは、自分とも戦える可能性が十分にある。
真祖をヴァンパイアか、或いはそれ以外の存在でも殺せる可能性がある中、
それと同じく敵対する間柄であるドミノを先に潰すのは良しとすることはできない。
「アンタも同じでしょ。真祖を、相手陣営を使い倒す。」
「その通りだ!」
ゲスい顔と、虚構の熱血漢の笑顔を浮かべる。
ならば存分に使い倒してから最終的に奪えばいい。
今は余計な敵を作らず、一時の共闘ができる人材がいるのも大事だ。
これを無視されれば戦うしかない状況だったが、相手もその考えを持っていた。
お陰で何とか共闘の関係を持ち込むことができるに至る。
ならば存分に使い倒してから最終的に奪えばいい。
今は余計な敵を作らず、一時の共闘ができる人材がいるのも大事だ。
これを無視されれば戦うしかない状況だったが、相手もその考えを持っていた。
お陰で何とか共闘の関係を持ち込むことができるに至る。
「……殺し合いが成立しなくなるまで、
その間だけなら私は共闘を視野に入れるわ。
でも、善と明がどうするかは当人に委ねるから。」
その間だけなら私は共闘を視野に入れるわ。
でも、善と明がどうするかは当人に委ねるから。」
委ねるとは言うが、はっきり言ってほぼ無理だろう。
親殺しを目的とした明は当然受け入れるわけがないし、
善も燦然党の情報を伝えた。最も多くの人を死なせてると知っている。
口伝だけではなく、芭藤との戦いで既に一般人の虐殺も目にしていた。
はっきり言って、これは論外に近い。
親殺しを目的とした明は当然受け入れるわけがないし、
善も燦然党の情報を伝えた。最も多くの人を死なせてると知っている。
口伝だけではなく、芭藤との戦いで既に一般人の虐殺も目にしていた。
はっきり言って、これは論外に近い。
「そこは本人次第だな! だが佐神善は来るならば迎え撃つ!」
「ま、それでいいわ。堂島は……ほっといてもいいか。」
あの男はヒーローを気取っているのであれば、
此処でも無関係な市民相手なら助けるつもりはあるはずだ。
もっとも、背後から狙われる可能性もあるのでお互い信頼はしないが。
此処でも無関係な市民相手なら助けるつもりはあるはずだ。
もっとも、背後から狙われる可能性もあるのでお互い信頼はしないが。
「ドミちゃーん!」
話が一区切り終わると、
しおの元気な声と共に足音が響く。
彰としお、そして意識を取り戻した充が戻ってくる。
しおの元気な声と共に足音が響く。
彰としお、そして意識を取り戻した充が戻ってくる。
「あ、おかえりしお。えーっと蒔岡彰だっけ?
悪かったわね、子守りさせ──ブッ!?」
悪かったわね、子守りさせ──ブッ!?」
振り返って階段を下りる三人を見やれば、ドミノは口に含んでた飲み物を全部吹き出す。
充は全裸ではなくなって服を調達していたのだが、その格好に問題があったからだ。
充は全裸ではなくなって服を調達していたのだが、その格好に問題があったからだ。
黒を基調としたシックな色合いは充には余り似合わないが、
その程度の事でドミノが吹くわけがない。問題は下半身にある。
短くはないが長くもないスカートに、黒く長いニーソックス。
そう、これは女性用の服だ。
その程度の事でドミノが吹くわけがない。問題は下半身にある。
短くはないが長くもないスカートに、黒く長いニーソックス。
そう、これは女性用の服だ。
「ゲホッゲホッ……あの、待ちなさい。どういうこと?」
(またこの視線だ~~~!!)
むせたドミノが顔を上げれば、
しおに襲われていたあの時のような視線を向ける。
いきなりこんな格好で出てこられてそうなるなと言う方が無理な話だが。
しおに襲われていたあの時のような視線を向ける。
いきなりこんな格好で出てこられてそうなるなと言う方が無理な話だが。
「僕の支給品にあったんですよ、この制服。」
「……制服が、支給品? アンタ男でしょ? なんで入ってるの?」
「それはさっぱり。僕に女装が似合うと思われてたとかでしょうか。」
「あきちゃん、おにーちゃんだった!」
日ノ元と一緒にいたこの学生。
先の件であの空気を壊せた時点で思っていたが、
中々に能天気な性格をしている人物だと察する。
真面目な明から、真面目を引っこ抜いたかのような。つまり天然。
支給品を似合うから入れたとは、何ともツッコミどころ満載な解答だ。
この天然さから察するに日ノ元を理解しないでついている様子ではある。
先の件であの空気を壊せた時点で思っていたが、
中々に能天気な性格をしている人物だと察する。
真面目な明から、真面目を引っこ抜いたかのような。つまり天然。
支給品を似合うから入れたとは、何ともツッコミどころ満載な解答だ。
この天然さから察するに日ノ元を理解しないでついている様子ではある。
「ところで、しお何か変なことしてきた?」
「? 特に何かしてきてはいませんが……何か?」
「何もないならいいわ、忘れて。」
強姦魔の言いつけについては、守らなくはなったようだ。
後は彼女次第だ。灰色の世界を自分で白黒決めるのは自分自身。
一先ず最低限の問題は安定したようで、安堵の息を吐く。
後は彼女次第だ。灰色の世界を自分で白黒決めるのは自分自身。
一先ず最低限の問題は安定したようで、安堵の息を吐く。
「さて、一先ず集まったところで情報の共有と行こうか!」
食事をしながらの情報共有……と言いたいところだが、
しおは服こそ洗ったが短時間。乾いたわけではないので、
乾かす為必要な情報だけ教えてもらった後は彰と共に再び離脱。
彰の方は元々大体の情報を日ノ元に提供しているのでいなくても多少は話が進む。
途中で二人も戻っていき、食事片手に五人は情報を纏めていく。
しおは服こそ洗ったが短時間。乾いたわけではないので、
乾かす為必要な情報だけ教えてもらった後は彰と共に再び離脱。
彰の方は元々大体の情報を日ノ元に提供しているのでいなくても多少は話が進む。
途中で二人も戻っていき、食事片手に五人は情報を纏めていく。
「僕たち含めて二十七人、結構な人数だね。」
既に死亡した人物もいるのと、
彼女らが知らない死者も少なからずもいるが、
六人が関連する人物は参加者の二割以上を占めている。
情報としてはかなりありがたいものであるのは間違いない。
彼女らが知らない死者も少なからずもいるが、
六人が関連する人物は参加者の二割以上を占めている。
情報としてはかなりありがたいものであるのは間違いない。
「全員の情報を纏めると……」
頭の整理の為、ドミノが紙に今の人物の扱いを纏めておく。
死者:道着の男(カンフーマン)
危険:貴真、強姦魔(モッコス)、ヘルメットの男(ジャギ)、怪物(不動明)
不明:軍服、大祐、伯爵(多分ノワール)、さとう、堂島
安全:修平、琴美、悠奈、はるな、初音、結衣、真島、英吾、善、明、ドドンタス
ついでにしおからドドンタスがディメーンに言及しているので、
事実上二十八人の情報が得られたと言う結果に終わっている。
また、ドドンタスは充の説明から生きてるかは怪しいとのことだが、
しおを気遣って一先ずは生きてると言う扱いで話を進めた。
因みにドミノが怪物の容姿だけは絵に描いててみるも、
大体がそれを見た反応は何とも言えないものであった。
彰だけは『個性的な絵ですね』と(多分)褒めてたが。
死者:道着の男(カンフーマン)
危険:貴真、強姦魔(モッコス)、ヘルメットの男(ジャギ)、怪物(不動明)
不明:軍服、大祐、伯爵(多分ノワール)、さとう、堂島
安全:修平、琴美、悠奈、はるな、初音、結衣、真島、英吾、善、明、ドドンタス
ついでにしおからドドンタスがディメーンに言及しているので、
事実上二十八人の情報が得られたと言う結果に終わっている。
また、ドドンタスは充の説明から生きてるかは怪しいとのことだが、
しおを気遣って一先ずは生きてると言う扱いで話を進めた。
因みにドミノが怪物の容姿だけは絵に描いててみるも、
大体がそれを見た反応は何とも言えないものであった。
彰だけは『個性的な絵ですね』と(多分)褒めてたが。
「さとちゃんは、えっと……ふめーなの、なんで?」
「……さとうって子はしおをすごく大事にしているから、
怖いおじさんに襲われたのを守れなかったから、怒るかもって思っただけよ。」
怖いおじさんに襲われたのを守れなかったから、怒るかもって思っただけよ。」
疑問を浮かべるしおの頭を撫でつつ答える。
誘拐犯である可能性が高いさとうはかなりグレーだ。
誘拐が露呈して殺しに来る……そういう可能性もあるにはある。
別にしおをどうこうするつもりはないので、余り事を荒立てたくはない。
(彼女は知らないが)七原が関わったスリの少年の父親に対しては言うことは言ったが、
さとうと言う人物はしおに対して酷いことはしておらず、寧ろ大事にすらしている。
性的行為も強要してなければ虐待もされてない。まるで恋人や夫婦のような傷がない身体。
外出こそ許さなかったが、それ以外はやつれた子供の父親の最低さと並ぶことはまずない。
だから後のことについてはしお次第。彼女が攻撃してくるなら対応はするがそれだけだ。
なお、しお不在の際にいなかった彰以外にはこのことは伝えてある。
誘拐犯である可能性が高いさとうはかなりグレーだ。
誘拐が露呈して殺しに来る……そういう可能性もあるにはある。
別にしおをどうこうするつもりはないので、余り事を荒立てたくはない。
(彼女は知らないが)七原が関わったスリの少年の父親に対しては言うことは言ったが、
さとうと言う人物はしおに対して酷いことはしておらず、寧ろ大事にすらしている。
性的行為も強要してなければ虐待もされてない。まるで恋人や夫婦のような傷がない身体。
外出こそ許さなかったが、それ以外はやつれた子供の父親の最低さと並ぶことはまずない。
だから後のことについてはしお次第。彼女が攻撃してくるなら対応はするがそれだけだ。
なお、しお不在の際にいなかった彰以外にはこのことは伝えてある。
「さとちゃん、とっても優しい人だからだいじょうぶだよ?」
「優しさの度が過ぎちゃうと、道を踏み外すこともあるのよ。覚えておくことね。」
優しすぎる善、趣味が他者にとって行きすぎた狩野。
イカれた奴がヴァンパイアになる。だからそれがある意味普通だ。
ドミノにとってそういう行きすぎた奴を沢山見てきたからこそ言える。
善意だろうと、何処か頭のネジが外れた連中。それがヴァンパイア。
イカれた奴がヴァンパイアになる。だからそれがある意味普通だ。
ドミノにとってそういう行きすぎた奴を沢山見てきたからこそ言える。
善意だろうと、何処か頭のネジが外れた連中。それがヴァンパイア。
「わかった!」
「それにしても……まさか君があの子の弟だったんだね。」
ドミノがしおと話してる間、
隣の席で充が向かいの彰へと会話を切り出す。
十四人が団結した後は持久戦のような状況になった。
娯楽もなく自給自足の生活ではやることが少なかったので、
時折会話しながら過ごしていたので、多少だが彼女の姉である蒔岡玲とも交流がある。
玲と多く時間を過ごした司や悠奈程の交流はなかったので、本当に断片的だが。
隣の席で充が向かいの彰へと会話を切り出す。
十四人が団結した後は持久戦のような状況になった。
娯楽もなく自給自足の生活ではやることが少なかったので、
時折会話しながら過ごしていたので、多少だが彼女の姉である蒔岡玲とも交流がある。
玲と多く時間を過ごした司や悠奈程の交流はなかったので、本当に断片的だが。
「姉さんがお世話になったようで……ありがとうございます。」
「いや、寧ろ僕こそ君にお礼を言わなくちゃ。
君がいたから彼女が生き残ることができて、
僕達はあの殺し合いでも諦めず立ち向かえたと思うと、ね。
まあ全員生還は叶わなかったし、此処にかなり巻き込まれちゃったけど……」
君がいたから彼女が生き残ることができて、
僕達はあの殺し合いでも諦めず立ち向かえたと思うと、ね。
まあ全員生還は叶わなかったし、此処にかなり巻き込まれちゃったけど……」
修平が悠奈と出会ってから叛逆の物語が始まった。
悠奈と言う理不尽に抗い続けた少女がいたからこそ。
集わされた十四人は団結して、立ち向かうことができたのは事実。
彼女が彰から貰った命は、少なくとも死んだ自分を除く他の十二人を救おうとした。
彼のお陰であの時殺し合わずに済んだと思えば、寧ろ初音ちゃんを救った恩人に近い。
であれば、礼を言うべきで相手であることは間違いなかった。
悠奈と言う理不尽に抗い続けた少女がいたからこそ。
集わされた十四人は団結して、立ち向かうことができたのは事実。
彼女が彰から貰った命は、少なくとも死んだ自分を除く他の十二人を救おうとした。
彼のお陰であの時殺し合わずに済んだと思えば、寧ろ初音ちゃんを救った恩人に近い。
であれば、礼を言うべきで相手であることは間違いなかった。
「この軍服が合ってれば、知り合い含めて十三人。
流石にちょっと多すぎない? 私達ですら五人よ。」
流石にちょっと多すぎない? 私達ですら五人よ。」
「僕達のゲームから着想を得たとか?」
「それにしたってバランス崩壊してると思うよ……僕から見ると。」
まさに天災とも言うべきあの戦いを見た以上、
あれに匹敵する参加者など充の知り合いにはいない。
ボクシング? 剣術? 銃の扱い? それが何の役に立つのか、
とでも言わんばかりの暴威。支給品でどうこうできるわけがない。
(メガンテの腕輪なんてものはあるが、あれは勝つためのアイテムではない)
戦えばまず100%敗北することが約束されているような参加者に、
一体どこに需要があったのか謎ではあるが、そのおかげで参加者の質は問わない、
或いは特定の参加者の存在に注力されてる可能性があると言う結論には行きついてはいる。
あれに匹敵する参加者など充の知り合いにはいない。
ボクシング? 剣術? 銃の扱い? それが何の役に立つのか、
とでも言わんばかりの暴威。支給品でどうこうできるわけがない。
(メガンテの腕輪なんてものはあるが、あれは勝つためのアイテムではない)
戦えばまず100%敗北することが約束されているような参加者に、
一体どこに需要があったのか謎ではあるが、そのおかげで参加者の質は問わない、
或いは特定の参加者の存在に注力されてる可能性があると言う結論には行きついてはいる。
「司君ならもっといい考察ができてたと思うけどね。」
工学面では同じゲームに参加してた司には勝っていたが、
基本的には冷静に物事を見れる彼の方に軍配がある。
基本的には冷静に物事を見れる彼の方に軍配がある。
「真祖のヴァンパイアの視点があるならば、
人から見える視点もある! それに、現状は君が打破の鍵だ。
投げ出せば君の言う阿刀田君も悲しむのだから、大事にしておくんだ!」
人から見える視点もある! それに、現状は君が打破の鍵だ。
投げ出せば君の言う阿刀田君も悲しむのだから、大事にしておくんだ!」
「は、はい。」
勢いの強い日ノ元に思わず委縮する。
得られた情報の中で現状首輪を何とかできる可能性は、
二十七人の情報がありながら充、或いは知識だけなら英吾と限られている。
状況が状況だったのもあるが、今後は大事にしなければならないと自覚を持つ。
そういう意味もあるが、ドミノからも詳細はないが十分な情報を伝えられた。
所謂選民思想。その為なら犠牲を払ってでも成し遂げんとする冷酷さ。
この熱血漢の裏にそういうことを考えてるとは思えないのもあるが故だ。
気圧されてると言うよりは恐怖。奴隷で済ませてた黒河がかわいく思える。
得られた情報の中で現状首輪を何とかできる可能性は、
二十七人の情報がありながら充、或いは知識だけなら英吾と限られている。
状況が状況だったのもあるが、今後は大事にしなければならないと自覚を持つ。
そういう意味もあるが、ドミノからも詳細はないが十分な情報を伝えられた。
所謂選民思想。その為なら犠牲を払ってでも成し遂げんとする冷酷さ。
この熱血漢の裏にそういうことを考えてるとは思えないのもあるが故だ。
気圧されてると言うよりは恐怖。奴隷で済ませてた黒河がかわいく思える。
(城咲充か……)
下衆、屑物、保身、恩義、憎悪、野心。
燦然党に集まった者は取るに足らぬ愚民ばかりだったが、
ドミノについていった七原健。彼だけがひかりをはなっていた。
彼程のものは期待できないが、彼にも光るものを感じた。
己が理を以って、この殺し合いを打破しようと言うその理想。
誰かに頼ると言うところは誰かが何とかすると思う愚民と同じだが、
一方で自分の目的の為ならば自分の命も惜しまず、初音が生きる世界を望む。
彰と同じく、最初から最後まで一貫してその理想を曲げないところは共通するが、
彼の場合は彼女を守る為ならば、知り合いであっても引き金が引けると言う確信がある。
燦然党に集まった者は取るに足らぬ愚民ばかりだったが、
ドミノについていった七原健。彼だけがひかりをはなっていた。
彼程のものは期待できないが、彼にも光るものを感じた。
己が理を以って、この殺し合いを打破しようと言うその理想。
誰かに頼ると言うところは誰かが何とかすると思う愚民と同じだが、
一方で自分の目的の為ならば自分の命も惜しまず、初音が生きる世界を望む。
彰と同じく、最初から最後まで一貫してその理想を曲げないところは共通するが、
彼の場合は彼女を守る為ならば、知り合いであっても引き金が引けると言う確信がある。
(欲しい人材ではあったな。)
綺麗事が過ぎるわけではない、
と言うところを見ると日ノ元が最初に必要とした人材、
その条件としてはかなりいい具合に揃っていただけに残念だ。
先に出会っていればこちら側に引き込めていたであろうに、余計に思う。
と言うところを見ると日ノ元が最初に必要とした人材、
その条件としてはかなりいい具合に揃っていただけに残念だ。
先に出会っていればこちら側に引き込めていたであろうに、余計に思う。
「にしても富士山の噴火も知らないって言うなら、完全に別世界ってことかしら。」
あれだけ有名なものを知らないで済まされるわけがない。
しおは家から出たことがないので外部の情報はテレビだけで分からないものの、
残る二人は日常を過ごしていながら知らないのであれば、此処にいないオフィエルの存在もあり、
別々の世界の人間であると言うことは少なくともはっきりとしていた。
もっとも、オフィエル抜きにしても戦ったあの怪物はヴァンパイアとは少し違う。
弱体化してもなお真祖に匹敵するその力、あの世界にいればまず耳に入る。
それがないと言うことは、そういうところに答えが行きつくものだ。
原理とか過程とかはない。問いを見た瞬時に答えるような、所謂直感。
事実それが当たりだ。
しおは家から出たことがないので外部の情報はテレビだけで分からないものの、
残る二人は日常を過ごしていながら知らないのであれば、此処にいないオフィエルの存在もあり、
別々の世界の人間であると言うことは少なくともはっきりとしていた。
もっとも、オフィエル抜きにしても戦ったあの怪物はヴァンパイアとは少し違う。
弱体化してもなお真祖に匹敵するその力、あの世界にいればまず耳に入る。
それがないと言うことは、そういうところに答えが行きつくものだ。
原理とか過程とかはない。問いを見た瞬時に答えるような、所謂直感。
事実それが当たりだ。
「ドミノさんと日ノ元さんは火山を経験していて、
僕と充さんがあのゲームを知っていて、この子は……」
僕と充さんがあのゲームを知っていて、この子は……」
「大事にされすぎてたから、分からないわね、」
監禁や誘拐とは言わないように、
一先ずそれっぽいことを言って適当に誤魔化す。
外界の情報は殆どテレビだけでは仕方がないだろう。
一先ずそれっぽいことを言って適当に誤魔化す。
外界の情報は殆どテレビだけでは仕方がないだろう。
「戻ってみれば、ホテルにいるとはどういうことかと思いましたが、
なるほど……彼女がドミノ・サザーランドですか。納得しましたよ。」
なるほど……彼女がドミノ・サザーランドですか。納得しましたよ。」
ホテルの扉を開けながら、
オフィエルが足音と共にやってくる。
広々としたホテルなので声は響き多少だが外に漏れてたので、
話は少しだけ理解していたが、よもや相手がドミノだとは思わなかった。
人使いが荒いかと思えば、とんでもない組み合わせには驚かされる。
オフィエルが足音と共にやってくる。
広々としたホテルなので声は響き多少だが外に漏れてたので、
話は少しだけ理解していたが、よもや相手がドミノだとは思わなかった。
人使いが荒いかと思えば、とんでもない組み合わせには驚かされる。
具体的な内容は把握できてないので、
軽くではあるがオフィエルにも共有した情報を伝えておく。
日ノ元明と余計な敵対をする可能性が下がるかもしれない、
と言う意味ではこの状況は悪くはないものだと彼は感じる。
軽くではあるがオフィエルにも共有した情報を伝えておく。
日ノ元明と余計な敵対をする可能性が下がるかもしれない、
と言う意味ではこの状況は悪くはないものだと彼は感じる。
「なるほど、一時的な共闘関係ですか……心得ました。」
「それで、件の男は?」
「逃走中の所を追跡、交戦しましたが逃げられました。
方角は北西は分かりましたが、私の術式も制限のせいで……いや、
力の制限を言い訳せずに気丈に振る舞う貴女の前でそれは失礼でしたね。」
方角は北西は分かりましたが、私の術式も制限のせいで……いや、
力の制限を言い訳せずに気丈に振る舞う貴女の前でそれは失礼でしたね。」
(日ノ元なら分かるのは当然だとしても、この男も見抜いてきた。
医者とだけあって、些細なものでも見破るのは気をつけておくか。)
医者とだけあって、些細なものでも見破るのは気をつけておくか。)
初対面で疲弊してるのを見破られるとは思わなかった。
日ノ元が傘下に入れる人材だけあって、かなり厄介な人物だ。
日ノ元が傘下に入れる人材だけあって、かなり厄介な人物だ。
(……にしても、医者って言う職業は拗らせるのが好きなのかしら。)
堂島といいこの男といい、
医者が持つにはスケールがでかい理想を持つ。
人の命を預かるストレスが拗らせていくのだろうか。
医者と言う職業に不信感を持ちたくなってくる。
医者が持つにはスケールがでかい理想を持つ。
人の命を預かるストレスが拗らせていくのだろうか。
医者と言う職業に不信感を持ちたくなってくる。
「とにかく、申し訳ないことに逃がしました。
一応彼の物は奪うことには成功しましたが……それと、道着の男の首輪です。」
一応彼の物は奪うことには成功しましたが……それと、道着の男の首輪です。」
ジャギが所持していた銃、それとカンフーマンのデイバックと首輪がおかれる。
ランダム支給品は既に自分の方へと移していたから入ってはいないそうだ。
首輪については、元々オフィエル自身が切り落として回収したものではあるのだが。
ランダム支給品は既に自分の方へと移していたから入ってはいないそうだ。
首輪については、元々オフィエル自身が切り落として回収したものではあるのだが。
「殺し合いに乗った奴が首輪を奪うって変なことをするわね。」
首輪一つで何か景品とかもらえるとか、
そういう情報があるならまだしも支給品はともかく、
首輪を手に入れる意図が今一つ分からない。
そういう情報があるならまだしも支給品はともかく、
首輪を手に入れる意図が今一つ分からない。
「脅迫による解除目的か、スコア気分か……なんにせよ、
殺し合いに乗った輩の考えなど理解できかねますが。
徒に人を殺め、徒に災禍を撒き、徒に争いを起こす。
最早処置なし、手遅れだ。あれこそがこの争いの病巣の一つ。」
殺し合いに乗った輩の考えなど理解できかねますが。
徒に人を殺め、徒に災禍を撒き、徒に争いを起こす。
最早処置なし、手遅れだ。あれこそがこの争いの病巣の一つ。」
「そうね。そのとおりか。」
彰の情報とオフィエルの情報が一致する。
であれば相手は自我をなくした怪物と違ってただの三下だ。
彼女にとって排除するべき敵である事実は揺るがない。
であれば相手は自我をなくした怪物と違ってただの三下だ。
彼女にとって排除するべき敵である事実は揺るがない。
「ただ、アンタの言い方はむかつくけど。」
別にジャギに肩入れする余地などないが、
それはそれとして人を莫迦にしたお前の態度は気に入らない。
オフィエルに向けられるのは侮蔑の眼差しだ。
それはそれとして人を莫迦にしたお前の態度は気に入らない。
オフィエルに向けられるのは侮蔑の眼差しだ。
「……今のは失言でした。医者ゆえの愚痴と聞き流していたければ。
お詫びと言ってはなんですが、これらは其方が受け取っていただければと。」
お詫びと言ってはなんですが、これらは其方が受け取っていただければと。」
日ノ元側の陣営に銃を扱える者はいないか、
銃を使うまでもない実力を持った人物ばかりだ。
別に必要と言うわけではないので日ノ元も咎めるつもりはないし、
首輪も解析のサンプルとして渡しておくのは正解であり、
そもそも強姦魔に充のデイバックも持ってかれてしまった。
ドミノも武器は不要なので、最終的にすべて充へと渡る。
銃を使うまでもない実力を持った人物ばかりだ。
別に必要と言うわけではないので日ノ元も咎めるつもりはないし、
首輪も解析のサンプルとして渡しておくのは正解であり、
そもそも強姦魔に充のデイバックも持ってかれてしまった。
ドミノも武器は不要なので、最終的にすべて充へと渡る。
「それで、ヘルメットの男への対処はいかほどに。」
「うむ! 追うしかあるまい!」
明が後れを取ることはないだろうが、
災禍を振りまく相手を放置するわけにはいかないし、
彰もその方針で行きたいだろうし、何より現状行くあてがない。
ともなれば、やることが事実上決まってないならそれで行く。
災禍を振りまく相手を放置するわけにはいかないし、
彰もその方針で行きたいだろうし、何より現状行くあてがない。
ともなれば、やることが事実上決まってないならそれで行く。
「改めてドミノ・サザーランド。
一時ではあるが停戦協定と行こうではないか!」
一時ではあるが停戦協定と行こうではないか!」
「……ええ。でも覚えておきなさい日ノ元士郎───」
「玉座を掴むのは私よ。」
立ち上がりながら、日ノ元を見下すように宣誓する。
絶対女王制。彼女の掲げる揺るがぬ理想。
絶対女王制。彼女の掲げる揺るがぬ理想。
「……フハハハハハ! 己が理を以って、世を変えんとする想い!
まっこと強き者だ! 陰無き世界の為にはやはり越えねばなるまい!
さて行くぞオフィエル、蒔岡君! オフィエルを煙に巻いた相手だ!
時間をかければかける程に逃げられ、探すのが困難になるだろうからな!」
まっこと強き者だ! 陰無き世界の為にはやはり越えねばなるまい!
さて行くぞオフィエル、蒔岡君! オフィエルを煙に巻いた相手だ!
時間をかければかける程に逃げられ、探すのが困難になるだろうからな!」
「仰せのままに。」
「はい、わかりました!」
「あ、ちょっとアンタだけは待ちなさい。」
二人が席を立ちそれを追うように彰も席を立つが、
少しだけドミノに引き留められて振り向く。
少しだけドミノに引き留められて振り向く。
「アンタ、あいつから私の事どれぐらい聞いたわけ?」
「いえ、それを聞く前にドミノさんと会いましたから。」
「そう。信じるかどうかはアンタの勝手だし、
知ったとしてどうするかのアンタの自由だけど、
日ノ元には気をつけておきなさい。最悪死ぬから。」
知ったとしてどうするかのアンタの自由だけど、
日ノ元には気をつけておきなさい。最悪死ぬから。」
しおが服を乾かす都合、明は唯一オフィエルの理想も、
日ノ元の本性も明確に理解しているわけではなかった。
あの男は目的の為であるなら犠牲を厭わない奴だが、
少なくとも今すぐに彰を殺したりすることはしないだろう。
事実、今の彼は彰の味方として振る舞っているので、
日ノ元がそういう奴だと伝えても伝わらないはずだ。
此処には彼の所業を糾弾できる材料がないのだから。
日ノ元の本性も明確に理解しているわけではなかった。
あの男は目的の為であるなら犠牲を厭わない奴だが、
少なくとも今すぐに彰を殺したりすることはしないだろう。
事実、今の彼は彰の味方として振る舞っているので、
日ノ元がそういう奴だと伝えても伝わらないはずだ。
此処には彼の所業を糾弾できる材料がないのだから。
「……ドミノさんって、いい人なんですね。」
「へ?」
思わぬ返答に、変な声が出る。
恩人を悪く言ってる相手に返す言葉ではない。
寧ろいい人と言えるのであれば、善の方だろう。
恩人を悪く言ってる相手に返す言葉ではない。
寧ろいい人と言えるのであれば、善の方だろう。
「政敵、でいいんしょうか? お二人の関係は。」
「まあ……一応合ってるけども。」
手段が闘争に置き換わってるだけで、ある意味では政敵か。
誰が人の上に立つか、そういったところが真祖の特徴とも言える。
誰が人の上に立つか、そういったところが真祖の特徴とも言える。
「僕は政治については疎いですが、一応日ノ元さんの側にいる僕に、
態々忠告なんてしてくれる人はいい人に決まってるじゃないですか。」
態々忠告なんてしてくれる人はいい人に決まってるじゃないですか。」
どういう意味で死ぬのかについては理解してるわけでないが、
彼女が悪意によってそういう風に言ってるとは感じられなかった。
少なくとも彰の中では、日ノ元はいい人と言うところはまだ揺るがないが、
同時にドミノが日ノ元にとっての敵であっても、悪い人とも思えなかった。
彼女が悪意によってそういう風に言ってるとは感じられなかった。
少なくとも彰の中では、日ノ元はいい人と言うところはまだ揺るがないが、
同時にドミノが日ノ元にとっての敵であっても、悪い人とも思えなかった。
「……呆れた。アンタ何処まで天然なのよ。」
溜息すらつきたくなるような、
天然と言うかボケてると言うか。
双方の真祖をいい人扱いした奴は、
いくら知らないとしても恐らく後にも先にも初めてだ。
天然と言うかボケてると言うか。
双方の真祖をいい人扱いした奴は、
いくら知らないとしても恐らく後にも先にも初めてだ。
「悠奈さんにも呆れられましたね。」
「でも、嫌いじゃないわよそういうの。」
綺麗事が過ぎるような人物ではある。
だが強い眼だ。自分には信じるものがある、
理不尽のゲームの中でも決して諦めない気高さ。
責任感があっていい人でバカで扱いやすいと言う、
さながら善と七原のハイブリットかのような存在。
先に出会っていればに下僕だったろうに、少しばかり残念だ。
だが強い眼だ。自分には信じるものがある、
理不尽のゲームの中でも決して諦めない気高さ。
責任感があっていい人でバカで扱いやすいと言う、
さながら善と七原のハイブリットかのような存在。
先に出会っていればに下僕だったろうに、少しばかり残念だ。
「……あいつに嫌気がさしたら来なさい。
下僕六号の席は、特別に空けておいてあげるから。」
下僕六号の席は、特別に空けておいてあげるから。」
彰がこのまま日ノ元につくか、
それともドミノへつくのかは彼次第だ。
彼自身が白か黒かを選ぶ権利がある。
それともドミノへつくのかは彼次第だ。
彼自身が白か黒かを選ぶ権利がある。
「下僕と言うのはちょっと……あ、僕行きます!
充さんとしおちゃんも、気をつけてくださいね!」
充さんとしおちゃんも、気をつけてくださいね!」
二人の後を追うように、彰も駆け足で向かう。
三人の背中を見送ったあと、扉が閉じて静寂が訪れる。
三人の背中を見送ったあと、扉が閉じて静寂が訪れる。
「ドミちゃん。下僕って何?」
「私と肩を並んで戦う対等な奴よ。因みに充は五号。」
「ええ!?」
気を失ってる間にあった出来事なので、
今更下僕扱いされてると言う事実に声を挙げる。
奴隷の次は下僕。人権がないのかとすら思えてしまうが、
意味合いからするに、こき使うは含まれていても奴隷よりはましだ。
今更下僕扱いされてると言う事実に声を挙げる。
奴隷の次は下僕。人権がないのかとすら思えてしまうが、
意味合いからするに、こき使うは含まれていても奴隷よりはましだ。
「ほら、私もアンタも怪我してるから、
此処に治療できそうなものあったら使うわよ。」
此処に治療できそうなものあったら使うわよ。」
此処はホテルとは言うが、
内装は少し奇妙なものがいくつかある。
調べれば何かあるかもしれないし、そも今は休息も必要だ。
一度休んで、次の備えにすることとする。
内装は少し奇妙なものがいくつかある。
調べれば何かあるかもしれないし、そも今は休息も必要だ。
一度休んで、次の備えにすることとする。
【E-7/一日目 ホテルエレルナ/黎明】
【ドミノ・サザーランド@血と灰の女王】
[状態]:全身にダメージ(絶大)、疲労(絶大)、身体を再生中(外面だけは取り繕えています)主催に対する強い怒り
[装備]:
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品×0~2、応急手当セット@現実
[思考・状況]
基本方針:メフィスとフェレスとかいうクソ野郎二人は必ず叩き潰す
1 :自分と充を治療できるかどうかホテルを漁ってみる。なければ休息。
2 :下僕たち(佐神善、日ノ元明)に充や彰の知り合いを探す。
3 :首輪及び紋章を何とかするために、あの主催を知ってそうな参加者を探す。今は伯爵が有力。
4 :充としおを誰か安全な者に預けたい。日ノ元にオフィエル? 論外。
5 :あの悪魔(不動明)がまた挑んでくるようなら迎え撃つ。
6 :日ノ元士郎はここで斃しておきたいけど今は待つ。堂島は信用しない。
7 :しおが『下僕』になるかは彼女次第。
8 :日ノ元とは何とか協定を結べたけど、下僕たちはどうするのやら。
9 :強姦魔(モッコス)とヘルメット(ジャギ)は出会ったら潰す。
10:蒔岡彰、先に出会ってたら下僕だったんだけどねぇ……
11:伯爵の関係者も漁ってみる。
12:ユーベン……まさか?
【ドミノ・サザーランド@血と灰の女王】
[状態]:全身にダメージ(絶大)、疲労(絶大)、身体を再生中(外面だけは取り繕えています)主催に対する強い怒り
[装備]:
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品×0~2、応急手当セット@現実
[思考・状況]
基本方針:メフィスとフェレスとかいうクソ野郎二人は必ず叩き潰す
1 :自分と充を治療できるかどうかホテルを漁ってみる。なければ休息。
2 :下僕たち(佐神善、日ノ元明)に充や彰の知り合いを探す。
3 :首輪及び紋章を何とかするために、あの主催を知ってそうな参加者を探す。今は伯爵が有力。
4 :充としおを誰か安全な者に預けたい。日ノ元にオフィエル? 論外。
5 :あの悪魔(不動明)がまた挑んでくるようなら迎え撃つ。
6 :日ノ元士郎はここで斃しておきたいけど今は待つ。堂島は信用しない。
7 :しおが『下僕』になるかは彼女次第。
8 :日ノ元とは何とか協定を結べたけど、下僕たちはどうするのやら。
9 :強姦魔(モッコス)とヘルメット(ジャギ)は出会ったら潰す。
10:蒔岡彰、先に出会ってたら下僕だったんだけどねぇ……
11:伯爵の関係者も漁ってみる。
12:ユーベン……まさか?
[備考]
※参戦時期は88話から。
※真祖の能力に制限が課せられています
※主催者の関係者にユーベンが関係してる可能性を考えてます。
※ドミノ、しお、日ノ元、彰、オフィエルと情報交換をしました。
充はDルートなのではるなと彼女から話を聞いた人物、
途中までならCルートと同一なので途中までは結衣と話が嚙み合います。
※参戦時期は88話から。
※真祖の能力に制限が課せられています
※主催者の関係者にユーベンが関係してる可能性を考えてます。
※ドミノ、しお、日ノ元、彰、オフィエルと情報交換をしました。
充はDルートなのではるなと彼女から話を聞いた人物、
途中までならCルートと同一なので途中までは結衣と話が嚙み合います。
【神戸しお@ハッピーシュガーライフ】
[状態]:疲労(中) 服に湿気(小、時期に乾く)、不安(大)、男性に恐怖心(大)
[装備]:なし
[道具]:なし
[思考・状況]
基本方針:とりあえず、さとちゃんと会う。
1:ひとまずドミちゃんに着いていく。
2:休憩したらドミちゃんと一緒にさとちゃんとドンくんを探しに行く。
3:さとちゃんともじゃもじゃおじさん、どっちがしろくてどっちがくろいかをちゃんと考える。
4:もじゃもじゃ―――男の人―――怖い!怖い!!怖い!!!
5:さとちゃんさとちゃんさとちゃん
6:あきちゃん、おねーちゃんじゃなかった。
7:すごくむずかしいお話してた。
[状態]:疲労(中) 服に湿気(小、時期に乾く)、不安(大)、男性に恐怖心(大)
[装備]:なし
[道具]:なし
[思考・状況]
基本方針:とりあえず、さとちゃんと会う。
1:ひとまずドミちゃんに着いていく。
2:休憩したらドミちゃんと一緒にさとちゃんとドンくんを探しに行く。
3:さとちゃんともじゃもじゃおじさん、どっちがしろくてどっちがくろいかをちゃんと考える。
4:もじゃもじゃ―――男の人―――怖い!怖い!!怖い!!!
5:さとちゃんさとちゃんさとちゃん
6:あきちゃん、おねーちゃんじゃなかった。
7:すごくむずかしいお話してた。
[備考]
※参戦時期は1巻でさとうを探して外へ出る前です。
※モッコスの社会勉強で性について知りました。(手○キ、〇ェラは技法マスター。S○Xはやり方のみ)
※モッコスから教えられた事柄への関心が薄れました。
※参戦時期は1巻でさとうを探して外へ出る前です。
※モッコスの社会勉強で性について知りました。(手○キ、〇ェラは技法マスター。S○Xはやり方のみ)
※モッコスから教えられた事柄への関心が薄れました。
【城咲充@リベリオンズ Secret Game 2nd stage】
[状態]:顔面腫れ、貧血(傷は止血済み)
[装備]:アークス研修生女制服 影@ファンタシースターオンライン2、柊樹@PROJECT X ZONE2 BRAVE NEW WORLD
[道具]:カンフーマンの首輪、カンフーマンのデイバック
[行動方針]
基本方針:初音ちゃんとしおを殺し合いから脱出させる。
1 :とりあえずホテルで休む。
2 :しおを女の子を安全な場所へ連れていく。
3 :男物の服はないのか?
4 :初音ちゃんを探し、護る。無論、他の仲間たち(悠奈、修平、琴美、結衣、真島、はるな、大祐)も。
5 :脱出の協力者を探す。
6 :日ノ元さんとドミノさんの関係、余り聞けてないけど黒河君と真島君みたいなものなのかな。
7 :ドミノさんに初音ちゃんを護ってもらう。
8 :初音ちゃん、強姦魔(モッコス)とかヘルメットの人(ジャギ)に襲われないといいなぁ‥…
9 :蒔岡君に出会えたのはちょっと嬉しいかも。
10:奴隷の次は下僕って何!?
11:工具あれば首輪を弄れるかも。
[状態]:顔面腫れ、貧血(傷は止血済み)
[装備]:アークス研修生女制服 影@ファンタシースターオンライン2、柊樹@PROJECT X ZONE2 BRAVE NEW WORLD
[道具]:カンフーマンの首輪、カンフーマンのデイバック
[行動方針]
基本方針:初音ちゃんとしおを殺し合いから脱出させる。
1 :とりあえずホテルで休む。
2 :しおを女の子を安全な場所へ連れていく。
3 :男物の服はないのか?
4 :初音ちゃんを探し、護る。無論、他の仲間たち(悠奈、修平、琴美、結衣、真島、はるな、大祐)も。
5 :脱出の協力者を探す。
6 :日ノ元さんとドミノさんの関係、余り聞けてないけど黒河君と真島君みたいなものなのかな。
7 :ドミノさんに初音ちゃんを護ってもらう。
8 :初音ちゃん、強姦魔(モッコス)とかヘルメットの人(ジャギ)に襲われないといいなぁ‥…
9 :蒔岡君に出会えたのはちょっと嬉しいかも。
10:奴隷の次は下僕って何!?
11:工具あれば首輪を弄れるかも。
[備考]
※参戦時期はDルート死亡後。
※メガンテのうでわの説明書を読みました。
※ドミノ、しお、日ノ元、彰、オフィエルと情報交換をしました。
※参戦時期はDルート死亡後。
※メガンテのうでわの説明書を読みました。
※ドミノ、しお、日ノ元、彰、オフィエルと情報交換をしました。
【蒔岡彰@リベリオンズ Secret Game 2nd Stage】
[状態]:顔に含み針の傷(目に支障なし、針は捨てた)、攻撃速度強化
[装備]:妖刀村正[改]@御城プロジェクト:Re
[道具]:基本支給品、ランダム支給品×0~1(確認済み)
[思考・状況]
基本方針:悠奈さんのところへと戻る。クリアせずともいい脱出方法で。
1:同じ考えの人を探す。
2:悠奈さんや英吾さん、それに姉さんが関わった人達に会いたい。
3:僕があの人(カンフーマン)の分も生きないと。
4:ドミノさんもいい人だ。
5:貴真さんは止める、絶対に。軍服の人は……もしかしてあの人?
6:ヘルメットの人(ジャギ)を追って北西へ。
[状態]:顔に含み針の傷(目に支障なし、針は捨てた)、攻撃速度強化
[装備]:妖刀村正[改]@御城プロジェクト:Re
[道具]:基本支給品、ランダム支給品×0~1(確認済み)
[思考・状況]
基本方針:悠奈さんのところへと戻る。クリアせずともいい脱出方法で。
1:同じ考えの人を探す。
2:悠奈さんや英吾さん、それに姉さんが関わった人達に会いたい。
3:僕があの人(カンフーマン)の分も生きないと。
4:ドミノさんもいい人だ。
5:貴真さんは止める、絶対に。軍服の人は……もしかしてあの人?
6:ヘルメットの人(ジャギ)を追って北西へ。
[備考]
※参戦時期はZルートラスト、死後に悠奈と再会後です。
※ドミノ、充、しお、日ノ元、オフィエルと情報交換をしました。
充はDルートなのではるなと彼女から話を聞いた人物、
および途中までならCルートと同一なので途中までは結衣と話が嚙み合います。
オフィエル、日ノ元の具体的な本性については教えられていません。
※参戦時期はZルートラスト、死後に悠奈と再会後です。
※ドミノ、充、しお、日ノ元、オフィエルと情報交換をしました。
充はDルートなのではるなと彼女から話を聞いた人物、
および途中までならCルートと同一なので途中までは結衣と話が嚙み合います。
オフィエル、日ノ元の具体的な本性については教えられていません。
【日ノ元士郎@血と灰の女王】
[状態]:健康
[装備]:
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品×1~3
[思考・状況]
基本:立ち塞がる主催の面々は打ち倒す。
1:『主催を打倒する』という目的を持った者たちを集める。
2:今はドミノと戦う時ではないようだ。だが佐神善は出来れば始末。
3:日ノ元明は見つけ次第保護する。
4:先生には念の為警戒。
5:オフィエルの言っていた男の為北西へ向かう。
6:蒔岡彰、まっこと素晴らしくも、惜しい愚民だ。
7:城咲充の方もより惜しいが、七原君に近いので相容れない気もするな。
8:オフィエルも何かしら行動はしてそうではあるな。
9:三人目の真祖、奴は何もせんだろうが気をつけてはおこう。
[備考]
※参戦時期は最低でもドミノ組との開戦前
※真祖としての力に制限が課せられています
※三人目の真祖(ユーベンではなく原作で言う四人目)が主催に関わってると考えてます。
[状態]:健康
[装備]:
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品×1~3
[思考・状況]
基本:立ち塞がる主催の面々は打ち倒す。
1:『主催を打倒する』という目的を持った者たちを集める。
2:今はドミノと戦う時ではないようだ。だが佐神善は出来れば始末。
3:日ノ元明は見つけ次第保護する。
4:先生には念の為警戒。
5:オフィエルの言っていた男の為北西へ向かう。
6:蒔岡彰、まっこと素晴らしくも、惜しい愚民だ。
7:城咲充の方もより惜しいが、七原君に近いので相容れない気もするな。
8:オフィエルも何かしら行動はしてそうではあるな。
9:三人目の真祖、奴は何もせんだろうが気をつけてはおこう。
[備考]
※参戦時期は最低でもドミノ組との開戦前
※真祖としての力に制限が課せられています
※三人目の真祖(ユーベンではなく原作で言う四人目)が主催に関わってると考えてます。
さて、ジャギはどうなったのか。
実はあのホテルに彼も居合わせてはいた。
ただ一人、オフィエル以外に知られることなく。
時は遡り、日ノ元がドミノと相対していたころ。
二人は河を越えて森の奥にて二人で相対していた。
実はあのホテルに彼も居合わせてはいた。
ただ一人、オフィエル以外に知られることなく。
時は遡り、日ノ元がドミノと相対していたころ。
二人は河を越えて森の奥にて二人で相対していた。
「此処なら君にとっても都合がいいだろう。さて、話を───」
言葉を終える前に銃声が轟く。
先ほどと同じように術式の転移で回避する。
先ほどと同じように術式の転移で回避する。
「話は最後まで聞くべきだ。君にとっても悪い話ではない。」
「うるせぇ。てめえのその声にイラつくんだよ。
その声……その声がよぉ! 弟に似てんだよ!!」
その声……その声がよぉ! 弟に似てんだよ!!」
この覚えのある声はあのケンシロウと近い。
ただでさえ苛立ってるのにケンシロウの声で語るなど、
聞く耳を持ち続けることなどとてもできそうになかった。
ただでさえ苛立ってるのにケンシロウの声で語るなど、
聞く耳を持ち続けることなどとてもできそうになかった。
「……現状を見ず、未来を見ようともしない。
その思考、その考え。まさに! 病巣と言うほかないだろう。」
その思考、その考え。まさに! 病巣と言うほかないだろう。」
こうしてる間にもこの殺し合いで人が芥へと消えていく。
約束を守る保障もないのに、ただ一時の感情で殺し合いに乗る。
彼の思考については、最早手遅れと言うしかなかった。
約束を守る保障もないのに、ただ一時の感情で殺し合いに乗る。
彼の思考については、最早手遅れと言うしかなかった。
「その病巣、取り除かせててもらう。これより───術式を開始する。」
両手をオペを始めるときのように構えると、
青い箱状の空間がジャギを、周囲を覆っていく。
領域展開。薄くエーテルで周囲を覆うことで壁を作ることで展開するオフィエルの能力。
脱出は(ファレグに壊される前の時期から此処にいるので)事実上不可能だ。
青い箱状の空間がジャギを、周囲を覆っていく。
領域展開。薄くエーテルで周囲を覆うことで壁を作ることで展開するオフィエルの能力。
脱出は(ファレグに壊される前の時期から此処にいるので)事実上不可能だ。
「我が領域は我が意のままに繋がる。故に!」
右手を挙げると同時に、上空から大量のナイフがジャギへと降り注ぐ。
この空間内であれば座標を移動させることができるのは自分だけではない。
本来ならメスを投げれたが、この殺し合いの舞台の座標が分からない以上、
現在は支給品であるナイフを代わりとして攻撃している。
この空間内であれば座標を移動させることができるのは自分だけではない。
本来ならメスを投げれたが、この殺し合いの舞台の座標が分からない以上、
現在は支給品であるナイフを代わりとして攻撃している。
「な……北斗羅漢撃!!」
降り注ぐナイフを早い突きで次々と蹴散らしていく。
カンフーマンの支給品である篭手の強化効果も相まって、
疲弊した割にはすさまじい勢いで、そして無傷で処理できる。
雨の如く迫る攻撃に怖気づくことなく対処できるのは、
腐っても伝承者争いの候補者だけの実力はあると言える。
カンフーマンの支給品である篭手の強化効果も相まって、
疲弊した割にはすさまじい勢いで、そして無傷で処理できる。
雨の如く迫る攻撃に怖気づくことなく対処できるのは、
腐っても伝承者争いの候補者だけの実力はあると言える。
ナイフを対処しきった後、そのままオフィエルへと突っ込む。
だが、不意打ちですら対処してきたオフィエルに対して、
正面から攻撃を仕掛けたところで隔離術式で避けられるだけだ。
だが、不意打ちですら対処してきたオフィエルに対して、
正面から攻撃を仕掛けたところで隔離術式で避けられるだけだ。
「グエッ!」
攻撃を盛大に外した背後から、ジャギを蹴り飛ばす。
無防備な背中へとダイレクトに決まり地面へと転がる。
起き上がろうとするも、それを妨害するように背中を踏みつけられて釘付けにされた。
はっきり言おう、ジャギが逃げなかった時点でこの戦いは結果が決まったことだ。
方や疲弊しきったジャギ、方や無傷で有利なフィールドに持ち込めたオフィエル。
何方が勝つかどうかなど、語るに及ばず。もっとも、万全であっても苦しすぎるが。
オフィエルは遠距離攻撃がメイン。近接攻撃が殆どなジャギは圧倒的不利だから。
ケンシロウの天破活殺、或いはラオウの北斗剛掌波でも体得してればまだ勝ち目はあっただろう。
そのような技ができないからこそ、こうなってしまったのだが。
無防備な背中へとダイレクトに決まり地面へと転がる。
起き上がろうとするも、それを妨害するように背中を踏みつけられて釘付けにされた。
はっきり言おう、ジャギが逃げなかった時点でこの戦いは結果が決まったことだ。
方や疲弊しきったジャギ、方や無傷で有利なフィールドに持ち込めたオフィエル。
何方が勝つかどうかなど、語るに及ばず。もっとも、万全であっても苦しすぎるが。
オフィエルは遠距離攻撃がメイン。近接攻撃が殆どなジャギは圧倒的不利だから。
ケンシロウの天破活殺、或いはラオウの北斗剛掌波でも体得してればまだ勝ち目はあっただろう。
そのような技ができないからこそ、こうなってしまったのだが。
「畜生ッ! 俺は、北斗神拳伝承者ジャギ様だぞ……!
こんな、拳法もなんもねえ野郎に負けるって言うのかよ……!
二千年の、北斗の歴史が、こんな……!!」
こんな、拳法もなんもねえ野郎に負けるって言うのかよ……!
二千年の、北斗の歴史が、こんな……!!」
才能あるやつらばかりが周りにいた。
誰を超えることもできず、ただどんどんと差を付けられるだけ。
極めつけにはこの場で見知ったばかりの相手からさえ酷評された。
既に彼のプライドはズタボロだ。
誰を超えることもできず、ただどんどんと差を付けられるだけ。
極めつけにはこの場で見知ったばかりの相手からさえ酷評された。
既に彼のプライドはズタボロだ。
「……マザーであれば、きっとお前も救っていただろうな。」
どうやら自分が使う拳法に関して誇りを持っているらしい。
周りがそれを認めなかったとか、そういったものだとオフィエルは察した。
周りが認めたがらなかったと言えば、以前のマザー・クラスタの同志オークゥを思い出す。
もっとも、ジャギの場合は周りが凄すぎたから相対的に潰れかけていたところなので、
オークゥが才覚があるのに周りから認められずに潰されかけたので厳密には違う。
あくまでなんとなくオークゥに似た境遇の奴、と言う風にしか思わない。
もし彼女が生きていれば、彼を仲間に誘っていた可能性はある。
もっとも、そのマザーを裏切って殺したのはこの男なのだが、
周りがそれを認めなかったとか、そういったものだとオフィエルは察した。
周りが認めたがらなかったと言えば、以前のマザー・クラスタの同志オークゥを思い出す。
もっとも、ジャギの場合は周りが凄すぎたから相対的に潰れかけていたところなので、
オークゥが才覚があるのに周りから認められずに潰されかけたので厳密には違う。
あくまでなんとなくオークゥに似た境遇の奴、と言う風にしか思わない。
もし彼女が生きていれば、彼を仲間に誘っていた可能性はある。
もっとも、そのマザーを裏切って殺したのはこの男なのだが、
「私は殺す気などない。
最初から話を聞けば此方も取り計らったが、
最初から殺し合いに乗る争いしか考えない奴には無駄か。」
最初から話を聞けば此方も取り計らったが、
最初から殺し合いに乗る争いしか考えない奴には無駄か。」
倒れてるジャギのヘルメットを強引に奪う。
様々な患者を診てきたが、これほどまでの傷は中々になく、
流石のオフィエルでも僅かながらに顔を強張らせてしまう。
様々な患者を診てきたが、これほどまでの傷は中々になく、
流石のオフィエルでも僅かながらに顔を強張らせてしまう。
「てめ、何しやがる……!」
「何、容態の確認だ。医者がクランケに服を着せたままオペなどしない。
それと同じようなものだ。私の術式が失敗しないよう想定しての行動だ。」
それと同じようなものだ。私の術式が失敗しないよう想定しての行動だ。」
彼の目を塞ぐように右手を翳す。
青白い、エーテルの輝きがジャギの視界へと映り込む。
青白い、エーテルの輝きがジャギの視界へと映り込む。
『それ以上考える必要はない』
『心静かに目を瞑れ』
『無理をするなジャギ』
『私は君の願いを後押しする者だ』
『余計なことを考えなくてもいい』
『私と共に戦おうではないか』
『心静かに目を瞑れ』
『無理をするなジャギ』
『私は君の願いを後押しする者だ』
『余計なことを考えなくてもいい』
『私と共に戦おうではないか』
ケンシロウのような、耳障りな声。
だと言うのに何故だ。心が落ち着かされる。
落ち着いてるではない。意識が朧げになっていく。
自我を保とうと暴れるが疲弊した身体は鉛のように重たく、
時間が経てば経つほど抵抗する力は弱弱しくなり、ジャギの意識は闇へと落ちた。
だと言うのに何故だ。心が落ち着かされる。
落ち着いてるではない。意識が朧げになっていく。
自我を保とうと暴れるが疲弊した身体は鉛のように重たく、
時間が経てば経つほど抵抗する力は弱弱しくなり、ジャギの意識は闇へと落ちた。
「……随分と時間がかかるな。」
オフィエルのできる、エーテルを用いた洗脳。
数分もあればできたがそこそこ時間を費やされた。
一方で、いくつか命令をしてみると以前洗脳した鷲宮氷莉とほぼ同じだ。
口調は悪いが従順だ。悪いと言っても元々の喋り方は反映されるもので、
氷莉も狂気こそ孕んではいたが、元々の喋り方のままで他者と接していている。
情報を引き出してみるが他の参加者の知り合いはなく、彰と道着の男以外の情報はない。
数分もあればできたがそこそこ時間を費やされた。
一方で、いくつか命令をしてみると以前洗脳した鷲宮氷莉とほぼ同じだ。
口調は悪いが従順だ。悪いと言っても元々の喋り方は反映されるもので、
氷莉も狂気こそ孕んではいたが、元々の喋り方のままで他者と接していている。
情報を引き出してみるが他の参加者の知り合いはなく、彰と道着の男以外の情報はない。
「駒としては今一つだが、今後役立ってもらおうか。」
支給品の武具も回収し終えると、
背負ったデイバックからカードを取り出し、それをジャギへと翳す。
翳せば一瞬でジャギの姿は消失し、代わりに一枚のカードが宙を舞う。
背負ったデイバックからカードを取り出し、それをジャギへと翳す。
翳せば一瞬でジャギの姿は消失し、代わりに一枚のカードが宙を舞う。
「私にとって実に便利なものだ。」
宙を舞うカードを、指で挟む。
手に握られたそれに映っていたのは───ジャギだ。
オフィエルに支給されたカードは『ホカクカードSP』。
参加者をカードにすることができると言うアイテムだが、
破くなりすると参加者が解放されてしまうデメリットがある。
普通に考えれば、誰の手にも回収できないよう禁止エリアに放り込む、
と言う形で使ったりするしかないが、彼の使い道はそこではない。
手に握られたそれに映っていたのは───ジャギだ。
オフィエルに支給されたカードは『ホカクカードSP』。
参加者をカードにすることができると言うアイテムだが、
破くなりすると参加者が解放されてしまうデメリットがある。
普通に考えれば、誰の手にも回収できないよう禁止エリアに放り込む、
と言う形で使ったりするしかないが、彼の使い道はそこではない。
(使い方次第で今後を左右する。)
生きたまま参加者を持ち歩くことができる、と言う点だ。
洗脳したはいいが日ノ元たちに彼を見せるわけにはいかないし、
真祖相手に隠れるようについて行かせてもそのうちバレる。
故に洗脳した参加者を気付かれず連れていける、この点に注目していた。
これならば日ノ元明をホカクカードで手元に残すこともできる。
いざと言うとき日ノ元明が重要になれば交渉材料に使えるのも強みだ。
無論、参加者問わず捕まえられるわけではない。ちゃんと限界は存在する。
洗脳したはいいが日ノ元たちに彼を見せるわけにはいかないし、
真祖相手に隠れるようについて行かせてもそのうちバレる。
故に洗脳した参加者を気付かれず連れていける、この点に注目していた。
これならば日ノ元明をホカクカードで手元に残すこともできる。
いざと言うとき日ノ元明が重要になれば交渉材料に使えるのも強みだ。
無論、参加者問わず捕まえられるわけではない。ちゃんと限界は存在する。
「ふむ、簡単なヒストリーも確認できるのか。」
カードのテキスト蘭には彼の生い立ちが断片的だが記されていた。
北斗四兄弟、その中で最も実力の劣った北斗の暴君としての経歴。
読んで特に思うことはない。オークゥと似たようなものと言う評価は変わらず、
何より外道である彼に対して思うところなど、争いの火種を撒く存在なのも変わらない。
北斗四兄弟、その中で最も実力の劣った北斗の暴君としての経歴。
読んで特に思うことはない。オークゥと似たようなものと言う評価は変わらず、
何より外道である彼に対して思うところなど、争いの火種を撒く存在なのも変わらない。
「所詮は、未来を考えもしない凡庸な俗人か。」
カードをしまって、オフィエルは領域を解除し、
ナイフを回収して先ほどいた場所へと戻った後は知っての通りだ。
これが誰に知られることもなかった、オフィエルだけが知る戦い。
そう、あの場には意識はないがジャギはそこにいた。彼のデイバックの中で。
目的の為ならば仲間やマザーを手にかけ、人の友情を利用だってする卑劣な男だ。
使い倒すことに何ら躊躇はない。寧ろ争いを繰り返す愚民そのものならば、
むしろ使い倒すことの方がよほど世界にとってもありがたいこととすら思う。
ナイフを回収して先ほどいた場所へと戻った後は知っての通りだ。
これが誰に知られることもなかった、オフィエルだけが知る戦い。
そう、あの場には意識はないがジャギはそこにいた。彼のデイバックの中で。
目的の為ならば仲間やマザーを手にかけ、人の友情を利用だってする卑劣な男だ。
使い倒すことに何ら躊躇はない。寧ろ争いを繰り返す愚民そのものならば、
むしろ使い倒すことの方がよほど世界にとってもありがたいこととすら思う。
ジャギを解放する手段は三つある。
一つはオフィエルの死亡と言う至って単純なものだが、
彼が死亡するような状況において、ダメージのあるジャギが助かるなど皆無だ。
一つはオフィエルの死亡と言う至って単純なものだが、
彼が死亡するような状況において、ダメージのあるジャギが助かるなど皆無だ。
一つは八坂火継が持っていた具現武装『天叢雲』の浄化の力により斬ること。
術式だけを切断できる彼女のそれであれば、ひょっとしたら可能かもしれない。
だが、それが誰に支給されてるかもわからないような刀を当てにするのは怪しいし、
そもそもこの舞台にそれがあるのかどうかさえ分からないのだから当てにはならない。
術式だけを切断できる彼女のそれであれば、ひょっとしたら可能かもしれない。
だが、それが誰に支給されてるかもわからないような刀を当てにするのは怪しいし、
そもそもこの舞台にそれがあるのかどうかさえ分からないのだから当てにはならない。
一つは強い矛盾に遭遇すること。鷲宮氷莉の洗脳が解けそうになったときは、
火継と一緒に過ごしたいのに、思い出のある学園を壊すと言う矛盾があったからだ。
その時は再度洗脳を施せばどうとでもなったので他の手段よりも簡単ではないし、
この男はこの場に知り合いはいない。その矛盾に出くわす可能性もまた皆無。
───つまるところ、彼は事実上この戦いにおいて生きながらにして脱落した。
火継と一緒に過ごしたいのに、思い出のある学園を壊すと言う矛盾があったからだ。
その時は再度洗脳を施せばどうとでもなったので他の手段よりも簡単ではないし、
この男はこの場に知り合いはいない。その矛盾に出くわす可能性もまた皆無。
───つまるところ、彼は事実上この戦いにおいて生きながらにして脱落した。
世界を救うための戦いは、水面下で静かに行われている。
真祖も跋扈する中、北斗の暴君程度の存在が入る余地などどこにもない。
真祖も跋扈する中、北斗の暴君程度の存在が入る余地などどこにもない。
【ジャギ@北斗の拳】
[状態]:ダメージ(大)、ずぶぬれ、苛立ち(特大、特にオフィエル>彰)、顎並びに両膝に痛み 右足腫れ、オフィエルの洗脳、カード化
[装備]:間久部緑郎の靴@ バンパイヤ
[道具]:なし
[思考・状況]
基本方針:優勝して今度こそ返り咲く。
1:……
[備考]
※参戦時期は少なくとも死亡前、極悪の華も反映されてます。
※カンフーマンを不意打ちで斃したため、ディメーンの放送はきちんと聴いてはいません。
※オフィエルに洗脳されています。
オフィエルの死亡、または記憶の齟齬等により洗脳は解除されます。
※ホカクカードSP@スーパーペーパーマリオによってカード化されてます。
カードが破かれたりされない限り限り一切の行動ができません。
また、体力も回復しません
[状態]:ダメージ(大)、ずぶぬれ、苛立ち(特大、特にオフィエル>彰)、顎並びに両膝に痛み 右足腫れ、オフィエルの洗脳、カード化
[装備]:間久部緑郎の靴@ バンパイヤ
[道具]:なし
[思考・状況]
基本方針:優勝して今度こそ返り咲く。
1:……
[備考]
※参戦時期は少なくとも死亡前、極悪の華も反映されてます。
※カンフーマンを不意打ちで斃したため、ディメーンの放送はきちんと聴いてはいません。
※オフィエルに洗脳されています。
オフィエルの死亡、または記憶の齟齬等により洗脳は解除されます。
※ホカクカードSP@スーパーペーパーマリオによってカード化されてます。
カードが破かれたりされない限り限り一切の行動ができません。
また、体力も回復しません
【オフィエル・ハーバート@ファンタシースターオンライン2】
[状態]:疲労(中)
[装備]:ホカクカードSP×4@スーパーペーパーマリオ、咲夜のナイフ×大量@東方project
[道具]:基本支給品×2(自身、ジャギ)、ランダム支給品×1~3(カンフーマン×0~2、自身×0~1、前者は未確認)、ジャギのカード、針×8@アカメが斬る!、黒銀の滅爪@グランブルーファンタジー
[思考・状況]
基本方針:願望を果たすまで死ぬわけにはいかない。場合によっては主催側へつくことも検討
1:日ノ元士郎に同行し、彼を見極める。
2:念の為に色々と仕込みを済ませておく。ホカクカードもそれに関して有用だ。
3:ジャギは体よく使い倒す。文字通りカードの使い時が大事だな。
4:あれがドミノか……余り敵視されないようにしておこう。
5:意味はないが北西へ向かう。
[備考]
※参戦時期はEP4-8「壊れた進化」から
※隔離術式による対象の隔離及び空間接合による転移に制限が課せられています
※洗脳は初回は至近距離でのみ可能、洗脳にも時間を有します
解けかけの相手であれば、コオリの時のように数メートル離れてても可能です
精神的に脆かったり弱い相手であれば特に滞りなく可能ですが、
洗脳に対する抵抗や洗脳できる人数の制限等は後続の書き手にお任せします
※彰、充、ドミノ、しおから参加者の情報を得ました。
但し充の参戦時期はDルートなので、
彼以外でははるなから話を聞いた人物、
途中までであればCルートの結衣は話が通じます
※咲夜のナイフの本数は少なくとも五十本以上ですが、
具体的な数は後続の書き手にお任せします。
[状態]:疲労(中)
[装備]:ホカクカードSP×4@スーパーペーパーマリオ、咲夜のナイフ×大量@東方project
[道具]:基本支給品×2(自身、ジャギ)、ランダム支給品×1~3(カンフーマン×0~2、自身×0~1、前者は未確認)、ジャギのカード、針×8@アカメが斬る!、黒銀の滅爪@グランブルーファンタジー
[思考・状況]
基本方針:願望を果たすまで死ぬわけにはいかない。場合によっては主催側へつくことも検討
1:日ノ元士郎に同行し、彼を見極める。
2:念の為に色々と仕込みを済ませておく。ホカクカードもそれに関して有用だ。
3:ジャギは体よく使い倒す。文字通りカードの使い時が大事だな。
4:あれがドミノか……余り敵視されないようにしておこう。
5:意味はないが北西へ向かう。
[備考]
※参戦時期はEP4-8「壊れた進化」から
※隔離術式による対象の隔離及び空間接合による転移に制限が課せられています
※洗脳は初回は至近距離でのみ可能、洗脳にも時間を有します
解けかけの相手であれば、コオリの時のように数メートル離れてても可能です
精神的に脆かったり弱い相手であれば特に滞りなく可能ですが、
洗脳に対する抵抗や洗脳できる人数の制限等は後続の書き手にお任せします
※彰、充、ドミノ、しおから参加者の情報を得ました。
但し充の参戦時期はDルートなので、
彼以外でははるなから話を聞いた人物、
途中までであればCルートの結衣は話が通じます
※咲夜のナイフの本数は少なくとも五十本以上ですが、
具体的な数は後続の書き手にお任せします。
【黒銀の滅爪@グランブルーファンタジー】
カンフーマンの支給品。無間の闇は至りし者を呑む一切の災禍を祓う。
創世の破壊を宿す鉤爪は、その威によってあらゆる暴虐を生み、永劫の静寂に君臨する。
アストラルウェポンと呼ばれるゲーム中において最上位の性能を持つ武器で、
スキル『禍滅の支配者』は闇属性に該当する人物の攻撃力を上昇させる。
ジャギの場合は性格上闇属性として扱えるため、彼自身の攻撃性能が向上した。
オフィエルは水の使徒であるため使ってもただの爪付きの篭手
スキル『アストラル・クロ-』については、ロワ中で再現が難しいので、
あるかどうかについては後続の書き手にお任せします。
因みにパズドラコラボにおけるジャギは闇属性。
カンフーマンの支給品。無間の闇は至りし者を呑む一切の災禍を祓う。
創世の破壊を宿す鉤爪は、その威によってあらゆる暴虐を生み、永劫の静寂に君臨する。
アストラルウェポンと呼ばれるゲーム中において最上位の性能を持つ武器で、
スキル『禍滅の支配者』は闇属性に該当する人物の攻撃力を上昇させる。
ジャギの場合は性格上闇属性として扱えるため、彼自身の攻撃性能が向上した。
オフィエルは水の使徒であるため使ってもただの爪付きの篭手
スキル『アストラル・クロ-』については、ロワ中で再現が難しいので、
あるかどうかについては後続の書き手にお任せします。
因みにパズドラコラボにおけるジャギは闇属性。
【アークス研修生女制服 影@ファンタシースターオンライン2】
彰の支給品。文字通りアークスの研修生の女性が着る制服。
影は他の制服より黒に寄っている。特別な性能は多分ない。
彰の支給品。文字通りアークスの研修生の女性が着る制服。
影は他の制服より黒に寄っている。特別な性能は多分ない。
【咲夜のナイフ@東方project】
オフィエルに支給。十六夜咲夜が用いていたナイフ。
銀のナイフだが、血と灰の女王のヴァンパイアに通じるかは不明。
頑丈になった天子に刺さらないことから恐らく銀であること以外の特別な性能はない。
少なくともオフィエル領域展開中に湯水の如く使えるだけの数は支給されてる。
オフィエルに支給。十六夜咲夜が用いていたナイフ。
銀のナイフだが、血と灰の女王のヴァンパイアに通じるかは不明。
頑丈になった天子に刺さらないことから恐らく銀であること以外の特別な性能はない。
少なくともオフィエル領域展開中に湯水の如く使えるだけの数は支給されてる。
【ホカクカードSP×5@スーパーペーパーマリオ】
オフィエルの支給品。作中ではコレクション兼特効アイテム。SPは通常よりも成功率が高い
一定確率で生物をカードにするアイテム。所持してるだけで対象に二倍のダメージを与えるが、
分身とかの能力でもない限りこの効果はロワでは意味がないので主に参加者を持ち運ぶアイテム。
レベル差があるとより成功しやすくなるのがゲーム上での扱いだが、本ロワでは体力差で判定される。
カードにされた参加者は死亡した扱いではなく、破いたり燃やせば元の状態へと戻る。
ぶっちゃければ参加者に使えるモンスターボール、ないしエニグマの紙。出す際は使い切りが主に相違点。
但しカード化の際は相手が視界に入ってる必要があり、成否問わず使用したら消耗するので無暗に使えない。
また断片的だが、カードにした相手のヒストリーが書かれる。内容は細かくはないが。
オフィエルの支給品。作中ではコレクション兼特効アイテム。SPは通常よりも成功率が高い
一定確率で生物をカードにするアイテム。所持してるだけで対象に二倍のダメージを与えるが、
分身とかの能力でもない限りこの効果はロワでは意味がないので主に参加者を持ち運ぶアイテム。
レベル差があるとより成功しやすくなるのがゲーム上での扱いだが、本ロワでは体力差で判定される。
カードにされた参加者は死亡した扱いではなく、破いたり燃やせば元の状態へと戻る。
ぶっちゃければ参加者に使えるモンスターボール、ないしエニグマの紙。出す際は使い切りが主に相違点。
但しカード化の際は相手が視界に入ってる必要があり、成否問わず使用したら消耗するので無暗に使えない。
また断片的だが、カードにした相手のヒストリーが書かれる。内容は細かくはないが。
≪ホテル『エレルナ』@よるのないくに2≫
教皇庁が管理していたホテル。カミラに管理が任されており、
作中ではアルーシェ達の活動の拠点となっている場所。
西洋風のホテルにプールと、一通りの設備は揃っている。
アーナスにとって助かることがあるかも?
教皇庁が管理していたホテル。カミラに管理が任されており、
作中ではアルーシェ達の活動の拠点となっている場所。
西洋風のホテルにプールと、一通りの設備は揃っている。
アーナスにとって助かることがあるかも?
048:胎動編『開戦 ウドガルド城』 | 投下順 | 050:戻りたい場所、明確な景色 |
021:I feel like a monster | ドミノ・サザーランド | 064:彼等を導くみらい回路 |
城咲充 | ||
神戸しお | ||
028:王道を歩む者、正道を歩む者、そして―― | 日ノ元士郎 | 051:SAMURAIGIRLS,SUN KILL!KILL!KILL! |
オフィエル・ハーバート | ||
蒔岡彰 | ||
011:It's like preaching to the wind. | ジャギ |