夢見ていよう(後編)◆gry038wOvE
──────だが
「うぇっ!!」
ゼクロスキックは、ファウストの前方に完成した壁に、遮られた。
ファウストを庇うように、ゼクロスキックを浴びた銀色の壁───
壁? ──否、それは、…………
「五代……!?」
「クウガか……」
仮面ライダークウガ、
五代雄介の決死の思いであった。
彼は瞬時にタイタンフォームへと超変身し、体を張って、ファウストを庇い守ったのである。ゆえに、このゼクロスの行動でファウストは一切のダメージを負うことはなかった。
クウガの体のダメージもそこそこである。ゼクロスキックの制限やクウガ自身の体の硬さによって、辛うじて傷は、傷として残らないものである。
その時、初めて彼はゼクロスのキックがファウストに対する殺傷能力を持っていなかったことに気づいたのだ。
「………………いたたたたたた。ちょ、ちょっと、待ってください! この人は……まだ、女の子なんです!」
「少なくとも今は怪人だ…………それとも、カメンライダークウガ、貴様が相手をするか?」
「か、かめんらいだー? …………あ、そうか! 仮面ライダーか!」
ボロボロのクウガが、その仮面ライダーという言葉に妙な感銘を受けた。
この聞いた事もない固有名詞の、何が気に入ったのか、彼は嬉しそうだった。
まあ、仮面ライダーという言葉自体は1号、2号、エターナルなどという冠をつけて聞いてはいるのだが、その意味を本能的に────薄々と理解したのは今この瞬間である。
「…………でも、村雨さん。俺は無駄な戦いはしません。だから、一度戦いをやめてください」
ファウストもゼクロスも、────無感情さや、惨酷さも持ち合わせる彼らでさえ、五代の言葉を聞いて黙っていた。
五代の言葉に何かを感じることもなかったが、彼の行動が不思議だったのだろう。
パァンッ!
しかし、再び戦いの口火を切ったのは、ファウストでもゼクロスでもない乾いた銃声であった。
弾丸が抜けた先は、ファウストの左腕である。
「いいえ、その男の言うとおり。コイツはそんな甘いことを言っていられる相手ではない…………。
私は、彼女にも、あなたにも言ったはずよ。誰かに危害を加えるなら容赦はしないと」
不意だったがゆえ、ファウストの左腕に少しの痛みが生じる。
無論、それは大した痛みではない。
だが、その中にある「もうひとつの人間」からしてみれば、充分な痛みであった────。
「西条さん!」
パァン!
パァン!
クウガの言葉を無視するが如く、凪は次々とファウストのわき腹を、左肩を、撃った。
ほぼ初対面の良牙からしてみても、彼女の冷徹な表情には何か底知れない恐怖と怒りが沸いてくる。
自分ならば、おそらくはあんなにも簡単に仲間を撃つことはできない。
「全部わかったわ。教会で死んでいたあの男性の胸の傷跡や、ここに現れたファウスト、名簿にある
溝呂木眞也の名前……。
それらのことを考えると、この近くに溝呂木がいて、きっと私を追い掛け回して楽しんでるとしか思えない。
つまり、その子は…………
美樹さやかは既に、死んでいる! それは、美樹さやかではない。私たちの敵よ」
凪は、この短期間で、色々と思考をめぐらせていたのである。
ファウストがここにいる理由────それは、溝呂木が発現させたからに違いない。
この付近に溝呂木がいたからこそ、ダークファウストは誕生しうるのである。
少なくとも、教会で殺された男は、その体に刺傷を負っていた。あれはダークメフィストのメフィストクローと同じ爪の数であったように思う。
そして、もしさやかがファウストになったとすれば、凪と出会う前だ。ならば、あの時、既にさやかは死んでいたのではないか?
……そんなことをするのは、凪に見せ付けるために決まっている。
(私は、私と同じように親しい人を失ったこの子に共感さえ抱いた……。それが溝呂木の狙いだった!)
溝呂木はこの近くに潜んでいて、凪を精神的に追い詰め愉しむつもりなのだろう。
ただファウストにするだけではない。────かつてファウストになった女性・斎田リコは、ファウストになる前に殺されていたではないか。
その時と同じことを、溝呂木は教会で行い、他にも何名かの死者を出した後(マミやまどかという人物も溝呂木により殺された可能性もある)、ショックを受けたさやかを殺して彼女をファウストにした…………きっと、そうなのだろう。
主催側も、「ファウスト」として生存しているさやかに対しては、死亡者情報の開示を行わなかったのだろう。
凪は魔法少女という特殊な体質は知っているものの、それがファウスト化の条件を助けていたことは知らない。
「殺すのよ、五代。もう、助ける方法なんてないわ」
それは凪にとって、諦めなどでなく、決意の一言であった。
そう、確実にこの怪物を殺すという決意の一言。
だが、五代がそんなことをしようとするはずもない。
「だから、待ってください、西条さん! きっと助ける方法は……」
「ないわ。こいつは、美樹さやかの体と記憶を持った怪物よ」
「違います! 彼女は……迷ったり、悲しんだりできる、そんな人間だから……」
「…………あなたには、失望ね」
凪は、ガイアメモリを取り出した。
最早、周囲に頼らず、自分自身の力で溝呂木の意思に反逆し、そしてファウストを倒そうとしたのである。
五代の態度にはかなりのストレスを持ち、歪んだ気持ちのまま、ガイアメモリの使用を試みる。
メモリに書かれている文字は────G。
ジーン・ドーパントのメモリであった。
「西条さん!?」
「あなたたちがそういう態度なら、使うしか、ないわね」
化け物へと変化させる、そして人の精神を破壊する魔の道具。
それを説明書で知ってはいるが、ファスウトに対して効果的ならばやるしかない。
ましてや、誰も自分に協力的でないのなら、既に止むを得ないのである。
そのメモリを体に挿して、効果的な応戦をしようとした瞬間────
「……やめろ」
────そう呟いたゼクロスが、ジーンメモリを真横から取り上げ、圧倒的な握力で握りつぶす。
まるで、人間がこのメモリを使うことに対する拒否反応を示したように。
凪は、その光景に唖然としてしまった。しかし、あまりに突然のことで、すぐに言い返すということができなかった。
ファウストの頭上に、粉々になったメモリの破片が降り注ぐ。ファウストは、傷ついた体で、真上で自分の命を握る者たちの行動を、少し怯えたように見据えていた。
ゼクロスが再び口を開く。
「こんなものを使うべきじゃない……」
「なんてことをするの!?」
凪はついに、思い出したように怒号を発す。
一方、ゼクロスはそんな怒号にひるむ様子を見せなかった。自分の行動が正しいか否かを考えてはいないから、彼女の言葉に何も感じなかったのである。
ゼクロスは、ただなんとなく、人間がすすんで異形へと変貌しようとしたことを嫌った。
ましてや、凪のような女性が、その場の怒りに身を任せ、他人を傷付けることには────こころのどこかが、抵抗した。
良牙も、ゼクロスの行動には驚いたが、同意したようだった。
「……確かに、わざわざ変身なんてするものじゃないな」
彼も、ゼクロスとは違うベクトルで、その変身に抵抗を感じていたのである。
そう、意思とは裏腹に良牙は子豚に変身してしまう。それは、かなり屈辱的なことだった。
もし、そのメモリで変身するものがとんでもなく醜いものだったら────とまあ、その程度の理由ではあるが、目を瞑ってウンウンと頷いている。
良牙は無視して、ゼクロスは続ける。
「……それに、こいつはさっきから攻撃を仕掛けてこない。何もできない相手にトドメを刺すのを、俺は見過ごせん」
「そんなことを言っている場合ではないわ」
凪は、三人の男にかなりのストレスを感じていた。
誰も、凪に賛同するものがいない。どんな理由にせよ、凪に反対する者ばかりだ。
まして、武器まで奪われてどうしろというのか。
凪は、身勝手な周囲にわなわなと震えた。
と、その時────
「──────そうだなぁ、凪ィ。しっかり殺さないとな」
どこからかそんな声が聞こえ始めたので、彼らはそちらに気を向かせた。
突然聞こえた男の声に、ファウスト含む誰もがそちらを向く。凪には聞き覚えがあった。
……そう、忘れるはずがないだろう。凪のよく知る人物の声である。
凪以外には、黒ずくめの怪しい男が立っていたとしか認識できなかったが、凪だけはその男の名を呼ぶ。
「溝呂木…………!」
凪は瞬時に銃を向け、彼のにやけ顔に対して顔を顰める。
人の命をゲームの駒のように扱う、悪魔のような男────そして、かつての上司。
ナイトレイダーの憧れの隊員の成れの果てが、そこにはいた。
「名推理だ、凪。教会の男を殺したのも俺、そしてそいつをファウストにしたのも俺だ」
「…………やはり、あなただったのね」
「まあバレちゃあ仕方ない。…………で、どうする? 俺を殺すか? 凪」
その返答として、凪は無言で引き金を引く。
発射された弾丸が体に行き着く前に、溝呂木は────変身した。
『バイオレンス!』
筋肉質で不気味なドーパント────バイオレンス・ドーパント。
その姿に、五代も凪も見覚えがあったのだ。
「あいつも、溝呂木だったの……!?」
さすがに、凪も五代もバイオレンス・ドーパントの姿に驚きを隠せない。
何せ、ここに来てから凪が出会った悲劇の大半は、溝呂木によるものだったのだ。
この悲劇のシステムは、元の世界と何ら変わらない。毎回、溝呂木が全ての悲劇を起こしている。────この男の恐ろしさは、やはり冷や汗を誘う。
勘違いも幾つかあるが、凪は眼前の男が全て起こしたのだと推測していた。
凪が著しいほどの勘違いをしているとは気づかぬまま、溝呂木は凪に語りかける。
「…………だけどな、凪。今はお前の相手ができないんだよ。俺はその人形を回収しに来ただけだからなぁ……」
さやかを────ファウストを人形と呼ぶ、バイオレンスの姿には、クウガや良牙は怒りを覚えていた。
だが、彼ら以上に凪の怒りと憎しみも強い(彼らのように純粋な正義感から来るものではないが)。鋭い眼光を幾つも浴びながら、バイオレンスは前進していく。
「折角の人形を、こんなところで壊してもらっちゃ困るからな……」
バイオレンスは堂々と、クウガたちの眼前に立ち、ファウストの体を抱え上げる。危害を加えてこないバイオレンスには、クウガたちは立って構えることしかできなかったのだ。
ゼクロスは、反撃の準備のために構える。
ファウストの手を引いて、バイオレンスは何もする様子なく、立っていた。
どうやら、本当にファウストを回収するためだけに来たらしい。その飄々とした態度に、誰も口や手を挟むことができなかった。
迂闊なことをして、ファウスト────さやかに手を出してしまったら本末転倒である。
一方、バイオレンスはこんなことを考えていた。
(コイツはまだまだ利用できる…………それに、コイツはまだまだ俺を楽しませてくれるはずだ。飽きたときに殺せばいい)
凪や五代にはファウストの存在が発覚したが、さやかには何も知られていない。
溝呂木のことなど覚えているはずはないし、これから知られることもない。
何故なら、もう彼女は人形なのだから。
去っていくバイオレンスとファウストの姿を、どうすることもできないままに四人の男女が黙って見つめていた。
★ ★ ★ ★ ★
「………………あれ、ここは……」
さやかが、深い森の中で目を覚ます。
これまでのことが、ほとんど思い出せなかった。
一体、何があったのだろう。どうしてだろうか、体が重い。
腕や片やわき腹が痛い。腕が痺れる。足が熱い。
『さやかちゃん』
『美樹さん』
「あれ? まどか、それにマミさん……えっと……確か殺し合いに呼ばれて、それから……」
『そうだよ。でも、三人ですぐ合流できてよかったね』
「あ、……ああ、そうか……。あはは、そうだったね」
さやかは、目の前にいるまどかやマミを見て、安堵しながら荷物を持って歩き始めた。
そういえば自分はここでまどかやマミと合流して、仮眠をとっていたのである。
────そうだ、ここには大勢の友達がいる。
こうして友達がいるから、殺し合いだって切り抜けられる。
仲間がいれば、かなり心強い。
マミとさやかの二人の魔法少女で、これからも戦い抜いていける。
まどかを守り、ここにいるみんなも救うのだ。
そして、参加者をたくさん集めれば、加頭だって倒してしまえるだろう。
(やっぱり……まどかやマミさんがいてくれると、頑張ろうっていう気になるよね!)
────そう思いながら、さやかは『仲間』と森を歩き始めた。
…………そう、溝呂木眞也という仲間と。
「…………ハッハッハッハッハッ…………ハッハッハッハッハッ!!!!」
溝呂木は、さやかの視界の中で、かなり堂々と見つめていた。
どうやら、さやかの視界に入っているはずが、彼女はその光景を別の物として補っているらしい。
そう、たとえば「
鹿目まどか」とか、「
巴マミ」とか。
その証拠に、さやかはまるで誰かと会話しているかのような独り言を呟いていた。
「そんなことないよ、まどか……」
「もう、マミさんまで……」
「とにかく、みんなで一緒にやれば、あの加頭っていう男だってきっと勝てるよ!」
彼女の様子は狂っていたが、そんな様子を見て、溝呂木はかなり楽しんで見ていた。
自分に都合の良いように全てを解釈してくれる哀れな人形────それがファウストというものだったのだ。
斎田リコもそうだった。
死んだはずの家族が、近くにいると妄想し続け、自分の体が勝手にボロボロになっていくことに疑問を浮かべながら、不安な毎日を送っていく。
彼女もそれと同じだった。
五代のことや凪のことさえ忘れて、彼女はバトルロワイアルに来る前の日常と、このバトルロワイアルを混同しながら生きていくことになるのである。
【一日目・朝】
【D-3/森】
【溝呂木眞也@ウルトラマンネクサス】
[状態]:健康
[装備]:ダークエボルバー@ウルトラマンネクサス、T2バイオレンスメモリ@仮面ライダーW
[道具]:支給品一式、ランダム支給品1~2個(確認済)
[思考]
基本:より高きもの、より強きもの、より完璧なるものに至り、世界を思うままに操る。
0:ファウスト(さやか)の様子を見る。
1:
姫矢准からウルトラマンの力を奪う。
2:その他にも利用できる力があれば何でも手に入れる。
3:弱い人間を操り人形にして正義の味方と戦わせる。
4:
西条凪を仲間にする。
5:今は凪は放置。
[備考]
※参戦時期は姫矢編後半、Episode.23以前。
※さやかをファウストにできたのはあくまで、彼女が「魔法少女」であったためです。本来、死者の蘇生に該当するため、ロワ内で死亡した参加者をファウスト化させることはできません。
※また、複数の参加者にファウスト化を施すことはできません。少なくともさやかが生存している間は、別の参加者に対して闇化能力を発動することは不可能です。
※ファウストとなった人間をファウスト化及び洗脳状態にできるのは推定1~2エリア以内に対象がいる場合のみです。
【美樹さやか@魔法少女まどか☆マギカ】
[状態]:ダメージ(大)、疲労(大)、妄想状態、裏にファウストの人格があります
[装備]:ソウルジェム
[道具]:支給品一式、ランダム支給品0~2
[思考]
基本:殺し合いを打破する
1:まどかやマミと一緒に行動する!
2:仲間がいると心強い
[備考]
※参戦時期は8話、ホスト二人組の会話を聞く前です。
※『癒し』の魔法の効果で回復力が高まっており、ある程度ならば傷の自然回復が可能です。
※正義の味方として戦う事が本当に正しいのかと絶望を覚えていますが、少しだけ和らいでいます。
※溝呂木によってダークファウストの意思を植えつけえられました。但し、本人にその記憶はありません。
※溝呂木が一定の距離にいない場合、彼女がファウストとしての姿や意思に目覚めることはありません(推定1~2エリア程度?)。ただし、斎田リコのような妄想状態になる可能性はあります。
※妄想状態の影響が強くなり、今はまどかやマミと一緒に行動していると思い込んでいます。また、あらゆることを自分に都合よく解釈します(何かの拍子で自我を取り戻すこともあります)。
★ ★ ★ ★ ★
「何故、邪魔したの!? あれは、美樹さやかの姿をした化け物よ」
凪が、五代や良や良牙に問い詰める。
彼女はただ、ダークファウストをしとめる邪魔をされたのが気に食わなかった。
彼らが邪魔さえしなければ、あのままドーパントの力を使って殺せたはずだ。
「彼女が化け物だって、俺には絶対思えないんですよ」
「………………もういいわ。あなたは足手まといになる。
その二人と行動しなさい。私は、別行動を取ることにする」
凪のストレスは既に限界であった。
倒せたはずの相手を倒せず、溝呂木を自由に泳がせてしまったのは、彼らの責任であると思ったのだ。
いくら能力が高いとはいえ、凪にとっては問題外の相手であった。────彼らに比べれば聞き分けが良い分、
孤門一輝のほうが、遥かにマシであるようにも思えた。
集団の中に規律がないのは非常にまずい。
「え!?」
「これ以上、あなたたちに付き合ってはいられない。私はもっと役に立つ人間を捜すことにするわ」
凪はそう言って、乱暴な足取りでひとり、北の村に向かい始めた。近寄り難いオーラを醸し出したまま、ずかずかと遠ざかっていく。
取り残された三人は、互いを見合わせる。
凪の背中を追う者はなかった。呼びかける者はいても、それに答えはしない。
良牙は仕方なく、話題を切り替えることにしようとした。
「…………ところで、お前ら」
良牙が、真先に口を開いた。
まるでその口調は、何かを不安げに見つめるように、微かに震えている。
「────仮面ライダー、クウガ」
良が、まだ鋭い眼光で五代を見つめている。
どういうわけか、ゼクロスは仮面ライダーと認定したクウガ=五代に攻撃をしない。
「村雨さん、その仮面ライダーっていう名前、結構カッコいいですね。俺も名乗っていいですか?
あ、それと皆さん、…………絶対に、さやかちゃんを助け出しましょうね」
というか、単純にこういう五代が仮面ライダーらしくないからである。
……おそらく、仮面ライダーではないのだろう。それを名乗ろうとしているようには見えるが、ゼクロスはあくまで復讐のために仮面ライダーを狙う。
その対象でないのは明白だった。エターナルのように、襲い掛かってくることさえない。
しかし、それでも
村雨良は五代雄介を鋭く睨んでいた。
「…………呪泉郷に向かうにはどうすればいいんだ?」
────これまでの出来事を一度忘れることにして、呪泉郷への道程を二人に尋ねる良牙であった。
【一日目・朝】
【D-2】
【五代雄介@仮面ライダークウガ】
[状態]:胸部を中心として打撲多数、疲労(中)
[装備]:なし
[道具]:支給品一式、ランダム支給品1~3個(確認済)
[思考]
基本:出来るだけ多くの人を助け、皆でゲームを脱出する。
1:さやかを絶対に救う。
2:良牙や良を呪泉郷に案内する。
4:人間を守る。その為なら敵を倒すことを躊躇しない。
5:虎の怪人(タイガーロイド)を倒す。
[備考]
※参戦時期は第46話、
ゴ・ガドル・バに敗れた後電気ショックを受けている最中
※仮面ライダーと名乗ることにしました
【
響良牙@らんま1/2】
[状態]:全身にダメージ(小)、負傷(顔と腹に強い打撲、喉に手の痣)、疲労(中)
[装備]:なし
[道具]:水とお湯の入ったポット1つずつ(お湯変身2回分消費)、秘伝ディスク@侍戦隊シンケンジャー、ガイアメモリ@仮面ライダーW、支給品一式
[思考]
基本:
天道あかねを守る
1:天道あかねとの合流
2:1のために呪泉郷に向かう
3:ついでに乱馬を探す
[備考]
※参戦時期は原作36巻PART.2『カミング・スーン』(高原での雲竜あかりとのデート)以降です。
※良牙のランダム支給品は2つで、秘伝ディスクとガイアメモリでした。
なお、秘伝ディスク、ガイアメモリの詳細は次以降の書き手にお任せします。
支給品に関する説明書が入ってる可能性もありますが、良牙はそこまで詳しく荷物を調べてはいません。
※
シャンプーが既に死亡したと知りました。
※シャンプーの要望は「シャンプーが死にかけた良牙を救った、乱馬を助けるよう良牙に頼んだと乱馬に言う」
「乱馬が優勝したら『シャンプーを生き返らせて欲しい』という願いにしてもらうよう乱馬に頼む」です。
【村雨良@仮面ライダーSPIRITS】
[状態]:負傷(右肩に切り傷、左胸から右わき腹までの深い切り傷、左前腕貫通、胸部破損、いずれも回復中)、疲労(中)
[装備]:電磁ナイフ、衝撃集中爆弾、十字手裏剣、虚像投影装置、煙幕発射装置
[道具]:支給品一式、生命の苔@らんま1/2、ランダム支給品0~2個
[思考]
基本:カメンライダーを倒す。主催の言葉に従い殺し合いに乗るつもりは無い。
1:良牙の後をついて行く(あくまでもついて行くだけ)、『守る』……か。
2:エターナルを倒す。
3:特訓……か。
4:ミカゲや本郷の死に対する『悲しみ』
[備考]
※参戦時期は第二部第四話冒頭(バダンから脱走中)です。
※衝撃集中爆弾と十字手裏剣は体内で精製されます。
※能力制限は一瞬しかゼクロスキックが出来ない状態と、治癒能力の低下です(後の書き手によって、加わる可能性はあります)。
※本人は制限ではなく、調整不足のせいだと思っています。
※名簿を確認しました。三影についてはBADANが再生させたものと考えている一方、共に戦う事は出来ないと考えています。
★ ★ ★ ★ ★
「変身!!」
『アクセル!』
凪は、村へと向かう道程で、
照井竜の遺品であるベルトを腰に巻いて変身を行っていた。
ジーンメモリは破壊されたが、アクセルメモリやエンジンメモリ、トライアルメモリなどが手元に残っていたのである。
それと、一緒に巻かれていたベルトを巻いて、凪は一度変身を試したのだ。ベルトやエンジンブレードのくぼみから、これはメモリと併用するものだというのはなんとなくわかってはいた。
加頭が示した変身方法とは明らかに違うが、凪はそのまま赤き仮面ライダー────仮面ライダーアクセルに変身することに成功した──。
(…………なるほど。大丈夫そうね。これを使えば、変身できる)
アクセルの変身を解きながら、凪は思う。
この力があれば、危険な相手を倒すこともできるし、溝呂木とも戦えるかもしれない。
効かない銃を構えている自分とはもう違うのだ。
これで充分な戦力を確保できたことを確認し、凪は、既に眼前の村に向けて歩き出した。
【一日目・朝】
【D-2の北部】
【西条凪@ウルトラマンネクサス】
[状態]:健康
[装備]:コルトパイソン+執行実包(2/6)、アクセルドライバー@仮面ライダーW、ガイアメモリ(アクセル、トライアル)@仮面ライダーW、エンジンブレード+エンジンメモリ@仮面ライダーW
[道具]:支給品一式、ガイアメモリ説明書、.357マグナム弾(執行実包×18、神経断裂弾@仮面ライダークウガ×8)、照井竜のランダム支給品1~3個、
相羽ミユキのランダム支給品1~3個、テッククリスタル@宇宙の騎士テッカマンブレード
[思考]
基本:人に害を成す人外の存在を全滅させる。
0:北の村に向かう。
1:溝呂木、ファウスト(さやか)を倒す。
2:状況に応じて、仮面ライダーアクセルに変身して戦う。
3:孤門、石堀と合流する。
4:相手が人間であろうと向かってくる相手には容赦しない。
5:五代雄介、美樹さやかの事を危険な存在と判断したら殺す。
[備考]
※参戦時期はEpisode.31の後で、Episode.32の前
※さやかは完全に死んでいて、助けることはできないと思っています
※まどか、マミは溝呂木に殺害された可能性があると思っています
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最終更新:2013年03月15日 00:05