概要
TS2300系シリーズに次ぐ次世代の車両にふさわしい車体のデザイン、機器類の構成を模索するため試作された。
具体的にはDDM(車軸直接駆動)や可変圧空気バネ(いわゆる空気バネ圧制御式簡易振り子システム)・アクティブサスペンション(走行モード切替機構)付き台車、交流同期電動機、改良型のデュアルモードインバーター、超低屋根型クーラー、新型MIMSなど新しい試みの各種試験・データ取りが目的である。
東鷹アクセントにて4連の1090編成と6連の1091編成が製造された。
具体的にはDDM(車軸直接駆動)や可変圧空気バネ(いわゆる空気バネ圧制御式簡易振り子システム)・アクティブサスペンション(走行モード切替機構)付き台車、交流同期電動機、改良型のデュアルモードインバーター、超低屋根型クーラー、新型MIMSなど新しい試みの各種試験・データ取りが目的である。
東鷹アクセントにて4連の1090編成と6連の1091編成が製造された。
普段は2編成とも別々で使用されるが、TS1096とTS1097は分割併合装置を備えており2編成を併結し10両での走行も可能である。
現在、インターシティ三鷹線等で営業運転に使用されている。
現在、インターシティ三鷹線等で営業運転に使用されている。
1090F
高速通勤車の正常進化系といえる1090編成
一見すると普通の電車だが、ジュラルミン製の車体を持つ「21世紀のジュラ電」である。
腐食を防ぐため、純白の高耐性電着塗装が施されている。
一部には鍛造補強部材も使用され高剛性な車体を実現。
台車の一部にはマグネシウム合金などを用いることによりバネ下重量を軽減した。
腐食を防ぐため、純白の高耐性電着塗装が施されている。
一部には鍛造補強部材も使用され高剛性な車体を実現。
台車の一部にはマグネシウム合金などを用いることによりバネ下重量を軽減した。
基本的なスタイリングはTS2300系を踏襲しているがヘッドライトベゼルや客ドアの形状を変更、側窓は上部がグラデーションとなる着色ガラスを使用した一枚固定窓となるなどより洗練されたものとなっている。
編成組成
Tc 1097 | M 1098 | M' 1099 | Tc' 1090 |
1091F
コストダウンや輸送力の増強など時代のニーズに合わせた1091編成
車体は無塗装のアルミニウム合金製で、ダブルスキン構造を採用。
さらなる輸送力の増強のため幅広車体とした。
窓の縦横寸法を従来車よりもさらに大きくとり、見晴らしの良く明るい室内空間を実現した。
さらなる輸送力の増強のため幅広車体とした。
窓の縦横寸法を従来車よりもさらに大きくとり、見晴らしの良く明るい室内空間を実現した。
編成組成
Tc 1091 | M 1092 | M' 1093 | T 1094 | M 1095 | Mc'1096 |
機器構成(共通)
VVVFインバーターは従来とは打って変わって騒音の低減に着目。
添付ファイル