前高鉄道100形
前高鉄道100形は、前高鉄道の開業に伴って、関東新都市鉄道から譲渡された車両である。
概況
前高鉄道前高線は、元々関東新都市鉄道の路線であったが、諸般の事情により経営分離され、その際、施設一式とともに群馬県に買い取られたのが、関東新都市鉄道1000系であった。(経営分離の事情その他については、前高鉄道のページを参照されたい)
関東新都市鉄道から譲渡された1000系車両であるが、実は本線の1000系8連化に伴い発生した中間電動車の改造で、発生した車両はすべて中間電動車であるため、先頭車両は中間車の改造によって製造された。先頭化改造に伴っては、動力ユニットの取り外しと、SIV、CPの設置が行われた。結果、クハ-モハ-クハ の3両編成8本が製造された。取り外された動力ユニットは、予備部品として保管されている。
関東新都市鉄道から譲渡された1000系車両であるが、実は本線の1000系8連化に伴い発生した中間電動車の改造で、発生した車両はすべて中間電動車であるため、先頭車両は中間車の改造によって製造された。先頭化改造に伴っては、動力ユニットの取り外しと、SIV、CPの設置が行われた。結果、クハ-モハ-クハ の3両編成8本が製造された。取り外された動力ユニットは、予備部品として保管されている。
仕様
電気方式 | 直流1,500V架空電車線方式 |
車両性能 | 加速度2.5km/h/s、常用減速度4.2㎞/h/s、非常減速度4.5㎞/h/s |
運転速度 | 120㎞/h |
軌間 | 1,067㎜ |
主電動機 | 三相かご形誘導電動機 定格220kW |
駆動装置 | TDドライブ方式 歯車比5.25 |
台車 | 軸梁式ボルスタ付き空気ばね台車 |
制動装置 | 電気指令式電空併用ブレーキ |
車体 | 20m級ステンレス製車体 |
パンタグラフ | シングルアーム式 電磁カギ外し バネ上昇・空気下降式 |
冷房装置 | 屋根上集中形ユニットクーラ(22,000kcal/h×2個) |
表示機類 | 行先・種別表示機(先頭および側面):普通幕式 列車番号表示機(先頭):緑色LED式 |
車内案内表示機 | 3色LED式 スクロール表示機 |
譲渡後、塗装が変更され現在に至る。