東京新都心高速6000系
6000系(ろくせんけい)は東京新都心高速の通勤型電車。
6000系0番台
6000系70番台
70番台は環七線向けで、ラインカラーのライトエメラルドの帯が入る。
70番台は環七線向けで、ラインカラーのライトエメラルドの帯が入る。
本系列は、老朽化および陳腐化が進んだ旧型車の置き換え用として投入された。
車体
軽量ステンレス製で裾絞りのないストレート車体。全幅は2,790mmである。
前面には非常用貫通扉を助士席側に設置している。
車体帯はコーポレートカラーであるミッドナイトダークブルーを基本とし各線のラインカラーが入る。
前面には非常用貫通扉を助士席側に設置している。
車体帯はコーポレートカラーであるミッドナイトダークブルーを基本とし各線のラインカラーが入る。
客用扉は各車両の片側4か所に設置されている。扉間隔は「通勤・近郊電車の標準仕様ガイドライン」の寸法に準拠した3,520mmを基本としている。床面高さはレール面から1,125mmで、レール面から1,100mmのプラットホーム床面との段差を小さくしている。
種別・行先表示器はフルカラーLED式。書体はAXIS。
車内
座席は車端部及び2-3位扉間がロングシート、1-2・3-4位扉間が転換クロスシート。
車椅子スペースは先頭車後位側に設置され、当該スペースには折り畳み式座席を設けている。
車椅子スペースは先頭車後位側に設置され、当該スペースには折り畳み式座席を設けている。
車内情報案内装置として、有機ELディスプレイを客用扉の室内側上部に1か所設置されている。
客室側窓にはUVカットガラスが採用され、客用扉の客室側は化粧板仕上げで、窓ガラスは複層式で四隅が角ばっている。
機器構成
主回路システムは東鷹快速グループ標準品である東芝製・IC4M方式のIEGT-VVVFインバータ(3レベル方式)。
これはメンテナンスコストの低減、メンテナンスそのものの簡略化・統一化を目的として採用された。またSIV一体型とすることで車両重量の軽量化とコストダウンを狙った。回生ブレーキおよび純電気ブレーキ機能を有する。
パンタグラフはシングルアーム式で、制御装置搭載車に各1基搭載されている。
これはメンテナンスコストの低減、メンテナンスそのものの簡略化・統一化を目的として採用された。またSIV一体型とすることで車両重量の軽量化とコストダウンを狙った。回生ブレーキおよび純電気ブレーキ機能を有する。
パンタグラフはシングルアーム式で、制御装置搭載車に各1基搭載されている。
主電動機は東芝製の定格出力230Kw。TS1090系を使用した試験の結果、騒音の低減はそれほどでもないことから全密閉式の採用は見送られた。駆動装置は従来通りTDカルダン方式を採用。
ブレーキシステムは、回生ブレーキ併用電気指令空気式(アナログコントロールタイプ)である。
台車は、東急車輛製造製の軸梁式軸箱支持ボルスタレス台車で、形式は電動車が軸ばねの相違でTS-1033およびTS-1033A、付随車(T・Tc)がTS-1034および駐車ブレーキ機構を装備するTS-3034Aの各2種類である。
運転台はT型ワンハンドル式で、ノッチの刻みは着座位置側から力行5段・切・抑速ブレーキ・常用ブレーキ7段・非常ブレーキの順である。指定の速度域で力行5ノッチから力行2ノッチにハンドルを操作することで定速制御が可能な仕様となっている。コンソール部分の中央にMIMS-Ⅱモニタ装置が設置されている。
6000系 6121F
6121FはV.I.P.用途(要人輸送)も考慮して、内外装ともに豪華な仕様となっている。客窓のガラスは防弾ガラスで、外装も金色を各所に使用した。
6121FはV.I.P.用途(要人輸送)も考慮して、内外装ともに豪華な仕様となっている。客窓のガラスは防弾ガラスで、外装も金色を各所に使用した。
編成組成
- 新都心線用 10両固定編成
Tc 6100 | M1 6200 | M2 6300 | T 6400 | M1 6500 | M2 6600 | T 6700 | M1 6800 | M2 6900 | Tc' 6000 |
- 環七線用 8両固定編成
Tc 6170 | M1 6270 | M2 6370 | T 6470 | T 6770 | M1 6870 | M2 6970 | Tc' 6070 |