中央関東鉄道DF501・502型ディーゼル機関車
中央関東鉄道DF501・502型ディーゼル機関車は元武蔵野鉄道のDF5000型ディーゼル機関車である。
武蔵野鉄道から譲渡
1980年代末、武蔵野鉄道では足尾線の電化と貨物列車の減少によりDF5000型が余剰となっていた。中央関東鉄道ではDD13クラスのディーゼル機関車が老朽化していたため代換機が必要になっていた。この老朽化した機関車の置き換えに武蔵野鉄道DF5000型に白羽の矢が立てられ2両譲渡されることとなった。
中央関東鉄道での活躍
中央関東鉄道入線の際には目立った改造等は無くDF501・502に改番され貨物列車や臨時客車列車の牽引に活躍している。
DF502のエンジン改装とインバーター化改造
1999年に新型ディーゼル機関車開発の試験としてDF502に1800PSの小松製のエンジンと新型三相交流発電機・IGBT-VVVFインバーター・三相カゴ型誘導電動機を搭載する改造が行われた。試験の結果は良好で現在も改造されたまま運用されている。