井野碩哉は大日本帝国の内閣総理大臣である。

井野碩哉
所属政党 大政翼賛会 - 保守本流           
イデオロギー コーポラティズム
大日本帝国の内閣総理大臣

井野碩哉は人気者ではない。元々はただの国会議員だった井野は、日本の政界を巧みに操り、東条英機や後にライバルとなる木戸幸一を倒閣させた。しかし、物事は決して単純ではない。そんな政治家を倒すために、井野はいくつかの裏取引をしなければならなかった。実際にはそれ以上の数である。そして、それらの関係は最初は有用に見えたが、井野の義務は積み重なり、彼は日本国民のためではなく、様々な特別な利害関係者のために働くことを余儀なくされている。

井野は天皇制を固く信じており、政治的な議論では天皇を上位に置きたいと考えている。井野氏の政党である大政翼賛会は日本で唯一の合法政党であり、様々なイデオロギーを持つ代表者の広範な連合体を擁しているが、国会の荒唐無稽な政治から皇位の安全と安心を守ることができるように結集することができる。しかし、井野氏は党内の主導権を急速に失いつつあり、首相の退陣は避けられないように思われる。

国会内では、かつて東条氏や木戸氏が失脚したように、井野氏の更迭を望む声が多く、木戸氏自身も、日本の政治に今後も関与し続ける方法を模索している。井野氏が自分の理想を貫き、派閥を存続させるためには、これまで何度もそうしてきたように、再び日本の政治を安全に切り開いていかなければならないのである。

1962年時点で日本の内閣総理大臣を務める人物。史実の経歴から考えると、想像もつかないような地位にある彼だが、戦前の経歴と、岸や賀屋との交流関係を考えると妥当な地位だろう。

そんな彼は、史実の自民党並のコングロマリット組織である大政翼賛会での権力闘争を勝ち抜いていただけはあるのか、便宜、気遣いに尽きぬ人物である。しかし、皮肉にも彼を宰相の地位へと導いた金権政治が、日本に明治以来最大の危機をもたらすことになる。

アプデ後


民主化ルートの護国新党による岸内閣で、司法大臣として登場。
最終更新:2024年10月17日 01:56