東京(とうきょう、英語: Tokyo)は大日本帝国の政治の中核を成す首都であり、大東亜共栄圏の中心であり、世界における三大都市の一角を形成する都市である。

東京                         
         東京駅
         銀座 数寄屋橋交差点/東京タワー
大日本帝国の首都
領有:      大日本帝国
管轄:      東京都

大日本帝国の「東の京」としての見かけの下、皇居と賑やかな都区部の影、街を包む活気の裏には、巨大な悲しみと腐敗が広がっている。

大本営では、帝国陸軍の将軍と帝国海軍の提督が足を引っ張りあい、相手の計画を妨害しようと必死になっている。協力者たちは、共栄圏のどこかにいる自由戦士を打ち負かそうと次の作戦を計画している。

国会議事堂では、政治家たちが自らの知る「正しい」国家運営、帝国運営の方法について延々と言い合いを続けている。彼ら政治家の血管には、よりよい日本の未来を創るという意志が、金への執着に置き換わっているような根深い腐敗が流れていることは言うまでもない。

そのような事実には目をつむり、日本の栄光を体現する都の素晴らしい景色を堪能するのが一番だろう。

概要


大日本帝国の首都かつ最大都市である東京は、日本、そして共栄圏の繁栄を体現したような存在である。
建ち並ぶビルに、張り巡らされた交通網、そして交差点を埋め尽くすサラリーマン。一見すると史実における東京を生き写したかのようにも見える輝かしい都市だ。しかし、はためく日本国旗、旧字体の看板、そして身近な軍の存在、或いは永田町に聳える大政翼賛会、あらゆる側面から帝国の存在をひしひしと感じることができるだろう。

歴史


太古の海、古代の荒地、そしてつい最近には江戸の名で知られていた武家政権の本拠地が、帝国の首都として東の京都、東京と名を変えたのは1868年のことであった。成り上がり者の帝国の首都としてこれ程までに相応しいものはないだろう。

その東京が今の姿となったのは1921年の事だ。東京を襲った関東大震災は、旧時代の遺構を全て焼き尽くしてしまったが、帝国の栄華までもを飲み込むことはなかった。再建計画により市域は拡大し、近代的な建造物が目立つ様になり、東京はついに大帝国の首都としての体裁を整えることに成功した。

1943年の東京都発足の後、大東亜戦争での勝利により東京は新たなる境地へと足を踏み入れることとなる。アジア全土からの大量の富が東京に流入し、都市は周囲の大都市を飲み込みながら歴史上類を見ない程の急速な発展を遂げた。

現代の東京は誰も疑うことなく世界最大の都市の一つだ。それでも、中央から離れており、勝利の栄光を受け取れなかった地方には東京一極集中を憂う声、反発する者もいる。或いは急速な発展に取り残された浮浪者は声を上げることすらできない。しかしながら当の東京都民はそのような事実には気づくこともなく、或いは気にしていられるほど暇ではないのかもしれないが、通勤電車に揺られ、机の上の労働をこなし、都市の先進的で快適な暮らしを享受している。
最終更新:2024年09月16日 19:11