1960年アメリカ合衆国大統領選挙(1960ねんアメリカがっしゅうこくだいとうりょうせんきょ、英語: United States presidential election, 1960)は、1960年11月8日に行われたアメリカ合衆国大統領選挙(第44回)。前大統領エステス・キーフォーヴァーが1958年中間選挙での混乱に由来する共和民主連合結成により二期目に出馬しないことを決めたため、共和民主連合からはリチャード・ニクソンが出馬した。また国民進歩連盟からは進歩党のヘンリー・M・ジャクソンが出馬した。国民進歩連盟と共和民主連合がそれぞれ結成され、アメリカが第六政党制に移行してから初の大統領選挙となる。

1960年アメリカ合衆国大統領選挙
1956←     1960年11月8日 1964
選挙人団 534名
勝利に必要な票 268票
投票率 60.3% ▲1.4%
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候補者 リチャード・ニクソン ヘンリー・M・ジャクソン
所属 共和党 進歩党
政党 共和民主連合 国民進歩連盟
出身州 カリフォルニア州 ワシントン州
副大統領 ジョン・F・ケネディ J・ウィリアム・フルブライト
獲得選挙人 424 110
勝利地域数 35 14
得票数 38,687,346 26,254,489
得票率 58.5% 39.7%

州別獲得選挙人分布図
ニクソン ジャクソン
日本による占領のためハワイ州は投票に参加していない*1
選挙前大統領
エステス・キーフォーヴァー
共和民主連合
【民主党】
選出大統領
リチャード・ニクソン
共和民主連合
【共和党】

概要


本選挙では共和民主連合のニクソンが一般投票数で1000万票、選挙人数では300以上の差をつけて圧勝した。しかし旧来の二大政党の候補では無いにも関わらず、国民進歩連盟のジャクソンが2600万あまりもの票を獲得したことは連盟の躍進ぶりを印象付けた。

この選挙で当選したリチャード・ニクソンは選挙結果における国民進歩連盟の躍進ぶりを見て大々的なネガティブキャンペーンを開始したが、それはゲーム序盤で裏目に出ることとなる。
最終更新:2024年09月25日 00:54