アーシア・アルジェント

概要

3サイズ:85/55/83
身長:155cm
体重:44kg→45kg
誕生日:5月11日
種族:人間→転生悪魔
ランク:「僧侶」

イタリア出身の金髪の美少女。
あらゆる負傷を治癒できる状態変化系神器聖母の微笑」の所有者。
悪魔としての階級は下級悪魔中級悪魔上級悪魔


経歴

かつてはキリスト教会のシスターであり、とても深い信仰心と神器を使って人々の負傷を癒していたことから「聖女」とされ敬われていた。
しかし、傷を負って倒れていた悪魔ディオドラ・アスタロトを治癒した日を境に一転して「魔女」呼ばわりされ異端として教会から追放され、孤児であったことから路頭に迷っていたところを堕天使陣営の「教会」に拾われて来日する。

日本語が不慣れで右も左もわからないところを出会ったばかりのイッセーに助けられたことで友好関係となる*1
一度はレイナーレに神器を無理やり奪われて死亡してしまうが、「教会」を敵と断定したグレモリー眷属の殴り込みが行われ、「回復系神器」の希少性と有用性も評価されたことでレイナーレの消滅後にリアスの眷属悪魔として転生を果たす。

転生後はリアスの計らいで兵藤家に居候することになる。
駒王学園高等部に2学年*2として入学、オカルト研究部にも入部する。
リアスからの指名で19巻よりオカルト研究部の部長に就任、初めは戸惑いも多かったが自分自身の部長としてのあり方を模索している。
イッセーの上級悪魔昇格に伴い、かねてから相談していたとおり彼の「僧侶」として「兵藤一誠眷属」に移籍、事務所では癒し系の仕事を受け持っている。
22巻で3年生に進級し、イッセーと同じ3年B組のクラスになる。


対人関係

レイナーレとの一件で、自分のことを命がけで助けようとしたイッセーに恋心を抱いており、「好みのタイプ=イッセー」というほどに惚れ込んでいる。
後に同じく兵藤家に居候したリアスと取り合いになることもしばしばだが、リアスからは実妹のように可愛がられており、運動会直前頃からは彼女を「お姉さま」と呼ぶようになる。
また、「かつて教会に身を置いていた」という共通点があるゼノヴィアイリナとは行動を共にすることが多く、このほか、松田や元浜、桐生藍華といった面々とも親しい*3

イッセーの両親からは実の娘のように可愛がられており、アーシア自身も2人のことを実の親のように感じていることもあり、2人を「お父さん」「お母さん」と呼んでいる。

イッセーと出会ってからしばらくのあいだ、彼から妹分と捉えられて保護感情で接されていた時期がある。
しかし、自身はその時から女性としてイッセーを求める感情を明確にしており、周囲の面々からもそう認知されている。
ディオドラ戦後、運動会のときにイッセーに対する自分の想いを告白しファーストキスを捧げている。
リアスや朱乃もアーシアの存在は別格として認めている。
また、桐生の助言やリアスたちの影響を受け、イッセーに対して積極的な行動を起こすこともしばしば。

将来的には冥界の田舎でイッセーと暮らすのが夢で子供は5人欲しいらしい。
23巻の球技大会の際にイッセーからプロポーズを受け、大粒の涙を流しながら幸福な表情でそれを受け入れる。

純粋で心優しい性格であり、眷属たちからはもちろんのこと周囲の人物たちからも大切に扱われている。
一方、「乳語翻訳」で聞こえた胸の声はツンデレである。
赤龍帝の未来の妻としての覚悟と勇気を持っており、その気概には邪龍クロウも敬意を払っている。


能力

戦闘では主に回復による後方支援に回るウィザード寄りのサポートタイプで、属性魔力を使えるとはいえ戦闘力は皆無に等しい。
しかし、回復役などというものは通常存在しない*4ため、回復アイテムの「フェニックスの涙」以上に貴重な存在であり、掛け替えのない戦力として重要視されている。
当初は直接触れた者だけしか回復できなかったが、修業を経て範囲回復や遠距離回復もこなせるようになる。
リゼヴィムとの最終決戦において、義父母を守るという決意から亜種禁手聖龍姫が抱く慈愛の園」を発現する。

回復以外で役に立てないと思い悩んでいた時期があり、アザゼルに回復以外の戦う術を学ぼうとしていたが*5、「眷属としての重要な回復役として撃破されないよう身を守る術を学ぶべき」と指摘されていた。
本来悪魔は使役できないとされる蒼雷龍を使い魔にしたことから「龍使い」としての素養を見込まれて召喚魔法の指導を受けることになり、オーフィスの加護によりドラゴンとの相性が向上していたことも加味して後にアザゼルからファーブニルとの契約を引き継ぐこととなる。
そのファーブニルからは「アーシアたん」と呼ばれ大いに気に入られているのだが、対価として毎度下着を要求されるために現実逃避するようになり始めている。
また、アウロス学園でのクリフォトとの戦いでファーブニルの珍妙な行動で改心した4体の邪龍と契約するなど、本来「クラス」でしか為し得ないとされていた「邪龍との契約」という偉業により、ドラゴンの世界では「龍の巫女」として名前が大きく知れ渡るようになっている。

魔法使いとの契約については回復能力を評価され、眷属内でも3番目の申し込みが入った。


余談

彼女を直接傷つけた相手は悲惨な最期を遂げるというジンクスがあり、レイナーレ、ディオドラ、シャルバ、リゼヴィムは全員遺体も残さず消滅しており、例外のフリードも肉片になるまで切り刻まれて死亡している。

未来ではイッセーと結婚して「兵藤アーシア」に改姓しており、子供たちにも「母」たちのなかで誰よりもやさしいと心の底から慕われている。
兵藤家の味を完全に引き継ぎ、花を育てることを好み、縫い物を得意としている。
12年後、29歳前後で長女の兵藤愛理を出産する。

30年後の時点で運悪く周りに誰もいなかったときに脱獄したロキから復讐を受け、目覚めることのない深い眠りの呪いに落ちてしまう。
衰弱が始まったためロキから直接解呪の手段を得ようとギャスパーや子供たちが過去に時間転移してくることになる。
ロキの捕縛に成功したことで解析が完了し、解呪も時間の問題となっている。
なお、名前の由来は同名の女優である。

D×D」人気総選挙での順位は、「全キャラ部門8位」「ヒロイン部門5位」「カップリング部門でイッセーとのカップルで3位」。

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最終更新:2024年06月07日 18:42

*1 当時、悪魔と教会の人間は敵対関係であったため、イッセーはリアスに接触を禁じられていた

*2 イッセーと同じクラス

*3 アニメ版では、村山と片瀬とも親しい

*4 魔法を例に挙げると、回復魔法というものは最高難度の技術であり、必然的にその使用者は非常に稀少。後に、三大勢力合同の調査で世界中を探した際に同じ神器の所有者が他にも数名いることが分かり、敵対勢力に悪用されないよう即座に保護された。

*5 オフェンスを減らして護衛に回さなくてもいいように