ご乱心
本日の通常更新は、お休みとなります。
なろうにて、昨日のアンケートを反映し、「ご乱心」「
アルテア」にて2000文字弱のSSを書かせていただきました。
アンケートのご協力、有難うございました!
「っ?!やめ、…っ、やめなさい!!ネイ!!」
「
ヒルドっ?!どうした!!これは…」
「…
エーダリア様。お騒がせいたしました。私は、寝台に侵入したこれを洗ってきましょう」
「なぜ、…泥酔しているのだ?」
「酒を使ったものを食べたようですね。それと、クリームケーキに飛び込んだようです」
「その体で、
ヒルドの寝台に潜り込んだのだな。…その、尻尾を持ってぶら下げるのは…い、いや、何でもない」
「今夜ばかりは、これくらいはしなければ分からないでしょうからね」
「そ、そうだな。…
ヒルド、私も手伝おうか」
「いえ。私も入浴せねばなりませんので。客間をお借りしても?」
「勿論だ。この部屋は家事妖精を呼ぼう」
「ええ。その間に部屋の清掃を頼みましょう。廊下もですね」
「どこから走って来たのだろうな…」
「ところで、酒精の災い避けの術符はお持ちですか?どうやらネイは、その障りを受けたようです」
「それでか!ああ。私は術式付与を持っているので問題ない」
「…という事で、就寝時の無防備な時に狐さんに飛び込まれた
ヒルドさんも影響を受け、ほろ酔いで狐さんを洗っており、そこで、客間だからと私がいきなり浴室の扉を開けた事で、攻撃されたのでふ」
「申し訳ない。酒精の影響か冷静な判断が出来ておりませんでした。お怪我などはされておりませんね?」
「石鹸を投げつけられましたが、ディノと
ウィリアムさんが守ってくれました…」
「はは、乱心したかと思って驚いたが、…
ノアベルトのせいだったな…」
「
ノアベルトが…」
「ヒルドさんご自身は入浴を終えられたので、ディノは狐さん洗浄を手伝って下さいね!我々はこちらです…」
「フッキュウ…」
続きは、なろうのSSをお読み下さい。お付き合いいただき、有難うございました!
銀狐は、どこかで無下にしたお嬢さんからかけられた泥酔の呪いに、狐姿でうっかり触れてしまったのかもしれません…
最終更新:2022年05月07日 16:02