そろそろ決まる…
「
アルテア、そろそろ決まるんだけど、第二弾のボール見る?」
「…は?」
「グラフィーツから貰ったばかりのボールもあるんだよね」
「…何であいつがお前にボールを渡すんだよ」
「
バンルのついでだって。何でだろ」
「
バンル…?」
「ありゃ。動かなくなったぞ。え、…
アルテア繊細過ぎない?!」
「ノア!
アルテアさんに何をしたのですか?」
「え、僕が怒られちゃう?」
「まったくもう!使い魔さんは繊細なのですよ」
「やめろ…」
「わーお。やっぱり繊細なんだ。だから、肉球クリームとか塗ってくれるのかな」
「いいか、お前も黙れ!」
「ん?何の話だろう」
「ぎゃ!後ろに誰かいます!」
「…ネア、オフェトリウスが打ち合わせに来ているのだ…」
「ほわ…」
「肉球クリーム…?」
「ええと、僕と
アルテアが仲良しだよってこと!」
「うちの副官が銀狐会に入っているんだが、何か関係あるのかな?」
「わーお…」
「思いがけない会員が判明しました…」
「会員なのだな…」
「…は?」
「ネアが逃げた…」
「ノアが
アルテアさんを虐めていたので、諌めに来たのですよ」
「カタログが必要かい?」
「ふむ。渡してみます?」
「やめろ…」
「では、海老グラタンを焼くのでちびふわも食べますか?」
「おい、ふざけるな!」
「む?」
「食べないのかな…」
「それなら僕がお邪魔しようか」
「いや、何でだよ。…ったく、さっさと行くぞ」
「ありゃ。ボールの説明はまた今度かな?」
「…
ノアベルト、少し控えるように
ヒルドから言われただろう」
「じゃあ、
エーダリアに説明する?」
「…
ヒルドに見付からないようにするのだぞ」
「おや、ここにおりますが?」
「
ヒルド…」
「ありゃ…」
以上となります!
エントリーボールについては、第二弾のボール選挙をお待ち下さい!
オフェトリウスは、海老グラタンの謎についてちょっと考えています。
最終更新:2022年05月07日 16:30