PlanexのちびファイというWifiルータを入手した。Wifiルータは世の中に山ほどある。その中でもいわゆるルータになるものもあるし、APだけの役割をするもの(よくブリッジモードと呼ばれている)もあるが、クライアントにもなる、というとあまりない。
MZK-RP150N
https://www.planex.co.jp/product/router/mzk-rp150n/point.shtml
MZK-RP150N
https://www.planex.co.jp/product/router/mzk-rp150n/point.shtml
Planexのちびファイは2.4GHzの11n/b/gにしか対応しないが、検索するとPayモール(違うか)で1,000円で売っていたので、PayPayの残高がちょうど1,000円あったので買ってみた。Amazonでは検索しても出てこない。
クライアントにもなるWifiルータが欲しかった理由は、デスクトップPCでLinuxの実験をするときに、Amazonで500円くらいで買ったUSBドングルがLinuxによっては識別できなかったりして面倒だからである。このようなクライアントのもなる小型APはPC側からは単なる有線のイーサネットに見えるから。
で調べるとあまりない。比較的安価で見つかったのはTP-LINKという製品で、2.4GHzだけだと1,500円程度、5GHzも、となると3,000円弱である。
TL-WR802N
https://www.tp-link.com/jp/home-networking/wifi-router/tl-wr802n/
TL-WR902AC
https://www.tp-link.com/jp/home-networking/wifi-router/tl-wr902ac/
TL-WR802N
https://www.tp-link.com/jp/home-networking/wifi-router/tl-wr802n/
TL-WR902AC
https://www.tp-link.com/jp/home-networking/wifi-router/tl-wr902ac/
クライアントモードに設定
クライアントモード(Planexはコンバータモードと呼んでいる)に入れるのは少しややこしい。
まずLANケーブルでPCと本体を接続し、USB端子に電源を供給すると起動する。起動するのを待って、PCのブラウザからrp.setupというURLにアクセスする。この時IPアドレス直打ちの場合のIPアドレスは192.168.111.1である。ウインドウでID(admin)とパスワード(password)を入力すると設定画面に入る。
この設定画面でコンバータモードに設定すると自動的にコンバータモードで再起動される。
再起動後もう一度rp.setupにアクセスしてほかの設定をするが、このときの直打ちするIPアドレスは192.168.1.249になる。先ほどとは違うので注が必要である。ここで接続先のAPのSSIDとパスワードを設定し、これで完了となる。
IPアドレスはどうなるのか
このクライアントモードに入った状態でIPアドレスはどうなっているのかが気になった。
このちびファイに接続した機器からはeth0つまり有線LANに普通に接続されているように見える(当然だが)。玄箱を繋げたらこんな感じになった。
root@KURO-BOX:~# ifconfig -a | more eth0 Link encap:Ethernet HWaddr 00:07:40:FB:3F:D8 inet addr:192.168.11.55 Bcast:192.168.11.255 Mask:255.255.255.0 EtherTalk Phase 2 addr:65280/142 UP BROADCAST NOTRAILERS RUNNING ALLMULTI MULTICAST MTU:1500 Metric:1 RX packets:6546 errors:0 dropped:0 overruns:0 frame:0 TX packets:576 errors:0 dropped:0 overruns:0 carrier:0 collisions:0 RX bytes:725336 (708.3 Kb) TX bytes:97389 (95.1 Kb) lo Link encap:Local Loopback inet addr:127.0.0.1 Mask:255.0.0.0 EtherTalk Phase 2 addr:0/0 UP LOOPBACK RUNNING MTU:16436 Metric:1 RX packets:30 errors:0 dropped:0 overruns:0 frame:0 TX packets:30 errors:0 dropped:0 overruns:0 carrier:0 collisions:0 RX bytes:2084 (2.0 Kb) TX bytes:2084 (2.0 Kb)
クライアントモードに入ったちびファイがネットワーク側からどう見えるのか、はちょっとわからなかった。
その後少し調べてみると、どうやらこのちびファイ自体は固定アドレスで、最後の桁が249になっている。例えばネットワークが192.168.11.**の場合,192.168.11.249になっている。ブラウザでこのURLを入力するとセットアップ画面が現れる。