1.若年者バセドウ病と高齢者バセドウ病の違いは?
高齢者は一般的にバセドウ病に典型的に見られる症状(振戦、動悸、甲状腺腫、眼球突出など)の症状が出にくいのが特徴です。但し、バセドウ病の有無にかかわらず、高齢になると心房細動になりやすいので、心房細動の合併は多いようです。
また体重減少も多いようです。典型的な症状を欠くのでmasked hyperthyroidismと呼ばれる場合もあるようです。若年者ではその逆で、典型的な若年者ではその逆で、典型的な症状が強いようです。体重は食欲亢進する影響で増加する例もあるようです。
以上はホルモンと臨床(1993年、N0.9, p845-852)に記載されております。
2.Refetoff症候群(甲状腺ホルモン不応症)で甲状腺のヨード集積は低下する?
これは、学生さんが指摘したように誤りと思います。末梢もしくは、下垂体の甲状腺ホルモンの感受性が低下する病気で、TSHが上昇し、FT4やFT3も上昇します。
つまり甲状腺での甲状腺ホルモン合成が盛んですが、その感受性が低下しているため機能低下症状や下垂体の反応性低下(ネガティブフィードバックの低下)であれば、機能亢進症状が起こる病気なので、当然、ヨードの摂取は亢進するはずです。
このことは、日本内科学会雑誌1990年第79巻、第7号p902やBestPractice and Research Clinical Endocrinology and Metabolismのvol21, p285,2007年に記載してあります。
3.I123とI131の違いは?
僕もよくしらなかったのですが、I123の方が、I131より、被爆量が少ないようです。そのため、検査では、I123を用い、治療ではI131を用いるようです。
以上が僕の回答です。他、褐色細胞種の際に、α作用が強く出る理由や、αとβの調節機構などは、調べましたがよく記載されておりませんでした。また、時間がある時に調べておきますので、わかりましたら、メールでお知らせします。では、プレテスト頑張って下さい。昨日の参加者全員が~~大学に残ってくれることが、OBの願いです。
最終更新:2007年09月05日 21:37