注意事項:とりあえず図が解答にさいしていらなそうな問題をのせます。
2000年
推測される図 チャートp104
症例:45歳 3P3G
現病歴:6ヶ月前からの月経過多・月経痛・排尿困難を主訴に来院
入院時所見:WBC7000 RBC320万 Hb7.8g/dl Plt28万 LDH300 CRP0.1mg/dl CA125 25unit
問題A-1 最も考えられる疾患
解答 子宮筋腫(筋層内筋腫)
問題A-2 この症例の場合、まずGnRH(LHRH)アナログを投与するが、その臨床的意義と副作用を述べよ
解答 意義:腫瘍縮小、貧血の改善
副作用卵巣欠落症状、骨粗鬆症
問題A-3 もっとも適する治療は次のうちどれか
1.放射線療法2.エストロゲン投与3.腫瘍核出術4.付属器切除術5.単純子宮摘出術
解答3?
推測される図 チャートp141
症例:46歳 4P4G
現病歴:性器出血を主訴に来院
入院時所見:157cm 52kg 血圧 130/60 腫瘍マーカー CEA:4.0 CA125:30 SCC:6.4
内診所見:膣壁浸潤は下1/3に達し、両側の子宮傍組織浸潤が高度に認められ、骨盤腔にまで達している。膀胱・直腸への浸潤は認められない。
静脈性腎盂造影IVP所見:尿管閉鎖が認められる
胸部及び脊椎X線単純写真に異常なし
子宮内膜細胞診で異常細胞を認めない
問題B-1 病理診断は何か
解答 class V,扁平上皮癌
問題B-2 最も考えられる疾患は何か
解答 子宮頚癌
問題B-3 期別分類は何か
解答 Ⅲb
問題B-4 この疾患に対して使用する
薬剤の副作用を1つ
解答 Bleomycin:間質性肺炎
cisplatin: 腎機能低下(末梢神経障害)
問題B-5 治療法
解答 放射線療法
推測される図 アプローチp238
症例:42歳
現病歴:6ヶ月前から時々下腹部痛があり、1ヶ月前から食欲不振、腹部膨満および激しい咳が現れたため来院
内診所見:左下腹部に手拳大の腫瘍を触知
問題C-1 最も考えられる疾患
解答 Meigs 症候群
問題C-2 腫瘍の組織型
解答 線維腫
問題C-3 治療
解答 腫瘍摘出術ー卵巣・付属器摘出術
婦人科D
症例:62歳女性。閉経53歳。1年前から時々ごく少量の不正性器出血に気づいていた。数ヶ月前から下腹部痛と共に膿性帯下があり来院した。双合診にて子宮は小鷲卵大、軟で、両側付属器には異常を認めない。子宮膣部にびらんはない。細胞診で子宮内膜に腺由来の悪性細胞を認めたが、子宮頸管には異常を認めなかった
問題D-1 診断は
解答 子宮体癌
問題D-2 進行期分類は
解答 Ⅰ期
問題D-3 この疾患のリスクファクターは
解答 50-60代、エストロゲンの長期過剰刺激、肥満、糖尿病、未産、不妊症、無月経など
問題D-4 この疾患に行う化学療法は
解答 CAP療法
推測される図 不明
症例:24歳の未産婦、無月経と不正性器出血を主訴に来院。
内診所見:子宮は前傾前屈、超鷲卵大、軟、両側卵巣は軽度腫大。子宮超音波で子宮内に嚢胞状の病変を認める。全部の絨毛が嚢胞化していた。尿中絨毛性ゴナドトロピン(hCG)が1200IU/mlであった。
問題E-1 診断は
解答 全胞状奇胎
問題E-2 適切な治療はどれか
1.子宮内容除去術
2.単純子宮摘出術
3.単純子宮摘出術+両側付属器切除術+リンパ節郭清
解答 1
問題E-3 この疾患の管理は
解答 一次管理:奇胎娩出後の尿中、血中hCGmonitoring
二次管理:絨毛癌の早期発見
婦人科F
推測される図 不明
症例:45歳の女性。腹部膨隆を主訴に来院した。腹部超音波検査で卵巣に単房性の嚢胞を認めた。鼠径リンパ節の腫張があった。遠隔転移は認めなかった。CA125は異常値であった。
問題F-1 診断は
解答 漿液性嚢胞腺癌
問題F-2 進行期分類は
解答 Ⅲc
問題F-3 治療は
解答 1.初回手術:単純子宮全摘+両側付属器摘出術+骨盤及び傍大動脈リンパ節郭清+大網切除もしくは試験開腹(組織型の確認)
2.寛解導入化学療法(TJ)
3.二次的腫瘍縮小手術second look operation
内分泌A
現病歴:18歳女性。月経の発来がないことを訴えて来院した。
既往歴:3歳児に鼠径部の腫瘤を摘出している
所見:体格は女性型。乳房発育は良好。腋毛と陰毛は欠如している。外陰部は正常女性型で、膣は盲端に終わっている。子宮は触知されない。
ホルモン検査:エストロゲン・プロゲステロン投与により子宮消退出血が認められない。LHRH,TRHテストは正常
問題A-1 ホルモン検査所見から、どの部位の障害が考えられるか
解答 子宮性無月経
問題A-2 本症例の染色体検査の核型を述べよ
解答 46XY
問題A-3 本症例の診断名は?
解答 精巣性女性化症候群
問題A-4 3歳時に摘出した腫瘤は何か?
解答 精巣
問題A-5 なぜ鼠径部腫瘤を摘出したのか
解答 放置すると癌化するため
症例:16歳女性
現病歴:両親に連れられて来院。6ヶ月前から月経がみられない。月経は12歳から始まり順調であった。2年前より体重を気にし、食後嘔吐する行動が見られた。本人に病識はない
所見:身長160cm 体重34kg 低血圧 低体温
ホルモン検査:ゴナドトロピン低値、プロラクチン正常、エストロゲン低値。Gn-RHテストにより子宮出血が見られた
問題B-1 ホルモン検査所見から、どの部位の障害が考えられるか
解答 視床下部
問題B-2本症例の無月経の重症度は何か
解答 視床下部性一度無月経
問題B-3 無月経の原因として何が考えられるか?
解答 ストレス
内分泌C
推測される図 エコーでネックレスサインのある図
現病歴・入院時所見等:排卵障害のため、排卵誘発剤の注射を受けている。3,4日前から腹部膨満感があり、今朝から急に腹痛があって来院した。
問題C-1この疾患名をあげよ
解答 卵巣過剰刺激症候群(OHSS)
問題C-2この疾患の入院時の必要な検査をあげよ
解答 血算、電解質、血清蛋白、尿量
問題c-3 この疾患の治療法として正しいものを選べ
1.安静2.ループ利尿剤3.hCG投与4.補液5.ヘパリン投与6.低容量ドーパミン療法7.腹水濾過濃縮再静注法
解答 1.4.5.6.7.
内分泌D
推測される図 アプローチp119?
症例:34歳 4P0G
主訴:4回の自然流産を繰り返したため来院
現病歴:30歳で結婚。4回の妊娠はいずれも超音波検査で胎嚢は確認できたが、胎児心拍は認められなかった。
家族歴:特記すべきことなし。
現症:身長158cm 体重50kg 体温36.7℃ 脈拍82/分、整。血圧124/78mmHg。
内診所見:子宮は前傾前屈、正常大、硬度正常、可動性は良好。両側付属器は触知しない。
問題D-1 本症例の原因精査するには、どのような検査が必要か?
解答 この時点で考えると習慣性流産の精査が必要である。
黄体機能不全(日付診、BBT)
子宮の異常(子宮卵管造影、子宮鏡検査)
自己免疫疾患(抗核抗体、抗DNA抗体、抗カルジオリピン抗体、LACなど)
免疫学的因子(夫婦間のHLA検査)
染色体異常
問題D-2 本症例にたいしてどのような治療を行えばよいか、正しいものを選 1.McDonald手術
2.Kaufmann療法
3.Strassmann手術
4.Le Fort手術
5. Hardy 手術
解答 3.
内分泌E
症例:37歳 0P0G
既往歴:特記すべきことなし
現病歴:結婚後8年たっても妊娠しないため挙児を希望して来院
現症:身長165cm 体重55kg 体温36.5℃ 脈拍72/分。血圧122/75mmHg。初経11歳、月経周期28日型、整。月経血量中等
で月経随伴症状は軽度。全身及び内外性器所見に特記すべきことはない。
問題 以下の検査をする上で適切と思える期間をa-eのうちから選べ。(E1-3)
a.全時期b.低温期c.排卵期の前後d.高温期e.月経期
E-1 頸管粘液検査 解答 c
E-2 子宮卵管造影 解答 b
E-3 子宮内膜日付診 解答 d
問題E-2 本症例の不妊症の原因を検査すべきにあたり、次に行うべき検査を挙げよ
解答 男性因子の検査(精液検査)
内分泌F
症例:34歳 *P1G
主訴:無月経と倦怠感
現病歴:3年前第1子出産時に大量出血があり、輸血を受けた。産後の乳汁分泌は不良であった。授乳中止後も月経の再開を認めていない。食欲はあるが最近体動時に易疲労感を訴える。
所見:血清GH2.8ng/ml, LH0.5mIU/ml, FSH1.4mIU/ml, PRL1.2ng/ml
問題F-1 この疾患の診断名を述べよ
解答 Sheehan症候群
問題F-2 本症例に対して、LHRH負荷試験を行った場合のLH,FSHの反応パターンを記せ
解答 LH:hypo-poorのグラフ
FSH:hypo-poorのグラフ
最終更新:2007年09月11日 22:27