2003年度以前の記述問題
【2003年度】
症例問題。中年の男性。肥満気味である。自動車旅行で一日中ずっと運転していて、夜9:00過ぎに就寝したところ、未明に激しい胸痛と呼吸困難を訴え、救急車で来院した。
既往歴、家族歴に特記すべき事はない。
1)胸痛発作で来院した患者について、考えるべき疾患を3つあげよ。
2)心電図以外にどのような検査をするか。それぞれ述べよ。
1 血液・生化学検査
2 画像検査
3)下肢深部静脈血栓症と診断された。
1 胸痛の原因と考えられる診断は何か。
2 胸部X線所見は何があるか。
3 シンチグラフィ検査の所見を述べよ。
- 記述問題Ⅱ (注意:ここが0点だと全体として即不合格)
臨床上重要と思われる臓器(5つ)とその耐容線量を書け。
(例)皮膚 60Gy
2002年度記述問題は、最初から出題されていないのか、復元されていないのかわかりませんが、記載がありませんでした。
【2001年度】
次の放射線療法について
1)その原理・特徴を簡潔に述べ、
2)それぞれの悪性腫瘍に対する具体的な照射法(装置、
放射性核種、照射野、量など)について具体的に記せ。
(A)外部照射療法(external radiation therapy)
1)原理および特徴
2)非小細胞肺癌(病期ⅢB)
(B)内部照射療法(internal radiation therapy)
1)原理および特徴
2)分化型甲状腺癌(病期Ⅲ)
乳房温存療法について以下の設問に答えよ。
(NSABP B‐06という研究の結果についての問題です。
研究対象はT≦4cmです。)
治療方法 乳房内再発(8年) 8年生存率
Lumpectomy+Ax+Bt(50Gy)
乳房温存療法 (ア)% (ウ)%
Total mastectomy
乳房切除術 (イ)% (エ)%
Lumpectomy+Ax
乳房温存術 7% 58%
(ア)~(エ)の数字は概ねどの程度か。
上記のprospective randomized trialが大きな影響を与え、欧米ではstageⅠ~Ⅱの早期乳癌患者に対して、85%が乳房温存療法が施行されている。その第一の理由は、あらゆる治療の中で(オ)からであり、第二、第三の理由は、心理的満足、美容上の理由である。
照射は(カ)MV-X線にて斜対向2門のいわゆる(キ)照射、Half Field法を用いている。1回線量(ク)Gy、総線量は(ケ)Gyが標準である。切除断端陽性の場合は、9~10Gy程度の(コ)照射が追加される。
答えは、
(ア)1(イ)8 (ウ)66 (エ)63
(オ)生命予後が最も良く、局所再発が少ない。
(カ)4 (キ)接線 (ク)2 (ケ)50 (コ)電子線
でした。
【2000年度】
肺血栓塞栓症および肺梗塞について下記の問いに答えよ。
1)胸部単純写真の所見を三つあげよ。
2)肺血流シンチグラフィの放射線薬剤、肺血栓塞栓症の所見について書け。
3)肺換気シンチグラフィの放射線薬剤、肺血栓塞栓症の所見について書け。
機能画像診断法(NMなど)が形態画像診断法(CT、MRなど)と比較して、癌の病気診断および治療ならびにその効果判定に有意な点を具体的な例を3つあげて説明せよ。
最終更新:2007年10月24日 02:28