987 名前:ヨークタウン ◆r2Exln9QPQ 投稿日:2007/01/23(火) 21:22:01 [ zHthby0g ]
皆様レスありがとうございますm( __ __ )m
シホールアンル陸海軍の強さや装備面での質問が幾つかあがっているようなので、
まとめてレス返し&説明を行います。
まとめてレス返し&説明を行います。
シホールアンル陸海軍のうち、今の所、アメリカ側の最大の脅威となっているシホールアンル海軍。
シホールアンル海軍は730年に建国と同時に創立されました。
創立当時は、小型帆船20隻、大型帆船7隻の小海軍ですが、年を追う毎に規模は大きくなりました。
シホールアンルの技術革新の影響を一番に受けたのは海軍であり、新技術が開発されると、それを
取り入れて、周辺諸国との戦争に広く活用していきました。
また、建国当時から、シホールアンルは製鉄技術、生産技術、魔法技術においても周辺国と比べて一日の長があり、
強力な軍艦を作る事が出来ました。
また、1300年代後半に起きた、世界各国の鋼鉄艦ブームの先取りは、今は無きヒーレリからでしたが、その
5年後にはヒーレリに勝るとも劣らぬ鋼鉄艦を建造して世界をあっと驚かせました。
設立以来、海軍力の充実させてきたシホールアンルですが、そこには周辺国との戦争で得た教訓も
多数取り入れられています。
そえに、シホールアンルの周辺諸国は、海軍兵力が充実している国が多く、戦争となれば常に激烈な
海戦が繰り広げられました。
中でも、1450年に起きたヒーレリとの紛争では、敵側の軍艦、要塞砲を相手取った海戦が起こり、
シホールアンル側は敵の要塞、軍艦群を壊滅させて勝利を収めますが、シホールアンル側も参加戦艦
7隻中5隻喪失という甚大な損害を負いました。
当時のシホールアンル艦は、既に魔法石動力で航行が可能でしたが、防御面については難があり、
これが、通称ヒーレリ紛争時の戦艦戦力の壊滅という悲劇をもたらしています。
この当時のシホールアンル艦は時速18ノットが出せる事が出来、周辺国の軍艦の中では、シホールアンル海軍
はどれも高速艦揃いでした。
ですが、速力を得た反面防御はなおざりとなり、それが要塞砲、敵艦隊との決戦時に甚大な被害を出した
原因となりました。
シホールアンル海軍は730年に建国と同時に創立されました。
創立当時は、小型帆船20隻、大型帆船7隻の小海軍ですが、年を追う毎に規模は大きくなりました。
シホールアンルの技術革新の影響を一番に受けたのは海軍であり、新技術が開発されると、それを
取り入れて、周辺諸国との戦争に広く活用していきました。
また、建国当時から、シホールアンルは製鉄技術、生産技術、魔法技術においても周辺国と比べて一日の長があり、
強力な軍艦を作る事が出来ました。
また、1300年代後半に起きた、世界各国の鋼鉄艦ブームの先取りは、今は無きヒーレリからでしたが、その
5年後にはヒーレリに勝るとも劣らぬ鋼鉄艦を建造して世界をあっと驚かせました。
設立以来、海軍力の充実させてきたシホールアンルですが、そこには周辺国との戦争で得た教訓も
多数取り入れられています。
そえに、シホールアンルの周辺諸国は、海軍兵力が充実している国が多く、戦争となれば常に激烈な
海戦が繰り広げられました。
中でも、1450年に起きたヒーレリとの紛争では、敵側の軍艦、要塞砲を相手取った海戦が起こり、
シホールアンル側は敵の要塞、軍艦群を壊滅させて勝利を収めますが、シホールアンル側も参加戦艦
7隻中5隻喪失という甚大な損害を負いました。
当時のシホールアンル艦は、既に魔法石動力で航行が可能でしたが、防御面については難があり、
これが、通称ヒーレリ紛争時の戦艦戦力の壊滅という悲劇をもたらしています。
この当時のシホールアンル艦は時速18ノットが出せる事が出来、周辺国の軍艦の中では、シホールアンル海軍
はどれも高速艦揃いでした。
ですが、速力を得た反面防御はなおざりとなり、それが要塞砲、敵艦隊との決戦時に甚大な被害を出した
原因となりました。
988 名前:ヨークタウン ◆r2Exln9QPQ 投稿日:2007/01/23(火) 21:22:35 [ zHthby0g ]
これをきっかけに、シホールアンル海軍は防御にも力を入れた艦艇の開発を行いました。
元々、魔法石動力で機関系統が占めるスペースは、石炭艦と比べても小さく、その分防御に回せたため、
シホールアンル海軍は戦艦ラインブラング級という艦を就役させて以来、次々と優秀な戦艦を送り出しました。
ガルクレルフ沖海戦で、アメリカ側の旧式戦艦アリゾナ、ペンシルヴァニアと撃ちあった戦艦は、オールクレイ級
と呼ばれる軍艦で、全長はメートル法に直すと、204メートル、幅は29メートル、速力は27ノットで、
主砲は33.4センチ砲と積んでいます。
実はこのオールクレイ級は、他のジュンレーザ級の25ノット、ゼイルファルンザ級戦艦が23ノット出せる
に対して、一段上の27ノットというスピードが出せます。
オールクレイ級は、元々15ネルリ(38.5センチ)砲を8門積んだ上で高速力で動ける、巡洋戦艦に似た
艦として竣工する予定でしたが、防御に難があるのを危惧した海軍上層部は、15ネルリから13ネルリに
砲のクラスを下げ、元々30ノット出せるスピードを、27ノットに制限して防御強化を計っています。
なので、シホールアンル戦艦は基本的に打たれ強く、魚雷攻撃以外ならばある程度の打撃は耐えられます。
戦艦の砲弾は、魔法石のエネルギー弾ではなく、普通の装薬と実弾を使用しているため、発射速度は米戦艦
と同等か、劣ります。
元々、魔法石動力で機関系統が占めるスペースは、石炭艦と比べても小さく、その分防御に回せたため、
シホールアンル海軍は戦艦ラインブラング級という艦を就役させて以来、次々と優秀な戦艦を送り出しました。
ガルクレルフ沖海戦で、アメリカ側の旧式戦艦アリゾナ、ペンシルヴァニアと撃ちあった戦艦は、オールクレイ級
と呼ばれる軍艦で、全長はメートル法に直すと、204メートル、幅は29メートル、速力は27ノットで、
主砲は33.4センチ砲と積んでいます。
実はこのオールクレイ級は、他のジュンレーザ級の25ノット、ゼイルファルンザ級戦艦が23ノット出せる
に対して、一段上の27ノットというスピードが出せます。
オールクレイ級は、元々15ネルリ(38.5センチ)砲を8門積んだ上で高速力で動ける、巡洋戦艦に似た
艦として竣工する予定でしたが、防御に難があるのを危惧した海軍上層部は、15ネルリから13ネルリに
砲のクラスを下げ、元々30ノット出せるスピードを、27ノットに制限して防御強化を計っています。
なので、シホールアンル戦艦は基本的に打たれ強く、魚雷攻撃以外ならばある程度の打撃は耐えられます。
戦艦の砲弾は、魔法石のエネルギー弾ではなく、普通の装薬と実弾を使用しているため、発射速度は米戦艦
と同等か、劣ります。
次に竜母に関してですが、きっかけはとある陸軍のワイバーン乗りが、海からワイバーンがやって来たら、
敵はどのような反応を示すだろうか?と言った事から始まります。
その陸軍ワイバーン乗りの言葉を真剣に理解した友人の海軍軍人は、ワイバーンを乗せた竜巣母艦の開発を
海軍上層部に働きかけます。
最初、海軍上層部は突拍子の無いこの竜巣母艦の案を握り潰そうとしましたが、それに興味を示したのが、
オールフェスの父であるクレンデルス・リリスレイ皇帝です。
リリスレイ皇帝の鶴の一声で始まった竜巣母艦の建造は順調に進み、1470年には試作艦が竣工し、この
試作艦は、ワイバーン運用に優秀な成績を収め、1473年に建造された大型竜巣母艦のチョルモール
が竣工し、後の北大陸統一戦争で大きな威力を発揮しました。
敵はどのような反応を示すだろうか?と言った事から始まります。
その陸軍ワイバーン乗りの言葉を真剣に理解した友人の海軍軍人は、ワイバーンを乗せた竜巣母艦の開発を
海軍上層部に働きかけます。
最初、海軍上層部は突拍子の無いこの竜巣母艦の案を握り潰そうとしましたが、それに興味を示したのが、
オールフェスの父であるクレンデルス・リリスレイ皇帝です。
リリスレイ皇帝の鶴の一声で始まった竜巣母艦の建造は順調に進み、1470年には試作艦が竣工し、この
試作艦は、ワイバーン運用に優秀な成績を収め、1473年に建造された大型竜巣母艦のチョルモール
が竣工し、後の北大陸統一戦争で大きな威力を発揮しました。
海軍は、古来から進化し続けてきた戦艦、新発想のワイバーンを積んだ竜母によって大きく進歩しました。
989 名前:ヨークタウン ◆r2Exln9QPQ 投稿日:2007/01/23(火) 21:23:17 [ zHthby0g ]
これに対して、陸軍は海軍ほどの進歩は遂げてきませんでした。
建国以来、海軍と同等の勢力であった陸軍は、最初は主に剣と盾、それに一部の魔道師から成る編成
でした。
陸軍もまた、時代を追う毎に進歩を続けてきました。ですが、他の周辺諸国も装備は似たようなもの
であり、戦い方さえ間違えなければ、どのような戦場でも勝て、又、勝てぬまでも負けぬ戦いを繰り返して
来ました。
1200年代には大砲が装備されて、陸軍の戦術にも火力を重視にした者が多くなりましたが、最終的には
歩兵同士がぶつかり合う白兵戦で決着は付けられています。
大きな流れのあったのは1300年代初頭で、魔法技術で生まれたキメラを投入しての戦術が確立され、
シホールアンルは起こる戦争、紛争、内戦でこれを幅広く活用して数多の勝利を得ました。
ですが、頼りになるキメラも、対キメラ戦術が取られると瞬く間に効果は薄くなり、改良版のキメラ
を登場させて一時は勝利を得るものの、また新たなキメラ戦術が出ては効果は薄くなるの繰り返しで、
シホールアンル陸軍は苦悩します。
1200年代末には、キメラより頑丈なゴーレムが登場し、前線はもちろん後方でも活躍しました。
しかし、1300年代に入ると、シホールアンルのみならず、周辺諸国も似たような戦術が出てくるようになり
シホールアンルは1321年、1345年に起きた戦争では、勝利を収めたものの、陸軍兵力を多数すりつぶし、
陸軍兵力の再建途上に従事していた1380年代のヒーレリとの戦争では、初戦から海沿いの最重要拠点を
占領される一歩手前まで行きました。
しかし、この時展開していたシホールアンル海軍の鋼鉄艦3隻と、大型武装帆船4隻はありったけの弾を撃ちまくり、
ヒーレリ軍を2日足止めし、その間に戦場にやって来た陸軍の精鋭部隊は、効果的な支援砲撃の元にヒーレリ
軍と決戦を行い、辛うじて撃退しました。
この時から、陸海軍の共同作戦は広く行われ、1450年の2ヶ月紛争、1453~55年のベランギル事変
以外の平和な期間中、シホールアンルは陸海共同戦術を研究し続け、ついに1474年、シホールアンルは
北大陸統一戦争を開始しました。
建国以来、海軍と同等の勢力であった陸軍は、最初は主に剣と盾、それに一部の魔道師から成る編成
でした。
陸軍もまた、時代を追う毎に進歩を続けてきました。ですが、他の周辺諸国も装備は似たようなもの
であり、戦い方さえ間違えなければ、どのような戦場でも勝て、又、勝てぬまでも負けぬ戦いを繰り返して
来ました。
1200年代には大砲が装備されて、陸軍の戦術にも火力を重視にした者が多くなりましたが、最終的には
歩兵同士がぶつかり合う白兵戦で決着は付けられています。
大きな流れのあったのは1300年代初頭で、魔法技術で生まれたキメラを投入しての戦術が確立され、
シホールアンルは起こる戦争、紛争、内戦でこれを幅広く活用して数多の勝利を得ました。
ですが、頼りになるキメラも、対キメラ戦術が取られると瞬く間に効果は薄くなり、改良版のキメラ
を登場させて一時は勝利を得るものの、また新たなキメラ戦術が出ては効果は薄くなるの繰り返しで、
シホールアンル陸軍は苦悩します。
1200年代末には、キメラより頑丈なゴーレムが登場し、前線はもちろん後方でも活躍しました。
しかし、1300年代に入ると、シホールアンルのみならず、周辺諸国も似たような戦術が出てくるようになり
シホールアンルは1321年、1345年に起きた戦争では、勝利を収めたものの、陸軍兵力を多数すりつぶし、
陸軍兵力の再建途上に従事していた1380年代のヒーレリとの戦争では、初戦から海沿いの最重要拠点を
占領される一歩手前まで行きました。
しかし、この時展開していたシホールアンル海軍の鋼鉄艦3隻と、大型武装帆船4隻はありったけの弾を撃ちまくり、
ヒーレリ軍を2日足止めし、その間に戦場にやって来た陸軍の精鋭部隊は、効果的な支援砲撃の元にヒーレリ
軍と決戦を行い、辛うじて撃退しました。
この時から、陸海軍の共同作戦は広く行われ、1450年の2ヶ月紛争、1453~55年のベランギル事変
以外の平和な期間中、シホールアンルは陸海共同戦術を研究し続け、ついに1474年、シホールアンルは
北大陸統一戦争を開始しました。
991 名前:ヨークタウン ◆r2Exln9QPQ 投稿日:2007/01/23(火) 21:24:56 [ zHthby0g ]
しかし、1380年代に起きたヒーレリ戦争時の陸海共同の戦いは、同時に陸軍の砲技術、火力戦力充実
を大きく遅れさせる原因(その時から、重砲を持つ海軍に砲撃を頼めば大体は解決が付くと思われてしまった)
になり、進化は海軍に比べて陸軍は遅れました。
それでも、シホールアンルは陸海共に世界で1位の実力と謳われていますが、陸軍は、銃火器の早期開発、
実戦配備を行わなかった事を、深く後悔することになります。
を大きく遅れさせる原因(その時から、重砲を持つ海軍に砲撃を頼めば大体は解決が付くと思われてしまった)
になり、進化は海軍に比べて陸軍は遅れました。
それでも、シホールアンルは陸海共に世界で1位の実力と謳われていますが、陸軍は、銃火器の早期開発、
実戦配備を行わなかった事を、深く後悔することになります。
とりあえず、シホールアンル陸海軍の技術差の真相はこのような物です。