※ ※ ※
「仲間がいないと謀ったか?いや、お前はそんなことはしないだろうな。公正さを信条とするお前ならば」
嫌な音と匂いを放ちながら焼ける足を気遣いもせず、エシディシは笑う。
引きずり出されたリンゴォの腕はボロ布のような有様で、所々に食いついたままのスタンドが貪欲に彼の肉を食い続けている。
サウンドマンはリンゴォの前に立ち、エシディシと向かい合った。
手にはライターが握られている。何度も火をつけたり、消したりを繰り返して響いた音を固定し、自らの周りに並べる。
彼の周りを、熱を持ち実体化した擬音たちが取り巻いていく。
ライターは、彼のもともとの支給品の一つ、【空条承太郎がイエロー・テンパランスを焼くときに使ったライター】。
リンゴォは怒りに顔をゆがめた。
「サウンドマン、なぜ来た?手を出すな」
腕をかばい、成す術もなく地面へと膝をついて荒い息を吐きながらも、協力者を遠ざけんと吐き捨てる。
リンゴォの意思は、怪我などで萎えるようなものではなかった。
「俺が説明しなければわからないか?この怪物はお前がいくら『男の世界』を心から訴えようと、その言葉の意味するところすら理解しない」
白人が俺たちの土地の崇高さを理解しないのと同じように、と心の中で付け加える。
サウンドマンは、リンゴォの思想を理解していないわけではないが、その考え方につきあう気もなかった。
『たきつけるつもりはないが』と前置きはしたが、結果的には自分の一言が相手を闘争へと向かわせた。その責は免れること能わざる自分のもの。
一対一の死闘を望む彼の意を無視したのは、現状ではあの怪物を殺し切る手立てがないと判断したため。
どう考えても勝てない相手に、リンゴォを無謀にも立ち向かわせてしまった自分の一言に対し、サウンドマンは生真面目にも助けを買って出たのだった。
「決闘を『汚された』とおまえが感じるなら、俺は謝罪しよう。お前の意思は、堅固にして高貴だった」
「……」
「納得できないか?ならばこう考えろ。『ネズミが視線の端でうろついているが、俺には関係ない』と。そしてネズミが誰に噛みつこうが、そんなものは気紛れだ。気にするな」
「詭弁を言うんじゃあない……」
二人はエシディシを注視したまま、会話を続ける。
エシディシはつい先刻、自分を吹っ飛ばした相手がのこのこと戻ってきたことに驚き、また何か考え込んでいる様子だった。
そして、最早自分にとって最大の命題となった質問を、これまでと同じく投げかける。
「貴様は……何のために闘う?」
巨大なモンスターと対峙しても、サウンドマンは恐れる様子など微塵も見せない。
エシディシの情熱――その狂気を受け止めて、毅然とした態度で。
「俺は戦闘そのものには興味がない。闘わずに済むのならそれに越したことはない。俺の目的はただ一つ。――故郷へ帰ること」
「またしても俺にはない感覚よ。故郷はカーズ達と捨ててきた。郷愁の念など、最早跡形もない」
エシディシは腕を組み、見定めるようにサウンドマンを見やる。
先ほどまで沸騰していた怒りは影を潜め、再び笑いながら。
「一族を再興すれば、味わえるかもしれんな」
ふと呟かれた言葉を、サウンドマンが拾い、投げ返す。
「一族の再興……それは、本当にお前の目的なのか?ならば、はっきりとお前の行動は『間違っている』。それは荒木を倒し、全て終わらせてから行うべきことだろう。このゲームに駒として組み込まれている限り、我々は奴の傀儡なのだから」
「その小賢しい口を閉じろ!荒木など取るに足らん存在よ!」
叫び、再開された攻撃は『怪焔王大車獄』。
飛び散った灼熱の血管針が、サンドマンを襲う。
とっさにリンゴォを抱え、無差別に迫りくる攻撃を避ける彼の瞬発力は素晴らしいものだった。
しかし、肩に背負うデイバックに血の一滴が付着し、繊維を溶かす。できたのは小石程度の小さな穴。
そこから何かの塊が、そっと転がり出た。
それは赤く輝く石。
エシディシは瞠目する。その石こそは、亡き同胞が焦がれ追い求めていたもの。
この人間が元から持っていたのか、ゲーム開始時に配給された物なのか。そんなことはどうだっていい。
何千年も、何万年も探し続けた、霊妙なる力の源。
『エイジャの赤石』
ついに。
やっと。
おお、目の前に!
「……はは、HAHAHAHAHA!!これは!『赤石』!?なんと……なんとッ!素晴らしいじゃあないかァァ?!!」
かつての同胞たちの姿が、エシディシの脳裏をよぎった。
カーズ達は、喜んでくれるだろうか!?これで、我々の悲願は――
そこまで考えて、思い直す。
もう誰もいないのだった。自分と思想を共にし、歩んできた者たちは、一人残らず。
(そうだ。この石を今手に入れたとて、何になる……)
エシディシの顔が悲痛にゆがんだ。こんな気持ちは初めてだった。
赤い石を拾い上げ、じっと見つめる。その中で何億回も光の反射を繰り返し、外へと解き放つ石。やはり美しかった。
「……場が白けた。貴様らとのこの饗宴も、そろそろ切り上げようではないか」
エシディシは背を向ける。背後からの攻撃など問題にもならないとでもいうように、大胆に、あっさりと。
その行動をサウンドマンは無表情に見る。
リンゴォは、去っていく怪物の背に何か言おうと口を開きかけた。
が、同時に襲ってきたらしい激しい痛みに咳き込み、その言葉は彼の胸の内に飲み込まれてしまう。
「俺は、一端退こう……人間――いや、リンゴォとサウンドマン。貴様らにはまだまだ聞きたいことがある」
エシディシは撤退を選択した。殺すことなどいつでもできる、しかし、今のままでは『何一つ納得できない』。
なぜ自分はこのような弱い存在に憐憫の情を向けられたのか。
その理由を探さなくては、自分は精神的な意味と命の有無において、勝負に負けて試合に勝った状態になってしまうだろう。
「今は見逃す。しかし、次は貴様に俺を認めさせてやる。そして絶対に――殺してやる」
※ ※ ※
「お待ちしておりました……サウンドマン、リンゴォ・ロードアゲイン」
約束通り、テレンスとの待ち合わせ場所へとサウンドマンは現れた。
リンゴォに肩を貸し、二人分のディバックを持って歩いている。
彼はテレンスの表情を見ておやと思った。
決闘の間に割って入る直前に、すぐ横を通り抜けた時とは全く違う表情をしていたからだ。
「てっきり逃げたのかと思ったぞ」
「ぐ……、ま、まあいい。お約束をはたしますよ。言い忘れていましたが、私はテレンス・T・ダービーと申します」
「お前が途中参加者のダービー、か」
どういういきさつか、突如このゲームに投入された新たなる参加者。
彼は、最初荒木をひどく恐れている様子だった。
しかし、今は迷いが薄れて、その顔には光る何かがある気がした。
じっと己の顔を見続けるサウンドマンには気づかず、テレンスは彼がリンゴォを座らせるのを横から手伝いながら話を続ける。
「ええ……その前にサウンドマン、悲鳴の女性はどうされました?助けたんでしょう?」
「民家に女の参加者がいたので預けてきた。女同士のほうが何かといいだろうと思う……後でそこへ行き、その二人とも情報を交換する予定だ」
言いながら、情報を書き留めるために紙とペンを取り出す。
テレンスもそれに続き、手近かな場所に座り込んだ。
「俺は、お前と話が済み次第そこへ向かう。その後はナチス研究所だ」
「ではリンゴォは私がお預かりしましょう、この怪我では歩けませんから」
「治療ができるスタンド能力を持っている者がいれば、負傷したものがいる事を伝えよう。ここでは治療のしようがない。そしてできるなら、少しずつでもいい、ナチス研究所へ向かえ」
その言葉にテレンスが頷く。リンゴォは短い呼吸を繰り返し、何も言わなかった。
サウンドマンはその様子を目にとめ、少し沈黙をした。
そして意を決したようにため息をつくと膝を折ってかがみ、地面に座り込む傷ついた戦士を直視した。
「あの怪物に向かって行った行為――それが、お前が先刻俺の言ったような受け身の対応者では無いことを証明している。だからこそ、俺が手を出した理由も成立するというもの」
リンゴォはサウンドマンの意を汲んでいた。
自分の望むとおりに、すべてが進むわけはないともわかっていた。
そして、再戦の機会を切望しつつ、今は休まなければならない。
自分の目的は、シンプルなものからより複雑に、移りつつある。
「現状……あのまま闘っていたら俺は吉良にたどり着く前に死んでいた。復讐もまた俺にとって越えなければならない新たなる世界。口惜しいが、俺とて状況を判断する能力くらいはある。咎めはしない」
復讐と、決闘。2つの目的は、なかなか両立が困難だ。
しかし、復讐心と闘争心がせめぎ合うリンゴォの胸の内はかつてないほどに充実していた。
光輝ける道は、そこかしこにあるのだ。自分の意識次第で、乗り越えるべき道を見ることができる。
リンゴォは知らず知らずのうちに、小さく、笑った。しかし、その笑みに気付いた者はいない。
「また機会が巡ってくる。我々はおそらく、惹かれ合う。その時にはお前の求める『世界』にたどり着けることを祈っている」
リンゴォは頷く。サウンドマンはその様子を認めてテレンスへと視線を向け、口を開きかけた。
が、その時、コロッセオの乾いた石畳が鳴った。足音だ。
全員が気付き、音のする方向へと振り向く。
サウンドマンは身構え、すぐにでも動き出せるように片足を後ろへと引いた。
テレンスはじっとりとした脂汗を感じながら、いまだ恐怖に足がすくんでしまっている自分を情けないと感じつつ、全く動けずにいた。
そして暗闇の中から這い出るように、こっそりと姿を現したのは、革のライダース・ジャケットを着こんだ長髪の青年。
「お、おい。攻撃するなよ……」
青年は頭の横に両手を上げ、攻撃の意思がないことを示しながら少しづつ近づいてくる。
「俺は、音石っつーんだが……何つーか、俺も入れてくんね?――あんたらが戦ってるの、見たんだよ」
名を名乗り、目的を告げた音石。その顔を確認したサウンドマンは両眉を跳ね上げた。
「お前は……」
「あー……どうも」
音石は、ナチス研究所の時のような態度を取らなかった。
彼はテレンスとは全く別の場所で、三人の戦士たちの生き様を目の当たりにしていたのだ。
そしてエシディシに向かっていったサウンドマンの姿が、その胸の内に焼き付いて離れない。
自分は腰を抜かさないように立っているのがやっとだった。
「甘ったれの間抜け」な自分はあんなふうには、サウンドマンやリンゴォのようにはなれないのだろうかと思うと、彼らと話がしてみたくなったのだった。
サウンドマンは音石がナチス研究所の外にいることを言及しなかった。
聞いたところで、この男が言っている言葉の真意を確認することができない。
リゾット達はよほどのことがない限りナチス研究所から出ていくことはないだろう。まだ生きていればの話だが。
「俺もそいつを介抱してやっからよ、二人より三人のほうがいいじゃん?ちょっとだけど、情報も持ってるぜ」
「エ~……オホン、サウンドマンのお知り合いですか?では、信頼はできる、と」
『NO』『NO』『NO』
サウンドマンは何も言わない。
しかしテレンスは大いに満足気だった。静かに笑み、頷く。
返事を待つ音石は不安気に3人の顔を見渡していた。
しかし、彼に引く気はなかった。彼にとって、ここが際の際だったからだ。
音石が抱き始めた進取の気性をよそに、サウンドマンは荷物を漁りながら興味がなさそうに呟く。
「好きにすればいい」
「サンキュー」
軽い調子でそう返すと、三人の輪の中に入り、荷物を広げる。
サウンドマンはディバックから水を取り出し、疲れを流すようにのどを潤す。
リンゴォは来たるべき復讐と、再び会うであろうエシディシとの戦いにに胸を躍らせながら目を閉じ、沈黙した。
テレンスは、いまだ荒木に対する不安をぬぐいきれずにいる。
しかし、どうしようもなくサウンドマンたちに期待をしている自分もいることをわかっていた。
そして、自分が『男の世界』に憧れ始めていることも。
夜空は墨を流したかのよう。
今この世界を支配している夜の帳。そこにちょうど針で刺したかのように、星々がもの狂わしい位置を取って煌めいている。
――不安定な場所でも、光を見ていたい。
その光を掴みとれるかどうか、そこから先は神と意志の領域。
ネットに引っかかったボールは――まだ、落ちていない。
※ ※ ※
「さて、そこの物陰にいる貴様。いつからかはわからんが、潜んでいることはわかっているぞ」
コロッセオの外壁に沿って黙々と歩いていたエシディシは、一本の目立たない柱の前で立ち止まった。
柱からは何の応答もない。
気が短いエシディシは指の関節をぱき、と鳴らす。
「出てこなければ吹き飛ばす」
おびえる小動物のように、柱の陰にあった影がぎくりと震えた。
そろそろと顔を現わしたのは、高名な日本の漫画家、岸辺露伴――の顔をした、オインゴ。
エシディシは、ほうと息をついた。
「貴様は先刻の小生意気な小僧と一緒にいた男か……」
「うわあ!オ、俺は……ッ」
なりふり構わず逃げ出そうとしたオインゴの襟首をつかんで、乱暴に引き止める。
長身を緩やかに折り曲げて目線を合わせ、鋭く睨み付け。
「逃げるな」
「あ、あ……」
今までの一部始終を見て、エシディシの恐ろしさを骨身に染みて分かっていたいたオインゴ。彼は、枯れた野菜のように縮こまった。
すさまじい殺気で威圧され、腰を抜かす。
クヌム神による変装は、気が付かないうちに解除してしまっていた。
現れたオインゴの素顔にエシディシは片眉を跳ね上げると、くだらない能力だとでもいうように鼻を鳴らした。
攻撃をしないことが逆に、変身以外の能力がないということをエシディシに悟らせてしまったのだ。
即刻、殺すだけ。エシディシは意識を注入し、テンパランスを動かしかけた。
が、すぐに思い出したように押し黙ると、オインゴを見据えて問う。
「貴様は言ったな。俺よりも強い、いや、ぶっちぎりに強い、だったか?者が存在すると。お前はそいつのために生きながらえているのか?」
「ヒィ……い、いや、違うぜ……とか言ったら殺されっかもしんねーが……こ、これは譲れねえことだから、言うぜ……俺はこんなくそゲームからさっさと抜けて、弟を守らなくちゃなんねえのさ」
「血縁者のため、お前は命を懸けることができるのか」
「できるだろ、そりゃあ。大事な弟だからな」
オインゴは掴まれた襟で締まる首元を何とか支えながら、逃げる手立てはないかとあたりを見回す。
エシディシが自分の潜んでいる柱の方向へと歩いてきたときに、今までの行動を心底呪った。
コロッセオ付近には人がいることを期待して立ち寄り、その期待通りに人はいた。
しかし、そこにいたのは殺し合いにおびえる自分のような者ではなく、戦いにおののく戦鬼の徒たちだった。
あまりにも現実離れした三人の戦闘を、つい見入ってしまっていたのだ。
スタンドだけではない異能力と、人間を超越したその戦闘方法。驚くなというほうが無理だった。
「……話が済んだなら、行かせてもらいましょうか、ね……とか思っちゃったりして」
「そうはいかんな、人間」
「なんだよ、もう……怖えぇよ……」
「そのぶっちぎりに強いやつのところへ案内しろ」
突然の注文内容に、オインゴは呆ける。
その間が抜けた顔に、エシディシはため息をつくと、ぐいと己の顔を近づけて言った。
「そいつの、ところへ、案内を、しろ。今、すぐに、だ」
「お、おおお、俺だってどこにいるのかしらねーよ!館にいるかもしんねーけど、そうとは限らねえし」
クローズアップされた怪物の面貌に目を逸らすことも許されず。
オインゴは必死に言い返す。無理な注文を実行できなかったという理由で、殺されたりしてはたまらない。
放してくれと必死に懇願するオインゴをよそに、エシディシは思考を巡らせていた。
「館?DIOの館、か?」
「そ、そ、そーだよ、DIO様の館だよ!」
激しくどもりながらも訴えるオインゴに、彼は冷淡な笑いを持って答えた。
「お前が言った主とは、ディオのことか。フフン、おそらく未来のDIO……だな」
少し思案した後、彼はオインゴの襟首をつかんだまま引きずり出した。
何が起こったかわからず暴れる彼は、襟首に手を当て、窒息をようやっと免れている状態だ。
「……気が変わった。貴様、俺についてくる栄誉を与えてやろう。俺は少し休んだ後、DIOの館へと行くつもりよ。それまで、貴様は俺が退屈しないように、弟の話でも聞かせろ」
人間のことが知りたいと思った。
そしてリンゴォに再びまみえたならば、最早子供などといういわれのない侮辱を受けずに済むように。
なによりもこの小男は、出会った時自分にあそこまですがすがしく啖呵を切った。
その時も考えたように、『激情に身を任せて殺すのは簡単』ではあるが、『激昂してトチ狂ったところでなんにもおもしろくない』。
見込みがある、と評価したうちの一人を観察し、こいつから学べることを吸収するのだ。
「そして、それでこそ俺は人間どもを後腐れなくぶち殺すことができるというものよ!」
「イカれてる……」
抵抗をあきらめ、ぐったりとしたオインゴは呟く。
彼は、エシディシに何かをもたらすのか?それとも、ただの暇つぶしの相手として、飽きれば捨てられる運命なのか?
エシディシは握りしめていた赤石を見つめる。瞬くプリズムは、まさしく神秘の結晶。
スーパーエイジャは、誰の手の内にあっても変わらず輝いている。
屈折し、繰り返す光の進む先に、同族たちの姿を再び見た。
なぜか心臓をそっと握られたような感覚を覚え、エシディシはいつまでも不思議そうに、その石を眼前にかざしていた。
【E-3 コロッセオ/1日目 夜中】
【エシディシ】
[時間軸]:JC9巻、ジョセフの“糸の結界”を切断した瞬間
[状態]:人間の強さを認めた。右腕の肘から先を欠損
[装備]:『イエローテンパランス』のスタンドDISC
[道具]:支給品一式×2、『ジョースター家とそのルーツ』リスト(JOJO3部~6部コミックスの最初に載ってるあれ)
不明支給品0~2(確認済み)、岸辺露伴のサイン、少年ジャンプ(ピンクダークの少年、巻頭カラー)、ブラックモアの傘、スーパーエイジャ
[思考・状況]
基本行動方針:殺し合いに優勝し、全生物の頂点にッ!
0.オインゴの話を暇つぶしに聞く。いらなくなったら殺す。
1.ユカコとその仲間、殺してやる。リンゴォとサウンドマンには自分を認めさせてから殺す
2.億泰には感謝せねばなるまい。
3.常識は捨てる必要があると認識
4.ドナテロ・ヴェルサスを殺す際にメッセージを伝えるつもりだったが、奴は既に死んだようなものだ。
[備考]
※時代を越えて参加者が集められていると考えています。
※スタンドが誰にでも見えると言う制限に気付きました 。彼らはその制限の秘密が首輪か会場そのものにあると推測しています
※『ジョースター家とそのルーツ』リストには顔写真は載ってません。
※『イエローテンパランス』の変装能力で他者の顔を模することができます
※頭部を強打されればDISCが外れるかもしれません。
※イエローテンパランスはまだ完全にコントロールできてません。また具体的な疲労度などは後続の書き手さまにお任せします。
【オインゴ】
[スタンド]:『クヌム神』
[時間軸]:JC21巻 ポルナレフからティッシュを受け取り、走り出した直後
[状態]:身体的疲労(小)、精神的疲労(小)
[装備]:首輪探知機、承太郎が徐倫に送ったロケット
[道具]:基本支給品×2(食糧をいくらか消費:残りはペットボトルの水1本、パン1個)
青酸カリ、学ラン、ミキタカの胃腸薬、潜水艦
[思考・状況] 基本行動方針:積極的に優勝を目指すつもりはないが、変身能力を活かして生き残りたい。
0.怖えぇぇぇ……
1.エシディシに従いつつ、逃げる隙を伺う。
2.他人の顔を使って悪評を振り撒こうかなぁ~。できれば青酸カリで集団に不和を起こしたい。
3.潜水艦はある程度使うが、引きこもる事は危険なのでもうしない。
[備考]
※顔さえ知っていれば誰にでも変身できます。スタンドの制限は特にありません。
※承太郎、億泰、露伴、ウェストウッド、テレンス、シーザー、ジョージ、グェス、ホルマジオ、早人、リンゴォ、サウンドマン、エシディシの顔は再現できます。
※エルメェス、マライア、ンドゥール、ツェペリ、康一、ワムウ、リサリサの死体を発見しました。
しかし死体の状態が結構ひどいので顔や姿形をを完全に再現できるかどうかは不明です。
※億泰の味方、敵対人物の名前を知っています。
【E-3 コロッセオの外部西側/1日目 夜中】
【リンゴォ・ロードアゲイン】
[スタンド]:マンダム
[時間軸]:果樹園の家から出てガウチョに挨拶する直前
[状態]:身体疲労(中)、両足の膝から下の部分を骨折
[装備]:なし
[道具]: 基本支給品 不明支給品0~2
[思考・状況]
基本行動方針:参加者達と『公正』なる戦いをし、『男の世界』を乗り越える
0.休息する。情報交換する。
1.怪我を治し、DIOの館へorエシディシと再戦を。吉良を許すことはできない。
2.遭遇する参加者と『男の世界』を乗り越える。
[備考]
※ブチャラティのメモの内容を把握しました。
※参加者が時を越えて集められているという話を聞きましたが、自分の目的には関係ないと思っています。
※サウンドマンと情報交換をしました。
内容は『お互いの名前・目的』『吉良(とその仲間)の居場所』『お互いの知る危険人物』『ナチス研究所について』です。
※腕時計は回収しました。
【サンドマン】
【スタンド】:『イン・ア・サイレント・ウェイ』
【時間軸】:ジョニィの鉄球が直撃した瞬間
【状態】:健康、暗殺チーム仮入隊(メッセンジャー)
【装備】:サヴェジ・ガーデン
【道具】:基本支給品×2、承太郎のライター、紫外線照射装置、音を張り付けた小石や葉っぱ、荒木に関するメモの複写
【思考・状況】 基本行動方針:元の世界に帰る
0.情報交換する。
1.徐倫と由花子の元へ行く。
2.ナチス研究所へ向かい、同盟を組んだ殺人鬼達の情報を伝える
3.初めて遭遇した人物には「ナチス研究所にて、脱出の為の情報を待っている」「モンスターが暴れている」というメッセージも伝える。
4.荒木の言葉の信憑性に疑問。
5.名簿にあるツェペリ、ジョースター、ブランドーの名前に僅かながら興味
6.もう一度会ったなら億泰と行動を共にする。
[備考]
※7部のレース参加者の顔は把握しています。
※億泰と情報交換をしました。
※プッチの時代を越えて参加者が集められていると考えを聞きました。
※早人がニセモノだと気づきましたがラバーソールの顔・本名は知っていません。
※リゾットと情報交換しました。が、ラバーソールとの約束については、2人だけの密約と決めたので話していません。
※F・F、ブチャラティチーム、ホル・ホース、ミューミューの容姿と能力を知りました(F・Fの能力は、リゾットが勘違いしている能力)。ホルマジオの容姿を知りました。
※盗聴の可能性に気付きました。
※ティムからはエシディシについては体格しか教わっていません
※DIOの館にて、5人の殺人鬼が同盟を組んだことを知りました。それぞれの名前は把握していますが、能力・容姿は知りません。
※北のエリアをまわってきた際、アイテムや情報は得ていません。
※リンゴォ・ロードアゲインと情報交換をしました。
内容は『お互いの名前・目的』『吉良(とその仲間)の居場所』『お互いの知る危険人物』『ナチス研究所について』です。
【テレンス・T・ダービー】
[スタンド]:『アトゥム神』
[時間軸]:承太郎に敗北した後
[状態]:健康、覚悟を決めた
[装備]:なし
[道具]:支給品一式、参加者詳細データ集、『ザ・ワールド』のスタンドDISC
[思考・状況]
0.荒木に対する恐れ……この男には勝てない……しかし、こいつらなら何とかしてくれる か も
1.男の世界に憧れ。しかし恐怖は以前変わりなく。
2.サウンドマンはたぶん信用できる。音石は信用できない気がする
3.エシディシとか殺人鬼集団とか怖いから、対主催に恩を売っておくべき?
4.DISCについての考察はあとまわし
5.F・Fは兄の敵…? 実際会ったときにどうするかは自分でもわからない。
[備考]
※荒木に科せられていた行動制限はすべて解除されました。
※積極的に参加者を殺して回るつもりはありませんが、最終的には優勝するつもりです。
なぜなら、荒木を倒すことは何人(なんぴと)にも不可能であると考えているからです。
※利用相手の候補は オインゴ>ジョージ>露伴たち>その他 です
※支給品が元々テレンスに勝ったときの景品である、という仮説は概ね当たっているようです。
※参加者詳細データ集には以下のことが書かれています。
・名前
・顔写真
・種族(人間、犬、吸血鬼、屍生人、柱の男など)
また、波紋使いやスタンド使いであること。
スタンド使いならスタンド名まで載っていますが、スタンドの能力までは載っていません。
・参戦時期(wikiの参戦時期まとめをより一般化したものです。参戦年月日が載っているようです)
・初期支給品(wikiの支給品情報>初期支給品一覧と同一の情報です。未だ不明の支給品も全て載っているようです)
また、情報はすべてゲーム開始前のものです。
ディオやエシディシがスタンド使いになったことなどは載っていません。
※テレンスはスタンドDISCの使い方を知りません。
『ザ・ワールド』のスタンドヴィジョンも見たことが無いようで、関連には気づいていません。
何か秘密があるとは思っているようですが、少なくとも『頭に刺し込む』という発想は今のところありません。
テレンスに『ザ・ワールド』のスタンドが使いこなせるかどうかは不明です。
※アトゥム神の右足首から先は回収しました。
※ジョージ・シーザーと会話をしました(情報の交換ではありません)
※ダービー兄、ティッツァーノの死体を発見しました。
生首がティッツァーノの物であることは確認していません。
また、F・Fがティッツァーノに寄生していることにも気づいていません。
※DIOへの忠誠心は無くなりました。
※サウンドマンとリンゴォ・ロードアゲインの会話を聞いていました。
両名の名前・目的を把握し、DIOの館に危険人物が集っていること、ナチス研究所に脱出を志す人々が集っていることを気に留めています。
[備考]
※E-4中央部にさまざまな音の張り付いた小石がばらまかれています。(リンゴォは引っかかっていません)
※E-4に放置されていたエルメェスのパンティは誰も発見していません。
【音石明】
[時間軸]:チリ・ペッパーが海に落ちた直後
[スタンド]:レッド・ホット・チリペッパー(黄色)
[状態]:体中に打撲の跡(中)
[装備]:なし
[道具]:基本支給品×3、不明支給品×1、ノートパソコンの幽霊、スピットファイヤー(プロペラに欠損あり)、
スピットファイヤーのコントローラ、バッテリー充電器
[思考・状況]基本行動方針:優勝狙い、逃げ続ける自分に嫌悪感
0.情報交換する。サウンドマンとリンゴォはすげえ奴だ……
1.何とかしていい土産を手に入れ、再びリゾットたちの元へ
2.首輪解除なんて出来んのか? リゾットは失敗したし……
3.サンタナ怖いよサンタナ、でもエシディシはもっと怖い
4.電線が所々繋がっていないのに電気が流れているこの町は何なんだッ!? あやしすぎて怖えー!
[備考]
※バトルロワイアルの会場には電気は通っているようです。
しかし様々な時代の土地が無理やり合体しているために、電線がつながっていなかったりと不思議な状態になっているようです。
スタンドが電線に潜ったら、どうなるかわかりません。(音石は電線から放電された電気を吸収しただけです)
※音石の情報把握
ブチャラティチーム、ホル・ホース、ミューミュー(ここまでは能力も把握)、ミセス・ロビンスン(スタンド使いと勘違い)、ホルマジオ(容姿のみ)
※早人とジョセフとディアボロが駅を出た理由を知りません。
※盗聴の可能性に気がつきました
※サウンドマンとリゾットの情報交換はすべて聞きました。
※スピットファイヤーはプロペラの欠損により動作に安定感がありません。
【サンドマンの不明支給品→承太郎がテンパランスを焼き殺そうとしたときに使ったライター(出典:第三部15巻)。普通、高校生はライター持ってない。】
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最終更新:2011年02月05日 00:25