せきりゅう
魔王ノスグーラが従えている赤黒い竜。全長20m、全高10mほどで、6本の角を持つ。リントブルムの近縁種と言われている
亜竜種。非常に寿命が長く一万数千年以上の時を生きている。
どういう生物で生態がどうなっているのかは魔王もよく分かっていない。もともと
グラメウス大陸の
奥地にいた(生息域周辺は異常に重力が強くなっていた)ところを魔王に発見された。ルーツは不明。(地中からの魔力にあてられて変異した?)
重力を操る能力を持っており、あらゆる飛び道具を無効化する。投石どころか
41cm砲や250kg爆弾すら弾く。この能力のために
異界方面艦隊も撃破を見送ることとなった。…のだが実はこの重力操作能力、欠点も多く、一度能力で止めて影響下にある物体に別の力が加わると、それを無効化できず貫通してしまう弱点がある。実際に
キージはこの特性を見破り、重力操作で静止した氷塊に別の氷塊を当てて砕くことで重力操作を突破している。
また、炎や煙、ガスなど粒子が細かい物体も防ぐことはできない。なお
ルーサは
同出力の斥力魔法を展開することで、効果を打ち消すというパワープレイで突破した。
さらに重力操作は無尽蔵に展開できるものではなく、異界方面艦隊の攻撃を防いだ時には魔力の消耗が激しかったらしく攻撃を続けていたら倒せていたと思われる。
重力操作以外の攻撃手段としてコミカライズ版では火炎放射で攻撃しているのが確認できる。
第二次魔王軍侵攻時も最初だけ姿を見せているが、万が一を懸念した魔王によってグラメウス大陸側に戻していたため、戦闘には参加しなかった。魔王撃破後は
元の住処へ帰っていったようだ。コミカライズでは魔王撃破後に他の魔物と一緒に
グラメウス大陸に帰って行った描写が確認できる。
このように本編での出番はほぼ無かったが、仮に戦闘に参加していた場合は、派遣された
自衛隊の部隊では重力操作の突破は困難なため、
最悪の場合は派遣部隊が全滅してトーパ王国が陥落していた恐れがある。
竜種の中では最弱の
亜竜種に分類されるにも関わらず、これほどまでに強力な力を有していた理由は一切不明で謎に包まれている。遺伝子改良された生体兵器の可能性もあるが、魔王が知らない以上は人工的に作られた存在では無さそうである。
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〔最終更新日:2025年11月02日〕
最終更新:2025年11月02日 04:14