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【羊水】
「羊水腐る」発言の倖田來未が傾倒する奇妙な“信仰”の名前
「騒動が大きくなった背景には、世間の根強い"ピュア信仰”がある」
と指摘するのはコラムニストで評論家の唐沢俊一氏。
「ピュア信仰とは私の造語で、一切の汚れを排除したキレイな自分を追求すること。
公害が社会問題になった1970年代から見られる思想風潮で、
実は倖田はそのシンボル的存在です。
今回、ネットなどで彼女を過剰に批判している人々もピュア信者。
エロを素直に出し、本音で語る倖田をピュアな存在としていたからこそ、
『腐る』発言は裏切りに値した。 ピュア信者にとってピュアでないものは
攻撃の対象になってしまうのです」
唐沢氏は、倖田自身もピュア信者だとみている。
「彼女はテレビ番組で『水は答えを知っている』という“エセ科学"とも言われている
本の論理を推奨していた。
『ありがとう』と声をかけた水はきれいになる。
だから、70%が水分の人間も『かわいい』と言われることで美しくなれる、というのです。
そんなカルト的思考があるから、年をとると羊水が汚れるので、
きれいなうちに子供を産まなければならないと思い込み、
あんな発言をしたのではないでしょうか」
「週刊朝日」2008年2月22日号
「一切の汚れを排除したキレイな自分」への信仰が、何でまた 1970 年代の公害の
社会問題化を発端としなければいけないのかは不明。キレイな自然との混同か。
あけすけなエロは排除される汚れに含まれないのか、そもそも倖田ってどちらかというと
汚れ系ではなかったのかとか、本音で語る率直さのためにファンは倖田をピュアな存在と
みなしていたと言うなら、「腐る」発言は「裏切りに値」しないんじゃないか、今回はいくら
何でも言い過ぎちゃったねがせいぜいじゃないかとか、いろいろツッコミどころは多いが。
ちなみに、発言直後にググってみたかぎりでは、倖田へのヒステリックな攻撃というのは
期待していたほど目立つものではなく、もっとも怒りにふるえそうな 30 代以上の女性が、
高齢出産のリスクや羊水検査の話を聞きかじって勘違いしたせいではないかなどと、
「腐る」というトンデモ発言が生まれたその元を冷静に推測・分析したりもしていた。
25 歳 (昔のクリスマスケーキのたとえで言えばそろそろ……?) の倖田自身が抱いている
らしい若さへの執着についても、いつか来た道という感じで結構寛大な反応だったのには、
こちらが拍子抜けしたくらいだった。
以前に立ち読みした覚えがあるけど、「 『ありがとう』と声をかけた水はきれいになる」
というより「 『ありがとう』と声をかけた水はきれいな結晶をつくる」ではなかったかと。
この本で「美しい」とされているのは氷結結晶の形の話だから、「70%が水分の人間も
『かわいい』と言われることで美しくなれる」は人体を氷結でもさせないかぎり整合性が
とれないし、実際この本には確かそんなことは書かれていなかったはず。唐沢俊一には、
(倖田の論理ではなく) 「本の論理」と書かれてしまっているが。
最終更新:2017年05月16日 10:51