リンデ号事件 - 英雄伝説 軌跡シリーズ総合Wiki

リンデ号事件

リンデ号事件は、七耀暦1202年にリベール王国で発生した、飛行客船の拿捕及び乗客の誘拐事件である。当時リベール王国にて活動していた空賊団カプア一家の犯行。

概要

リベール飛行船公社が運行する飛行客船リンデ号がボース地方上空で空賊団カプア一家によって拿捕、針路を変更させられ、同地方のラヴェンヌ村近隣の山中に強制着陸させられた。
その後、カプア一家は所有する飛行艇《山猫号》に人質の乗客を移し、霜降り山脈山中のアジトへと監禁した上で、王国軍宛に犯行声明と身代金の要求を出すに至った。

遊撃士協会ボース支部に所属するエステル・ブライトらによる空賊アジトへの潜入と、王国軍情報部によって空賊団は逮捕、乗客らは解放された。

リベール王国軍

リンデ号が消息を絶った当初より、ハーケン門のモルガン将軍の指揮の下で王国軍による捜査が行われていたが、将軍の私情に基づいた判断で遊撃士協会との情報共有と連携はなされなかった。
その為、独自の捜査の結果ラヴェンヌ廃鉱山でリンデ号を発見した遊撃士協会ボース支部所属の準遊撃士エステル・ブライトらを王国軍が誤認逮捕するなどの失態を犯している。

遊撃士協会

遊撃士協会からは正遊撃士シェラザード・ハーヴェイとボース支部所属の準遊撃士エステル・ブライト、ヨシュア・ブライトが捜査に参加した。
また非登録とは思われるがエレボニア帝国からの旅行者オリビエ・レンハイムも協力者として参加している。

事件の真相

この事件の実行犯は空賊団カプア一家であるが、その長兄ドルン・カプアは暗示によって操作されており、空賊団の行動自体が王国軍情報部によって手引きされていた事も明らかになっている。
王国軍情報部は当時、結社《身喰らう蛇》の執行者レオンハルトがロランス・ベルガー少尉として所属しており、リンデ号事件は結社によって計画・立案されたものと推測される。
目的はエレボニア帝国へと向かったカシウス・ブライトを妨害する事であり、結社《身喰らう蛇》がリベール王国にて進行させていた福音計画の第一段階に伴う行動であった。

リンデ号事件に関連する人物

ドルン・カプア（実行犯・逮捕）
キール・カプア（実行犯・逮捕）
ジョゼット・カプア（実行犯・逮捕）

エステル・ブライト（事件の捜査に携わる・準遊撃手）
ヨシュア・ブライト（事件の捜査に携わる・準遊撃手）
シェラザード・ハーヴェイ（事件の捜査に携わる・正遊撃手）
オリビエ・レンハイム（協力者・事件の捜査に協力）
モルガン将軍（軍の捜査責任者・王国軍将軍）

アラン・リシャール（解決者を装った関与者・王国軍情報部大佐）
ゲオルグ・ワイスマン（関与者・結社《身喰らう蛇》第三使徒）

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