シーナ・ディルク
基本情報 | |
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シーナ・ディルク Sheena Dirke / Dirk | |
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性別 | 女 |
年齢 | 既に他界(七耀暦1100年頃に20歳) |
国籍 | カルバード王国/共和国 |
職業 | カルバード王立大学・学生 革命解放軍総司令官 カルバード共和国初代首班(1100年頃) |
所属 | カルバード共和国 |
出身地 | カルバード王国 |
家族構成 | 不明 |
初登場 | 零の軌跡 |
登場作品 | 【零】【碧】 【黎】・II |
人物紹介
シーナ・ディルク(Sheena Dirke / Dirk)は、七耀暦1100年代のカルバードの革命家にして政治家。《カルバード民主革命》により王政を打ち倒し、《カルバード共和国》を建国した。
カルバード共和国の歴史的英雄にして偉人であり、その名は国内のみならず周辺諸国においても知られている。
カルバード共和国の歴史的英雄にして偉人であり、その名は国内のみならず周辺諸国においても知られている。
女性革命家
七耀暦1100年頃、カルバード王国の王立大学に在籍しており、学生時代より王国の抱える諸問題について関心を寄せていたとされる。
エレボニア帝国との度重なるクロスベルを巡る紛争、大飢饉、財政破綻、移民問題など、様々な問題によって困窮する国民から目を背け続ける王侯貴族らが統治する国を憂いて、彼女はカルバードの国のあり方の変革を志向した。
この頃の彼女について、現在の共和国首都イーディスの4区タイレル地区に所在する《マクミラン・カフェ》の窓際のテーブルで、同志達と語り合っていたとの逸話が残っている。
エレボニア帝国との度重なるクロスベルを巡る紛争、大飢饉、財政破綻、移民問題など、様々な問題によって困窮する国民から目を背け続ける王侯貴族らが統治する国を憂いて、彼女はカルバードの国のあり方の変革を志向した。
この頃の彼女について、現在の共和国首都イーディスの4区タイレル地区に所在する《マクミラン・カフェ》の窓際のテーブルで、同志達と語り合っていたとの逸話が残っている。
王国軍の青年将校アトキンソン、思想家オーギュスト、芸術家アラミスら志を同じくする人物らを纏めて、《革命解放軍》を結成。彼女はその総司令官となる。
決起前の彼女らはイーディスの地下に存在する中世の遺跡に潜伏生活を送っていた。
決起前の彼女らはイーディスの地下に存在する中世の遺跡に潜伏生活を送っていた。
七耀暦1100年5月、後に共和国首都となるイーディスにて決起し、このイーディス市街戦より《カルバード民主革命》が始まった。同年内に王都オラシオンを陥落させた革命解放軍は革命政府を樹立。12月3日を共和国では毎年祝日として祝っており、首都イーディスは勿論共和国全土で《革命記念祭》が盛大に催される。
《民主革命》後
革命による王政の打倒を成し遂げたシーナら革命政府だが、革命後の共和国の国家としての在り方を巡って対立が生まれ、盟友であった思想家オーギュストの志向した独裁体制をシーナと彼女の同志は否定し、最終的にオーギュストの投獄と処刑に至る。
また隣国の民主革命に対する介入戦争を仕掛けたと思われる、エレボニア帝国の貴族領邦軍の侵攻などの国難に対して対応し、カルバード共和国政府の初代首班(現在の共和国大統領に相当か)に就く。
また隣国の民主革命に対する介入戦争を仕掛けたと思われる、エレボニア帝国の貴族領邦軍の侵攻などの国難に対して対応し、カルバード共和国政府の初代首班(現在の共和国大統領に相当か)に就く。
自由・平等・友愛を掲げ、人種や身分による差別を否定した《共和国憲章》をカルバード共和国の法規範として公布し、王政時代の王都であった北東部のオラシオンから、カルバードの国土の中央部に位置し、民主革命の最初の一歩となった都市であるイーディスに遷都。
また、隣国リベール王国のジェニス王立学園や敵国であったエレボニア帝国のトールズ士官学院を参考にして、現在共和国きっての名門学校として知られるアラミス高等学校を設立した。
また、隣国リベール王国のジェニス王立学園や敵国であったエレボニア帝国のトールズ士官学院を参考にして、現在共和国きっての名門学校として知られるアラミス高等学校を設立した。
晩年に関しては作中では語られていないが、作中では歴史的人物として扱われており、既に他界してからかなりの年数が経過していると考えられる。
現在
首都イーディスの中心部である1区ヴァンタイユ地区の《革命記念広場》には、共和国建国の革命を記念して彼女の銅像が建立されている他、首都郊外のディルク記念公園も彼女の偉業を記念して命名せれており、こちらの記念公園の入口近くの広場にも彼女の像が存在する。
共和国においては最も尊敬を集める偉人である事から、彼女に関する様々な書籍などが発行されている。また、近年では彼女の偉業を映像化した導力映画が上映された。
七耀暦1208年に製作された「GLORIA〜運命の五月革命〜」では有名若手女優ニナ・フェンリィがシーナ役を演じている。
七耀暦1208年に製作された「GLORIA〜運命の五月革命〜」では有名若手女優ニナ・フェンリィがシーナ役を演じている。
共和国のみならず大陸諸国においても名を知られる人物であり、クロスベル自治州の図書館の蔵書である「大陸を動かした女性著名人」ではリベール王国の女王アリシア2世、エレボニア帝国の《槍の聖女》リアンヌ・サンドロットと共に彼女の名が連なっている。
その他
カルバード共和国編である黎の軌跡本編中では作中登場人物(アニエス・クローデル?)との関連が仄めかされた。
シーナ・ディルクに関連する人物
ウルガー・アトキンソン(将軍/革命解放軍の同志)
オーギュスト・アルダン(思想家/革命解放軍の同志)
アラミス・ゲンズブール(芸術家/革命解放軍の同志)
シーナ(旧市街の子供/あやかって名付けられた)
オーギュスト・アルダン(思想家/革命解放軍の同志)
アラミス・ゲンズブール(芸術家/革命解放軍の同志)
シーナ(旧市街の子供/あやかって名付けられた)