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ヨルムンガンド戦役

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ヨルムンガンド戦役 / 世界大戦

ヨルムンガンド戦役(-せんえき)は、七耀暦1206年に発生したエレボニア帝国カルバード共和国リベール王国レミフェリア公国を始めとする大陸諸国の間の戦争。
参戦国と関与した勢力から大陸規模の戦争であり《世界大戦》とも呼ばれた。大戦と略される事も多い。
なお、ヨルムンガンドの名はエレボニア帝国軍のカルバード共和国侵攻作戦《大地の竜》(ヨルムンガンド)作戦から取られている。

概要

七耀暦1206年7月にエレボニア帝国で発生した皇帝暗殺未遂事件に端を発した戦争。
事件は犯行に用いられた武器が共和国ヴェルヌ社製という以外にカルバード共和国に関連がない事件であったが、帝国政府首脳部は共和国との全面戦争の大義名分としてこの事件を利用して、帝国の国民感情を煽動。世論の後押しを受けて、徴兵制の施行など急速に戦時体制へ移行した。
この急速な戦時体制への移行は《巨イナル黄昏》の開始による影響も大きい。

当時、既に七耀暦1205年クロスベル戦役における帝国と共和国の軍事衝突と帝国の急速な軍備拡大により、当事者の共和国のみならず大陸諸国は帝国がいずれ共和国との間に戦端を開くのは時間の問題だと認識していたが、突発的に発生した皇帝暗殺未遂事件と帝国の国家総動員法による速過ぎる戦時体制への移行により、共和国の開戦時期予測は大きく外れ、また政治的に不安定な状態にあった共和国は満足な対応を取れずにいた。

翌月の8月中旬には帝国が共和国侵攻作戦を策定。この作戦は大地の竜作戦と名付けられ、大陸規模で同時多方面から共和国に侵攻する帝国軍部隊を、大陸西部に伝わる御伽話の多頭竜の頭に例えたものだった。
8月下旬、帝国の反政府勢力ヴァイスラント決起軍の旗艦《パンタグリュエル》にて、共和国、リベールレミフェリアの首脳と決起軍主宰の会合が持たれ、対帝国包囲網《千の陽炎(ミル=ミラージュ)》作戦が合意される。帝国軍と連合軍の両陣営合わせて、200万を超える兵力が動員される大陸史上最大の戦争が目前に迫った。
また、この場においてトールズ士官学院VII組クロスベル警察特務支援課》、そして遊撃士協会とその協力者らを中心として第三勢力《光まとう翼》が結成され、裏側の世界で進む《巨イナル黄昏》への対抗を決定した。
9月1日、エレボニア帝国軍の侵攻が各戦線で開始され迎撃する連合軍と交戦が始まる。
同日、幻想要塞における最終相克において開戦を主導したギリアス・オズボーン宰相が斃れ、彼の死に伴い帝国軍最高司令官ヴァンダイク元帥は連合軍へ停戦を申し入れた。
翌2日に帝国軍と連合軍の間で停戦が発効し、《世界大戦》は終結した。

僅か2日間といえど、大陸西部全体の規模で帝国軍と連合軍が交戦した事には変わらず、最小限に抑えられてはいたが、双方の軍民に被害が出た事には変わりなかった。

戦後、帝国政府暫定首班に就いたカール・レーグニッツ帝都知事によって、帝国の開戦事由とした皇帝暗殺事件と帝都ヘイムダルにおける異変の真相が公表され、身勝手な侵略戦争を仕掛けられた共和国の世論は沸騰する。
共和国のロックスミス政権は残り僅かな政権任期にて国内世論を抑えながら、帝国との間の講和協議と戦後処理を行なった。

講和条件の協議において帝国は共和国に対して天文学的な額の賠償金の支払いと帝国の軍備縮小を定めた軍縮協定が合意された。
なお、帝国は連合軍側の諸国に対しても補償と支援を行う事が翌年春に決定している。

厳しい講和条件によって事実上の敗戦国となった帝国は、国際的な影響力を弱体化させ、以後、大陸の主導権が共和国へと移ってゆくきっかけとなった。

参加勢力

エレボニア帝国・《大地の竜》作戦

エレボニア帝国(動員兵力約1,240,000人以上)

大地の竜作戦の支援勢力(約3,000人)

連合軍・《千の陽炎》作戦(動員兵力約1,200,000人)

エレボニア帝国の反政府勢力(約110,000人以上)
カルバード共和国
リベール王国
レミフェリア公国
レマン自治州(義勇兵)
オレド自治州(義勇兵)
アルテリア法国(非公式)
  • 僧兵庁・僧兵部隊(参加兵力約30,000人)
猟兵団(約40,000人)
その他の協力者

第三勢力《光まとう翼》(約1,500人)


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