猟兵団
概要
傭兵の中の傭兵と呼ばれ、ゼムリア大陸諸国の一般市民にとって畏怖される存在でもある《猟兵》(イェーガー)の集団を猟兵団と呼ぶ。
個々が高い戦闘能力と豊富な実戦経験を有す猟兵らを抱える猟兵団は、構成員の個々や部隊単位では国家が有する正規の軍隊の精鋭部隊に匹敵し、また一部の猟兵団においては優に上回る戦闘能力を誇る。
個々が高い戦闘能力と豊富な実戦経験を有す猟兵らを抱える猟兵団は、構成員の個々や部隊単位では国家が有する正規の軍隊の精鋭部隊に匹敵し、また一部の猟兵団においては優に上回る戦闘能力を誇る。
基本的には傭兵と変わらず金銭で雇われる兵であり、請負った契約内容によっては民間人の被害を厭わない作戦行動を行う事も珍しくない為、民間人の保護を第一に掲げる遊撃士協会からは目の敵にされる程危険視されている。
但し、猟兵の作戦行動は基本的にクライアントとの契約内容次第であり、大多数の猟兵団では無闇に民間人に被害を出す事を良しとはしておらず、敵対者であっても無用な殺害は控える傾向にある。
但し、猟兵の作戦行動は基本的にクライアントとの契約内容次第であり、大多数の猟兵団では無闇に民間人に被害を出す事を良しとはしておらず、敵対者であっても無用な殺害は控える傾向にある。
いくつかの歴史ある猟兵団は団の伝統や独自の掟を重じており、因縁のある猟兵団の間や構成員の猟兵同士がライバル関係になる事も多い。
猟兵団の一覧
ジェスター猟兵団
赤い星座
ゼムリア大陸西部で有名な高位猟兵団の一つ。
詳細は別項《赤い星座》に記載。
西風の旅団
ゼムリア大陸西部で有名な高位猟兵団の一つ。
詳細は別項《西風の旅団》に記載。
北の猟兵
ゼムリア大陸北部ノーザンブリア自治州を本拠とする大規模猟兵団。
《ノーザンブリア異変》以後、困窮する故郷のために外貨獲得を目的に立ち上げられた。
かつてのノーザンブリア大公国の正規軍が母体であり、自治州の自警団も兼ねていた。
《ノーザンブリア異変》以後、困窮する故郷のために外貨獲得を目的に立ち上げられた。
かつてのノーザンブリア大公国の正規軍が母体であり、自治州の自警団も兼ねていた。
詳細は別項《北の猟兵》に記載。
ニーズヘッグ
ゼムリア大陸西部で活動する大規模猟兵団。
詳細は別項《ニーズヘッグ》に記載。
アルンガルム
エレボニア帝国で主に活動していた猟兵団。
七耀暦1190年代前半に、帝国の大貴族アルバレア公爵家の長子ルーファス・アルバレアに雇われ、宰相に就任したばかりのギリアス・オズボーンを襲撃した。しかし、オズボーンの用意した戦力によって、団はその場で虐殺にも等しい攻撃を受けて全滅した。
唯一の生存者であり団長のヴァルカンは、その後テロ組織《帝国解放戦線》の幹部となる。
七耀暦1190年代前半に、帝国の大貴族アルバレア公爵家の長子ルーファス・アルバレアに雇われ、宰相に就任したばかりのギリアス・オズボーンを襲撃した。しかし、オズボーンの用意した戦力によって、団はその場で虐殺にも等しい攻撃を受けて全滅した。
唯一の生存者であり団長のヴァルカンは、その後テロ組織《帝国解放戦線》の幹部となる。