グノーシス
概要
七耀教会の崇拝する《空の女神エイドス》の否定を教義とするカルト教団《D∴G教団》が研究開発してきた薬物。
プレロマ草を主原料として製造され、人間が服用すると脳の無意識的な制限が外れ、超人的な身体能力を発現させる。
プレロマ草を主原料として製造され、人間が服用すると脳の無意識的な制限が外れ、超人的な身体能力を発現させる。
錠剤形に製造された薬物であり、青色と赤色の錠剤が存在する。
錠剤の色による成分の違いはないが、赤色のグノーシスには魔人化(デモナイズ)といった肉体構造そのものを変異させ、人間の枠から外れる特異的な現象を引き起こす事が何例か確認されている。
錠剤の色による成分の違いはないが、赤色のグノーシスには魔人化(デモナイズ)といった肉体構造そのものを変異させ、人間の枠から外れる特異的な現象を引き起こす事が何例か確認されている。
D∴G教団によって長年行われた非道な人体実験にもグノーシスは使われ、数多くの被験者が命を落としている。
七耀暦1204年に教団の幹部司祭ヨアヒム・ギュンターが起こした教団事件では、グノーシスを服用したクロスベル警備隊と多くの市民がヨアヒムの操る”端末”と化し、クロスベル自治州を混乱に陥れた。
七耀暦1204年に教団の幹部司祭ヨアヒム・ギュンターが起こした教団事件では、グノーシスを服用したクロスベル警備隊と多くの市民がヨアヒムの操る”端末”と化し、クロスベル自治州を混乱に陥れた。
教団事件後に聖ウルスラ大学病院のセイランド教授が行った現代医学の生化学的分析では、脳のリミッターを解除し人間の潜在能力を引き出す作用は確認されているが、魔人化現象は本来ある筈のない作用と語られた。
この事から、魔人化は現代医学では解析し得ない、何らかの超常的な力が介在していると考えられ、軌跡シリーズ作中で度々触れられる《女神の枷》を外す働きがあるされる。
この事から、魔人化は現代医学では解析し得ない、何らかの超常的な力が介在していると考えられ、軌跡シリーズ作中で度々触れられる《女神の枷》を外す働きがあるされる。
名称
グノーシス(希: Γνῶσις)は、古代ギリシア語で「認識・知識」を意味し、自己の本質と真の神についての認識に到達することを求める思想である。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』