話数 | サブタイトル | 脚本 | 概要・矛盾点・疑問点 |
1話 | かっとビングだぜ、オレ!! | 吉田 伸 | 冒頭から現れる運命の扉。 アバンで「跳び箱20段」や「息継ぎ無しでの水泳」という無茶なかっとビングをして失敗し、鉄男たちに笑われる遊馬。(*1) Aパートではシャークが潜航母艦エアロ・シャークによるダイレクトアタックで鉄男を葬る。遊馬はこれを強く否定してシャークを一方的に悪者として扱い、鉄男を一方的に被害者扱いしていた。(*2)が、シャークは遊馬の皇の鍵を奪い、それを踏み壊す。(*3) シャークとのデュエルに備えてデッキ構築をしている遊馬だが、ダブル・アップ・チャンスの裏面を確認している。(*4) そして肝心の遊馬VSシャークのデュエルだが、第一話とはいえあまりにも下手クソなプレイングの遊馬。 先行1ターン目で《ズババナイト》を攻撃表示で出した挙句、罠カードをセットしなかった(*5)ためにシャーク 終盤にて、 そして、突如力が漲ったシャークシャークが《ビッグ・ジョーズ》と《スカル・クラーケン》を素材にして、初のナンバーズである《No.17 リバイス・ドラゴン》をエクシーズ召喚し、そのモンスターで《ガガガマジシャン》を戦闘破壊され、吹っ飛ばされる遊馬。 その時、ダブル主人公というべきアストラルが初登場。ここで一旦の終わりとなる。 DM、GX、5D'sの主人公は一話完結で終わらせており、テンポが非常に良かったのだが、対するゼアルはテンポが悪いどころか「最初のデュエルは1話構成で攻撃力3000のモンスターと対戦する」という法則を壊してしまい、結末は次回に持ち越されることになった。 |
2話 | わが名はアストラル | 吉田 伸 | ダブル主人公というべき アストラルの指摘を拒否しまくる遊馬は、《ゴゴゴゴーレム》を攻撃表示で召喚したり(*9)、《No.17 リバイス・ドラゴン》の攻撃時にセットしていた《バイバイダメージ》を発動しなかったり(*10)、デュエル中に&bold(){食事}したりする始末。 そのため、アストラルからは監察結果として「君(遊馬)のデュエルタクティクス(*11)は自分よりはるかに劣る」と貶される。(*12) そしてシャークの《No.17 リバイス・ドラゴン》の2回目の効果を使い、ここで攻撃力を3000にした。 デュエル中、アストラルはナンバーズと、自分とナンバーズの関係を言うが…その後の展開はお察しの通りである。 ピンチになった遊馬は、遊戯王を代表するカード《死者蘇生》をドローし、《ガンバラナイト》を召喚した後、そのカードで《ガガガマジシャン》を特殊召喚する。尚、アストラルは遊馬の「かっとビング」とは何かを聞き、遊馬はその説明をするときに「諦めたら、人の心は死んじゃうんだよ!」とほざいていた。 そして、遊馬は後に彼のエースモンスターとなる《No.39 希望皇ホープ》をデュエル中にEXデッキに勝手に加え、《ガンバラナイト》と《ガガガマジシャン》をエクシーズ素材にして召喚。《ドリル・バーニカル》を破壊した。 しかし、シャークは《浮上》によって《ビッグ・ジョーズ》を蘇生し、それをリリースして《ジョーズマン》をアドバンス召喚。《No.17 リバイス・ドラゴン》でホープを攻撃して攻撃無効効果を発動させ、続けて《ジョーズマン》で攻撃するも、《バイバイダメージ》の発動によってダメージを受けてしまう。それでもシャークは《爆弾ウニ -ボム・アーチン-》で発動して対抗する。 だが、遊馬の先述のデュエル中の食事からの無駄なアクションをしてからのドローで《ダブルアップ・チャンス》を引き、そして、ホープとそのカードによる「自ら攻撃を無効にして再度攻撃する」という |
3話 | トドのつまり事件です!! | 吉田 伸 | 委員長こと等々力が登場。下品な要素の多いエピソードの一つである。 アストラルは、遊馬に対して「離れたくても離れられないのだ」と言ったり(*14)、トイレでの排泄のことを「人間は食べては出すという永久コンボをする」と考えたり(*15)(*16)、遊馬と小鳥が学校の図書館で2人きりになっているときに小鳥がスカートの中に指を入れていたりしていた。 前半は等々力との決闘であるが省略されており、遊馬は攻撃力0のバグマンXのダイレクトアタックで1ポイントもライフを削れず敗れてしまう。(*17) 後半は《No.34 電算機獣テラ・バイト》に憑依された右京先生との決闘。 尚、同エピソードでは皇の鍵の飛行船が登場したり、「アストラルがいなければ遊馬はナンバーズを使えない」という制限が追加された。しかし……。 |
4話 | 逆転のカウントダウン!秘策はアストラル!? | 吉田 伸 | テラ・バイトが奪えるのはレベル4以下のモンスターであり、レベルを持たずランクを持つエクシーズモンスターには通用しない、というレベルとランクの違いを説明した回。 アストラルの助言を嫌ってお前の指示と反対に動くと癇癪を起す遊馬。彼は「このデュエルで、オレは絶対にお前の言うことは聞かない。お前が右って言ったら、オレは左に行く」と言うが、そのせいでエクシーズ召喚するチャンスを逃したり、アストラルが彼のヘタクソなデュエルに業を煮やして、逆のアドバイスをしたりした。 |
5話 | デュエルのウラを読むウラ! | 福嶋 幸典 | 徳之助が登場。 前回、助けて貰って置きながら合成写真を見抜けず仲間はずれにしようとする等々力。 なお、拡大すれば合成という事が見抜けるという代物。この時に言われた他人の弁当を勝手に食べるという話は事実だったらしく、107話にて小鳥にこっそりおかずをつまみ食いしていたと遊馬が自白した。これは伏線である。 |
6話 | 裏切りのナンバーズ!? | 福嶋 幸典 | 相手にベビー・トラゴンをエクシーズ召喚させるためにカードを渡し、決闘でも相手の場にレベル1のモンスターを3体用意するという回りくどい事をした徳之助。 この決闘で「相手がモンスターを特殊召喚した時そのモンスターのコントロールを得る」という壊れカードの《ウラ霧》を使用して居る。 この回はホープを奪われた為、リバイスを投入、それも奪われたらテラ・バイトのエクシーズ召喚を狙おうとするなど、積極的にNoを投入しようとしている姿勢がある。しかし、その後の展開はお察しである。 |
7話 | 正義の大盤振る舞い!エスパー・ロビン参上!! | 吉田 伸 | 徳之助が変な歌を歌っていたが、実は全く改心していない事がうかがえる内容。 ロビンと母親の家族愛を描いている。 |
8話 | スター・ロビンよ永遠に | 吉田 伸 | Noをサポートに、メインデッキのカードで戦うという決闘内容。 |
9話 | キャットオドロく猫デッキ!? | 鈴木 やすゆき | 一話完結のデュエル。 捨て猫ロックをこの時点では使っていたキャット。 キャットがここで遊馬に告白しようとするが、遊馬はことごとく無視して勝負を決める。 |
10話 | 逆襲のシャーク | 吉田 伸 | 一度は助けられ、後に仲間外れにしようとして置きながら遊馬にデッキを見せろと迫る等々力、そして「No頼み」と貶し、シャークにNoを使わずに勝つという制限を課した決闘を強いる。 この回でNoの戦闘破壊耐性は「カード効果によるもの」と判明。 |
11話 | 遊馬とシャーク 傷だらけのタッグデュエル | 福嶋 幸典 | あまりにもお節介な遊馬に根負けしたシャークと遊馬のタッグデュエル。 相手がデッキの順番を細工していてようやく勝負になる程度の紙束。 そして、本エピソードで登場したナンバーズ《No.61 ヴォルカザウルス》だが、その性能はぶっ壊れであった。 |
12話 | 希望の合体!アーマード・エクシーズ発動! | 福嶋 幸典 | 数百ポイントのダメージで吹っ飛ぶ遊馬。滞空時間がかなり長く、尺を取った。 最後はシャークからアーマードエクシーズを貰うが、後のシャークとの決闘では一度も使われていない。 |
13話 | 魂を狩る者!ナンバーズ・ハンター現る! | 吉田 伸 | 手札を使い切ってNoを二体呼び出した。この流れはカード効果が判明した際に視聴者が予想した内容とほぼ同じであった。 |
14話 | 『銀河眼の光子竜』降臨! | 吉田 伸 | 勝者は敗者のNoを全て回収する設定があるのに、魂まで奪うカイト。 相手に恐怖心を植え付けるのはゲスの極みと言いつつ、奪った魂は管理しておらずどこに行くかは知らないと他人事のように告げて遊馬に恐怖心を植え付ける。 |
15話 | 死闘、決闘庵 伝説のモンスター復活!! | 鈴木 やすゆき | DM、GXのモンスターの木像が登場する。なお5Dsのモンスターは無い。 あらかじめ六十郎の場に青眼と真紅眼、遊馬の場にブラマジ師弟が立っているという六十郎に取って都合のよい条件でデュエルが行われた。 |
16話 | 必殺忍法!最恐忍者あらわる! | 鈴木 やすゆき | モンスターをなるべく墓地に送らないようにする、という教えを貫こうとする遊馬。ライフアドバンテージよりもフィールドアドバンテージを大事にしようという事。 一馬から言われていたデュエル禁止令をここで解かれる。一馬の言葉に従って遊馬の為に行動していた明里が空気を読めない邪魔者扱いされていた。 |
17話 | すべてを見通す者 恐怖の占い師・ジン | 山下 憲一 | Noについて調べようと言い出し、後に応援団未満になるナンバーズクラブが結成される。 アストラルが「100%勝てる相手としかデュエルをしない」と明言。彼からすれば負ければ消滅するのだから当然ではある。 一方で遊馬はこれに反発し、ナンバーズクラブを助けるためにジンに挑む。 |
18話 | カオスエクシーズ・チェンジ!希望の光ホープ・レイ!! | 山下 憲一 | 前座のショックルーラーと本命のビッグ・アイが登場する決闘回。重ねてエクシーズが登場。 ホープレイの効果が進化前のホープと全く接点が無く、むしろリバイス・ドラゴンに近い効果。 ジンがそもそも何者で、どうやって魂を引っこ抜く力を得たのかは不明のまま終わった。 |
19話 | 約束のかっとビング | 吉田 伸 | デュエル無し回。 授業参観なのに二人の事情を優先させるために黙っていた遊馬と、最終的に知人から話を聞いて駆けつける祖母と姉という家族愛を描写した回。 |
20話 | 漆黒のナンバーズ 闇遊馬VS鉄男 | 福嶋 幸典 | 鉄男の全盛期。 遊馬に50連勝していたという話は誇張では無くネジマキカウンターや機械族サポートを駆使してダークアストラルを撃破した。 ただ、希望皇ホープを託され、王の鍵も手元にあったにもかかわらず鉄男はホープに憑依されかけた。 自力で振り払ったが、この事から希望皇ホープも欲望を増幅させる作用がある事が判明した。 |
21話 | 遊馬vsお掃除ロボットオボミ | 鈴木 やすゆき | 良く考えられたテーマ、オンボロボを使うオボミと遊馬の決闘。ガガガガールの初登場回。 リバイス・ドラゴンを出せば早く勝てたが、オボミの心を取り戻すためキーカードを使うという回。 結局ホープがフィニッシャーとなった。 |
22話 | 奪われた皇の鍵!激突カイトVSシャーク | 吉田 伸 | 現時点で強者として描かれていた二人の決闘という事で注目されたが、シャークが意図的に弱くされて一方的な決闘で終わった。シャークは敗北して魂を抜かれてしまう。 融合を使ったことで「あらゆる召喚法を操るのか」とシャークは評したが、カイトが融合を使用したのはこれが最初で最後である。 |
23話 | 宿命の決闘!アストラルVSカイト | 吉田 伸 | アストラルの単独デュエル回と思われたが、ゴゴゴジャイアントとゴーレムを揃えて置きながらカイトに怯えてエクシーズ召喚をせず窮地に陥る。 |
24話 | 魂のエクシーズ召喚!ZEXAL | 吉田 伸 | 酷すぎる回。 ズババナイト、コロボックリ、コロボックリの手札コスト、投下交換の4枚を消費してカゲトカゲを出し、6枚あった手札は1枚になってしまう。 カイトは二体分のリリース要因に使える装備魔法を使うが、アニメ版の銀河眼は通常召喚出来ないため不可能。 決闘中にデュエリストが合体し、悪名高いシャイニングドローというカードを創造するというイカサマをするが、カイトの伏せカードによって引き分けに持ち込まれる。 |
25話 | 時の訪れ 現われし3つの太陽 | 吉田 伸 | デュエル無し回、総集編。 |
*1 なお、この時のシーンにキャッシーが登場している。また、Aパートでの遊馬とシャークのデュエル開始前にも登場している
*3 大事なものってのはな、失ってみると分かるんだよ。本当の価値が!
*4 一見すると何の意味がないように見えるが…。詳しくはダブル・アップ・チャンスの余談の項を参照。
*5 遊馬の初手の手札には、《バイバイダメージ》と《ゴブリンのその場しのぎ》があった。
*6 《ビッグ・ジョーズ》を《アクア・ジェット》で強化
*7 これは鉄男にツッコまれた
*8 先行1ターン目で《ガンバラナイト》をセット(裏側守備表示)したり、あえて攻撃表示で出して相手の攻撃時に《バイバイダメージ》を発動したりといった戦法をとれたはず。
*9 《破天荒な風》で強化して《No.17 リバイス・ドラゴン》を攻撃し、シャークのライフポイントを削ることはできたのだが。
*10 遊馬はこの事についてアストラルに対し、「お前が横でゴチャゴチャ言うから忘れたんだよ!」と言っていた
*11 遊馬は「タクティクスって何?」と宣っていた。
*12 遊馬は「初心者設定」があるため、これらの批判は酷なものだが…。
*13 尚、この時のシャークの手札に《サルベージ》1枚を余らせていた。もっとも、このカードの対象となるのが《ドリル・バーニカル》しかいなかったため、発動しても意味がなかった。
*14 どう聞いても801です。本当に(以下略
*15 ※月曜午後7時30分です。尚、このネタは次エピソードでもイジられていた。
*16 また、このことを監察結果として記憶している。
*17 おそらく何らかのカードで攻撃力を上げたのだと思われるが、詳細不明。