パライア

種族:現神(光陣営)

登場作品:天結いキャッスルマイスター



解説

光系現神に属する第三級神。
緑の杜七柱の一柱である、精霊界を司る精域神。橙の霊輪とも呼ばれる。
精霊世界の一つを司る男性神として、旧大陸の大地や植物に精霊の活力を与えた。
自然を利用した架橋や舗装を得意としており、三神戦争ヴァスタールとの戦いではその能力を活かしてエルフ達を効率よく導き戦い抜いたとされる。
争いを好まぬ慈悲深い神だが、司るものの関係上信仰者は少なく、エルフの中でも精霊と関わり合いの深い者達から信仰されている。
階級を与えられている神ではあるが、人間族からの信仰で台頭した新しい神々と比べて信仰者が少ない為、
特に力を落とした訳では無いものの相対的に序列を落としており、他の神々からは見くびられてしまっているらしい。
ファスティナ創世記の時代にはフィアスピア地方を治めており、現神に支配されない自由を求めて反乱を起こした魔シキ封錬ノ匠の祖先に裏切られて窮地に陥ったが、
フィユシアエルフ族竜族達によって反乱を起こした人間族が倒されて救われ、その功績から神となったフィユシアに後を託して天界へ帰還したという伝承が残っている。
しかし実際には封錬機に封じられた神々や精霊達を救う為に魔シキ封錬ノ匠と戦ったのがパライアであり、
戦いには勝利を収めたが、戦後に行われた交渉において囚われた者達を救い出そうとするも騙され、自身もまた封錬機に取り込まれてしまった。
禁忌の兵器である封錬機から神々を解放する術が確立されていなかった為、現神が定めた規定ではパライアを取り込んだ封錬機も神諸共破壊すべき対象であったが、
神を守ろうとした信徒達によって神響の霞廊に封じられ、以降は精域神戦争の真相と共にその存在を秘匿された。
また外部から解放する術が無かった事から自力での脱出に希望を託すしかなく、
存在を秘匿しながらも信仰力の供給が途切れぬように架空の神であるフィユシアを信仰対象とする宗教が作られ、フィユシア教の信徒からの信仰力を流され続けていた。
しかしあまり上手くはいっていなかった様であり、以降長きに渡って封印状態に置かれ続けた。
神響の霞廊に侵入したガイダルによって暴走させられたが、最終的には娘のフィアとその使徒であるアヴァロ、そして彼等に協力した多くの人々によって封錬機から解放され、
自身の失態で混乱させてしまった信徒達の事をに託した後に神々の世界へと帰還した。


信徒



雑感・考察

実質的にフィユシアの信徒は全てパライアの信徒でもある。
上記解説の様に天結いでは封錬機に取り込まれた状態が「ミストメリラクーナ」の名で登場する。


  • 設定資料集のあとがきによると三神戦争では後方支援として活躍した神であるらしい。マーズテリアは前線で活躍しただろうからパライアに借りでもあるんじゃ。信徒にパライアを助けるよう直接、神託を下すほどですから。 - 考察 (2019-11-10 07:55:15)
  • テール・ユンに乗って神骨の大陸に移住する時、全員いるか点呼取らなかったのか?パライア神がいない。探そう。とは誰も言わなかったのか。 - 考察 (2021-07-11 10:20:38)
  • 居ないなら居ないで後から来るだろ……とかかも。光陣営も光陣営なりに結構いい加減だし - 名無しさん (2021-08-05 16:46:32)
  • ↑「あれ?パライアくんは?」「新しくできた舎弟に後事を任せて一足早く神骨の大陸に行ったみたいっすよ(すっとぼけ」という関係者による迫真の好演技のおかげでは - 名無しさん (2021-08-10 22:07:45)

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最終更新:2019年11月11日 00:31
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