サイモフ・ハルーイン
登場作品:幻燐の姫将軍Ⅱ、戦女神VERITA
解説
カルッシャ王国の宰相。
かつては王宮司教を務めていた事から王や貴族達との繋がりも深く、政治的な才を推されて宰相となった。
既に還暦を迎えているが、他を圧倒する長身と厳粛な態度から老いを感じさせない。
また魔術の腕も錆びついてはおらず、必要ならば第一線で戦う事も厭わない。
カルッシャを三分する勢力の一つである宰相派の中心人物であり、皇太子である
レオニードを傀儡として実質的に国を支配し、衰退しつつある
カルッシャを立て直そうと考えていた。
レオニードは王の器では無いと考えており、また
姫将軍エクリアに対しても
フェミリンスの呪いの存在から否定的。
後継者問題の他にも
ステーシア王妃や貴族達の贅沢による財政難にも悩んでいた。
国内の権力争いや周辺諸国との動乱に備えて
ミレティア保護領の
領主ティファーナとの繋がりを深めており、国家間の策謀に彼女を巻き込む事には良心を痛めてもいたようではあったが、
あくまでも
カルッシャの未来を優先し、
ミレティア領内にある魔法装置を利用する事で武力を得ようと試みていた。
国内の権力争いの最中には対立していた姫将軍派の代表的存在である
ルクレッティアに雇われた
神殺しセリカと相対し、
反乱の罪に問われた
ルクレッティアを見逃す事を条件に
エクリアの暗殺を彼に依頼したが、結果的には
エクリアの存在に興味を持った
セリカが彼女を見逃した為、暗殺は失敗に終わった。
決して無能な人物では無かったが、内部分裂を起こして衰退していた
カルッシャの状況は厳しく、最終的には周辺諸国を下して侵攻してきた
メンフィル軍の前に敗北して捕らえられた。
戦いに敗れた後は
テネイラ事件の真相を語る事で
リウイの濡れ衣を晴らし、また
フェミリンスの呪いについての情報も知りうる限りを彼等に伝えた。
また
リウイによって国外追放される事も決まったが、戦乱の決着までは猶予が与えられる事となり、
カルッシャの建て直しや
リークメイルの碑文解読に協力した。
雑感・考察
幻燐Ⅱのカオスルートでは
テネイラ事件の真相を
リウイ達に話した後に処刑される。
ゲーム上でのクラス名は「宰相」。
戦女神VERITAでは初期状態で「宰相」の称号を獲得している。
またレベルアップする事で「戦衣の宰相」、「大宰相」、「神衣の宰相」、「燐武の宰相」の称号を獲得可能。
習得スキル
魔術・火炎
魔術・純粋
最終更新:2023年06月24日 02:10