ミクリ・ロキ
登場作品:封緘のグラセスタ、天結いキャッスルマイスター(ゲスト出演?)
解説
メフィ公国出身の女魔術師。
優秀な魔術師一族であるロキ家の末裔であり、
アンベルとは親戚関係にあり、お互いに顔見知り。
召喚した
睡魔メトセケマトとの契約に失敗した事で眠れない呪いをかけられてしまい、
身体が眠りに入ると強制的に目覚めてしまうような邪魔が入り、決して熟睡できないという問題に悩んでいる。
寝不足のせいで睨んでいると勘違いされる程に目つきが悪いが、実際に話すと穏やかで気弱な性格であり、目の下のクマを気にする年相応の女の子。
呪いを解呪する為に
メトセケマトの情報を求めて
迎撃都市グラセスタを訪れたが、常に眠気と戦っているせいで戦闘に集中するどころではなく、
頼り甲斐のある仲間を探していた時に
ジェダル達と出会い、以降は
黒の坑の探索を行う彼等と行動を共にするようになった。
解呪が果たされる前に
リリカから
睡魔族の力を遮断する棺を貰った事でしっかりと眠れるようになったのだが、
棺の中で眠っていた時に運悪く遺体の入った棺桶と勘違いされ、その上更に運搬人のミスで川に流されてしまうという不運に遭遇、
その結果として以前
メトセケマトが女王として君臨していた
ザブラハザファに流れ着く事となった。
ザブラハザファでは呪いに含まれる
メトセケマトの魔力の気配のせいで
睡魔イウセトに誤解されて女王に担ぎ上げられ、
自分を探しに来た仲間達と
睡魔達の間で板挟みとなってしまい、
ジェダルと上手く話を合わせて切り抜けようとしたが、以心伝心とはいかずに失敗して彼等に叩きのめされた。
しかし戦闘後には何とか話を合わせる事に成功し、睡魔女王としての本当の身体を取り戻す為に
グラセスタに潜入するという名目で街への期間を果たした。
なお
イウセトには本当は
メトセケマトでは無い事を伝えたが、束の間とはいえ主となってくれた事に恩義を感じているらしく、その後も彼からは忠義を捧げられている。
その後、
黒の坑の探索の中で遂に
メトセケマトの
災怨に遭遇、一度は彼女に身体を乗っ取られてしまったが、
ジェダルや
イウセト達に助けられ、
また討伐された
メトセケマトの力を逆に取り込む事にも成功し、新たな睡魔女王として名実共に
イウセト達一族の正統な支配者となった。
睡魔女王となった後も
グラセスタに留まり、これまでの恩を返す為に
ジェダルや
リリカ達への協力を約束し、
イウセトと共に彼等の力となった。
燐使との戦いでは
リューシオンに由来する
神聖魔術以外が通用し辛い彼等に対抗する為、
性魔術を用いる事で
リリカと同調し、
リューシオンを擬似複製する事で
神聖魔術およびそれを利用した
偽証秘印術も習得している。
レギを倒した後に行われた
ジェダルの戴冠の儀には睡魔女王として参加しており、
グラセスタ側からも公的な要人として扱われている模様。
雑感・考察
西街区に立ち入っているので本編登場時点で
抜闘士の立場なのだと思われる。
棺桶流された後、助けに行かずに放置すると復帰しない。
名字がロキだが北欧神話のロキとは多分関係無い…かと思ったらご先祖がその神にちなんで付けた名字である事がラビリンスマイスターで発覚した。
天結いでは
フィアの
召喚魔術に喚び出される形で登場する。
時系列的には封緘本編の終了後のようだが、ネタ成分の強いアペンドの追加イベントの為、本作での登場が正史であるかは不明。
同じ一族という事もあり、
アンベルとはお互い顔見知り。
ゲーム上ではレベルアップする事で「不眠の抜闘士」、「帯電少女」、「不眠姫」、「絆紡ぐ抜闘士」、「不眠を極めし神傑」の称号を獲得可能。
最終更新:2024年05月20日 21:30