“滅びの枝”より
――――植物園の一件より数日後、「組織」本部の一室にて
(蓮華>・・・・・・ふぅ
頭が働かない時は温かい緑茶に限ります
何故か分かりませんが、こうしていると落ち着くので
それより
何故か分かりませんが、こうしていると落ち着くので
それより
(蓮華>どうしたものでしょうか・・・
現在、私は2つのことについて悩んでいます
1つは、裂邪さんに預けた「レイヴァテイン」の今後
彼の契約していた「シャドーマン」が止めているとは思いますが、
いつ彼が契約して都市伝説に飲まれてしまうか分かりません
契約の負担が軽くできればいいのですが、そんな都合のいい話がある筈も無く
彼の契約していた「シャドーマン」が止めているとは思いますが、
いつ彼が契約して都市伝説に飲まれてしまうか分かりません
契約の負担が軽くできればいいのですが、そんな都合のいい話がある筈も無く
それと、もう1つ
あの時・・・植物園で戦闘していた時
裂邪さんは影を失い、「シャドーマン」を含めた全ての都市伝説を使用できなくなった
でもそれはただ単に、
傍に「シャドーマン」以外の都市伝説がいなかっただけ、とも言えます
つまり、彼が何らかの方法で、例え離れていても他の都市伝説を呼び出せるようになれば
彼はもう、あの時ののような苦しい思いをしなくて済む筈
あの時・・・植物園で戦闘していた時
裂邪さんは影を失い、「シャドーマン」を含めた全ての都市伝説を使用できなくなった
でもそれはただ単に、
傍に「シャドーマン」以外の都市伝説がいなかっただけ、とも言えます
つまり、彼が何らかの方法で、例え離れていても他の都市伝説を呼び出せるようになれば
彼はもう、あの時ののような苦しい思いをしなくて済む筈
・・・本当は、「組織」たる者、あまり一般人とは関わらない方が良いのですが、
それでも私はまだ、彼に返しきれていない気がして
リュウゼツランの種の礼を、まだし足りなくて・・・
それでも私はまだ、彼に返しきれていない気がして
リュウゼツランの種の礼を、まだし足りなくて・・・
(蓮華>・・・ダメですね、頭が破裂しそうです
少し、気晴らしにでも行くとしましょうか
(蓮華>R-No.5、R-No.50はいらっしゃいますか?
(レジーヌ>居る
(蓮華>(2文字ですか・・・)少しだけ、彼女をお借りしても宜しいでしょうか?
(レジーヌ>良し
(蓮華>ありがとうございます
(レジーヌ>居る
(蓮華>(2文字ですか・・・)少しだけ、彼女をお借りしても宜しいでしょうか?
(レジーヌ>良し
(蓮華>ありがとうございます
彼女に軽く頭を下げた後、私は部屋を出た
それにしても、本を読みながら笑っていたような気がするのですが・・・気の所為でしょうか
それにしても、本を読みながら笑っていたような気がするのですが・・・気の所為でしょうか
† † † †
少々自堕落なトップの所為で、このR-No.では、
我々上位メンバーが、区分けされた10の部隊をそれぞれ仕切っていますが、
その区分けされた中で、さらに10名が指揮官の補佐役として選ばれています
R-No.50もその1人
『防衛班』を従える、R-No.5の補佐にして・・・抑制係
たまに暴走するR-No.5を抑えることのできる人材です
そもそも、抜擢したのは私なんですけどね
我々上位メンバーが、区分けされた10の部隊をそれぞれ仕切っていますが、
その区分けされた中で、さらに10名が指揮官の補佐役として選ばれています
R-No.50もその1人
『防衛班』を従える、R-No.5の補佐にして・・・抑制係
たまに暴走するR-No.5を抑えることのできる人材です
そもそも、抜擢したのは私なんですけどね
その彼女、R-No.50は、私が欲しかった程の能力を持っています
能力の性質上、色んな情報が入ってくるので、いつもその情報を提供してくれます
・・・性格に問題があるのですが
能力の性質上、色んな情報が入ってくるので、いつもその情報を提供してくれます
・・・性格に問題があるのですが
コンコン
(少女>『デビルアローは』!?
(蓮華>『超音波』
(少女>『デビルイヤーは』!?
(蓮華>『地獄耳』
(少女>『デビルウィングは』!?
(蓮華>『空を飛び』
(少女>『デビルビームは』!?
(蓮華>『熱光線』
(少女>よぉーし! 声が小さいからもう1回!
(蓮華>『超音波』
(少女>『デビルイヤーは』!?
(蓮華>『地獄耳』
(少女>『デビルウィングは』!?
(蓮華>『空を飛び』
(少女>『デビルビームは』!?
(蓮華>『熱光線』
(少女>よぉーし! 声が小さいからもう1回!
バキッ!!
音を立てて、ドアは部屋の奥に飛んでゆきました
辺りに種と果肉が飛び散ってしまいますが、こういう時にスイカは便利です
その奥では、私と同世代ほどの黒髪の少女がガタガタ震えて涙目で椅子に座っていました
この少女がR-No.50です
正直、あの反応が好きで付き合ってるのかと聞かれれば、嘘とは言い切れません
音を立てて、ドアは部屋の奥に飛んでゆきました
辺りに種と果肉が飛び散ってしまいますが、こういう時にスイカは便利です
その奥では、私と同世代ほどの黒髪の少女がガタガタ震えて涙目で椅子に座っていました
この少女がR-No.50です
正直、あの反応が好きで付き合ってるのかと聞かれれば、嘘とは言い切れません
(R-No.50>な、なななな何さいきなり!? タチ悪すぎるよ蓮華さん!?
(蓮華>貴方にだけは言われたくありません・・・
単刀直入に言いますが、早速頼りたいのですよ
貴方の、「地獄みm
(R-No.50>『デビルイヤー』!
(蓮華>・・・「地ごk
(R-No.50>『デ・ビ・ル・イ・ヤ・ー』!!!
(蓮華>・・・・・・『デビルイヤー』という名の「地獄耳」の力を
(R-No.50>ぐすん・・・結局言われた・・・
(蓮華>貴方にだけは言われたくありません・・・
単刀直入に言いますが、早速頼りたいのですよ
貴方の、「地獄みm
(R-No.50>『デビルイヤー』!
(蓮華>・・・「地ごk
(R-No.50>『デ・ビ・ル・イ・ヤ・ー』!!!
(蓮華>・・・・・・『デビルイヤー』という名の「地獄耳」の力を
(R-No.50>ぐすん・・・結局言われた・・・
彼女は観念して私に向き直った
(R-No.50>分かった、ちゃんと話すよ
・・・って言っても、そんなに大した話はないよ?
まだ『COA』の一件が過ぎて間も無いし、
「教会」がどうだとか、何とか契約書だとか、K-No.が怪しいだとか・・・
(蓮華>・・・はぁ、やはりそうですか――――待ってください、今何と言いました?
(R-No.50>へ?K-No.がどうかした?
(蓮華>その前です
(R-No.50>何とか契約書のこと? こっちはよく分かんないんだ
なんだかブロックがかけられてるみたいでね
(蓮華>・・・契約書・・・その手がありましたか
(R-No.50>それより『デビルマン』の話でもしようよ!
・・・って言っても、そんなに大した話はないよ?
まだ『COA』の一件が過ぎて間も無いし、
「教会」がどうだとか、何とか契約書だとか、K-No.が怪しいだとか・・・
(蓮華>・・・はぁ、やはりそうですか――――待ってください、今何と言いました?
(R-No.50>へ?K-No.がどうかした?
(蓮華>その前です
(R-No.50>何とか契約書のこと? こっちはよく分かんないんだ
なんだかブロックがかけられてるみたいでね
(蓮華>・・・契約書・・・その手がありましたか
(R-No.50>それより『デビルマン』の話でもしようよ!
私は携帯電話を取り出した
(蓮華>R-No.11ですね? 直ちにR-No.研究班を集結させてください
できるだけ、機械に強い都市伝説と契約した人を多く動員してくれると助かります
できるだけ、機械に強い都市伝説と契約した人を多く動員してくれると助かります
携帯電話を閉じて、彼女を向いて頭を下げた
(蓮華>ありがとうございました。私はもう戻ります
(R-No.50>え、いや、今来たばっかりjお、おーい!?
(R-No.50>え、いや、今来たばっかりjお、おーい!?
何としてでも作り出してみせる
1日でも早く作り出してみせる
そうでもしなければ、私の気は収まりませんから
あの方に・・・顔向けできませんから
1日でも早く作り出してみせる
そうでもしなければ、私の気は収まりませんから
あの方に・・・顔向けできませんから
...To be Continued/新たな力へ